2017/04/19/12:00 | ゲームレビュー

Yooka-Laylee(ユーカレイリー)【レビュー・評価】絶滅危惧種のアイテム収集型3Dアクションゲームがここに復活!


Yooka-Laylee(輸入版)/PS4 / XboxOne

2017年4月に発売されたPS4/XboxOne「Yooka-Laylee(ユーカレイリー)」を今回はレビューします。

PS4/XboxOne「Yooka-Laylee(ユーカレイリー)」はカメレオンのユーカとコウモリのレイリーが冒険を繰り広げる3Dアクションゲームです。日本での発売は未定。

良いところ

懐かしのアイテム集めを楽しめる

1990年代後半。N64「スーパーマリオ64」の大ヒットをきっかけに数多くのアイテム収集型3Dアクションゲームが発売になりました。

PS「スパイロ・ザ・ドラゴン」、PS「サルゲッチュ」、PS2「ジャック×ダクスター」、N64「ドンキーコング64」、そしてN64「バンジョーとカズーイの大冒険」。

これらの作品は戦闘よりもアスレチックが重視されており、箱庭マップに散らばる様々なアイテムを集めていくのが目的となっていました。

今回レビューするPS4/XboxOne「Yooka-Laylee(ユーカレイリー)」はN64「バンジョーとカズーイの大冒険」の精神的続編として発売されただけあって、昔懐かしのアイテム探しをメインに楽しむ事が出来ます。

2017年現在、3Dアクションゲームは戦闘やクエストメインのオープンワールドアクションかシネマティックな体験が楽しめる一本道アクションばかりになってしまい、アイテム探しやアスレチックがメインの箱庭アクションゲームはほとんど発売されなかったので凄く貴重に感じました。

楽しげな雰囲気作り

本作で特筆したいのが、楽しげな雰囲気作りです。

至るところでワクワク感を生み出すような演出が満載で、N64「バンジョーとカズーイの大冒険」の良いところを取り入れています。楽しげな雰囲気作りのポイントを箇条書きで書かせていただくと・・・

・キャラアイコンが造語で喋るイベントシーン。
・ポップで楽しげなBGM。
・水中や洞窟など舞台が移り変わる事で変化するBGMのアレンジ。
・カラフルな世界観。
・ジョークを放つ個性豊かなキャラクター。
・何でも目を付けたがるイギリス風味のキャラクターデザイン。

中には日本人受けしないような演出やデザインも含まれていますが、子供だったらワクワク出来ると思います。楽しげな雰囲気作りに関しては他の追随を許しません。

徐々に行動範囲が広がる楽しさ

ユーカとレイリーはゲームを進めていく事で様々な技を覚えて行きます。

新しい技を覚えるとそれまで行けなかった場所にも行けるようになるので、徐々に行動範囲が広がって行く楽しさを味わえました。

見飽きたステージでも新しい技を覚えたら引き返してみましょう。きっと、新たな道を切り開き、行動範囲が広がって行くと思います。

黄金の本のページ集めが楽しい

ゲームのキーアイテムとなる「黄金の本のページ」。本作ではこのアイテムを集めるのが目的となっていて、各ワールドに20~25個隠されています。

序盤のワールドではちょっとしたアスレチックをこなすだけで入手出来ますが、中盤以降は謎解きやミニゲーム、ボス戦をこなさないと入手出来ず、一筋縄ではいきません。

集める順番はプレイヤーが自由に決められるので、まるで遊園地を遊びまわっているかのようでした。

ワールド1では大体集めたから、次はワールド2に行こう!いや、今日はワールド3の気分だなぁ。

こんな感じで自由に各ワールドを探索してアイテム集めを楽しめるので、自由度は高く感じられました。

カメレオンとコウモリを活かしたアクション

主人公はカメレオンとコウモリです。「何故コウモリが?何故カメレオンを?」といった感じで疑問でしたが、アクション部分を見て納得しました。

カメレオンのユーカはオブジェクトを舐める事で同化することが可能で、大砲のように重くなったり、ランプのように光を放つ事も出来るんです。

また、特定の植物を舐めると一定時間、炎や水、ボムを放つ事も可能で、カメレオンである事を活かしたアクションが用意されていました。

コウモリのレイリーにしても空を飛んだり、超音波を放つ事も可能で、カメレオンのユーカとのタッグアクションがよくマッチしています。

ゲームを進めていく事で最終的には何十ものアクションを使えるようになりますが、バンジョー&カズーイのコンビに負けないくらい魅力的な操作キャラに化けます。

お楽しみのミニゲームを収録

本作には全8種類のミニゲームが収録されています。

1人ではもちろん、2~4人でのプレイにも対応しており、メニュー画面から選択出来るので嬉しいですね!

