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【レビュー】リビッツ! ビッグ・アドベンチャー [評価・感想] 面白いが、ストーリーモード一本勝負で挑むにはややパンチ不足!

3.5


リビッツ! ビッグ・アドベンチャー/PS5 / PS4

どうも!KENT(@kentworld2 )です!

今回は2020年11月に発売されたPS5/PS4「リビッツ! ビッグ・アドベンチャー」のレビューをしていきます。

本作はステージクリア型の3Dアクションゲームですが、ストーリーモード一本勝負で挑むにはややパンチに欠けると思いました。

元々、本作の前身となる「リトルビッグプラネット」シリーズはステージのクリエイト要素を目玉としており、ストーリーモードはおまけ的な位置付けだったんですね。

一方、今回レビューするPS5/PS4「リビッツ! ビッグ・アドベンチャー」はクリエイト要素を廃止。

ストーリーモードに特化したゲームとして売り出しているんですが、その割にはややパンチに欠けます。

いや、面白くないってことはありませんよ?

アクションゲームとしてのバランス調整はよくできているし、世界観も美しい。

だけど、何かが欠けているんですよね。

イメージ的にはワサビを抜きにして食べる寿司のような感じです。

前身となる「リトル ビッグ プラネット」と比べたらパワーアップしていると思いますが、クリエイトモードを抜きにしてこの内容だとややパンチ不足に感じます。

一体、何が問題なのでしょうか?

ここからはそんなPS5/PS4「リビッツ! ビッグ・アドベンチャー」の良いと思った点から書いていきます。

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このゲームを3行で説明すると?
  • ステージクリア型の3Dアクションゲーム。
  • 最大4人での協力プレイに対応。
  • 着せ替えを楽しんだりタイムアタックに特化したステージも収録している。
初リリース日 2020年11月12日
対応ハード PS5/PS4
ジャンル 3Dアクション
売上 計測不能
推定クリア時間 11~15時間
発売元 SIE

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良いところ

強化されたアクション

本作は「リトルビッグプラネット」のスピンオフ作品として発売されましたが、アクションゲームとしての面白さは同作から大幅に強化されています。

「リトルビッグプラネット」は挙動がフワフワしており、効果音も発泡スチロールのように軽く感じました。

そのため爽快感に欠ける印象で、アクションゲームとしての面白さはイマイチだったんですよね。

その点、今回レビューするPS5/PS4「リビッツ! ビッグ・アドベンチャー」はアクションゲームとしても面白く感じます。

フワフワしていたジャンプの挙動は改善し、「クラッシュ・バンディクー」のようにジャンプしたらすぐ落下するようになりました。

さらにパンチや回避、スピンのアクションが追加。

敵との戦闘時はジャンプして踏み潰すだけではなく、パンチしてダメージを与えられるようになりました。

おかげで爽快感が増している印象で、過去作よりもゲーム体験に抑揚を生み出しています。

ステージも平面的だったのが立体的になり、奥にも行けるようになったので、ゲーム体験は「リトルビッグプラネット」から大幅にパワーアップしている印象です。

ヒミツがいっぱいの各ステージ

本作はステージクリア型の3Dアクションゲームですが、同じステージでも何度も楽しめるように作られています。

特筆したいのが、アイテムの「ドリーマーオーブ」を集める要素です。

これは先のステージを開放するために必要なアイテムで、各ステージに3~5個隠されています。

中には脇道や隠し部屋に設置されている場合があるので、まっすぐ進んでいるだけではほとんど入手できません。

見逃してばかりいると先のステージを開放できなくなるので、いつしか探索をしながらステージの奥へ進むようになりました。

収集アイテムとしては他にも「コスチュームピース」というものが存在します。

これは主人公の服装を変更できるアイテムで、攻略には役立ちませんが、なんとなく集めてしまいました。

このように各ステージには様々なアイテムが隠されているので、探索をしながら奥へ奥へと進むことを推奨している印象です。

スコアアタックが楽しい

各ステージを繰り返し楽しめる工夫としては、スコアアタックの存在も大きく感じます。

というのも各ステージに設定された目標スコアを超えるとコスチュームのパーツが貰えるなどの特典が用意されているからです。

スコアアタック自体も面白く、ハイスコアを更新しようと同じステージを何度もプレイしました。

良いスコアでクリアするには

  • ビー玉のような「オーブ」を集める
  • 敵を倒す

といった行為を積極的に行う必要があります。

特に「オーブ」はテンポ良く集めることでボーナススコアが貰えたり、一定時間内しか出現しないタイプも存在するので、見つけたら無我夢中で集めていましたw

入手した時の「ポコッ」という音も心地良く、温かな世界観と相まってリラックス効果を生み出してくれます。

タイムアタックステージが面白い!

