どうも!KENT(@kentworld2 )です!
今回は、ピクミンが再ブレイクの兆しを見せている理由をまとめていきます。
ピクミンと言えばかつて、CMソングが社会現象を起こしていましたよね?
そんなピクミンが今になって再ブレイクしようとしています。
一体、何が起こっているのでしょうか?
ここからはピクミンが再ブレイクの兆しを見せている理由を語っていきますので、最後までご覧ください。
目次
ピクミンとは?
ピクミンとは、ピクミンという生物の群れを引き連れて指示を出していくAIアクションゲームです。
細かいシステム・目的は作品によって異なりますが、基本的には人型のキャラクターを操作し、ピクミンの群れに命令をして目的をこなしていきます。
国内での売上は56万本とゲームキューブのソフトとしては比較的健闘しましたが、それ以上に売れたのがCMソングです。
本作のCMソング、「愛のうた」は哀愁漂う歌詞やメロディが社会人のハートを掴むなどの社会現象となり、発売週のオリコンウィークリーランキングでは初登場2位を記録しました。
その後も2ヶ月に渡ってランキング上位をキープし、累計売上は90万枚を達成。
ゲームソフト以上の大ヒットを記録しました。
このように「ピクミン」はCMソングによって知名度が大幅に上がりましたが、それ以降はどうだったのかと言いますと、さほど大きなムーブメントを巻き起こせなかったんですね。
ゲームソフトの売上は作品を重ねる毎に低下。
再ブレイクを狙うべく、「2」が発売された2004年にはCMソング「種のうた」も発売しますが、以前のようなヒットを記録することはありませんでした。
そのため多くの方にとって「ピクミン」は20年くらい前に流行ったコンテンツという記憶に留まっているんですね。
しかし、最新作となるSwitch「ピクミン3 デラックス」の発売によって再び大きなムーブメントを巻き起こす可能性が出てきました。
ここからはその理由をまとめていきます。
「ピクミン」が再ブレイクする兆しを見せている理由
その1:最新作が人気ゲーム機向けに発売
「ピクミン」が再ブレイクする兆しを見せている最大の理由。
それは、ニンテンドースイッチという人気ゲーム機で最新作が発売されることです。
「ピクミン」のゲームソフトがCMソングよりも売れなかった理由は複数ありますが、その1つに対応するゲーム機の売上が低かったのもあると思うんですよ。
「ピクミン」の「1」と「2」の対応ゲーム機となるゲームキューブは国内では402万台しか売れませんでした。
ゲームキューブの前世代機となるN64は556万台。
さらに前のスーパーファミコンは1,717万台を記録していたので、どれだけ低いのかよくわかると思います。
ゲームキューブは当時の子供には高い人気を博していました。
が、スーパーファミコンとは違い、一般層からの人気は低く、任天堂のゲーム機としては低めの売上に終わってしまったんですね。
ですので、CMソングで「ピクミン」に興味を持ったとしても、ゲーム機を持っていない関係で購入には至らなかった人も多いんじゃないかと思います。
その後、「1」「2」の発売を経て「3」がWii U向けに発売されましたが、このゲーム機はさらに低い売上で終わってしまい、国内では331万台しか売れませんでした。
このデータを見てもわかるように、「ピクミン」シリーズ本編はよりによって売上が低いゲーム機でしか発売されず、潜在的な需要を掘り起こせなかったんですね。
一応、国内だけで1,270万台以上売れたWii。
国内だけで2,500万台以上売れた3DSでも関連作が発売されました。
が、Wiiで発売されたのは移植作。3DSで発売されたのは派生作だったので、「ピクミン」が持つ潜在的な需要を掘り起こせなかったんですね。
一方、今回発売されるSwitch「ピクミン3 デラックス」はどうでしょうか?
対応ゲーム機はニンテンドースイッチという2020年9月の時点で1,500万台以上も国内だけで売れている大人気ゲーム機。
プロモーションは新作ゲーム並みに行われています。
ということはですね、過去作の3倍、4倍、5倍以上広いマーケットで本気を出して売り出しているということなので、この時点で大ヒットは保証されているのではないでしょうか?
