ベヨネッタ2/Switch / Wii U
どうも!KENT(@kentworld2 )です!
みなさんはプラチナゲームズという会社をご存知でしょうか?
この会社はアクションゲームの開発を得意としていまして、元カプコンのスタッフを中心に設立されました。
そのため技術力が高く、発売されるタイトルの多くは映像に力が入っているんですが、個人的には好き嫌いがハッキリ分かれる会社に感じます。
映像の美しさとか、アクションの爽快感は素晴らしいんですけどね。
良くも悪くも玄人向けに作られていて、その尖りすぎた作風についていけないことがあります。
しかし、今回レビューする「ベヨネッタ2」は違います。
本当にプラチナゲームズが作ったのかと思うくらいマイルドになっており、アクションも洗練されているので、最後まで楽しく遊べました。
サクサクと進みすぎるあまり、1周プレイしただけでは物足りなく感じるかもれませんが、プラチナゲームズのゲームが苦手な人にもおすすめできる作品です。
ここからはそんなSwitch/Wii U「ベヨネッタ2」の良いと思った点から書いていきます。
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- ステージクリア型のアクションゲーム。
- ストーリーに沿ってミッションをクリアしていく。
- 新奥義「アンブラン・クライマックス」が追加された。
初リリース日 | 2014年9月20日 |
対応ハード | Switch/Wii U |
ジャンル | アクション |
売上 | 初週2.9万本/累計4.5万本 (Wii U) |
推定クリア時間 | 6~8時間 |
発売元 | 任天堂 |
目次
良いところ
より強調されたベヨネッタのカッコ良さ
ベヨネッタのカッコ良さは「2」になってさらにパワーアップしています。
前作で良かった派手なパフォーマンスはそのままに、髪形はショートヘアーにチェンジ。
爽やかな印象がグッと増しました。
演出もより洗練されていて、派手なカットがバンバン挿入されます。
あまりにも派手なので、思わず「ほぇぇぇ~」と口に出してしまうくらいw
プロローグでは怒涛のアクションシーンが挿入されるので、今作からのプレイヤーも釘付けになってしまうほどの威力を持っています。
爽快なアクション
アクションの爽快感は大幅に強化されました。
前作は打撃攻撃の効果音量が小さく、意外と爽快に感じなかったんですが、今作では改善。
敵に攻撃を当てるとバンバン音が鳴るので、爽快感のあるアクションを楽しめます。
また、ヒットストップの演出も強調。
コンボが決まった時には自分と相手が一瞬だけ止まるので、攻撃を当てた時の手応えもバッチリ味わえます。
効果音量とヒットストップ。
この2つが強化されたことで相手を殴ったり斬ったりするのがさらに楽しくなりました!
さらに「アンブラン・クライマックス」という新奥義が追加。
魔力を溜めることで強烈な打撃攻撃を繰り出せるようになったので、豪快さが増しています。
でも、ガムシャラに攻撃をしていたら反撃されてしまいそうですよね?
今作ではその点もわかりやすくなっていて、「あ!今は敵のターンだな!」とプレイヤーに感じさせるような工夫がなされています。
まず、敵が攻撃をする際に放たれる光がわかりやすくなりました。
光の演出は前作にもあったんですが、今作では眩しいくらい光るようになっているので、敵の動きを凝視しなくても反撃されるタイミングがわかりやすくなっています。
さらにボス戦ではヒットストップを使った合図が強化。
反撃される時には画面が一瞬だけ止まるので、「あ!攻撃される!」と感覚でわかるようになっています。
この演出はアクションゲーム初心者ほどありがたい物ではないでしょうか?
