2016/12/18/12:00 | ゲームレビュー

ディスオナード 2【レビュー・評価】より味わい深くなったスルメを詰め合わせたステルスアクションゲーム!

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Dishonored 2/PS4 / XboxOne(Z指定)

2016年12月に発売されたPS4/XboxOne「ディスオナード 2」を今回はレビューします。PS4/XboxOne「ディスオナード 2」はべセスダ・ソフトワークスが贈るステルスアクションゲームの2作目です。

良いところ

圧倒的な攻略の自由度

ミッションクリア形式のステルスアクションゲームとなる「ディスオナード 2」。今作も全部で9個のミッションが用意されているのですが、それぞれ非常に細かく作り込まれた素晴らしいものとなっていました!

ミッションのクリア手順自体はどれも単純なもので、目的地まで進めるか、ターゲットを倒して立ち去る程度。だけど、それまでの過程が前作以上に作り込まれていて1回やっただけでは勿体なく感じるほど。

そう感じてしまうのはクリアまでの攻略ルートが複数あるからです。例えば指定されたエリアまで到着するのが目的のミッションの場合、正面突破以外にも脇道にあるサブイベントをクリアして裏道から侵入出来たり、ねずみに乗り移って狭い通路を通って目的地に行けたりするんです!

正面突破にしてもドンパチして強引に進んだり、ステルスアクションで美しく敵を倒したり、気絶させながら先に進んだり、超能力やオブジェクト、罠を設置して工夫して倒したりといくつもの攻略パターンが用意されていて色んなプレイを試したくなります。

探索が楽しい

ミッションの舞台となるフィールドには数多くの秘密やアイテムが隠されています。引き出しを開けたらお金が。テーブルの上には食べ物や便利アイテム、メモなどが細かく設置されていて、細かいものを含めたらすべてのアイテムを集めるのは困難なくらいです。

中でも集めたくなるのがルーンとボーンチャーム。ルーンを集める事で新たな超能力を入手する事が可能で、ボーンチャームは装備する事で何らかの能力がアップするんです(中には副作用が発生するのもあり)。

お金も塵も積もればで見つかると嬉しい!このゲームはノーマルでも難易度が高く、ゴリ押しで進むと体力や魔力が常に不足してしまうので、便利な超能力を覚えつつ、消耗品の購入やアップグレードをいつでも出来るように沢山のお金を持っていた方がスムーズに進めるんです。

前作に続いて膨大な数のメモが隠されているのも注目です。フィールドには「これ、プレイ中に全部読む人がいるのか?」といいたくなるくらい隠されていて、それぞれサイドストーリーとして楽しめるようになっています。

普通に周辺を見張っている雑魚兵士がメモを落とした時は「こんな奴のサイドストーリーまで作っているのか!?」とビックリしましたよ。

エミリー王女の追加でリプレイ性がさらに向上!

本作ではコルヴォに加えてエミリー王女もプレイヤーキャラとして使えるようになりました!

エミリー王女はコルヴォとは異なる特殊能力を持っているため同じミッションでも攻略法が変わってきますし、当然ながらもストーリー上のボイスも変わるので展開は同じでも違った気分で楽しめるんです。

コルヴォだけでプレイしても様々な攻略ルートが用意されているので何周でも楽しめるけど、エミリー王女が追加されたおかげでリプレイ性がさらに向上しました!

プレイヤーの行動次第でエンディングの内容が変化しますし、入手出来るトロフィー・実績も変わってくるので何周もプレイしたくなる仕掛けが満載です。

ステルスアクションとしても楽しい

肝心のステルスアクションも楽しいです!一人称視点なので全体の把握が難しく、とっつきは悪いですが、視界が狭いからこそ今は見られていないかの恐怖感が増しますし、何より武器や超能力を駆使しての撃破が楽しい!

例えば壁越しの敵を透視する超能力のダークビジョンを上手く利用して回り込んで倒したり、エミリー王女専用の特殊能力となるドミノを使って複数の敵をまとめてステルスキルしたり。物音を立てず、様々な方法で華麗に敵をステルスアクションで倒していくのは快感です!