同じような流れは「スプラトゥーン」シリーズでも見られました。
「スプラトゥーン」は2015年にWii Uソフトとして発売され、日本でのオンライン対戦型アクションシューティングゲームの人気に火を付けます。
しかし、Wii Uの勢いが落ちている頃に発売された関係で潜在的な需要を拾いきれず、累計売上は150万本に留まったんですね。
その後、続編の「スプラトゥーン2」が人気のニンテンドースイッチで発売されたことで売上は倍増。
国内での累計売上は2020年9月時点で350万本を超えるほどの勢いで、一躍、任天堂を代表とする人気シリーズとなりました。
このような事例があるので、最新作のSwitch「ピクミン3 デラックス」はこれまでシリーズに手を出していなかった人も手を出されるんじゃないかと思われます。
その2:大衆のハートを掴んでいる
とは言えコンテンツに魅力を感じられなければどんなに人気のゲーム機で発売されても売れないですよね?
ですが、「ピクミン」の場合、多くの人が興味を持っているように感じます。
CMソングで一躍有名になれたのもあると思いますが、何よりもあのビジュアルが多くの人の心をつかんでいるように感じるんですね。
カラフルで大きな目をした生き物が群れとなって進んでいく光景はとてもシュールに感じますが、だからこそ見る人に強烈な印象を植え付けているように感じます。
思えば「ピクミン」が初公開されたE3 2001でも強烈なビジュアルに注目が集まっていました。
同時期に発売された任天堂ゲーム機の専門誌、ニンテンドードリームでも「ピクミン」の話題で持ちきりで、新規タイトルとしては異常なくらい注目を集めていたのを覚えています。
その3:新規ユーザー向けに調整されている
魅力的なCMソング、強烈なビジュアル。
このように「ピクミン」は外側だけを見ても興味を引く要素が満載なので、ライトユーザーの方でも手を出されたことはあるんじゃないかと思います。
しかし、「ピクミン」って実はガチゲーマー向けに作られているので、生半可な気持ちで手を出したら火傷するようになっているんですね。
特に「1」は30日という期限が存在し、30日が過ぎたらゲームオーバーになるという鬼仕様となっています。
生息する原生生物もタチが悪い奴ばかりで、仲間のピクミンをムシャムシャ食べるなど、数多くのプレイヤーにトラウマを植え付けてきました。
ですので、
なんて人も多いのではないでしょうか?
一方、今度発売されるSwitch「ピクミン3 デラックス」の場合、新規ユーザーでも楽しめるように作られています。
本記事を公開した時点では体験版しかプレイしていませんが、元となるWii U版と比べても遊びやすく作られていたんですね。
例えばロックオンの仕様が変更され、ピクミンを思った方向へ投げられるようになりました。
「ピクミン」シリーズではピクミンを投げて崖を飛び越えたり、原生生物に食らいつくのが攻略の大きなカギとなっています。
なので、思った方向へ投げられるようになったのは初心者へのハードルを大きく下げているんですね。
ハードルを下げているという意味では、ヒントモードの追加も大きく感じます。
ヒントモードを起動すると今は何をやるべきなのかをテキストと写真で教えてくれるようになり、次に行くべきルートを表示することができます。
正直なところ、「やり過ぎなんじゃないか?」と思うくらい親切設計じゃないでしょうか?
