シャドウ オブ ザ トゥームレイダー/PS4 (Z指定)
どうも!KENT(@kentworld2)です!
今回は2018年9月に発売されたPS4/Xbox One「シャドウ オブ ザ トゥームレイダー」のレビューをしていきます。
本作は人気アクションアドベンチャーゲーム「トゥームレイダー」シリーズのリブート3作目ですが、既視感はあるもののシャドウとライトのコントラストが素晴らしい作品でした!
まずは良いと思った点から書いていきます。
※Xbox One版はダウンロード専売になります。
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▼このゲームを3行で説明すると?
・ストーリーに沿って道なき道を進んでいく。
・集落などの開けたエリアも存在して寄り道できる。
目次
良いところ
光(ライト)が差し込む世界観
タイトルにシャドウって付いているから世界観は暗いのかなぁ。
そんな先入観を持ってプレイみたところ全くの逆でした!
本作は「”ライト”オブ ザ トゥームレイダー」なんじゃないかと思うくらい明るい世界が舞台となっています。
主な舞台となるのはマヤ遺跡。
ジャングルで覆われたマヤ遺跡は冒険心をくすぐるロケーションが満載で、光(ライト)が差し込むなかを大冒険することになります。
断崖絶壁、滝、沼、洞窟、川。
ララ・クロフトさんにかかればどんな危険地帯でも”道”となり、進んでいくことが出来ます。
この辺りは過去作と大差ありませんが、前述の通り世界観が明るめだから個人的には嬉しかった!
やっぱり、ライトが照らされていた方が風景がよく見えて華やかなんですよ。
過去作ではせっかくの絶景が悪天候で魅力が半減していたこともあったので、快晴で自然がいっぱいの世界を冒険できるのは嬉しかったです!
ララ・クロフトの影(シャドウ)を描いたストーリー
なんで”シャドウ”オブ ザ トゥームレイダーなんだろう?
ここまで読まれた方はそんな疑問を持たれると思います。
世界観が明るいのに不思議ですよね?
前作が「”ライズ”オブ ザ トゥームレイダー」でつづりが似ているから実際には「ライト」なのに「シャドウ」にしたんじゃないかと邪推してしまう勢いです。
でも、ストーリーではしっかりとララ・クロフト(主人公)の影を描いていました。
主人公=正義=正しいと思いがちですが、今作のララ・クロフトは必ずしもそうではありません。時には間違ったことをするかもしれません。
その一環として描かれるのが、幼女時代のララ・クロフト。
なんと今作ではゲーム中のとあるシーンで幼女時代のララ・クロフトさんを操作できるんです!
幼女時代のララ・クロフトさんはおてんば娘だったようで、アスレチックで遊びまくっていたようですね。
運動能力はこの頃から人間離れしたいたようでアスレチックだけでは飽き足らず、家の屋根に飛び乗ったりしますw
しかもスカート姿で激しく動き回るんだからヤバイ!
話がHENTAI方面に逸れてしまいましたが、ララ・クロフトの影を描いているからこそ世界観はあえて明るくしたんじゃないかと思うようになりました。
世界観が明るいからこそ影の部分が際立ち、コントラストが生まれますからね。
シリーズ史上最恐のクライミングアクション
「トゥームレイダー」シリーズはもちろん、欧米ゲームでよく見られるクライミングアクション。
今作でも随所で見られますが、断崖絶壁から落ちそうになるスリル感はシリーズ史上最恐でした!
なんと、ゲームを進めていくと「オーバーハング用登山具」によって傾斜どころか垂直の岩壁を登れるようになるんです!
しかも飛び移る時はタイミング良くボタンを押さなければ落下してしまうので、迫力のカメラアングルと相まって恐怖感を味わえました。
うわぁぁぁ~落ちる~!!!!!
クライミングアクションができるゲームは数あれど、ここまでの恐怖感を味わえたのは久しぶりです。
ちなみに今作で新たに加わったクライミングアクションとしては「ラペリング」があります。
これは崖にロープを取り付けて下降できるアクションなんですが、バリエーションを持たせているという意味では良い追加要素だと思いました。
ステルス性が強化された戦闘
Q.ララ・クロフトさんはど~こだ?
正解は土砂でした!
このように本作ではカモフラージュをして姿を隠すことができるようになったので、ステルス性が強化されています。
そのため、エリアによってはステルスキルだけでクリアできるようになったんです!
銃撃戦も銃撃戦で楽しいですが、ステルス性が増したおかげで攻略の自由度が増したのは嬉しいですね。
まあ、今作では弾薬が若干少なく、ある程度ステルスキルをするのが推奨されていますが。
オープンワールド的な遊び要素
本作はストーリーを進めていくのがメインとなっていて、基本的にはまっすぐ進んでも良いように作られています。
が、ゲームを進めていくと開放的なエリアに何度か訪れることになり、周辺を探索することができるんです!
