Jスターズ ビクトリーVS/PS3 / PSVITA
どうも!KENT(@kentworld2 )です!
今回は2014年3月に発売されたPS3/PSVITA「Jスターズビクトリーバーサス」のレビューをしていきます。
本作はジャンプの人気キャラクターが集結する対戦アクションゲームですが、キャラゲーとしては十分に楽しむことが出来ました!
ゲームバランスに目が行くとツッコミどころ満載ですが、簡単操作で楽しめるので原作ファン同士で楽しむお祭りゲーとしては良いんじゃないかなと。
そんなPS3/PSVITA「Jスターズビクトリーバーサス」の良いと思った点からまずは書いていきます。
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- 週刊少年ジャンプの歴代キャラクターが集結した対戦アクションゲーム。
- 3体のキャラクターを切り替えながら戦っていく。
- サポートキャラクターによるアシスト攻撃も可能。
初リリース日 | 2014年3月19日 |
対応ハード | PS3/PSVITA |
ジャンル | 対戦アクション |
推定クリア時間 | 15~25時間 |
売上 | 初週21.6万本 |
発売元 | バンダイナムコエンターテインメント |
目次
良いところ
ジャンプの人気キャラクターが大集合
本作では以下のキャラクターを使用することが出来ます。
・モンキー・D・ルフィ(ONE PIECE)
・ボア・ハンコック(ONE PIECE)
・赤犬(あかいぬ)(ONE PIECE)
・ポートガス・D・エース(ONE PIECE)
・孫 悟空(そん ごくう)(ドラゴンボールZ)
・ベジータ(ドラゴンボールZ)
・フリーザ(ドラゴンボールZ)
・トリコ(トリコ)
・ゼブラ(トリコ)
・うずまき ナルト(NARUTO -ナルト- 疾風伝)
・うちは サスケ(NARUTO -ナルト- 疾風伝)
・うちは マダラ(NARUTO -ナルト- 疾風伝)
・黒崎 一護(くろさき いちご)(BLEACH)
・藍染 惣右介(あいぜん そうすけ)(BLEACH)
・緋村 剣心(ひむら けんしん)(るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-)
・志々雄 真実(ししお まこと)(るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-)
・両津 勘吉(りょうつ かんきち)(こちら葛飾区亀有公園前派出所)
・坂田 銀時(さかた ぎんとき)(銀魂)
・浦飯 幽助(うらめし ゆうすけ)(幽☆遊☆白書)
・戸愚呂(弟)(とぐろ おとうと)(幽☆遊☆白書)
・飛影(ひえい)(幽☆遊☆白書)
・ゴン=フリークス(HUNTER×HUNTER)
・キルア=ゾルディック(HUNTER×HUNTER)
・山田 太郎(やまだ たろう)(珍遊記 -太郎とゆかいな仲間たち-)
・黒神 めだか(くろかみ めだか)(めだかボックス)
・沢田 綱吉(さわだ つなよし)& リボーン(家庭教師ヒットマンREBORN!)
・男鹿 辰巳(おが たつみ)& ベル坊(ベルぼう)(べるぜバブ)
・殺せんせー(ころせんせー)(暗殺教室)
・ジョナサン・ジョースター(ジョジョの奇妙な冒険 Part1)
・ジョセフ・ジョースター(ジョジョの奇妙な冒険 Part2)
・鵺野 鳴介(ぬえの めいすけ)(地獄先生ぬ~べ~)
・星矢(せいや)(聖闘士星矢)
・ケンシロウ(北斗の拳)
・ラオウ(北斗の拳)
・則巻 アラレ(のりまき アラレ)(Dr.スランプ アラレちゃん)
・斉木 楠雄(さいき くすお)(斉木楠雄のΨ難)
・ボボボーボ・ボーボボ(ボボボーボ・ボーボボ)
・ラッキーマン(とっても!ラッキーマン)
・剣 桃太郎(つるぎ ももたろう)(魁!!男塾)
なんとプレイアブルキャラクターは39体!
しかもサポート、アシストキャラクターを含めると50体を超えます!