さらにおすそ分けプレイにも対応。
ストーリーモードを2人で攻略できるようになりましたので、1人でクリアできない場合、誰かと協力してクリアすることができるようになりました。
このように本作は過去作よりもライトユーザーが楽しめるように作られているので、それだけヒットする可能性が高まっているということでもあると思います。
ですので、再ブレイクの兆しを見せている理由の1つとして挙げさせていただきました。
その4:動画サイトとの相性抜群
「ピクミン」は動画サイトとの相性が抜群なので、その点も再ブレイクする可能性を高めているように感じます。
「ピクミン」というゲームは自由度が高く、プレイヤーによって攻略法が大きく変わっていくんですよ。
Switch「ピクミン3 デラックス」の場合、限られた時間の中でフルーツを集めたり、仕掛けを作動させ、最終的にはボスを倒していくのが目標となっています。
で、そこにたどり着くまでのルートが複数存在するうえ、段取りの上手い下手によって攻略するスピードが人によって大きく変わるんですね。
ということは投稿者によって異なる動画コンテンツを生み出しやすいということでもあるので、実況動画との親和性が高く感じます。
実況動画という文化はWii U「ピクミン3」が発売された2013年当時も存在したので、何を今更と思う方も居るかも知れません。
でも、ちょっと待って下さい。
2020年になった今はYouTubeの市場が当時とは比べ物にならないくらい大きくなっているんですよ。
ですので、本作の発売直後は数多くの人気YouTuberさんが実況動画などを投稿され、2013年当時とは比べ物にならないくらい「ピクミン」というコンテンツが拡散されるんじゃないかと思われます。
SNSでの拡散という意味では、Switchに搭載されているシェアボタンも忘れてはいけません。
Switchにはシェアボタンが存在し、Twitterなどにスクリーンショットや短い動画を投稿することができます。
さらにSwitch「ピクミン3 デラックス」にはカメラモードという一人称視点で写真を撮影する機能が搭載されているんですが、これらの機能も認知度も高めるきっかけになると思われます。
その5:年末商戦の目玉タイトルが不足している
年末年始はゲームソフトが最も売れる時期なので、各社、この時期に合わせて自社の有力タイトルを多数発売する傾向にあります。
しかし、今年はコロナ禍の影響があったのでしょうか?
爆発的なヒットを記録するタイトルが少なく感じます。
話題性という意味ではPS5、Xbox Series Xといった次世代機の発売がありますよ?
でも、これらのゲーム機は予約が困難になるほど初回の生産数が絞られているので、専用のゲームソフトがすぐにバカ売れする可能性は低いと思うんですよね。
任天堂製のタイトルにしても2019年末発売のSwitch「ポケットモンスター ソード/シールド」。
2018年末発売のSwitch「大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL」に匹敵するほど大ヒットが期待できるタイトルの発売予定がありません。
ですので、Switch「ピクミン3 デラックス」を売り出すには絶好のタイミングなので、注目が集まりやすいんじゃないかと思います。
発売週はもちろん、クリスマス、お正月にも売れ続け、累計売上はシリーズ最高を更新する可能性は十分にあるのではないでしょうか?
その6:炎上する可能性が低い
Switch「ピクミン3 デラックス」は完全新作ではなく、Wii Uで発売された「ピクミン3」に要素を付け足したバージョンアップ版です。
ということはですね、内容が保証されているということでもあるので、発売後に炎上する可能性は低いと思うんですよ。
最近はYouTube上で新作ゲームの炎上動画が流行っていて、少しでも期待を下回る出来だと叩かれる傾向にあります。
そして、多くのユーザーはダメなゲームだと思い込んでしまい、発売2週目以降の売上が伸び悩んでしまう傾向にあるんですね。
しかし、Switch「ピクミン3 デラックス」の場合、そうなる可能性は低く感じます。
というのも元となるWii U「ピクミン3」は各地で好評を博しているからです。
海外のレビューまとめサイト、メタクリティックではメディアスコアが87点。ユーザースコアは8.7。
Amazonのレビューは4.2。
どこを見ても高評価となっていて、もう少し高ければその年のGOTYになれるほどのレベルに感じます。
そんなWii U「ピクミン3」の欠点を潰し、完成度を高めたバージョンアップ版のSwitch「ピクミン3 デラックス」は、余程のことがない限りは炎上しないのではないでしょうか?
