【レビュー】TRIALS RISING(トライアルズ ライジング) [評価・感想] 現代の世界に戻ったいつものトライアルズ!


トライアルズ ライジング/PS4 / Switch

どうも!KENT(@kentworld2)です!

今回は2019年2月に発売されたPS4/Xbox One/Switch「TRIALS RISING(トライアルズ ライジング)」のレビューをしていきます。

本作はステージクリア型のバイクアクションゲームですが、現代の世界に戻ったいつものトライアルズでした!

今作で舞台になっているのは近未来でも宇宙でもなく、現代の世界なんです!

そのため2012年に発売されたXbox 360「トライアルズ エボリューション」の作風に戻してきた印象で、原点回帰しているように感じます。

そんなPS4/Xbox One/Switch「トライアルズ ライジング」の良いと思った点からまずは書いていきましょう!

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このゲームを3行で説明すると?
  • ステージクリア型のバイクアクションゲーム。
  • 高難易度だけどチェックポイント満載&リトライ速度爆速で止め時を失う。
  • 今作のコースは世界各国が舞台になっている。
初リリース日 2019年2月28日
対応ハード PS4/Xbox One/Switch
ジャンル 2Dアクション
推定クリア時間 10~15時間
売上 初週0.1万本(PS4)
発売元 ユービーアイソフト

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良いところ

世界各国を題材にしたコース

今作は世界各国を舞台にしています。

そのためコースによって様々な景色を眺めることができるんです!

走行することになるコースは砂漠から都会まで様々で、思わず「なんでそんなところを走行するの?」と突っ込みたくなってしまうくらいw

注目したいのが、日本を舞台にしたコースも存在すること。

一体何をフューチャーしてくるのか気になっていましたが、富士山と五重の塔を一緒に並べるという見事なまでのなんちゃってJAPANをやってくれました!w

確かに富士山と五重の塔は日本を象徴させる分かりやすいランドマークだとは思いますけどねw

世界各国を舞台にしたことでコース選択画面は世界地図から選ぶ形に変更。

リスト表示だった過去作と比べて視認性が悪くなりましたが、どこを舞台にしたコースなのかひと目で分かるようになっています。

相変わらずの中毒性

うわ!気がつけばこんな時間!?

今作も中毒性抜群で、気が付いたら時計の針が信じられないところまで進んでいたりしますw

中毒性を高める最大の要因が、大量のチェックポイント&爆速リトライのコンボ。

今作でもコースを少し走行するだけでチェックポイントを通過し、転倒してもすぐにそこから再開することが出来ます。

そのため難易度が高いコースほど続けてプレイしたくなる魅力を感じました!

過去作に慣れていると当たり前に感じますが、ここがしっかりしているからこそ「トライアルズ」シリーズは面白いんですよね~。

トライアルズ大学で基本を学べる!

「トライアルズ」シリーズの操作方法はとてもシンプルです。

操作に必要なアクションはアクセルとブレーキ、重心移動くらい。

しかし、スピードや重心移動次第で様々なパフォーマンスが出来ます。

完全に感覚がモノを言うので、簡単のようで難しいんです。

過去作では自力で覚える必要がありましたが、今作ではトライアルズ大学で学べるようになりました!

トライアルズ大学ではアクセルの調整や重心移動、空中回転などを複数のレッスンから学べるようになっています。

実践でのトライ&エラーが苦手な人はトライアルズ大学に入学しましょう♪

新たな駆け引きを楽しめるタスクモード

今作では走行中に様々なチャレンジをクリアしていくタスクモードが追加されました!

タスクモードでは単にコースをクリアするだけではなく、以下のチャレンジをクリアしないといけません。

  • 前転を指定の回数行う。
  • 後転を指定の回数行う。
  • ライバルのゴーストに勝つ。
  • 指定された回数以上のリトライをしない。

これらのチャレンジをクリアしないといけない関係上、簡単なコースでも新たな駆け引きが楽しめるようになったんです!

純粋にコースのクリアだけを重視していると邪魔に感じるかもしれませんが、ゲームの良いアクセントになっていると思いました。

大ジャンプ中に前転や後転を決めて無事に着地出来た時は超気持ち良い♪

タスクをこなさないとクリアにならない関係でミスをしたらコースを最初からやり直すハメになりますが、一瞬でリトライができるのでついつい続けてしまいます。

パワーアップしたカスタマイズ機能

今作ではプレイヤーのアバターを細かくカスタマイズできるようになりました!

コスチュームはもちろん、大量に用意されたステッカーを貼り付けることもできるんです!

上手く使いこなせたら好きなアニメキャラクターが完成するかも!?

さらにエモート(大げさな感情表現)の設定もできるようになりました!