収集アイテム、素材アイテム、狩り、サブミッションやチャレンジ、チャレンジトゥーム。
開放的なエリアに詰まっている遊び要素を挙げてみました。
宝探しのような遊びを楽しめるので、開放的なエリアを探索している時は魅力的なロケーションと相まってめっちゃワクワクします!
そして、そのワクワク感が面白さへと繋がっていき、本編以上に楽しめました!
毎度のことではありますが、リブート版「トゥームレイダー」シリーズはオープンワールド的なエリアを自由に探索するのが面白いですね。
開放的なエリアで今作ならではだな~と思ったのが、巨大な集落の「隠された都」。
ここだけで一本のゲームが作れてしまうんじゃないかと思うほど沢山の人々が暮らしていて、様々な施設を利用したり、サブミッションを受注出来ます。
過去作ではここまで大規模で栄えた集落を詳細に描いていた印象はなかったので、ある意味、今作で最も進化を感じられた部分です。
物理演算を駆使した謎解きが楽しめるチャレンジトゥーム
そして今作で最も美味しい部分だと思ったのがチャレンジトゥーム!
各地には本編とは関係のないミニダンジョン的なチャレンジトゥームが隠されています。
チャレンジトゥームの特徴となっているのが、物理演算を駆使した謎解き!
最下層には物理の概念を理解して仕掛けを解かなければ行けないようになっていて、コンパクトながらも非常に良くまとまっています。
シリーズではお馴染みの要素ですが、やっぱり最高です!
個人的には本作をプレイしている時の最も楽しい時間でした。
何が楽しいかって、”能動的”に謎解きをしているからです。
物理演算を駆使した謎解き自体はメインストーリーを進めている時にも何度か遭遇しますが、あれは”やらないといけない”から苦痛になることもあるんですよね。
でも、チャレンジトゥーム内の謎解きは”やらなくてもいい”ので能動的に進めてしまい、それが楽しさに繋がっていくんです。
今作では海賊船、鏡の部屋、狂気のトーテムポールなど全部で9個のチャレンジトゥームが存在しますが、もっとやりたいくらい(DLCで7個追加されるので買いたくなるw)。
それだけ今作のチャレンジトゥームもコンパクトに美しくまとまっていました。
新搭載のフォトモードによって生まれる新たな魅力
ゲーム内の時間を止めて好きな角度から撮影できる「フォトモード」。
SIEのPS4ソフトではお馴染みですが、なんと今作にも「フォトグラフモード」として搭載されていました!
しかも単に撮影できるだけではなく、フレーム、効果、表情など細かい調整も可能だからさらに嬉しいですね♪
これでララ・クロフトさんを好きなアングルから撮り放題なので、プレイ中も時間を止めてついつい撮影しまくってしまいます。
上手く行けば胸の谷間やスカートの中を激写出来てしまうかも!?
しかし、カメラが近付けないように調整されているからなかなか上手く撮影出来ません。
こんなところにもゲーム性を持たせてくるとはさすがクリスタル・ダイナミックス&アイドスモントリオール(違っ)。
またしても話がHENTAI方面に逸れてしまいましたが、フォトグラフモードを活用するうえで嬉しい要素がもう一つあります。
なんと、今作では30種類以上のコスチュームが用意されているんです!
中にはお店で購入したり素材を集めて作成しないといけない場合もありますが、様々な姿のララ・クロフトさんを撮影できるのは嬉しいですね♪
もちろん、絶景を撮影できるのも嬉しいですが、美女が主人公なのは欧米のフォトリアルゲームでは珍しいのでフォトグラフモードではそっちばかりに目が行ってしまいましたw
惜しいところ
良くも悪くも過去作と変わらない
あれ?この展開、前も見たような・・・?
このように本作は既視感が強く、過去作との変化を感じにくい部分があります。
前作、前々作はもちろん、同系統のアクションアドベンチャーゲームで見られたようなシチュエーションにも出くわすかも知れない。
やっていることは迫力やスケールがあって凄いんだけど、インフレ化が進む欧米ゲームの中では特別際立っているとは言えません。
一応、今作でもラペリングアクションの追加、水中探索・ステルスアクション・集落の強化など”変えようとする意欲”は見られましたが、もっと根本的な変化が必要だと思いました。
あと、前作で気になっていた点がそのまま残っていたのも惜しい!
