【レビュー】キャットクエスト2 [評価・感想] 手軽に協力プレイを楽しめるオープンワールドゲーム!

どうも!KENT(@kentworld2 )です!

今回は2020年2月に配信されたPS4/Switch「キャットクエスト2」のレビューをしていきます。

本作をひと言で表すと、

「手軽に協力プレイを楽しめるオープンワールドゲーム」

といったところでしょうか。

基本は前作を踏襲していますが、新要素の協力プレイによってさらに魅力的な内容になっています。

特にSwitch版はJoy-Conを分離してのおすそ分けプレイにも対応していますので、友達にもおすすめしやすくなりました。

前作で見られた課題はまだ残されていますが、低価格のダウンロードゲームとしてみたら満足度は高いです。

ここからはそんなPS4/Switch「キャットクエスト2」の良いと思った点から書いていきます。

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このゲームを3行で説明すると?
  • ネコとイヌが主人公のオープンワールド型アクションRPG。
  • クエストをこなしてストーリーを進めていく。
  • 広大なフィールドには数十もの集落やダンジョンが存在する。
初リリース日 2020年2月6日
対応ハード PS4/Switch
ジャンル アクションRPG
価格 1,500円(税込)
推定クリア時間 4~6時間
発売元 フライハイワークス

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良いところ

協力プレイによって進化した駆け引き

本作で特筆したいのが、協力プレイによって進化した駆け引きです。

ぼくのようなぼっちゲーマーですと、一緒に遊べる友達が居ないので、協力プレイと聞いても魅力を感じません。

ですが、本作の場合、

  • 1プレイでもCPUが相棒を操作してくれる
  • ボタン1つで操作キャラを瞬時に切り替えられる

といった仕様によって1人プレイでも恩恵を味わうことができます。

イメージ的には「イース」シリーズのような感じでしょうか。

「イース」シリーズは本作と同じアクションRPGで、戦闘はリアルタイムで進行していきます。

そして、攻撃や回避アクションを駆使したヒット&アウェイが基本戦法となっていますが、状況に応じて操作キャラを切り替えなければいけません。

打撃攻撃に弱い敵と戦う場合は打撃タイプのキャラに。

射撃攻撃に弱い敵と戦う場合は射撃タイプのキャラに切り替えて戦う。

そんな戦法が有効なゲームなんですが、「キャットクエスト2」でも同じような要領で戦うと有利に進められます。

打撃攻撃に弱い敵と戦う場合は打撃タイプのキャラに。

魔法攻撃に弱い敵と戦う場合は魔法タイプのキャラに切り替えて戦う。

こんな感じで操作キャラを臨機応変に切り替えていく必要があるので、前作よりも駆け引きが増しました。

そういう意味で触れておきたいのが、杖を使ったホーミング攻撃が追加されたことです。

この技はMPを消費せずに使えますが、装備した場合、体力の最大値は半分になります。

そのためダメージを受けないよう、離れて戦わざるを得ないんですが、そんな時、前衛に打撃キャラの仲間が居たらどうでしょうか?

前衛の打撃キャラが敵と戦い、後衛の魔法キャラがホーミング攻撃で援護射撃を行うという、最高のチームワークを発揮できそうですよね?

この点に関してはCPUだと融通がきかないので、2人プレイの方が恩恵を受けやすくなっています。

まとめさせていただきますと、1人プレイの時は切り替えアクションによる駆け引きを。

2人プレイの時は役割分担の楽しさを味わえるようになっているので、「協力プレイに対応」とひと言で片付けるのは勿体ないほど魅力が詰まっています。

進化したフィールド

フィールドは前作に続いてオープンワールド制を採用しています。

屋外ではどんなに移動してもロード時間が発生することはありませんし、物凄い数の街やダンジョンを確認することができます。

前作と違うのが、フィールドに多様性が生まれたことです。

前作では大半のエリアが緑に覆われていましたが、今作では砂漠地帯が新たに追加。

北のエリアは大半が砂漠地帯となっているので、前作よりもメリハリが生まれています。

屋内のダンジョンにしても使い回しが減っていて、ある程度は新鮮味を感じられるようになりました。

ダンジョンの中には複数の部屋が存在して、それぞれのエリアを探索する形式となっているので、より本格的になっています。

もちろん、前作で見られた自由度も健在。

メインストーリーをそっちのけてサブクエストを攻略したり、ゲームクリアとは直接関係ないダンジョンを攻略することもできます。

その際には推奨レベルを遥かに上回るほどの強敵に出くわしてしまい、返り討ちに遭ってしまうこともありますが、そういうのもオープンワールドゲームの醍醐味ですよねw

可愛いけど裏がある作風

前作で見られた二面性のあるストーリーは今作でも健在です。

登場キャラの大半はネコとイヌで可愛い感じですが、ストーリーはシリアスなものとなっています。

それも王道のようで王道ではなく、メタフィクション的な要素も含まれているので、特に終盤は引き込まれました。

それでいて随所で可愛らしさを残しているので、妙な魅力があります。

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惜しいところ

まだまだ単調

前作で見られた単調さは完全には解消されていません。

確かに協力プレイや切り替えアクションで戦闘にメリハリが生まれましたし、フィールドの多様性も増していますよ?

しかし、クエストはマーカーを追いかけて戦闘をするものばかりなのは改善されていませんし、ストーリーもお使いが目立っています。

前作よりもダンジョンの構造に多様性を持たせているのである程度はメリハリができていますが、それでも戦闘が中心なので、単調なのは否めません。

ゲームをクリアしてからも5時間ほどサブクエストやダンジョン攻略に励んでいましたが、作業的に感じてしまい、全てを極める気にはなれませんでした。

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キャットクエスト2のレビューまとめ

前作を正当進化させたような作品。

まだまだ改善の余地はありますが、前作で見られたお手軽感を残しつつもゲームプレイに多様性を持たせています。

切り替えアクションができるようになった関係で「イース」シリーズっぽくなっているので、同シリーズのアクションが好きな人はハマるかも!?

良くも悪くも正当進化なので、前作から続けてプレイするとマンネリに感じるところもありますが、「キャットクエスト1」と「キャットクエスト2」。

どちらがおすすめなのかと訊かれたら「2」と答えます。

ストーリーは独立しているので、「1」をプレイしていない方が今作から始めても問題ありません。

手軽に協力プレイを楽しめるオープンワールドゲーム!

こんな人には特におススメ。
・協力プレイ好き。
・オープンワールドゲームを手軽に楽しみたい人。

こんな人にはおススメできない。
・ドップリと遊びたい人。

お気に入り度【75/100%】

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