ロックマン ゼロ&ゼクス ダブルヒーローコレクション/PS4 / Switch
どうも!KENT(@kentworld2 )です!
今回は2020年2月に発売されたPS4/Xbox One/Switch「ロックマン ゼロ&ゼクス ダブルヒーローコレクション」のレビューをしていきます。
本作はGBA/DS向けに発売された2Dアクションゲーム版「ロックマン」のコレクションパッケージになりますが、
2000年代前半の香りが詰まった準レトロゲーコレクションに感じました!
本作には以下の6タイトルが収録されています。
※リンクは各タイトルのレビュー記事になります。
いずれも2000年代に発売された作品ということもありますが、当時の匂いを強く感じるのですよ。
特にキャラクターのデフォルメ感は同時期に流行っていたアニメを彷彿とするような感じで見ていると懐かしくなってきます。
もし、2000年代前半のアニメに思い入れがある場合、プレイしていると懐かしく感じるかも!?
ここからはそんなPS4/Xbox One/Switch「ロックマン ゼロ&ゼクス ダブルヒーローコレクション」について詳しく書いていきます。
累計1,000記事突破!KENTがプレイしたゲームのレビュー記事一覧へ
- 2Dアクションゲーム「ロックマン ゼロ&ゼクス」シリーズのコレクションパッケージ。
- シリーズ6作をまとめて収録している。
- Zチェイサーモードなど様々な追加要素を収録している。
初リリース日 | 2020年2月27日 |
対応ハード | PS4/Xbox One/Switch |
ジャンル | 2Dアクション |
推定クリア時間 | 30~40時間(全タイトル合計) |
発売元 | カプコン |
目次
良いところ
6タイトルを1本のパッケージに凝縮!
前述の通り本作には「ロックマン ゼロ&ゼクス」シリーズ関連作が6作品収録されています。
が、「ロックマン ゼロ」シリーズのコレクションパッケージは今作が初ではなく、2010年にはDS「ロックマン ゼロ コレクション」が発売になりました。
そんな中で発売された今作で特筆したいのが、DS向けに発売された「ロックマン ゼクス」シリーズ2作も収録されていることです。
「ロックマン ゼロ」と「ロックマン ゼクス」。
それぞれ異なるシリーズになりますが、時系列的には繋がっています。
それだけに両シリーズを1本にまとめた本作は価値があるのではないでしょうか?
ここからはそれぞれの作品に関する魅力を簡単に紹介。
GBA「ロックマンゼロ」(2002)
⇒「ロックマンX」と差別化を図ろうと荒削りながらも意欲的なシステムを搭載。レビューはこちら。
GBA「ロックマン ゼロ2」(2003)
⇒前作を改良しつつも難易度の高さは健在!ストーリーはさらにシリアス路線へ!レビューはこちら。
GBA「ロックマン ゼロ3」(2004)
⇒前2作のシステムを改善しまくったシリーズ最高傑作。レビューはこちら。
GBA「ロックマン ゼロ4」(2005)
⇒4作目にして舞台が一新。新要素も満載の意欲作。レビューはこちら。
DS「ロックマン ゼクス」(2006)
⇒新シリーズはまさかのメトロイドヴァニア!?さらに女性ロックマンも!?レビューはこちら。
DS「ロックマン ゼクス アドベント」(2007)
⇒新たに変身アクションが追加。倒したボスに変身して大暴れ!
据え置き機向けに改良!
「ロックマン ゼロ&ゼクス」シリーズはいずれも携帯機向けに発売されました。
でも、「ロックマン」シリーズって難易度が高いので携帯機だと操作性の悪さが気になってくるじゃないですか?
その一方で本作は大画面&コントローラでプレイできることから操作性が大幅に向上しています。
携帯機で好評を博した作品を据え置き機で楽しめるとは良い時代になったものです。
超スタイリッシュなメニュー画面
メニュー画面を初めて開いた時は興奮して思わず声に出したくなりました。
それだけスタイリッシュなユーザーインターフェースとなっていて、作品の雰囲気を上手く表しています。
特徴的なのが、メニュー画面が2ページに分かれていること。
左には「ロックマン ゼロ」シリーズが。
右には「ロックマン ゼクス」シリーズの項目が並んでいて、LRボタンで切り替えることが出来ます。
それだけでもカッコいいのに切り替え時には背景のイラストがリング状に回転するのですよ。
その演出が秀逸で、何度も回転させてしまいましたw
メニュー画面で使用されているスタイリッシュなBGMといい、ファンならメニュー画面を弄るだけでも興奮できるのではないでしょうか?