ゲームを進めると「ニットナイトの試練」というタイムアタックステージに挑戦できます。

これが非常に歯ごたえがある物となっていて、ぼくのゲーマー魂に火を付けてくれましたw

各ステージには障害物が大量に設置されており、ちょっとミスをしただけで最初からやり直しになってしまいます。

しかし、すぐにリトライができる関係で続けてプレイしたくなりました。

特にゴールドランクを目指そうと思ったらノーミスで進まないといけないうえ、ショートカットルートも見つけないといけないので、簡単には達成できません。

見た目が可愛らしいゲームなのでライトユーザー向けっぽく感じますが、「ニットナイトの試練」に関しては完全にコアゲーマー向けですw

「ニットナイトの試練」は15種類も用意されており、全てをクリアすると高難易度な試練に挑めるので、腕に自信がある方は試してみてください。

可愛らしい世界観

「リトルビッグプラネット」でお馴染みの可愛らしい世界観は今作でも踏襲しています。

各ステージは工作キットのような素材で作られている関係で手作り感があり、温かみを感じられました。

何よりも可愛らしいのが、主人公のリビッツです。

彼は無口ですが、まん丸で可愛らしく、イベントシーンでは様々な表情を見せてくれます。

個人的には笑っている時、悲しんでいる時の表情が気に入っていて、イベントシーンでは何度も「可愛い」と声に出したくなりましたw

今作でも彼の見た目を変更できる着せ替え要素が存在しますが、個人的にはスッポンポンの状態が一番好きですw

ただ、着せ替え要素はマルチプレイで個性をアピールできるので、良い要素だとは思います。

フォートナイト」でお馴染みのエモートも搭載されており、動きだけではなく、表情も設定できるので、使い方次第ではマルチプレイがさらに盛り上がるかも!?

アトラクションのようなギミック

各ステージには様々なギミックが存在します。

その中でも特に印象的だったのが、乗り物系のギミックです。

ステージの中には乗り物に乗ったり、リフトに捕まって進むギミックが存在します。

左から右へ進むタイプのギミックは2Dアクションゲームでよく見られるので、そちらは目新しく感じません。

が、手前から奥へと進むタイプのギミックは3Dアクションゲームらしい迫力を感じられ、まさにアトラクションって感じがしました。

工作キットで作られた背景の作り込みもアトラクションの印象をさらに強めてくれて、複数人でプレイしているとテーマパークで遊んでいるかのようです。

圧倒的なボリューム感

今作にはクリエイトモードが搭載されていません。

その代わりストーリーモードのボリュームが大幅に増しており、オフライン・ソロプレイでも満足できる内容になりました。

ワールドは5つしかありませんが、それぞれに10以上のステージが存在するので、1ワールドをクリアするだけでも時間が掛かります。

さらにタイムアタックステージ、マルチプレイ専用ステージ、隠しステージも存在するので、ボリューム不足には感じません。

「リトルビッグプラネット」シリーズのストーリーモードはいずれも短く、すぐに終わったので、今作のボリューム感には驚かされました。

ただ・・・(個人的に合わない&気になったところに続く)