そのため発売2週目以降に売上を大きく落としてしまい、不発に終わってしまう可能性は低く感じます。
その7:既に各地で大人気
ピクミンが再ブレイクする兆しは既に各地で見られています。
例えばAmazonの売れ筋ランキングでは10月に入ってからはずーっと上位をキープしている状況で、1位になる日も珍しくありません。
予約開始直後でしたら最大瞬間風速で1位になるのも難しくはありませんが、予約開始から一定の期間が経過してからも上位をキープするのは簡単なことではないんですよ。
YouTubeでもピクミンが再ブレイクする兆しが見られます。
最近、ピクミン関連の動画をアップされるチャンネルは軒並み高い再生数を記録していて、登録者が3桁のチャンネルでも数万再生の動画が生まれている状況となっています。
ということはですね、それだけピクミンの注目度が高まっており、供給が需要に追いついていない状況ということなので、発売直後はさらに盛り上がるんじゃないでしょうか?
このビッグウェーブ、乗るしかありませんね。
全体のまとめ
ここまで「ピクミン」が再ブレイクの兆しを見せている理由を語っていきました。
潜在的な需要は間違いなく存在するので、いちファンとしては、Switchという人気ゲーム機で発売されることで多くの人に「ピクミン」の良さを知ってもらいたいと思っています。
当ブログではSwitch「ピクミン3 デラックス」発売直後にレビュー記事を投稿し、Wii U版からどのようにパワーアップしたのかを語っていきます。
なので、様子見の方は参考にしていただけると嬉しいですね。
本記事の動画版
ピクミンは売上はそこまでですが知名度は高いですからね。
たしかに潜在的な需要はまだまだありそうに思います。
ちょっと気が早いですが自分はピクミン4(たぶん作ってるはず)が気になってるんですよね。どんな風に進化させるつもりなのか。
ピクミン3デラックスが成功すればピクミン4はかなりヒットすると思います。
スプラやマリメとちがい、WiiUでもそこまで人気は出なかった(どちらかといえば比較的ひっそりとしてた)ので、Switch版出てもどこまで人気が出るのか怪しいなと思ってましたが、よいこの動画や体験版配布などもあって、ぼちぼち知名度は上がってきているようですね
確かにゲームとしての面白さ、完成度はかなり高いのでyoutubeでプレイ動画が大量拡散すれば結構ブレイクする可能性はあるかも
でも結局リアルタイムストラテジーってゲームとしては難しいので、大ブレイクするのは難しいような気がします
いや売れてくれたら嬉しいんですけども
正直、どれだけ売れるかは見ものなところはあります。
ハーフミリオンで終わってしまうか、はたまたただの通過点となるのか。
懸念点は、人を選ぶリアルタイムストラテジーというジャンルだと思います。
このジャンルに関しては、じっくりと遊べば遊ぶほど良さがわかってくるものですからね。
私としてはピクミン4のためにがんばってほしいです。
そこまで大ヒットするのか?
Wiuからスイッチに来てるゲームって割と沢山あるけどその全てが売れてる訳でもないし、マリカー、スプラ、マリオメーカーと違って大元のゲームシリーズが大人気な訳でもない
有名ゲーム配信者も人気のないゲームは配信しないだろ
Splatoon2は2020年3月末時点で389万本ですので
9月の段階では400万突破している可能性が非常に高いと思われます。
ピクミン3 デラックスが大ヒットするかどうかはWiiU版のピクミン3を買ってくれたユーザーさんたちがピクミン3 デラックスをどれだけ購入してくれるかということも重要になってくると思います。WiiUのソフトがスイッチに次々と移植されていくのでそのような現状に不満を持つWiiUを買ったユーザーさんも少なからずいるみたいです。
新規向けに配慮しててもブームにはならないかな
任天堂ユーザー層はもっとパッと見で分かりやすいゲームじゃないと目に止まらないと思う
どうでしょうね。
任天堂のミリオンソフトと比べると直感的に何も考えずに遊べるゲームではないので…
年末で他にソフトが無いこともあってWiiU版よりは売れると思いますが…
ただ、こういうゲームこそ話題になってヒットしてほしいですね。
ゲーマーには2が人気のようですが、このゲームの真骨頂は1、3のダンドリ路線だと思ってます。