
サンセットオーバードライブ/Xbox One
どうも!KENT(@kentworld2 )です!
今回は2014年10月に発売されたXbox One「Sunset Overdrive(サンセットオーバードライブ)」のレビューをしていきます。
本作は「ラチェット&クランク」を手掛けたインソムニアックゲームズが贈るオープンワールドアクションゲームですが、アスレチック好きには溜まらない作品でした!
まずは良いと思った点から書いていきます。
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- 近未来都市を舞台にしたオープンワールド型3Dアクションゲーム。
- メインミッションの他にも様々なサブ要素が存在する。
- 主人公は超人的なアクションが可能。
初リリース日 | 2014年10月30日 |
対応ハード | Xbox One |
ジャンル | 3Dアクション/TPS |
推定クリア時間 | 20~30時間 |
売上 | 初週0.3万本 |
発売元 | Microsoft Studios |
目次
良いところ
フィールド全体がアスレチック!

ひゃっほ~い!

いやっふぅぅぅ~!
本作のフィールドはアスレチックのようになっています。
一見するとよくある近未来都市に見えますが、超人的な身体能力を持った主人公の手にかかると広大なアスレチックに大変貌するんです!
例えば電線・線路・手すり・パイプの場合、その上に乗って高速移動することができるんですね。
車・草木・排気口に至ってはトランポリンの役割を果たし、ジャンプして乗っかるとビヨーンと高く飛び上がります。

さらに建物の壁を走ることもできるのだから凄すぎるw
これらのアクションを組み合わせることで1km離れた場所もすぐに辿り着くことが出来ます。
ポイントなのが、適度にテクニック要素が求められること。
目的地まで速く進むにはAボタン・Xボタン・RBボタンの機能を使い分けなければならず、押し間違えるとタイムロスになってしまいます。
超人的な身体能力を持ったキャラクターが主人公のオープンワールドゲームは数多くありますが、ここまで移動の快適さとアクションの面白さを上手く融合させた作品は見たことがありません。
そこに本作の魅力を感じました。
遊園地のようなロケーション

アスレチックの面白さをさらに強調させてくれるのがロケーション!
本作には近未来都市以外にも和風のお城、ファンタジーな森、遊園地など様々なロケーションが用意されています。
整合性は感じられませんが、そこに魅力を感じました。
近年のフォトリアル系オープンワールドゲームは実在する都市ばかりを舞台にしています。
それはそれで観光する楽しさがあると思いますが、個人的にはもっと自由な発想で世界を構築しても良いと思うんですよね。
そういう意味で本作は自由な発想で世界を構築しているのが良いですね!
しかも等身が高い欧米のオープンワールドゲームにしては色使いが鮮やかなのでもう最高!
大半のミッションでは時間帯が昼になっているので常に見栄えの良い映像で楽しめます。
ブラックユーモアが満載

このように本作はカラフルポップなアスレチックゲームですが、実はブラックユーモアも満載だったりします。
例えば復活シーン。
体力が無くなったら少し前の場所から復活することになりますが、その演出がユニークなんです!
例 UFOから降りて来る。棺桶から出てくる。
復活の演出はいくつかのパターンがあるので、演出見たさでわざと体力を0にしたくなりますw
ストーリー展開も非常にカオスで、メタ要素やお馬鹿な演出が満載でした。
下着姿になってヒルに血を吸われるってどんなシチュエーションじゃいw
ブラックユーモアの拘りようは起動時の注意表記にまで及んでいて、できる限りの悪ノリをゲーム内に詰め込んでいます。
ユニークな武器が満載

本作を開発しているインソムニアックゲームズ。
ユニークな武器が登場する「ラチェット&クランク」「レジスタンス」を手掛けただけあって本作にもそのエッセンスが含まれていました!
以下、本作に登場する銃の一部を紹介します。
- 周辺の敵を凍らせる「フリーズ ボム」
- ボーリングのボールみたいに転がっていく弾を発射する「デュード」
- 電撃を放って少しずつダメージを与える「ショッカー」
このように本作の銃は自由な発想で作られているので真面目なアクションシューティングが地味に感じてしまうほどです。
収集アイテム集めが楽しい

オープンワールドゲームと言えば収集アイテム集め!
本作には風船、監視カメラ、看板、スニーカー、トイレットペーパーなどの収集アイテムがオープンワールドマップに隠されています。
それぞれを合計した総数はなんと約1,000個!
その割に全体マップはそこまで広くないのでちょっと移動するだけですぐに何らかのアイテムが手に入ります。
それがゲームプレイの密度を濃くしてくれてついつい「もう1個!もう1個!」とアイテムを探し続けてしまいました。
もちろん、収集アイテムを集める意義もしっかり存在します。
収集アイテムを集めることでプレイヤーの能力を高めることができるので、メインミッションの合間に集めたくなるように計算されているんですね。
多彩なミニゲーム