公式チートなカジュアルシナリオモード
本作に収録されているタイトルはいずれも高難易度に感じます。
序盤からトゲトラップが設置されていたり、難易度が高いボス戦が待ち構えていますから。
2020年代に発売された新作ゲームに慣れていたら火傷することでしょう。
そんな初心者に便利なのが「カジュアルシナリオモード」。
このモードを選択すると最強データの状態からスタートすることができるので、難易度がグッと下がります。
デフォルトのモードと比較したら雲泥の差で、余程のことがない限りはゲームオーバーにならないでしょう。
さらにアシストセーブ機能が追加されました。
この機能をONにすると各地に簡易セーブポイントが追加され、ミスをしてもそこから再開することが出来ます。
同時に残機制の概念も廃止されるので、ゲームオーバーになってステージの最初からやり直すようなことにもなりません。
これらの機能を活用すればクリアまでのハードルはグッと下がります。
お馴染みのギャラリー&ミュージックプレイヤーモードを搭載
もはや「ロックマン」のコレクションパッケージでは当たり前になってきましたが、今作にも追加モードが収録されています。
まず紹介するのが「ギャラリー」と「ミュージックプレイヤー」。
「ギャラリー」では各タイトルのCGイラストを閲覧することが可能で、「ミュージックプレイヤー」では収録曲を視聴出来ます。
中には滅多に聴けない曲も収録されているので、この手の機能は嬉しいです!
もちろん、ゲームをやり込まないとアンロックされないなんてことはありません。
最初から視聴できるので、サントラ感覚で本作を購入するのも良いと思います。
画面分割が新鮮なZチェイサーモード
そして新モードの中でも特筆したいのがZチェイサーモード!
本モードは画面を2つに分割して行うタイムアタックモードになります。
各タイトルに収録されているステージを何分でクリアするのか競うことになるんですが、相手のプレイを確認できるのが新鮮に感じました。
この手のゲームモードって大抵は他人のプレイを同時に確認することはできないので、新しいアプローチに感じます。
嬉しいのが、2人プレイにも対応していること。
Switch版の場合、おすそ分けによって1画面2人同時プレイができるので、本モードとの相性が良いように感じます。
細かい部分までバッチリフォロー
それ以外にも細かい部分までバッチリフォローされています。
具体的には
- 「ゼクス」シリーズ2作のボイスを再収録(音質が大幅に向上)。
- 高画質フィルター機能を搭載。
- オリジナル版のグラフィックやボイスへの切り替え機能も搭載。
- 画面比率やレイアウトの変更も可能。
- 英語版を収録。
- 「ロックマン ゼロ3」の改造カード要素を実装。
- 「ロックマン ゼクス」と「ロックマン ゼロ3&4」の連動機能を実装。
と言った感じ
下手に変えられると嫌がるプレイヤーに向けてオリジナル版に切り替えることもできるので、痒いところに手が届く仕様となってます。
惜しいところ
浮いてしまっているボタン表記
各タイトルのメニュー画面などには対応機種のボタンが表記されています。
が、明らかに周りのグラフィックと比べて浮いており、まるで修正・訂正シールが貼られているかのように感じました。
さすがに携帯機のソフトをフルHD出力の据え置き機向けに違和感なく移植するのは無理があったようです。
強引に移植してしまった感が強いDS向け2作
今作に収録されている「ロックマン ゼクス」シリーズ2作はニンテンドーDS向けに発売されました。
ニンテンドーDSと言えば2画面やタッチスクリーンが特徴的なゲーム機です。
そんなゲーム機のタイトルを1画面の据え置き機に移植するのは無理があったようで、一部の操作性が悪化しています。
なんと、タッチスクリーンの操作は右スティック&押し込みで行うのです!