ぼくが思うに、アクションゲームに慣れていない頃ってボタン連打で一方的に攻撃をするもんだと思うんですよ。
で、敵の動きをよく見ないので、すぐに反撃されてしまう。
その点が大きなハードルになっていると思うんですが、今作では「今は回避をして下さい!」とさりげなくプレイヤーに伝えてくれるので、気持ちよく戦えました。
もちろん前作で見られたウィッチタイムも引き続き搭載。
敵の攻撃が当たる直前に回避が成功したら周囲の時の流れが遅くなり、敵に大きなスキが生まれるようになります。
そして、多くのダメージを与えられるようになるので、回避が成功した時の快感も残されていると思いました。
マイルドになったストーリー
ストーリーは前作よりもマイルドになっています。
まだ唐突な印象は否めませんが、前作よりはわかりやすくなっているので、感情移入ができました。
というのも、今作のストーリーは目的がハッキリしているんですよね。
幼なじみ・ジャンヌを救うとか、絶界の霊峰へ向かうとか。
今は何を目標に進んでいるのかわかるようになっているので、話を理解しやすく感じます。
新キャラクターとしては少年・ロキが登場。
彼は悪ガキのような性格をしていますが、ベヨネッタとの掛け合いが面白く、冒険のパートナーとして良い味を出しているんですよね。
前作のPS3/Xbox 360版にはなかった日本語ボイスも追加されましたし、今作のストーリーは随分とわかりやすくなっているように感じます。
鮮やかで派手なグラフィック
グラフィックのテイストは前作から大きく変わっています。
前作は灰色を基調とした地味なものでしたが、今作は一変。
色彩が強調された、カラフルで華のある世界が主となっているので、明るい世界が好きなぼくの趣向にハマっています。
ベヨネッタの髪型も個人的に好みなものですし、表面上の印象もグッと良くなりました。
また、ゲームシーンの迫力もさらに増加。
環境破壊描写がふんだんに取り入れられ、高速移動で奥へ奥へと進んでいくシーンも増えたので、迫力のジェットコースター体験を味わえるようになっています。
ここまで派手だと負担が大きくなりそうですが、多くのシーンでは60fpsを維持しており、滑らかに動くので、「Wii Uってこんなにも性能が良かったのか!?」と思いました。
怒涛のゲーム展開
ゲームクリアまでのプレイタイムは10時間未満となっています。
クリアタイムだけを見ると短く感じますが、展開が怒涛すぎるので、10時間未満とは思えないほどの充実感があります。
もう、最初のプロローグ(約30分)だけでも濃厚ですからね。
あらすじを聞きながらの戦闘、ラスボスにもできそうな派手すぎるボスとの連戦、そしてビューティフルなムービーシーン。
これらをたったの30分で味わうことができるので、すぐに「楽しい!」と感じました。
おまけ要素が満載
おまけ要素は前作に続いて充実しています。
高難易度モード、任天堂キャラクターをモチーフにした新コスチューム、充実のギャラリーモード、オンラインでの協力プレイモード、戦闘をとことん楽しめるEXTRAステージなどなど。
長く楽しめる要素が満載で、隅々までプレイしたら30時間は遊べるのではないでしょうか?
Wii U版の場合、前作がおまけで収録されているのも嬉しいですね。
しかも
- 任天堂キャラクターのコスチューム
- 日本語ボイス
- Miiverseとの連動と
といった新要素を搭載し、最適化も行われているのですから、PS3/Xbox 360版をプレイ済みでもまたやりたくなってしまいます。
ぼくも「2」の出来が良かったので、どこが変わったのか気になってつい比べながらプレイしてしまいました。
注意点
まだ少し残っている癖の強さ
前作(というかプラチナゲームズ全般)で見られた癖の強さはまだ少し残っています。
ボス戦は冗長ですし、ムービーシーンも長いです。
ストーリーもわかりやすくなっているとは言え唐突なところはありますので、ゲーム初心者の方ですと、苦手意識を持ってしまうかも知れません。
個人的にはこのくらいだったら良いと思いましたけどね。
前作で見られた即死クイックタイムイベントは廃止されていますし、攻撃と回避のタイミングもわかりやすくなっているので、今作はストレスを感じずに楽しめました。
ベヨネッタ2のレビューまとめ
より洗練され、マイルドになった「ベヨネッタ」の続編。
正直なところ、前作は合わなかったんですが、今作は楽しめました。
プラチナゲームズの苦味が全体的に薄くなっていて、アクションゲームとしての爽快感が増しているので、より多くの人におすすめできます。
サクサク進みすぎてしまうあまり、1周クリアまでのプレイタイムは短くなってしまいましたが、やり込みを含めたら満足できました。
より洗練され、マイルドになったプラチナゲーの決定版!