個人的に好きなエモートは、おしりペンペン。

その名の通りをおしりを叩いて挑発するエモートなんですが、合わせてラッパがブーブー鳴るんですw

これを結果発表画面でやられた時は相当なヘイトを集めることでしょうw

このように本作はカスタマイズ機能が大幅にパワーアップしましたが、そこは2019年のゲーム。

ゲーム内通過が存在し、課金を促進してきますw

ゲーム内で入手できるポイントを貯めればアンロックできるコスチュームやエモートも存在するので、個人的には気になりませんでしたけどね。

パワーアップしたパーティゲーム要素

「トライアルズ」シリーズと言えばマルチプレイ!

今作でもオンライン/オフライン問わずマルチプレイを楽しめます。

面白いと思ったのが、オフラインでのマルチプレイ(パーティモード)。

なんと、勝者は以下のような権利を与えられるんですw

  • 勝者にピザをおごる。
  • 勝者は誰かにダンスをさせる。
  • 勝者は誰かに犬の散歩をさせる。
  • 勝者が飲み物を飲ませる。
  • 勝者は誰かに皿洗いをさせる。

あくまでもゲーム画面に文字が表示されるだけですが、少しだけパーティゲームツールの側面が増したと思います。

前述のエモート機能は結果発表画面でも反映されますし、側に関してはブラッシュアップしてきた印象です。

超カオスで盛り上がるダンテムバイク

今作では新たに2人乗りのダンテムバイクが追加されました。

それぞれがアクセルを踏めるほか、重心移動もできるので、息がピッタリ合わないとコースを完走するのは至難の業となっています。

試しにプレイしてみたところ、足の引っ張り合いになって面白かったw

下手をしたら対戦プレイよりも面白いかも!?

パワーアップしたエディット機能

「トライアルズ エボリューション」から搭載されたコースのエディット機能は今作でも健在でした!

今作で凄いのが、「トライアルズ オブ ザ ブラッドドラゴン」「トライアルズ フュージョン」で使用されたパーツも追加されていること。

その結果、用意されているパーツは10,000種類もあります!

え?コースを作るのは面倒だから関係ないって?

今作でもオンラインに接続すれば他のユーザーが作成したコースをプレイできるので、クリエイトしない人でも恩恵を味わえますよ~!

ユーザーが作成したコースはゲーム内に収録されたコースと比べて意地悪な作りのものが目立っていますが、その一方でユーモアがあるのでこれはこれで面白かったりします。

Switchでも楽しめる!

今作の何気に大きな注目ポイント。

それは、ニンテンドースイッチ(以下、Switch)版も存在することです!

SwitchはPS4/Xbox Oneよりも一世代前のスペックなのでまともに動くのか不安でしたが、それは杞憂でした!

ゲームプレイ中は携帯モードでも処理落ちすることなく動き、ストレスを感じません(アプリケーションエラーは何度か発生しましたが)。

Switch版で何よりも嬉しいのが、「トライアルズ」をおすそ分けプレイでも楽しめること。

Joy-Con横持ちでも楽しめるので、友達と前述のダンテムバイクでコースを走行するのも面白いと思います。

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個人的に合わない&気になったところ

相変わらずのマンネリ

これはプレイする前から分かっていましたが、今作もマンネリ感があります。

世界各国を舞台にしたコース、トライアルズ大学、タスク、エモートなど差別化を持たせている部分はありますが、もっと頑張れた気がしてなりません。

例えば世界各国を舞台にしたコースの演出。

確かに様々なロケーションを楽しめますが、中には色彩が地味で華やかさに欠けるコースも見受けられたんですよ。

日本を舞台にしたコースにしても時間が夜なので辺りが暗くて地味ですし、BGMもハードロック系でミスマッチに感じます。

本気で過去作と差別化を持たせたいのであればコースの舞台に合わせてBGMを変えたりエフェクトを強化しても良いと思うのですが・・・。

とあるコースでは猛スピードで走る列車の上を走行することになりましたが、このくらいインパクトある仕掛けがもっと欲しかった。

ちなみにロード時間の長さも前作と同程度で、コース選択時は2.5Dゲームにしてはやや長い15秒前後の待ち時間が発生します。

※Switch版でプレイした時の話です。

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全体のまとめ

隔年ペースで発売されるいつもの「トライアルズ」。

今作の新要素もちょっとした味付けに過ぎず、基本的には「トライアルズ エボリューション」や「トライアルズ フュージョン」と大差ありません。

そのため過去作をほとんどプレイしている者としては既視感が強くありますが、ゲーム自体の中毒性は相変わらずでした!

