どうも!KENT(@kentworld2 )です!
今回は「バイオハザード レクイエム」のレビューをしていきます。
結論から言いますと、序盤は最高に面白かった!
ただし、中盤以降はやや失速してしまい、惜しい点も目立つゲームという印象です。
序盤で感じた恐怖感とか、謎解きやリソース管理は初期作品を正当進化させたような感じで興奮しました!
「この熱中度が続けばシリーズ最高傑作なんじゃないか!?」
そう思えることさえありました。
しかし、クリアした最終的な結論としては、「良作だけど、傑作には一歩届かない」という印象です。
今回はそんな「バイオハザード レクイエム」の良い点や惜しい点について語っていきます。
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- サバイバルホラー「バイオハザード」シリーズのナンバリング9作目。
- ストーリーの進行状況によって主人公(グレース or レオン)が切り替わる。
- グレースパートはホラー重視で、レオンパートはアクション重視になっている。
| 初リリース日 | 2026年2月27日 |
| 対応ハード | Switch2/PS5/Xbox Series |
| ジャンル | サバイバルホラー |
| 売上 | 初週19.4万本(PS5/Switch2) |
| 推定クリア時間 | 1周10~15時間 |
| 発売元 | カプコン |
目次
良いところ
初期バイオを彷彿とさせる“極限の恐怖”
本作で特に良かったのが、グレースパートの完成度です。
このパートは初期バイオのお作法に沿って作られているので、恐怖感が凄かった!
迷路のような屋内を探索してキーアイテムを探し、書物に書かれたヒントを頼りに謎を解く。
使える弾薬は少なく、基本はハンドガンのみ。ナイフは消費型。敵を倒してもメリットが少ないうえに、倒すのが困難な強敵も点在。
持ち運べるアイテムの数が少ないので、取捨選択をするか、各地に点在するアイテムボックスを駆使して整理する。
ストーリーのフラグを立てるとマップの状況が変化する。ゾンビを倒しても強くなって復活する可能性がある。
こんな感じで初期バイオで見られた特徴を踏襲しています。
それでいて「RE:2」などで見られた
- マップ画面を開くと現在の目標を教えてくれる
- 落ちているアイテムに近づくとマップ画面に表示されるようになる
- 役に立たなくなったアイテムにはチェックマークが付く
- マップ画面やアイテム画面を開くとゲーム内時間が止まる
といった仕様は継承されているので、どこを不便にして、どこを親切にするか。非常に考えられて作られています。
とはいえ、過去作の良いところを踏襲するだけではマップやストーリーを変えただけのバージョン違いです。
本作で凄いのが、主人公グレースの特性にあります。
彼女はFBIの分析官ではありますが、怖がりなので、自然とプレイヤーに恐怖を煽ってきます。
化け物に追われている時は息が荒くなったり、機敏に動いてくれなかったり。一般人のようなリアクションを見せるので、それが結果的に恐怖感を生み出しています。
「バイオハザード」の主人公ってよくよく考えると超人ばかりで、化け物を見てもそこまで驚くことはありませんでした。
本作ではそこにメスを入れてシリーズに新たな恐怖感を生み出した。これは大きな革命です!
レオンパートとの対比が秀逸
このようにグレースパートはホラー要素を全面に打ち出していますが、対照的なのがレオンパート。
彼はシリーズのベテラン主人公なので、圧倒的な強さを誇ります。
体力が多いのはもちろん、持てるアイテムの数が多いので、いろんな武器を駆使して戦えます。
ハンドガン、ショットガン、スナイパーライフル、マシンガン、マグナム。
それぞれ所有できるうえ、ゲームを進めるとカスタマイズできるようになるので、武器の威力や連射速度なども高まります。
面白いのが、グレースパートで苦戦したエリアが舞台になったときです。
さんざん追われた化け物をショットガンなどでぶっ飛ばせるので、二重の意味で爽快感を味わうことができました。
いつもは普通に倒した化け物でも、過去に追われた経験があると、こんなにも印象が変わるのですね!?
そんな爽快感をさらに高めているのが、レオンのキャラクター性です。
彼は正義感が強いヒーロー的な側面を持ち合わせている一方、ユーモアに溢れていて、いろんな決め台詞を聞かせてくれます。
良い運動になったぜ、しつけがなっていないな、良い気分のところ邪魔したな、悪いが、俺はメニューに載ってないんだ。
いつも通りではありますが、グレースパートを体験した後に聞くと、ユーモアが際立っていますw
というか今作のレオン、さらにカッコ良くなっていないでしょうか?