寄り道要素は収集アイテム集めだけではありません!
各地にはミニゲームに挑戦できるチャレンジも用意されています。
このミニゲームなんですが、本作のアスレチックアクションを存分に堪能できるので最高でした!
以下、本作で挑戦できるミニゲームのルール一覧です。
- 制限時間以内にすべてのリングをくぐる。
- 制限時間内にアイテムを集める。
- 制限時間内に特定の条件で敵を倒してスコアを稼ぐ。
- 制限時間内に指定の場所まで移動する。
- 制限時間内に突進して花瓶を割る。
- 押し寄せてくる敵を倒して拠点を防衛する。
素晴らしいのが、ステージ違いを含めたら50も用意されていること。
収集アイテム探しと並行してプレイすると時間を忘れてしまいますよ~!
ちなみにフレンドとスコアを競うことも出来ます
新しい形のオンラインマルチプレイ

本作はオンラインマルチプレイにも対応していますが、新しい形式を取っていました!
1つめはオンラインモードとオフラインモードがシームレスに繋がっていること。
2014年当時、オフライン/オンラインの切り替えはタイトル画面に戻ってモード選択をする形式のゲームが多くありました。
ところが本作の場合、フィールドにある電話ボックスに触れるとオンラインマルチプレイモードに移行する形式を取っているんですね。
おかげでオフライン/オンラインの境界線が薄れていました。
2つめは次の対戦へ移る時。
普通だったら画面が切り替わるものですが、本作の場合は次の対戦マップまでレースをすることになるんです!
前述の通り本作は移動をするだけでも楽しいので中毒性をさらに高める役割を果たしていると思いました。
肝心の対戦自体も武器の性能がぶっ飛んでいるおかげでカオスになりがちでワイワイ楽しめます。
地味に感心したのが、8人同時プレイでも処理落ちしないこと。
8人同時プレイだと派手な爆発が多発するのに処理落ちしないとは・・・Xbox Oneのマシンパワーを実感しました。
凝ったアバター要素

実は本作、アバター制を採用しています。
そのため体型から服装、髪型まで細かくクリエイトすることが可能なんですね。
凄いのが、シングルプレイのイベントシーンでも見た目が反映されること。
しかも表情が変化してボイスも用意されているので驚きました。
こういうところってアバター制にすると開発工数の問題で手を抜くハズなのに・・・。
自分が作ったキャラクターがイベントシーンで様々な表情を見せてくれるのは新鮮です。
惜しいところ
激しいアクションゲームなのに英語音声

近年の欧米製オープンワールドゲームは日本語音声が常識となっています。
しかし、本作の場合は日本マイクロソフトのフルローカライズ費用が無くなってしまったからか英語音声なんです!
これだけ縦横無尽に高速移動して狙い撃つゲームなのに字幕を読まないといけないとは・・・。
幸いにも字幕は読みやすいフォントを採用していますが、何だか勿体無い。
世界観が明るくて比較的日本人ウケするビジュアルなのに。
大雑把な戦闘

戦闘はハチャメチャで面白いですが、大雑把な印象もあります。
というのも敵の種類が少なくどいつもこいつも脳筋だからw
全体的にカジュアルなバランス調整となっているので、カバーポジションを取って戦う繊細なアクションシューティングを期待してはいけません。
ぼくは近距離攻撃が強化された終盤はボタン連打で敵を叩きまくっていましたw
もうちょっと様々な戦いを推奨させる作りにしてほしかったなぁ。
メインミッションではそんな大雑把な戦闘をする機会が多かったのでこの手のゲームにありがちな単調さを感じました。
ミニゲームはバラエティに富んでいるのでその要素をもっと本編に絡ませても良かったような?
もう少し攻撃に手ごたえが欲しい
バキッ!ボコッ!ドカッ!
カラフルポップなゲームはこういったデフォルメされた効果音が似合うと思うんですが、本作の場合その辺りが弱く感じました。
敵にダメージを与えても近距離・遠距離問わず効果音が弱く、イマイチ手ごたえを感じられません。
同時に沢山の物を動かしているとは言えもう少し効果音を使った爽快感を味わえるようにしてほしかった。
ジュースの塊みたいな敵が破裂するなど表現面の演出は良かったんですけどね。
全体のまとめ