内容の方はレースやシューティング、フラッグゲームなどバラエティに富んでいて、こんなところもN64「バンジョーとカズーイの大冒険」を踏襲しています。

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悪いところ

トロッコミニゲームの出来がイマイチ

各ワールドでプレイ出来るトロッコミニゲーム。スタートからゴールまでに一定数のダイヤを集めたらクリアになるんですが、出来はイマイチに感じました。

カメラはサイドスクロール形式なので前方が見えにくいし、ダッシュやブレーキのスピードが極端で物にぶつかったり、穴に落ちたりして理不尽です。

終盤のワールドではノルマが厳しいので何度もやり直しをしてしまい、イライラしました。

このミニゲームはN64「ドンキーコング64」のセルフオマージュになるようですが、出来は悪化しています。

とあるアクションがゲームバランスを崩している

徐々に新しいアクションを覚えて行く過程は楽しいですが、一つ、ゲームバランスを崩している物がありました。

ネタバレになるので具体的には書きませんが、これを覚えてしまえばアスレチックアクションの難易度が大幅に下がってしまい、勿体なく感じます。

縛りプレイで使わなければ良いとは言っても使える物は使ってしまうのが人情ですから、せめて中盤ではなく終盤で覚えられるようにして欲しかった。

行く手を阻むクイズゲーム

何度かクイズゲームが挿入されて英語でプレイしていると困る事がありました。

最初のクイズはワールド1をクリアした後に挿入されるけど、そんな早くから持って来られてもこのゲームの事をよく分かっていないから!

しかもクイズは10問正解しなければクリア出来ず、3回ミスをすると最初からやり直しになるという鬼仕様だし。

たまにサービスで1問スキップ出来る事があるけど、それでも苦痛でした。こんなところまでN64「バンジョーとカズーイの大冒険」をセルフオマージュしなくても・・・

全体のまとめ

この手のゲームは絶滅危惧種だったので、久しぶりにプレイ出来た事自体が嬉しかった。

今となっては時代遅れのゲームジャンルなのかもしれないけど、色んなワールドを行き来して広大な世界でアスレチックをしながらアイテムを集めて行くのは普遍的な楽しさがあって夢中で楽しんでしまいました。

世界観もカラフルで明るく、童心に帰れる作品です。もっともっとこんな作品が生まれてほしい。絶滅危惧種のアイテム収集型3Dアクションゲームがここに復活!

こんな人には特におススメ。
・アイテム収集型3Dアクションゲーム好き。
・アスレチックアクション好き。

こんな人にはおススメできない。
・戦闘を重視する人。
・3Dアクションゲームが苦手な人。

Yooka-Laylee(ユーカレイリー)/評価 ★★★★★★★★☆☆ 星8つ
プレイした時間・・・約25時間

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この記事の反響(22)

  1. さやまる より:

    結構要素もある感じで総合的に見てもちゃんと面白そうですね〜!終わるまでちゃんと期待通り?の様で良かった!多少バランスが上手くいっていない部分がある様ですけれども…ゲームバランスを崩す程のものが何なのか気になりますね、トロッコはドンキーのオマージュだったので地味に楽しみだったんですが…まぁ仕方ないかなぁ〜
    とりあえずあとは日本発売を待つのみです…ちゃんと決まるといいな〜

    • kentworld より:

      これはフルプライスで販売しても良いほどのボリューム感がありました。
      39.99ドル以上の価値はありましたね。
      ゲームバランスは中盤から少し疑問なところはありましたが、それでもこれは良作です!

