2017年7月に配信されたPSVR「SUPERHOT VR(スーパーホット ブイアール)」。
プレイヤーが動いた時だけ時間が進むFPSのVR版ですが、これは凄い!凄いです!
ぼくは本作をプレイしてバーチャルFPSの片鱗を堪能できると思いました!
本記事では本作のレビューをしていきます。
通常版のレビューはこちら。
※本作は約2,500円のダウンロード専売タイトルになります。
※本作をプレイするにはPSVRの他にPS Moveが2本必要です。
累計1,000記事突破!KENTがプレイしたゲームのレビュー記事一覧へ
- プレイヤーが動かない限り敵も動かないFPS。
- PS Moveを二丁銃に見立てて操作していく。
- 弾が飛んできたら首を傾けて避けていく。
初リリース日 | 2017年7月21日 |
対応ハード | PS4 |
ジャンル | FPS |
推定クリア時間 | 3~4時間 |
価格 | 2,545円(税込) |
発売元 | SUPERHOT Sp. Z o. o. |
目次
良いところ
一体感が半端ない
数多くの賞を受賞した「SUPERHOT(スーパーホット)」。
プレイヤーが動いた時だけ時間が進むという斬新なゲームシステムによってFPS業界に革命を起こしました!
本作はそんな「SUPERHOT」をプレイステーションVR向けにアレンジした作品なんですが、これが凄いのなんの!
本当にバーチャル世界へ入って「SUPERHOT」を体感しているような感覚を味わえるので驚きました!
まず、感心したのが銃やオブジェクトを手に取る感覚。
PS MoveのTボタンとMoveボタンを押す事で近くの銃やオブジェクトを握ることができますが、ボタン配置的にPS Moveを握るかのような感覚なので一体感が半端ないんです!
もちろん、握ったアイテムはPS Moveを動かすことで同じように動きますし、銃の場合はTボタン(トリガーボタン)を押すと弾を発射出来ます。
何だこの一体感は!?すげぇ!
銃が目の前に飛んでくる恐怖感
うわぁぁぁぁぁ~!!!!!
オリジナル版と同じように敵が放ってくる銃弾は時間を操って避ける事になります。
が、VRヘッドセットから見える360度映像表現によってまるで目の前に弾が飛んでくるような感覚を味わえるので、恐怖感が半端ない!
しかも銃弾が顔の近くまで飛んでくると風圧音が耳に響くので、さらに怖い!
普通のFPSだったら銃弾なんて一瞬で過ぎ去りますが、少しずつ時間を操って避けていく本作の場合は通り過ぎるまでの時間が長く、銃弾を避けている感が凄いです!
全身を使ってFPSを楽しめる!
各ステージをクリアするには全身を使わなければなりません。
弾が飛んできたら首を動かしたり体を曲げたりして避けなければなりませんし、床に銃が落ちている場合はしゃがんで拾う必要があります。
ポイントなのが、コントローラを使って行うだけではなく、自分の体も動かさないといけないこと。
そう!「SUPERHOT VR」は体感型FPSなんです!
ゲーム内の時間を進めるにはPS Moveを持った手を振ったり、首を動かす必要があるので、ゲームをクリアする頃には汗だくになっている事でしょう。
高難易度だけど、テンポが良くて中毒性が高い!
オリジナル版と同じく本作は難易度が高めに設定されています。
というのも敵の銃弾に一発でも当たったらゲームオーバーになってしまうからです。
しかし、すぐにステージの最初から再開できるのでついついプレイを続けてしまう!
気が付いたら10分、20分、30分と時間が過ぎ去ってしまいました!笑
ちなみにステージは1つにつき5~6セットの戦闘が用意されていて、敵を全滅させる毎に次のセットへ進めます。
オリジナル版とは違って自由に移動できない関係でこのような構成になっているんですが、長過ぎず短過ぎずで絶妙な長さに感じました。
SUPERHOTらしさも満載!
オリジナル版で見られたアクション映画をモチーフにしたようなシチュエーションのステージ。
考察が捗る謎だらけのストーリー。ユニークな演出は本作でも健在で、ゲームシステム以外にも”らしさ”は満載でした。
3D酔い対策のためかクリア後のリプレイ機能は搭載されていませんけどね。
惜しいところ
起動時に訳が分からなくなる
あれ?真っ暗だぞ?????
壊れたのか?????
ゲームを開始すると画面が真っ暗になりました。ボタンを押しても何も反応なし。
調べてみたところPS Moveを2本接続した状態でトリガーボタンを押すと動くようになっているようですが、非常に分かりにくいです!
初めて起動した時はフリーズしたのかと思ったので、再起動してしまいましたよw
バーチャル世界を舞台にしているのでゲームらしいメニュー画面を排除したい気持ちは分かるんですけどね。
あまりにもプレイできる環境が限られている
「SUPERHOT VR」面白いなぁ♪
あ、それ、あ、それ、それそれそれそれ~♪
いてぇ!!!!!