良い感じに歳を重ねていますし、グレースと合流したときはレディーファーストに徹していて、特に療養所での行動はベテランの貫禄を見せてくれます。
シリーズで1.2を争うほど人気のレオンですが、彼がいかに魅力的なキャラクターなのか、改めて実感しました。
↑こちらは「RE:2」のレオン。当時からピチピチの美青年という印象でしたが、「レクイエム」のイケオジレオンを見た後だと、少年とさえ思えてきますw
圧倒的な映像美
グラフィックのクオリティにも定評ある「バイオハザード」シリーズ。
今作でもハイクオリティな映像表現を実現しているので、何度も「スゲェ!」って思いました。
特に感心したのが、冒頭の雨に濡れた街並みです。
薄っすら霧に包まれた街並みに、水たまりの透明感。看板やゴミ、車、傘を差した通行人など、生活感溢れる描写。
月並みな表現ですが、実写と見間違うくらいリアリティを追求しています。
凄いのが、Switch2版でも高いクオリティを維持していることです。
本作はマルチプラットフォーム(Switch2/PS5/Xbox Series/PC)で展開されています。
そのため性能差も大きく、この中ではロースペック寄りのSwitch2だと厳しいのでは?と思うこともありました。
ところが実際の映像を見ると十分に綺麗ですし、滑らかに動いてくれます。
Switch2のマシンパワーはPS4とPS5の中間と聞いていましたが、明らかにその範疇を超えています。
なんでも本作のSwitch2版は内部解像度を低めにして、そこにDLSSという比較的最近の技術を加えることでマシンパワー以上の映像美を実現できているようですね。
DLSSは低解像度で描画した映像を高精細にアップスケールする技術で、そこまで負荷をかけずに綺麗な映像を生み出すことができます。
本作のSwitch2版はその恩恵が強く、映像美とフレームレート。本来だったらトレードオフな2つの項目を高い水準でまとめています。
グレースの髪がパサパサであるとか。ポリゴンモデルの粗さが気になることもありますが、トータルで見るとSwitch2史上最高品質という印象で、これが携帯モードでも遊べるとは凄すぎる…!!
ちなみに本作は一人称視点モードと三人称視点モード。2つを好きなときに切り替えることができます。
一人称と三人称視点ではゲームの見せ方が全く変わるのに、それぞれを用意して、好きなときに切り替えできるとは!?
作る手間を考えると、かなりの大判振る舞いです。
惜しいところ
やや失速する後半のレオンパート
序盤は圧倒的な面白さを感じた「バイオハザード レクイエム」。
しかし、後半の面白さはやや失速していると思いました。
ぼくがそう感じた最大の要因が、後半のレオンパートが味付け不足であることです。
ストーリーの構成上、後半になってくるとレオンパートの比重が増して、彼を操作する時間が増えてきます。
廃墟となったラクーンシティを探索したり、ARKという研究所に向かったり。激しい戦闘と探索を組み合わせた「4~6」のようなテイストが長く続きます。
その結果、序盤で良いと思った「グレースパートで苦戦した敵をレオンパートでぶっ飛ばす」爽快感が薄れてしまいました。
かと言ってアクションシューティングとしても突出しておらず、「RE:4」のレオンほど大胆なアクションはできないので、相対的な面白さが弱く感じます。
ボス戦にしてもいくつかありますが、その多くは過去作のオマージュといった印象で、新鮮味が薄いです。
唯一、バイクに乗って敵を倒していくレールシューター的なシーンは迫力あって良かったんですが、それ以外は普通に戦ったり探索する感じで、特別感はありません。
もう少し「4」のようにスピード感があったり、体術が強かったりしたら爽快感重視のアクションシューティングとしての面白さを見出だせたと思うんですけどね。
通常難易度以上の場合、さすがに無双できるほどサクサク進まず、敵に倒されてちょっと前のチェックポイントから何度もやり直すことになるので、テンポも良くないと思いました。
ただ後半にもグレースパートや◯◯パートなど、恐怖感を前面に打ち出した展開も待っているので、その辺りは面白かったです。
また、アクションシューティングが上手い方でしたら、後半のちょっと長いレオンパートもサクサク進められると思うので、そこまで気にならないかもしれません。
ですのでこの辺りの印象は個人差があるとは思いますが、ぼくにとっては序盤の療養所がピークでした。
見どころはありますが、全体的にはご都合主義な印象が強いです。
「この後どうなっちゃうんだろう!?」と引き込まれる場面はあるものの、展開のためにキャラクターが動いているように感じることもあり、没入感が途切れることがありました。
なんだか「6」のストーリーを彷彿とします。
バイオハザード レクイエムのレビューまとめ
歴代シリーズの要素を融合することで新たな面白さを打ち出した作品。
特にグレースパートが良い塩梅になっていて、序盤の療養所は最高に良かったです!
しかし、後半からはレオンパートの割合が増えすぎているうえ、上手く料理しきれていないので、竜頭蛇尾な印象を受けました。
今作はシリーズ最速で全世界売上600万本を突破したうえ、日本国内でも前作「バイオハザード ヴィレッジ」を超える初動売上を記録しました。
その大きな要因がレオン人気にあると思いますが、彼のパートが長すぎると中だるみしがちなのがなんとも皮肉です。
という訳で個人的な評価としては、面白いゲームではあるが、全てのパートが最高とまでは思えなかった。といった感じです。
「序盤の完成度が高すぎたからこそ、惜しさが際立った一本」
ぼくはそう思っています。
こんな人には特におススメ。
・ホラーゲームファン。
・レオンファン。
こんな人にはおススメできない。
・怖いのが苦手な人。
・アクションシューティングが苦手な人。
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