とにかくアスレチック要素が最高のオープンワールドゲーム。
世界観やノリがDC「ジェットセットラジオ」に近いので、その手のゲームが好きな人には特におすすめしたい作品です。
個人的にはやや単調で大雑把に感じる部分もありましたが、寄り道しながらのアスレチックは最高にハマりました!
カラフルポップなジェットセットラジオ風オープンワールドアクション!
こんな人には特におススメ。
・アスレチック好き。
・オープンワールドアクション好き。
・バカゲー好き。
こんな人にはおススメできない。
・3Dアクションが苦手な人。
サンセットオーバードライブ/お気に入り度【85/100%】
プレイした時間・・・約20時間
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やっとXboxOneの代表作をクリアできました!
主人公をライフイズストレンジのクロエ風にカスタムしたらキャラに愛着が湧いてプレイが捗る捗る!色んな服装を試すのが楽しかったです。
このゲームを買った時はライフイズストレンジを未プレイだったので、積みゲーを崩すにはタイミングと勢いが大事だな〜と実感しました。
このゲームはブラックユーモア満載で楽しかったですね。
下着姿でヒルに血を吸われるところなんか「こんなのよく思いつくな〜」と思いながら笑いましたw
随所に世界観を破綻させるようなメタ的ジョークが散りばめられてるのも面白かったです。
カットシーンで武器ホイールが出てきたりコンボゲージを掴んでボスに突き刺したりして、やりたい放題でしたね。
エンディングの展開はその最たるものでしたw
目の前の物語がゲームという虚構であることを突き付けられるわけですから、人によっては萎えてしまいそうですけど僕はその辺も含めて笑い飛ばせました。
主人公が表情豊かで声優の演技が良いから余計に楽しめましたよ。
>チキさん
おめでとうございます!
ライフイズストレンジ効果、すげぇ。
もう、こーなったら今後アバター使える作品ではクロエ風にするしかない!
>下着姿でヒルに血を吸われるところなんか「こんなのよく思いつくな〜」と思いながら笑いましたw
このシーンはアバターの性別によっても受ける印象が異なりますねw
女性キャラだったら目のやり場に困りますし、
男性キャラだと見てられない!というか、どっちも見てられないという点では同じだw
>カットシーンで武器ホイールが出てきたりコンボゲージを掴んでボスに突き刺したりして、やりたい放題でしたね。
これはエンディングの伏線なのかな。
とにかく何でもアリで、そのジョークを含めて楽しむ作品だと思いました。
インソムニアックゲームズの作風が良く表れています。
サンセットオーバードライブはかなりハマってましたね~。
バカゲー臭しかしない・・・というか、最終ミッションがあまりにメタすぎてwww
全然泣けないんだけどぉwww
ヒルのミッションはあまりにひどかったwww ヒルデカすぎてwww
自分アバターはアジア系っぽい女性にしてたんですよwww
他のミッションもひどいけどwww
途中のリトルトーキョーから出てくる仲間になる女の子が何気に可愛いと思ってました。黒髪の。 あのこのパンツ赤ですよw カメラの位置でよく透明になっちゃうんですがなんとか覗きましたwww てか赤なのかよwww
今、思うとかなりのバカゲーでしたね~
にも関わらず女性キャラクターが意外と可愛いから油断なりません。
仲間の女の子、覗いてしまいましたかw
さすがですね・・・赤だったとは初めて知りましたよw
何故赤なのか・・・開発者の好みが反映されているのかな?
強調したかったのかヒルのデカさは印象的でした。
オープンワールドゲームなのにファストトラベルを使いたいと思わない、かなり珍しいゲームでした。
エアダッシュを手に入れるまでは爽快感が薄かったですが、あれを手に入れただけで街を駆け回る爽快感120%増しになりますね
やはりインソムニアックゲームズの作品は好きです
オープンワールドゲームではファストトラベルを使ってしまいがちですもんね。
エアダッシュはアドリブ性を高めるアクションで気に入っています♪
最近、PCでも配信されたのでこの機会にプレイヤーが増えると嬉しいですね。
もし、Xbox Oneを買ったらやりたいゲームの1つです。
これ、プレイしたら絶対ハマるんだろうな〜インソムニアックゲームズはこの手のゲームを作るのが本当に得意ですよね。
このゲームはnicondさんに是非プレイしてほしいな~。
スパイダーマンが楽しめたのでしたらこちらもおすすめです!
ファストトラベルをしたくなくなるほど移動が楽しい作品なので。
インソムニアックゲームズは触って面白いゲームを作るのが上手い!