特に中盤以降は難易度が激的に上がる関係でトライ&エラーの繰り返しとなり、無意識にプレイを続けてしまいます。

2Dの「スーパーマリオ」もそうですが、マンネリ感を持ちつつも安定した面白さによって毎回手を出してしまうから恐ろしい。

きっと、数年後に発売される次回作も何だかんだでいずれはプレイするでしょうねw

でも、次回作こそはもっと正当進化させてほしいな~。

現代の世界に戻ったいつものトライアルズ!

こんな人には特におススメ。
・トライ&エラーが好きな人。
・マルチプレイ好き。

こんな人にはおススメできない。
・トライ&エラーが苦手な人。

トライアルズ ライジング/お気に入り度【75/100%】
プレイした時間・・・約6時間

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11件のコメント

僕もデモ版をSwitchでやりましたが、想像とかなり違って驚きました。
チャリ走ではなくて、エキサイトバイクだったんですね!?オートランのゲームだと思ってました。チャリ走シリーズだと超チャリ走っぽくもある。
全体の雰囲気は海外で遊んでたゲームっぽいなぁ(´・_・`)ちょい苦手…。
もうちょっと年齢が若かったら、うちの祖父がハマりそうな題材でした。

おお!プレイされましたか!

想像とはかなり違う感じだったんですね。

確かに2Dのエキサイトバイクに少し似ているかも!?

え~洋ゲーっぽい雰囲気は苦手なんですか!?

まあ、確かに洋ゲーっぽい雰囲気はあるかも(^_^;)

コースクリア時のアメリカンジョークとかw

日本ステージなどもあるんですね!
背景の作り込みはほんとにいいですね〜。

僕はおそらく初代にあたりそうなケントさんの「トライアルズHD」の頃は純粋に「おもしろそう!」と思ったのですが、続編が出る度にエディットモードやアバターなどが充実してきて「えぇ〜」って感じました?
少しコンパクトそうな感じに惹かれたのですが…。あとリトライが爆速なところを貫いてくれればなぁ〜。

ベータ版やったときも少々ごちゃごちゃしてるなぁと思いました。
決して「一見さん、お断り」な感じじゃないのですが、あの如何にもUBIらしい洋ゲーの雰囲気は人を選ぶのではないでしょうか。

まぁ、いろいろ言いましたが要は身近に一緒に楽しめる人がいれば、なかなか楽しめるゲームだと思います。

はい!日本のステージもあるので、楽しみにしながらプレイしていました♪

このシリーズ、当初はダウンロード専売タイトルだったんですよ。

それが今やパッケージタイトルになりましたから、色々と要素を追加しないといけなくなったんですね。

確かにあのユーザーインターフェースはややこしいw

これもパッケージ販売になったトライアルズフュージョンからです。

UBIソフトのゲームってメニュー画面がごちゃごちゃしているんですよね~

このシリーズはこちらでの評価が高かったので、PS4を買った昨年末にまずはフュージョンの体験版をプレイし、最近はライジングの体験版をダウンロードしました。

いやー僕はヘタクソすぎますねw
今回のトライアルズ大学のレッスンも、3つ目あたりで目標タイムをクリアできずに詰んでしまいました。
重心移動のコツがつかめないんだよなぁ。。

一応僕はリアルの方のバイクの免許は持っているんですけどねぇw

時間を見つけて再チャレンジしようと思います!

このシリーズは絶妙な操作が求められますからね~

ミスしたことはあまり重く受け止めず、1コースにつき10回ミスくらいは当たり前と思った方が良いですw

スポーツのようなもので、上達を楽しむ感じなのが良いでしょうね~

バイクの免許と言いますと、中型や大型になるのかな?

バイクは中型免許ですよ〜。
バイクは無性に乗りたくなる時が急にくるんですよねー。
僕の場合、クルマは単なる移動手段になってますけど、バイクは乗ってるだけで楽しい感じで♪

春から9年ぶりに乗ることになりそうなので、トライアルズで感覚を戻さないとww

おお!アウトドア方面も明るいですね~!

実はバイクってほとんど乗ったことがないんです。

事故りそうな気がして怖くて・・・w

でも、乗っているだけでも楽しいというのはなんか分かります♪

トライアルズ難しいですよね。
うまい人の動画を見ても、何が自分と違うのかさっぱりわからない。
でもおもしろい。

トライアルズシリーズ
バイクに乗ったことがなく、この手のゲームに全く興味がなかったのですが、ブログの記事を見てやってみたくなりました!笑

Xboxを持っていないのでシリーズを最初から遊べないのが不安なのですが、大丈夫でしょうか・・・?

全然大丈夫ですよ~。

ただ、細かいテクニックが多いので、トライアルズ大学で少しずつ覚えていくことをおすすめします。

ストーリー要素は存在しないので、気の向くままにプレイしたら良いんじゃないかと思います。