  2. トモフミ より:

    ちゃんとカメレオンやコウモリの意味付けがされているのはいいですね(^^)海外のゲームとはいえ、カートゥーン調なのに主人公を中心にキャラがかわいいのはいいですね。こんなにかわいいカメレオンはポケモンのカクレオン以来ですよ(笑)プロモーション次第では日本受けもするんじゃないかな。ドンキーコングやクラッシュ、パラッパラッパーも受け入れられたし(もちろんバンカズも…)。
    今度のスーマリオデッセイはゲーム内容によってはアイテム収集の箱庭形式になりそうなので、私はそれに期待したいです。

    • kentworld より:

      どうぶつの意味付けがされているところは任天堂のゲームに通じるものがありました。
      カメレオンってあまり好きじゃないけど、ユーカは気に入りました!
      日本でも需要はあると思うので、上手くプロモーションをして売りだして欲しいなぁ。
      こういうゲームの需要がある事をメーカーさんは理解してほしい!
      マリオオデッセイはアイテム収集型の箱庭アクションゲームと思いこんでいますw

  3. がは より:

    輸入盤まで手を出すとは、熱いゲーム愛ですね。陽気なオープンワールドって稀少なので、もっと増えてほしいなぁ。

    • kentworld より:

      ありがとうございます!
      それだけ前身となったバンジョーとカズーイの大冒険が好きなんですよぉ。
      アイテム収集型3Dアクションゲームの魅力をこれからもブログで伝えていきたいです。

  4. ☆☆☆☆ より:

    なんにでも眼を付けたがるデザインって何?って思ったら、黄金のページを見て納得しました…なるほど

  5. kazu より:

    なんとなくロシア語っぽい響き?のタイトルですね。もしローカライズされるんだとしたら、ユーカ&レイリーの○○○みたいな感じになるのかな。いや、そもそもユーカレイリーがキャラの名前なのかどうなのか不明ですが。

  6. nicond より:

    目ばっかりどころか目単体だったりするのは何なんでしょうねwアニメ調で、気持ち悪いわけではないですが。ユーカとレイリーのデザインはわりと好きです。
    日本での発売に期待したいですね。

    • kentworld より:

      目単体の敵もいて、オブジェクトにくっ付くとセットで襲ってくるから魂なのかもしれませんw

      ユーカとレイリー、スクリーンショットは可愛く撮れました♪
      ローカライズしたら日本でもそこそこ売れそうな気がしています。

  7. グリグラ より:

    バンカズはプレイしていませんが、64時代の箱庭ゲーを彷彿とされるようですね。
    箱庭好きとしては日本語版が出たら絶対にプレイしてみたいです。

  8. セシル より:

    PVとか観てもカラフルな世界観で面白そうです、でも日本版の発売予定は未定なんですよね。このゲームに限らず海外のゲームで気になるソフトはなかなか日本版が発売されない事が多いような(T_T)英語はわからないので海外版を買うまでにはいかないしなぁ。

    • kentworld より:

      そうですね・・・僕もそこは不満に感じているので、
      近いうちにローカライズされてほしいゲームを記事で特集します。

  9. shiba より:

    ゲームルームでプレイさせてもらいましたが、アクションあり謎解きありでとても楽しかったです^ ^
    デビッドワイズのゲームBGMは大好きですし、日本語版が出たらぜひ買いたいタイトルですね。

    • kentworld より:

      興味を持っていただけて良かったです!
      ゼルダにも近いところがあるので、Shibaさんも楽しめると思います。
      そうそう、デビッドワイズさんも参加しているんですよー。

  10. シロマ より:

    レビューを見てみると64時代にあった箱庭ゲームの良さが詰まってるゲームみたいですね。
    英語がわからないとストーリーが理解しずらかったり、クイズゲームががきつそうなのでこの作品は日本語版を出して欲しい。
    実はこの作品の前身の「バンジョーとカズーイの大冒険」は64でプレイした事あるけどクリアはしてないので去年購入した「レアリプレイ」でクリアしたい。

    • kentworld より:

      プレイしていて懐かしい気持ちになれました。
      あぁ、20年前を思い浮かべてしまったよ。
      ぜひ、日本語音声でプレイしたいですね!
      バンカズのオリジナル版は音符が保存されず、難しくなっていますが、本作はだいぶマイルドですし、Xbox360版、レアリプレイでは改善されていました。

  11. ブルー より:

    プレイしてから楽しみたいのでまとめしか見てませんが良感触みたいですね。
    早くさわりたい……
    ☆10じゃなく、☆8に地味に安心感を得るw
    あと今さらですけど、ユーカだったんですね。素で勘違いしてて恥ずかしいorz

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