個人的に嬉しかったのが、「こち亀」や「ラッキーマン」などギャグ漫画系も含まれていること。
この手の対戦アクションゲーム系って「ドラゴンボール」「ONE PIECE」「NARUTO」などのバトル漫画系中心になると思うんですよ。
そんな中にギャグ漫画系が含まれると一気にお祭り感が増してきます。
確かに「遊戯王」「DEATH NOTE」などジャンプの人気キャラクターを完全に網羅していません。
が、どのキャラクターもモデリングのクオリティが高く、原作に沿った派手な技を使えるのは凄いと思います。
しかも本作は1作目になりますからね。それでこれだけの質と量を両立してくるとは凄い!
有料ダウンロードコンテンツで追加キャラクターを配信するなんてがめついことをしていないのも素晴らしい!
簡単操作で派手なバトルが楽しめる
この手のキャラゲーで重要なのは取っつきやすさになると思います。
その点、本作は普段ゲームをプレイされない方でも楽しめるのが良いですね!
攻撃は□や△ボタンを連打するだけで色んな技を繰り出すことができるので、誰でもすぐに楽しめます。
実際、普段ゲームをプレイされない方々にも触ってもらったところすぐに馴染んでくれました!
効果音は爽快で気持ち良く、対戦モードも収録されているのでパーティ用としても楽しめますよ~♪
フィールドの作り込み
作り込まれているのはキャラクターだけではありません!
フィールドも意外なくらい作り込まれています。
例えば建物にキャラクターがぶつかったり攻撃が当たったりすると派手にぶっ壊れるんですよ。
そう!バトル漫画によくあるぶっ飛んだシチュエーションを再現することができるんです!
しかもフィールドによっては罠が仕掛けられていたり水中エリアが存在するなどのギミックも用意されています。
そのため3Dアクションゲームならではの戦いができると思いました。
キャラ重視の作品ってフィールドの作り込みを軽視しがちだと思うんですが、本作は違いましたね。
気合を感じる1人用モード
2010年代に入るとオンライン重視の作品が増えてきました。
特に対戦アクション系はオンライン対戦がメインの作品が増えてきたものです。
それ故にオフラインモードを軽視しがちだったんですが、本作の場合はそちらも充実していました。
以下、本作に収録されているオフライン・ソロプレイ向けのコンテンツになります。
- ストーリーを進めていく「Jアドベンチャーモード」
- 各フィールドで様々なキャラクターと対戦できる「ビクトリーロードモード」
- 各作品のちょっとした解説が掲載された「ギャラリーモード」
特に凄いのが「Jアドベンチャーモード」。
なんと、このモードでは船に乗って各地を探索することができるんです!
イメージ的には「ドラゴンクエスト」シリーズの中盤みたいな感じ。
メインミッションの他にもサブクエストも用意されているので寄り道をすることが出来ます。
しかも「躍動編」「希望編」「探究編」「追跡編」といった4つのストーリーを用意しているのでボリューム満点です!
カードをデッキにセットして能力アップさせるシステムも用意されていますし、オンライン環境がなくてもこのモードだけでも楽しめるのが嬉しいですね♪
最低限のコミュニケーション機能が用意されたオンラインモード
いやいや!対戦アクションゲームと言えばオンライン対戦でしょう!
そんな方の期待に応えるため本作にはオンライン対戦モードも収録されています。
嬉しいのが、切断回数の表示機能が用意されていること。
称号やプレイヤーアイコンといった要素もありますし、最低限の機能は搭載されていると思いました。
ファン向け要素が満載!
本作はジャンプの祭典だけあってファン向け要素が満載でした!
例えばロード時間中のクイズ。
ロード時間中には各キャラクターの操作ガイドが表示されるほか、ジャンプ作品に関する四択クイズがたまに出てくるんです!
しかも正解する事でゲーム内通貨のようなポイントを入手できるのが嬉しい!
あと、「ギャラリーモード」のキャラクター図鑑では発生した掛け合いボイスを好きなだけ聴くことが出来ます。
面白いので声優好きは必見ですぞ!