「SUPERHOT VR」ではPS Moveが自分の手となり、現実世界と同じ感覚で周辺にあるアイテムを拾ったり、拾った近接武器を振り回す事になります。
が、それ故に広い場所でプレイしないと現実世界の壁にぶつかってしまい、危険です。
また、座ったままプレイしていると床に落ちているアイテムを拾いにくくなるので、立ちながらのプレイが推奨されます。
ただでさえPS Moveが2本必須だと言うのに部屋の広さも求められるとはなんてハードルが高いゲームなんでしょうかw
肝心の操作性に関しても良いとは言えず、PSカメラがPS Moveを上手く認識してくれず画面上の手がワープしたりして困りました。
全体のまとめ
不親切で操作性が悪く、プレイするまでのハードルが非常に高いのでクソゲー認定する人も居ると思いますが、個人的には非常に可能性を感じる一作に感じます。
特に銃を拾って敵に銃弾を当てる感覚は本物そっくりで、バーチャルリアリティの片鱗を堪能出来ました。
移動は一切出来ず、ゲーム性も簡略化されていてまだまだ発展途上ですが、真のバーチャル体験を味わえる日はもう目の前まで迫っているんですね。
21世紀を生きていると自負したい場合は是非、本作をプレイしてほしいです!
個人的には環境さえ整えられたらプレイステーションVR専用タイトルの中でも特におすすめしたい作品に感じます。
本作に慣れてしまうと無印版には戻れませんw
超粗削りでハードルも高いが、バーチャルFPSの片鱗を堪能できる意欲作!
こんな人には特におススメ。
・バーチャルリアリティを堪能したい人。
・FPS好き。
こんな人にはおススメできない。
・短気な人。
SUPERHOT VR(スーパーホット ブイアール)/お気に入り度【90/100%】
プレイした時間・・・約5時間
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Nintendo | PlayStation |
Xbox | etc |
VRゲームは気になってるゲームが多いので、レビュー記事はすごく参考になって嬉しいです。
面白そうだけど、広い場所の確保が難しそう。
個人的にスカイリムVRが気になってて安くなったら買おうと思うんですが、安くならないですねえ。w
そう言って頂けると嬉しいです!
記事タイトルにもしたように本作のポテンシャルを発揮出来る環境はあまりにも限られていますね・・・
スカイリムVRは僕も気になっています。セールになったら買いたいですね♪それともパッケージ版を買おうかな?
ノリノリの姿が体感をイメージさせてくれるな。
PSmove2本は中々大変に思うが、両手の体感には欠かせない。
立ってなら両手両足等も考えて欲しい風に思うな。
しかしながらソニーもセットでお得パックやら出さない謎。
こちらはPS3時代の購入品と捨て値品を買いためていたのが功を奏した?感じではあったが。
ただのゲームではないので、体を張って魅力を伝えてみましたw
PS Move2本も揃えるのは大変ですが、フルに体感するためには欠かせません。
本作はドラクエXIの発売週にひっそりと配信されたので、SIEとしても力を入れる余裕がなかったのかも。
今だと『Day of Play』でのPSMOVEセット販売しかやってないっすね。
http://www.jp.playstation.com/psvr/product-lineup/cuhj16004/
6月8日から18日までなので、目玉かも?です。
個人的には、『VIVE PRO』でやってみたいのですが、フルセット(約17万円)が初日10分程度で完売した挙句、未だに再販売する見込みもないようなので、早くして欲しいところですね…w
VIVEをアップグレードして遊べるキットだけで、フルセットと同じ価格なので、PSVRにした方が良いのか悩み中です…
無線でプレイ出来るのは魅力的です。ですが、17万円というお値段は現実的ではないですね汗
あとは対応ソフトがどれだけ揃うのかという問題も・・・。
PSVRは価格が安い分、悪かろうな部分はあると思います。そこにどれだけ目を潰れるのかどうかですね。
そうですね。
Steamが提供するプラットフォーム『Steam VR』であれば、HTC VIVE/Oclus Rift/Windows MRから、予算に応じて、好きなものを選べば良いと思います。
非公式ツールを使えば、『VIVE/WindowsMR』から『Oclus』専用ソフトも動かせたりしますし、OclusRiftの開発者自身も、このプロジェクト(REVIVE/OpenVR)に参加していますから、今後の進展に期待です。
ゲームパソコンに約15万円、VIVE Proに約16.2万円かけるとしても、お値段が高い…(VIVE PRO HMD単体では、約9.7万円ほど)
どちらにせよ、魅力あるコンテンツが拡充すれば、よりVRは活発化すると思うので、開発者様には、より良い新作を出して欲しいところです。orz
関係ないですが、匿名になってしまった…w
ひぇぇぇ・・・僕が年に使っているゲーム代を超えてしまいそうですよw
VR市場はまだまだ黎明期で課題は多いですが、非常に興味があります。
VRゲーの中でもRez infiniteに次ぐ衝撃がありました。
仰るとおり一体感が半端なく、映画で見たようなスローモーションでの銃や剣の応酬を体験できるのは誰しも一度は夢見たことではないかな。
敵が赤いオブジェクトでガラスのような質感なのも、壊したくなる&抵抗感なく殺れるのは良かったw
おお!グリグラさんも高評価なんですね!