時間移動を使ったミッションが楽しい

前作にはなかったタイプのミッションとして、ゲーム終盤には時間移動を使って2つの時代を行き来して攻略するミッションが登場しました。

時間移動をすると場所を移動せず時間だけが経過するので、例えば壁が崩れて先に進めない時は別の時代に移って先に進む事が出来てまるでパズルを解いているかのよう。

イメージ的にはSFC「ゼルダの伝説 神々のトライフォース2」やGC「メトロイドプライム2 ダークエコーズ」に近いです。凄く面白かったので、たった1つのミッションでしか使えないのが勿体ないくらい。

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悪いところ

相変わらずとっつきが悪い

とっつきは相変わらず悪いと思いました。一人称視点のゲームなので視界が狭く、しかも初期状態だとマップの確認も出来ず、超能力を持っていないので周辺の把握が困難で訳が分からなくなってしまいがちです。

カバーポジションのやり方や操作方法もFPSとしては独特ですし、「メタルギアソリッド」などのステルスアクションゲームが好きでも最初は戸惑うと思います。

一人称視点で視界が狭いからこその心細さ、初期状態ではマップを確認出来ないからこその手探り感もあって一概に悪いとは言えないんですけどね。

キャラクターがバタ臭い

キャラクターのデザインは相変わらずバタ臭いです。最近の海外ゲームは日本人から見てもだいぶ抵抗のないキャラクターデザインになってきましたが、本作の場合男性は相変わらずゴツイ顔ですし、女性も目つきが鋭かったり、顎が尖がっていたりして可愛く感じません。

前述の通りとっつきが悪いので、慣れていない人が手を出すとこのコンボで拒否反応を示してしまうかも!?これでも前作よりはマシになったんですが・・・。

ちなみに音声は日本語で、メニュー画面は丁寧に作られています。この点に関しては最近の基準を満たしていて問題はありません。

技術的な部分はあまり進化していない

前作から4年ぶりの新作ですが、技術的な進化はあまり感じられません。

フィールドは相変わらずエリア制を採用しているため同じミッションでも移動すると少し長いロード時間を挟む事がありますし、敵のAIも旧世代的でPS4/XboxOneクオリティに達しているとは思えませんでした。

フィールドのグラフィックに関しては前作で良いと思った絵画調を正当にブラッシュアップしていて良いと思いましたが。

全体のまとめ

欠点も相変わらずでPS4/XboxOneになった恩恵もあまり感じられませんが、前作で良かった高い自由度やリプレイ性の高さ、探索の面白さは順当にパワーアップしていて夢中で楽しめました!

時間があるなら何周かプレイして各ミッションのフィールドを隅々まで探索したいくらい。より味わい深くなったスルメを詰め合わせたステルスアクションゲーム!

こんな人には特におススメ。
・ステルスアクションゲーム好き。
・探索好き。

こんな人にはおススメできない。
・一人称視点のゲームに慣れていない人。
・海外ゲーム初心者。

ディスオナード 2/評価 ★★★★★★★★★☆ 星9つ
プレイした時間・・・約15時間

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この記事の反響(10)

  1. y.crash より:

    とっつきが悪いのはやっぱり意図的なんでしょうね。

    キャラがバタ臭いのは最近の海外ゲーでもだいぶ少なくなりましたね。でもまだそういう作品もありますね。この辺に関しては自分は大丈夫ですけど、慣れてない人は苦手でしょうね。個人的にもっとヤバい見た目のゲームをやったことがあるのでこれくらいなら・・・w なにとは言いませんけどw

    さよならトレバーってのでなぜかGTA5のトレバー思い出しましたwww
    名前しか一致しないwww

    • kentworld より:

      一応、チュートリアルとかあるけど、ゲームの仕様上、どうしてもとっつきが悪くなるんですね。

      このゲームのキャラデザは昔のバタ臭さに比べたら全然良いと思います。
      あくまでも2016年のゲームとしての基準ですねー。

      メモまでしっかり確認してもらえてありがとうございます!
      トレバーは強烈でしたもんねw

  2. アビダル より:

    初めてコメントさせていただきます!kentさんのブログはいつも拝見していました!
    kentさんは1周目はコルヴォとエミリーどちらでプレイされましたか?
    昨日購入したのですが、どちらでプレイしようかずっと迷っていたので質問させていただきました。
    これからもブログの更新楽しみにしてます!

