2011年７月に発売されたWii「Wiiリモコンプラス バラエティ」を
今回はレビューします。Wii「Wiiリモコンプラス バラエティ」は
Wiiリモコンプラスの機能を活かしたミニゲーム集です。
本作はWiiリモコンプラス、もしくはWiiモーションプラス専用タイトルとなっています。
そのため収録されているミニゲームは普通のWiiリモコンでは実現できなかった、
より細かなモーション操作を必要とする内容になっていました。
ここからは１つ１つの感想を書いて行きます。
アイスクリームチャレンジ
⇒降ってくるアイスクリームを積み上げていくゲーム。
Wiiリモコンプラスの正確性によってリモコンの持った角度を３６０度認知してくれるため、
左右だけではなく手前と奥のバランスにも気を配らないといけません。
積み上げていくと５０、６０、７０段にも達し、そのシュールさが面白い。
やり込んでいくと別モードの「ソフトクリームチャレンジ」が出現。
こちらはWiiリモコンをくるくる回して価値の高いソフトクリームを作ると言う内容で
かなり難易度が高くなっていますが、綺麗に巻くのが楽しい！
お気に入り度/★★★★★
モグラたたき
⇒その名の通りモグラを叩いて行くゲーム。
モグラに３つのフルーツを一定時間取られないようにしたらクリア。
最後のステージではボス戦に！？テレビにリモコンを向けなくても
遊べるのがWiiリモコンプラス専用ならではでした。
お気に入り度/★★★★☆
ポーズMiiプラス
⇒Wiiリモコンを回転させてポーズを取ったMiiを一定時間内に穴へ入れるゲーム。
３６０度リモコンを傾けて急いでMiiを穴に入れないと
いけないので、頭の回転が速くないと難しい。
お気に入り度/★★★★☆
360°シューティング
⇒３６０度向きを変えられるガンシューティングゲーム。
ステージによっては強制スクロールになっているところもありました。
プレイヤーにも体力の概念が存在するため、「はじめてのWii」の
ガンシューティングとは違ってスコアを稼ぐよりもステージをクリアすることが
重視されています。いくつかステージが用意されていますが、
どれも全く雰囲気が異なるので新鮮に楽しめました！
お気に入り度/★★★★☆
石投げ水切り
⇒Wiiリモコンを振って水切りを楽しむゲーム。
角度や強さによって水切りできる回数は変わるので、
本物の水切り感覚で楽しめます。
高スコアを稼ぐとユニークな形の石が出てくるのが良いですね。
ゲームをやり込むと出現するモードは、ぶっ飛びすぎでしたｗ
お気に入り度/★★★☆☆
ボールとシーソー
⇒シーソーを回転させてボールを的に当てるゲーム。
ボールはシーソーの回転によって正確に飛ぶので、
シーソーの回転を上手く利用してボールを操るのが面白いです！
全３０ステージが用意されており、後半のステージでは
沢山のシーソーを操ってボールを奥まで運ばなければなりません。
お気に入り度/★★★★☆
ゴーストマンション
⇒音とMiiのヒントを頼りにWiiリモコンを３６０度傾けてオバケを探し出すゲーム。
Wiiリモコンプラスの感知機能だけではなく、音も活かしているのが面白い！
お気に入り度/★★★★☆
ジャンピングランド
⇒トランポリンだらけのステージで飛びながらMiiを回転させてスコアを稼ぐゲーム。
Aボタンを押すと急降下が可能なのでそれと回転を上手く使って
宝石を取っていくんですが、慣れるまでなかなか上手く飛ぶことが出来ません。
そのためもどかしさを感じてしまう。だけど、慣れてくると
独特な操作感覚や楽しげな雰囲気の虜になってしまいます。
お気に入り度/★★★★★
まきあげろ! 海底のお宝
⇒Wiiリモコンをリールに見立ててMiiを海底まで運び、お宝を入手するゲーム。
巻き上げるだけではなく、左右に移動が可能で障害物を避けていくことになるんですが、
プレイしているとストラップまでもがグルグルになってしまって困ってしまいます。
これをプレイしているとN64「マリオパーティ２」のミニゲームとしてあった
「おたからサブマリン」を思い出してしまう・・・。
お気に入り度/★★☆☆☆
傘ライダー
⇒追い風を利用して傘でゴールまでダッシュしてスコアを稼ぐゲーム。
Wiiリモコンを上に向けるとパラシュートのような役割を果たすことが可能なので、
状況に応じてWiiリモコンを前か上に向ける必要があります。
スピード感とスコアアタックが楽しいミニゲームですね。
お気に入り度/★★★★☆
ふわっとバルーン
⇒葉っぱで風船を様々な角度で扇いでゴールを目指すゲーム。
カラスが来たらポインター操作で退治する必要があります。
DS「あわたま」とちょっと似ているゲームだけど、快適性は向こうのほうが上でした。
お気に入り度/★★★☆☆
ドッキングステーション
⇒パーツを運んで宇宙ステーションを建築するゲーム。
ドッキングさせるには正確な向きでゴールにぶつからないといけないんですが、
非常に操作が難しく、全ゲーム中最も難易度が高くなっています。
全３０ステージを用意。最後のステージをクリアするのはかなり難しいです。
お気に入り度/★★★★☆
隠しミニゲーム
⇒実はここで挙げた以外にも、４種類の隠しミニゲームが存在します。
どれもタイトル画面でプレイできるおまけ的な存在でゲーム要素は
一部を除いて低めですが、Wiiリモコンプラスの可能性を感じさせる内容になっていました。
お気に入り度/★★★☆☆
ミニゲームによっては対戦や協力プレイが可能な他、
複数のステージが用意されていたり、エンドレスモード、
タイムアタックモードが用意されていたりと別の楽しみ方が可能で、
ミニゲームとは言っても結構作りこまれています。
さすが複数の開発会社との競作だけの事はありますね。
ちなみに開発に関わったのは任天堂の他、
アーゼスト、グッド・フィール、スキップ、
チュンソフト、バンプール、プロペ、ミッチェル。
やり込み要素としてミニゲームで好成績、もしくはステージクリアをすると
メダルが貰える様になっているんですが、もっと各ミニゲームを
長くプレイしたくなるような要素が欲しかったです。
エンドレスモード、タイムアタックモードなどのサブモードも、やり込む必然性がないですしね。
Wiiリモコンプラスのおまけとして付いてきた
実質1,000円のゲームとしては十分すぎるボリュームで、
安価なパーティゲーム、カジュアルゲームとしておススメできる作品です。
実質前作の「はじめてのWii」は本当に価格相応の内容でしたが、
こちらは単品2,000円で売っても良いくらいの内容。
これでWiiリモコンプラスが付いて4,800円なら文句はありません。
欲を言えば、Wiiモーションプラスが発売された2009年に出してほしかった。
こんな人には特におススメ。
・Wiiリモコンプラスの可能性を知りたい人。
こんな人にはおススメできない。
・やり込み要素を求める人。
Wiiリモコンプラス バラエティ/お気に入り度【80/100%】
プレイした時間・・・約7時間
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