一体感を味わえるうえSUPERHOTならではのスローモーションアクションで戦えるので、映画の主人公を体感する事が出来ます。
そうそう、敵の表現が簡略化されているところも直接攻撃する時の抵抗を抑えていて良いですよね!
“超荒削り”の前置きからの90%とは、それだけ強烈な魅力があるということですね
あまりにも粗削りな作りなので、実は当初、65%にしようかと思いました。
でも、物凄い熱中して衝撃を受け、冷静に考えたら無印版よりも楽しんでいる自分が居るのに気が付いたので90%にしてみました!
これは、面白そう!!
セールとかきたら手をだしてみたいなあ
最近VRは久々にやると気持ち悪さが復活してスカイリムも進められなくなりました
慣れってすごいんですがしばらくプレーしないとまた慣れてた部分がリセットされます。
このゲームはむぐおさん、楽しめるのか紙一重ですが、良い環境でプレイ出来たら体感型FPSとして楽しめます!
スカイリムVRはそのうちプレイしたいですね。こちらもかなり凄いようですから。セールになるのを待つかパッケージ版を買うべきか・・・
確かに時間を置いてからプレイするとまた新鮮味を味わえて得した気分を味わえますね♪
おおっ
名前忘れたとおもってたのに!よくわかりましたね
スカイリムVRはプレゼンしたいくらい面白いです。
さすがに毎日VRかぶって3時間くらいやって50時間くらいやると現実までゲームの世界みたいになってくるんで疲れてやめてしまいました
しかしps moveを2本ゲットするのが1番面倒ですね
最近は匿名でも常連さんだったら挙げられているタイトルや文体で誰なのか大体分かるスキルを身に着けてしまいました笑
スカイリムVRのプレゼンはされたいですねー!
でも、PSVRを持ち運ぶハードルがあるからなかなか難しいのが残念。
VRゲームを累計50時間もプレイしたことはないですw
大抵は5時間。長くもって10時間程度で底が見えてしまいますからね。
それだけスカイリムVRは大ボリュームなんですね。本編をVR化しているから当然か。
SUPERHOT自体好きなゲームですがこれは本当に面白そうですね!
PSVRを買い戻したら真っ先にプレイしたくなりましたよ。
個人的にはVR版じゃないと物足りなく感じてしまいました!笑
広い部屋で立ちながらのプレイじゃないと操作性が悪く感じると思います。
プレイする時は是非、リビングで!笑
うおっ、PV数めちゃ低いですね…
プレイするまでのハードルが高いので仕方がないかもしれませんが、PSVRとPSMoveをフル活用していて、ゲームデザインも斬新なのでもっと広まってほしいです。
通常版とVR版で分けて売られていますが、プレイさせてもらって納得しました。
はい・・・気合を入れて記事を書いてみましたが、あまり読まれていないようで残念です・・・。
少し前に通常版のレビュー記事を公開していたので、もしかしたら同じ物と思われているのかも知れませんね。
実際にプレイしたら全くの別物だと分かりますが、そこまでのハードルがあまりにも高いですから。
実は最初のセールの時に両方購入していたと言う。
ノーマルSUPERHOTはキャラクターを操作して戦場を掻い潜る。
VRSUPERHOTは迫って来る攻撃の壁を避けながら振り抜く。
どちらもクセは違い面白い。
個人的には移動の動作よりも反撃に絞ったVRの方が好みではあるな。
立って遊ぶ事を意識する空間を求められるのが、良くも悪くも敷居の高いところだな
そうでしたか・・・そうなると、僕のレビューを期待していた感じかな?
VR化するとゲーム性がシンプルになってしまいがちですが、本作は上手くアレンジしていたと思います。
VR版は当初微妙でしたが、慣れてくるとこっちの方がしっくり来ますね。
人は、購入したがプレイしていなかった、とそれを言う。
購入のきっかけは別だったが、プレイのきっかけはKent氏のレビューだな。
あえてKent氏に振る事でプレイする切っ掛けを作らせてもらったとなるのだろうか。
評判を見て購入及びダウンロードまでの熱意と、ダウンロードしてあるのを起動する原動力は別物だったらしい。
なるほど。確かにダウンロードするまでの熱意とそこから起動するまでの熱意は別ですねw
セールだからとりあえず買って積むことはよくあります。そんな中、当ブログの記事が起動するきっかけになったら嬉しいですね~!