惜しいところ
キャラクターの性能差が大雑把
キャラゲーの宿命ではありますが、バランス調整は大雑把に感じました。
とにかく強いキャラと弱いキャラの差が極端で、慣れて来るとこれだけのキャラクターが居てもある程度絞られてきます。
ですので、ガチな対戦ゲームとしてはイマイチです。
もう少し工夫が欲しかったJアドベンチャーモード
船に乗って様々なエリアを探索する「Jアドベンチャーモード」はもうひと工夫して欲しかった。
確かに対戦アクションゲームとしては力が入っていますが、進行はお使い中心でやらされている感が強いですし、サブクエストのバリエーションも少なくて退屈に感じることもありました。
「ビクトリーロードモード」の作り込みもう一歩。
こちらはすべての分岐エリアを攻略するにはもう一度最初からやり直さないといけないのが苦痛でした。
最後のステージは分岐エリアをすべて攻略しないといけませんからね・・・。
もう少し統一感が欲しかった立ち絵
「Jアドベンチャーモード」の会話シーンでは各キャラクターの立ち絵が表示され、オリジナルストーリーが展開されます。
が、各キャラクターの立ち絵が安っぽく感じました。
なんというか、作画が統一されておらず、ほとんどのキャラクターが正面を向いていることから悪い意味でスマホのソーシャルゲームっぽいんですよ。
ストーリーに中身が無いのはご愛嬌として、作風が統一されたポリゴンキャラを立ち絵にするなどもう少し工夫してほしかった。
敵のHPが見難い
戦闘中は敵や味方のステータスバーが表示されるため、常に相手の体力を確認することが可能です。
しかし、体力バーの下に表示されたステータスバーと同化しているため分かりにくく、どの程度体力が残っているのか分かりにくい時があります。
体力ゲージとスタミナゲージはもう少し色分けしてほしかった。
複数プレイでは冗長に感じる演出
本作ではゲージを溜めて超必殺技を発動することが出来ます。
しかし、ゲージが最大まで溜まった時の演出と超必殺技を発動する時の演出が長く感じました。
ちょこっと対戦する分には問題ないんですが、何十、何百と対戦する事になる1人用の「Jアドベンチャーモード」「ビクトリーロードモード」をプレイしている時はテンポが悪く感じます。
全体のまとめ
色々と粗はありますが、キャラゲーとしてはかなりの開発費がかかったゲームであることには間違いありません。
2014年当時はここまで作り込まれたジャンプのオールスターゲームは無かったので本作が発売されて嬉しかったです。
ガチな対戦ツールとしてはイマイチですが、パーティ用としては十分過ぎるクオリティに感じます。
特にジャンプ好きは原作にちなんだ技や掛け合いによってテンション上がること間違いなし!
ただし最大2人までしかプレイできないので、その点は注意です。
キャラゲーとしては十分に気合を感じる作品!
こんな人には特におススメ。
・ジャンプ好き。
・パーティゲームとして。
こんな人にはおススメできない。
・ガチな対戦ゲームを求めている人。
Jスターズビクトリーバーサス/お気に入り度【70/100%】
プレイした時間・・・約20時間
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Nintendo | PlayStation |
Xbox | etc |
このゲームはむしろ有料で良いからキャラ追加してくれ!って思う貴重なゲームでしたね、それだけジャンプの歴史には人気のキャラが多かった
あとは1回でも良いんで調整のアプデがあれば最高だったんですが、数が売れましたし続編を出すんでしょうかね
35年に1度の祭典のはずなので次がどうなるか見ものです
>ないんぬさん
ジャンプは本当に沢山の人気コンテンツを生みましたからね。
それをあのクオリティですべて収めるのは、
流石に難しかったようです(笑)
でも、1作目でこの規模は頑張ったと思います。
合計で30万本ちょっと売れましたが、
海外で売れないと元は取れないだろうなぁ。
声なしならファミコンジャンプばりに、キャラがいたかも
声つきだからかアニメかされてる物に限定されて残念。
作品ごとに参加キャラすうが、格差
多少は仕方ないけど一人のみが、多数のなかワンピース多すぎ
>MGMの名無しさん
確かに声優の縛りはあるかもしれませんね。
そう言う意味で昔の方が参戦キャラに自由がありました。
ワンピースはジャンプの主力ですからね。
スマブラで言うマリオのような優遇も納得です。
アニメで見たことないキャラが
沢山知れて、非常に満足です。
敵キャラの強さが、異状だったのもあったけどキャラそれぞれの構成がきちんとしていたので欠点なし
この作品で例のルフィの間違った台詞があったのですねwww
そうです!なので、ネタで加えてみましたw