タッチスクリーンの操作はそこまで頻繁に行うわけではありませんが、強引過ぎて笑いましたw
また、画面レイアウトもキャプチャーボードでニンテンドーDSソフトを実況している方の動画みたいで妙な既視感があります。
この辺りはご愛嬌と言えばご愛嬌ですがw
オプションでレイアウトの変更をすることは出来ます。
ロックマン ゼロ&ゼクス ダブルヒーローコレクションのレビューまとめ
GBA/DS向けに人気を博した6作品をまとめて楽しめるお買い得な内容。
いずれも基本難易度は高めですが、救済措置が充実しているのでクリアするのは難しくありません。
プレイしていると2000年代前半の独特な香りが漂ってくるので、シリーズ初心者でも当時の空気感が好きな人にもおすすめしたい作品です。
2000年代前半の香りが詰まった準レトロゲーコレクション!
こんな人には特におススメ。
・「ロックマン」シリーズ好き。
・2Dアクションゲーム好き。
・2000年代前半アニメ好き。
こんな人にはおススメできない。
・昔のゲームには興味ない人。
ロックマン ゼロ&ゼクス ダブルヒーローコレクション/お気に入り度【80/100%】
プレイした時間・・・約5時間
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Nintendo | PlayStation |
Xbox | etc |
DS/3DSソフトの現行機への移植は何かと大変ですね
本体の機能を活かしきった良作ほど移植が難しくなるというジレンマ
逆に言えば開発者の腕の見せ所(手抜きはすぐバレる)ということでもありますけれど
2画面で作られたゲームを1画面のゲーム機に移植するのは大変ですね。主に快適性の面で。
今回のロックマンのコレクションパッケージはシリーズ最高の出来だと感じました!
そうそうロックマンといえば、このデザインだよ(≧∀≦)!あとメニューのUIがクソカッコ良すぎません!?
特にゼクスは懐かしさがビンビンです♪エールやアッシュはやっぱかわいいなぁ〜(^^)
その上、救済措置も豊富でほんとに遊びやすい!!
個人的にはアクションゲームの腕が落ちすぎて、この救済措置をフル搭載で特にゼロシリーズがやっと遊びやすく感じました。
そう!メニューのUIがカッコよすぎてここだけで買って良かったと思いましたよw
ゼクスはメトロイドヴァニアだってことをプレイして初めて知りました。もっと早くに知っておきたかったぁ!w
救済措置をフル活用すれば全タイトル合計でも10時間程度でクリア出来るんじゃ!?
やっぱりゼロはかっこいいですよね。
でもガンヴォルトシリーズの方もですけど、主人公がかっこいいとつまらないミスでやられたりした時にちょっとだけ申し訳ない気分になります。
それにしてもゼロさんは自爆したり操られたり動力炉がやられたり暴走したり、さらにゼロシリーズでも色々あった後のあの結末とかなりの苦労人ですよね。
それでも迷わずに戦い続けるのがゼロの魅力でもあるのですが、やっぱり平穏に暮らせるエンドも見たかったですね。
はい!今作のゼロは少し少年っぽくなっていますが、それでもカッコよさは失われていません。
確かにゼロってロックマンと比べても苦労人ですよねw
何故、こんなにも苦難が待ち受けているのか・・・(泣)
はじめまして!
自分はゼロシリーズは全作プレイ済み、ゼクス二作は未プレイでしたが個人的に2020年度一番楽しみにしていた一作です。
発売日前からPS4のDL版を予約し即購入に至りました。
当時から難しかったですが、今プレイしても十分に難しい…けど面白い!どれもそんな感じですね。
ゼロ2のマグマニオンや爆撃機ミッションにゼロ4のクラフトに泣かされたのもいい思い出。(泣)
またギャラリーの中にはエグゼ4連動時にエグゼ側の絵師さん?が書いたイラストもあったり、ゼロ2のギャラリーの中には何気に格ゲーのSVCカオスで描かれたラフ絵もあったりしたのが嬉しいですね。
現在はゼクスをプレイ中ですが案の定?指定されたミッション場所が分からず迷子が頻発したので攻略サイトのお世話になってます。(泣)
ミッション場所にさえ到着すれば、ステージやボス戦は相変わらず歯ごたえ十分で面白いのですけどね。
ではー。
今作は様々なチューニングがなされていますが、それでも難しいですよねw
チェックポイント機能を使用していますが、オリジナル版を残機制でクリアされた方は頭が下がります^^;
ギャラリーモードではサラッとレアなイラストが収録されているのも嬉しいですね。
ゼクスはナビゲート機能が追加されていたら良かったかな。面白いですがもう少し手を加えても良かったんじゃないかと思います。