具体的に言うと右スティック押し込みによるサーチ機能のやりにくさ、細分化し過ぎている素材アイテム、曖昧なオープンとリニアのレベルデザインなどです。
この辺りが改善されていれば多少マンネリでも受け入れられたかも知れないのに・・・。
今作、前作、前々作はリブート3部作として位置付けられているので、大きく変えることは出来なかったのかも知れませんね。
全体のまとめ
シリーズを通してプレイしていると前作以上に既視感を持ってしまうような作品。
良くも悪くも大きな変化はなく、記事を書く側としても前作のレビュー記事と差別化を図るのが大変でした(記事中にHENTAI成分を含めているのはその意図もあるw)。
このようにレビュアー泣かせの作品ではありますが、ストーリーで描かれる影(シャドウ)を際出すため光(ライト)の描写を強調しているのは嬉しかったです。
つまり世界観が明るいということになるんですが、その手の世界観が好きな者としてはワクワクしました。
また、”ライト”ユーザーの視点から見るとややマイルドになった表現、細かく調整できる難易度設定もプラスに作用すると思います。
よって、本作は3部作の最終章ながらも幅広い層におすすめできる作品だと思いました(Z指定ですが)。
もし、僕が冒険好きだけどフォトリアル系のゲームには抵抗ある方におすすめするとしたら本作を真っ先に挙げたいですね。
既視感はあるが、シャドウとライトのコントラストが素晴らしい3部作の最終章!
こんな人には特におススメ。
・冒険好き。
・謎解き好き。
こんな人にはおススメできない。
・マンネリ感を嫌う人。
シャドウ オブ ザ トゥームレイダー/お気に入り度【75/100%】
プレイした時間・・・約25時間
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シャドウ オブ ザ トゥームレイダー 【CEROレーティング「Z」】 – PS4
普通フォトモードあったら風景撮るだろうにそっちに行くのがkentさんらしいですね笑
今のところ僕も前作とそこまで違うようには感じてませんが、相変わらず僕の好みの方向性過ぎて、全く問題なく楽しめています。
次回記事にする時はもう少し風景にも触れておきますw
僕も好みの方向性なので、探索要素が増してきたらゲーム部分にもエンジンが掛かりそうです♪
幼女時代のララちゃんが出るのはいいですね〜。
トゥームレイダーシリーズはリブート以降、ゲームシステムは完成させてしまったのかもしれませんね。
リブート無印やライズを比較しても根本的な操作性は一緒でストーリーの違いで差別化してるのかなと感じました。
システム面で何か変えるのだとしたら、リブート3部作以降の次回作になるのかもしれませんね。
トモフミさんも興味が出てきたのではないでしょうか?w
ゲーム部分の違いは今の所ハッキリとは挙げられず、表面的な部分ばかりの言及になってしまったのが心苦しいですw
おっしゃる通り大幅な刷新は次回に持ち越しでしょうね。
本作は冒険していない反面、今までの積み重ねで改善されてる部分もあるのでストーリーが気にならなければ、本作からやっても良さそうですね!
TRシリーズは前作と前々作をここ最近やって、食傷気味ですが機会あればシャドウもやってみたいです。
特に明るい世界観に興味を持ちました。
そうですね、正直なところストーリーは特別良いわけではないので、今作からでも良いと思います。
明るい世界は2時間ほど進めたら堪能できますよー♪
ケントさんも好きですねぇ・・・!(笑
今迄が陰鬱なステージが多かったイメージだったので明るいのは意外ですね、それに幼少期のプレイパートがあるとは・・・ストーリーも面白そうだ!
今回はロリコンっぷりを晒してしまいましたw
とりあえず世界観が明るく、過去作品よりも見た目が良くなっているのが第一印象です。
幼女のパンツ写真を撮ってとかの文章は私は何とも思わないですが、後々面倒な事になりそうな気がしないでも無い
その一文だけ切り取って、ゲームを遊ぶ人間は異常だと風潮するような人も居るので念のため…
さっく~も突っ込んでいるのでコントみたいな雰囲気になっていますし、さすがにそんな人は居ないと思いたいですw
幼女ララのパンツは黒です♪
フォトモードではないですが確認しました。
おお!情報ありがとうございます!
まさか・・・黒だったとはw
スマホの写真はどう送れば……
当ブログは画像の投稿機能がないので直接お見せするには外部リンクなどを使用する必要があります。でも、無理しなくて良いですからね~。
言いたいことをレビューで殆ど言われてしまいました笑
期待していたような大きな進化は殆どなかったのですが、フォトモードの追加と明るい世界観が良かったですね〜。
謎解きに関してはコンパクトながらも色々と強化されていて、リブート3作で1番楽しめています!
DLCは購入済みなので、今後の展開も楽しみですね〜。個人的なお気に入り度は90%です!
おお!本当ですか!?それは嬉しいですね~
前回のレビューが見た目ばかりで中身空っぽだったので、今回は本気を出しました!w
チャレンジトゥームの謎解きは相変わらず最高で、余裕があればプレイ日記にしていきたいです。
DLCも購入しようか迷ってしまいましたよw
トゥームレイダーは弟がやっていたので自分はノータッチだったんですよね、謎解きが面白そうなので要チェックです!
トゥームレイダーの謎解きはゼルダ好きならハマります!天火星さんも要チェックですよー♪