こんな人には特におススメ。
・アクションゲーム好き。
・スタイリッシュなゲーム好き。
こんな人にはおススメできない。
・アクションゲームが苦手な人。
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Nintendo | PlayStation |
Xbox | etc |
確かにps2〜3時代に頻発していたDMCライクの作品(てかそのディレクターの人の作品だけど)の中では突出したデキだと思います。
前作でどうしても気になったQTEやバランスブレイカー要素が修正されてゲームバランスが引き締められた、理想的な形の「2」ですね。
気がつくと愛青4丁に戻っているのは皆通る道と思いたい。
ただ…かなーり前に戻る必要のある隠しヴァースだけはやめてほしかったなぁ。
近いうちにリメイクレビューしますが、前作はあまり楽しめなかったんですよね。
DMCも操作が煩雑で楽しめた作品は少ないし・・・
今作のQTEは全然苦じゃなかったです。前作は即死系がありましたもんね。
あのベヨネッタをこんなに改善できるとは。
隠しステージは難しくてまだクリア出来ていません(^_^;)
私は正直、ロリっ子が好きなのであまりベヨ様にはときめかなかったのですが、スマブラ参戦でちょっと興味を持ちましたね。今はゼルダシリーズや零で忙しいので余裕が出たら本作をプレイしてみたいです。全体的に前作よりはあらゆる面でマイルドになっているのですね!それはよかった!ベヨネッタ2を買うかどうかの際はこのブログの前作のレビューを参考にしましたが、零を優先的にしちゃったんだよな〜。それにしても本作は製作者のフェチズムが全開なある意味思い切った作品ですよね(゚∀゚)
僕もロリコンなのでベヨ姐さんとはお付き合い出来ませんが、爽やかな女性は好きなので、髪を短くしたのは好印象です!
同時期に零も発売されてましたよね。そちらはリアルタイムでプレイしましたが、結果的にはベヨネッタ2の方が圧倒的に気に入りました!
ヒロインは零の方が好みですけどねw
ベヨネッタ2は前作が合わなかったので見送ったんだけど、それは間違いでした!
Kentさんもロリ好きなんですね。
ベヨ姐さんは主人公という位置づけだから個人的に最初の抵抗感がハンパないですが、デザイン自体は好きですよ。「灼眼のシャナ」のマージョリーを彷彿とさせてかっこいいです。
私も2のショートヘアーのベヨ姐さんがどちらかといえば好きです。
ヒロインはやはり零が魅力的ですよね。私がHD機ではじめて堪能した美女です(*゚∀゚*)
はい!ロリコン系ですw
でも、言う事を聞いてくれる子が良いなぁ。
前作の姐さんは髪形に惹かれなかった。
零はキャラクターの造型が素敵すぎる!
ベヨネッタはQTE以外は基本好きなんですよね。
2は持ってないですけど、1を楽しめた人なら楽しめますかね?
プラチナの悪い部分とされる部分が自分は結構好きな部分もありますね。カメラワークは苦手ですけどwww
冗長なの事態は嫌いじゃないです。
自分は決してロリコンではないですが、年上好きって訳でもないですwww まあ、年齢はあまり気にしないタイプなのでwww
1のクドイところが好きだったらアッサリに感じるところはあるかもしれません。
でも、さらにスタイリッシュになって、見とれてしまいますよー
Wii Uを持っていたらどうぞ!
ダッジオフセットを絡めた途切れることなく続く攻防戦も、本シリーズの魅力を語るのに欠かせない要素のひとつだと思います。
突き詰めていくと見えてくる大切な要素ですよね!
キャラや世界観は以前から興味あったけどアクションが苦手なので相変わらず買えない
アクション要素なしのRPGとかで出せないかな?
アクション苦手な人でも楽しめるような配慮が満載ですよー
おー高評価で良かった
楽しめてもらえたらなによりです
サクッと遊べるのも良いところなんですよね
その分密度が濃いですから
2は前作から正当進化となってて、人にオススメしやすくなりましたねー
そのため、味付けはマイルドになったのですが、僕は前作のくどさがネタ的にもゲーム的にも好きだったんですよねw
これをきっかけにまたベヨ2もやろうかしら
コメント見る限りベヨ姐はあまり好みじゃ無さそうですねー
めっちゃ良いキャラしてると思うのになー!
はい!楽しめました!
最初の30分から前作との違いを感じられ、一気にプレイしてしまいましたねー。
2日くらいでクリアしてしまいました。
前作は癖が強い印象でしたが、だからこそハマってしまうというのも分かりますw
ベヨ姐さんは恋愛対象にはならないかなぁ。
でも、キャラクターとしての愛着は今作の日本語ボイスで持てました!w
素晴らしいゲームをありがとうございます!
僕がwiiUを買おうと決めた理由に「ベヨネッタの新作や零も!」(当時ps3持ってなかった)、というのがあったのですが、結局まだ両方とも買っていません‥(笑)。
連日のレビューを見て、イージーモードあるなら僕にもできそうなので、今後wiiUソフトは中々手に入らなくなりそうだし、買っておこうかなーと思ってます。