    • kentworld より:

      初コメントありがとうございます!僕はコルヴォにしました!
      エミリー王女だとトリッキーな超能力が多く、さらにプレイのコツがいるんですよね。
      でも、ステルスプレイを貫きたいならエミリーの方が良いです。
      コルヴォはどちらかというとドンパチプレイ向きなので。

  3. ウユニ より:

    年末ラッシュ怒涛の高評価ラッシュじゃないですか笑
    ほとんど★8以上とか上位大波乱ですねw
    まあ1位2位は確実に予想当たってる自信ありますが笑

    ディスオナードはとっつきの悪さが怖いんですよね。
    ただでさえFPS苦手な上にベセスダにも苦手意識あるし^^;
    ジャンル的には好みなんですけどね。
    少しやらせてください!笑

    • kentworld より:

      最初の数時間は絶対に印象が悪いと思います!w
      ウユニさんの空間認識能力だったら最終的には楽しめると思うけど、
      このゲームは後ろで直接アドバイスをしながらやってもらった方がスムーズですね。
      最初はクソゲーだと思ったので!自分は凄い楽しめたので、この面白さをもっと多くの人に伝えたいです。
      注目作が後ろにずれ込みまくったからあれだけ年間ランキングが「まだ変わる!まだ変わる!」と言ったんですよーw

  4. シロマ より:

    欠点は、前作と大して変わらないから俺は抵抗なくプレイ出来そうです。
    ロード時間に関してはPS4版の前作もちょっと長かった。
    しかし最近のkentさんのレビューは高評価の連続だから、今年のマイベスト記事が楽しみです。

    • kentworld より:

      良い意味で前作とそんなに変わっていません!
      ロード時間は若干、マシになっているかな。
      本日、年末年始に公開する記事の予告をします!

  5. チキ より:

    ディスオナード2をクリアしました!
    前作に劣らず圧倒的な没入感と中毒性があって極上のステルスアクションを堪能できました。
    ルーンとボーンチャームを求めて探索するのが楽し過ぎる!

    初見プレイはエミリーで高カオスプレイをしました。
    彼女ならではの超常能力があってユニークですね。

    シャドウウォークという能力で地面を這い回る影に変身して気付かれずに進んだり敵を引きちぎったりできるのが面白いです。

    ドミノという能力で複数の敵にリンクを張ることで同時に殺したり気絶させたりできるからステルスプレイの幅が広がりました。

    前作よりも複数の敵が一箇所に固まってることが多いからこれらの能力を使いこなさないとステルスプレイに徹するのは難しいですね。

    2周目はコルヴォで低カオスプレイを目指します。
    ニューゲーム+だとエミリーの能力を引き継げるから更に攻略の幅が広がりそうです。

    ゴア表現は更にパワーアップしてますね。
    前作では敵がバラバラになっても断面が黒く塗り潰されてたけど、本作では赤いお肉と骨と臓物が丸見えでした!
    これがOKなら他のゲームの表現規制って何なんでしょうね?
    CEROに修正を言い渡されることを見越しての過剰な自主規制?

    時間を切り替えるギミックはタイタンフォール2とは一味違っていて、これはこれで面白いですね。
    時間移動しなくてもレンズを通してもう1つの時間軸を覗き見できるのがユニークでした。
    おかげで敵に見つからず容易に背後を取れるから透明人間になった気分でしたよ。
    あの絶対的な優位に立った感覚が気持ち良かったです。
    このチャプターだけは頑張ってノーキルノーアラートでクリアしました。

    ロード時間は前作のHD版から大分短くなって快適になりましたね。
    これならリトライも苦じゃありません。
    前作と同じく神ゲーと言って差し支えない傑作でした!

    • kentworld より:

      クリアおめでとうございます!
      このゲームは非常に面白かったので、クリアしたら真っ先にこのレビューを読み返すんだと思っていましたw

      エミリーはコルヴォに慣れているとトリッキーで苦戦しました。
      でも、こちらから先にプレイしたら新鮮さを味わえそうですね。
      エミリーしか使えない超能力はユニークだからなぁ。
      僕も1周目は割と大雑把なプレイをしてしまった。

      CEROも人間の組織なので、すべてチェックしていないんでしょうね。
      判定が曖昧すぎますもん(^_^;)

      時間を切り替えるギミックは同時期に発売されたタイタンフォール2と比較してしまいますよね!
      ディスオナード2の場合はゼルダ的な使い方をしていて、
      探索や謎解き好きとしてはもっと活用してほしいと思ったくらい。
      このステージは比較的逃げやすかったけど、ノーキルノーアラートは凄いなぁ。

      ロード時間はもう少し早くして欲しかったけど、ストレスが溜まるほどは長くなかったですね。

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