良い味付けになっているPS5版ならではの機能

本作のPS5版はコントローラの機能を上手く活かしています。

特に良いと思ったのが、アダプティブトリガーを使った仕掛けです。

本作ではヒモを引っ張る仕掛けがたくさん用意されています。

引っ張ることで壁がめくれたり、敵を倒すことができるので、積極的に行いたくなるんですが、PS5版の場合、めちゃくちゃ気持ち良いのですよ。

というのもヒモを引っ張る時に押すトリガーボタンが固くなるからです。

その影響でヒモを引っ張っている感覚を味わえますし、伸ばしきった時はトリガーボタンが柔らかくなるので、ボタンを引いた時はスッキリします。

他にも振動機能(ハプティックフィードバック)が細かくなったことで質感を感じられやすくなったりして、良い味付けに感じました。

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個人的に合わない&気になったところ

もう一味ほしい

良いところを見てわかるように、本作はとても丁寧に作られています。

「『アクション良し!世界観良し!ボリューム良し!』と三拍子揃っているので、良作認定しよう!」

なんて思ったこともありましたが、長時間プレイしていると「もう一味ほしい」と思うようになりました。

確かにね、ちょっと触る分には面白いんですが、長時間プレイしていると中だるみするんですよ。

何が問題なのか考えてみたところ、アクションの爽快感やギミックのバリエーションがもう一歩であるという結論に落ち着きました。

確かに過去作と比べたらアクションはパワーアップしていると思いますし、ユニークなギミックもあります。

でも、クリアまでに10時間以上も掛かるステージクリア型のアクションゲームとしてみると味付けが足りていないんじゃないかと思ったんですね。

アクションはもっとエフェクトを派手にした方が良いと思いましたし、スピード感も遅く感じます(世界観に合っているとは思いますが)。

「リトルビッグプラネット」シリーズの場合、ストーリーモードだけなら5時間未満でクリアできるので、中だるみせずに終わりました。

一方、本作は2倍以上も掛かる割にはゲームプレイに抑揚が見られないので、中盤からは胃もたれを起こしてしまいます。

この手のステージクリア型アクションゲームで10時間以上飽きずに楽しませる場合、もっと機敏に動けるようにした方が良いと思いますし、変化に富んだ仕掛けが必要だと思うんですよ。

ミスをした時の後味が悪い

各ステージの穴に落ちると、コントローラからリビッツの叫び声が響きます。

これが非常に不愉快で、ミスをした時の後味がさらに悪くなりました。

一応、設定でOFFにできますが、それをやるとアイテム獲得時の心地良い音がコントローラから聞こえなくなるので、できませんw

設定でリビッツの叫び声だけをOFFにできたら良いのですが・・・。

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リビッツ! ビッグ・アドベンチャー (Sackboy A Big Adventure)のレビューまとめ

「リトルビッグプラネット」のクリエイト要素を廃止してストーリーモード一本勝負に挑んだ作品。

その心意義は素晴らしいものですが、一本勝負するにはややパンチ不足に感じました。

決して駄作ではありませんし、ちょっと触る分には面白いんですが、続けてプレイしたくなる魅力がやや欠けています。

こういう突き抜けていないゲームが一番売れなかったりするので、ファミ通調べの売上ランキングでTOP30にすらランクインできないのも無理はありません。

PS5、PS4共にもっと面白いアクションゲームはたくさん存在するので、真っ先におすすめすることはできませんが、安くなったら選択肢の1つとしては良い作品だと思います。

面白いが、ストーリーモード一本勝負で挑むにはややパンチ不足!

こんな人には特におススメ。
・手作り感がある世界観が好きな人。
・協力プレイ好き。

こんな人にはおススメできない。
・爽快なアクションを楽しみたい人。

お気に入り度【70/100%】

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コメント広場の住人(2)

  1. 匿名 より:

    ステージクリエイトが無いのは残念ですね

  2. 匿名 より:

    Sackboyシリーズはクリエイティブモードが醍醐味だと個人的に思っていたので、今作がアクションに特化したストーリー1本のみというのが残念だった。物足りなさを感じる。 物語を完結させてしまったら他の楽しめる要素が無い。マルチプレイで、一緒にステージを回れるとは言うものの、結局、同じステージを徘徊するだけになってしまうから、その辺の変化が欲しかった。
    クリエイティブモードは素晴らしい機能だった。

    アクションに特化させるならば、タイムアタックで世界中のプレイヤーとタイムを競い合うという要素も欲しかったかな。
    このサイトでも言っているように、このゲームは物足りなさを感じる。

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