【Switch】大型連休はコレを遊べ!時間泥棒な神ゲー35選

どうも!KENT(@kentworld2 )です!

今回は、大型連休におすすめ!Switchで遊べる時間泥棒な神ゲーをドドーンと紹介します!

定番の企画ですけど、今回もとっておきの神ゲーを紹介していきますので、Switchでハマれるゲームを探している方はぜひ最後までご覧ください!

目次

ペーパーマリオRPG

最初に紹介するのは、「ペーパーマリオRPG」です。

このゲームは数あるマリオゲームの中でも特にボリュームがあったりします。

Switchには色んなマリオゲームが出ていますけど、実はサクッと遊べるタイトルが目立っていて、一人でじっくり遊べるタイトルはそんなにないんですよね。

そんな中で本作は一定のボリューム感があって、大型連休に遊ぶのがピッタリだったりします。

でどんなゲームなのかと言うと、ペラペラなマリオが活躍するアクションRPGですね。

荒くれ者たちが集まる港町「ゴロツキタウン」に眠る伝説の宝を見つけるべく、仲間と一緒に冒険していきます。

注目したいのが、圧倒的なボリュームのテキストです。

マリオのゲームって基本的には言葉がわからなくても楽しめるんですけど、今作は物凄い数のテキストが挿入されていて、キャラクターの細かい心理描写も描かれています。

最初は敵対関係だったキャラクターが心を開いて仲間になるとか。

一般的なRPGと比べても遜色ないくらい表現が細かいですし、登場キャラクターもめちゃくちゃ多いです。

こちらは無料で配布されているニンテンドーマガジン掲載の相関図ですが、かなり複雑ですよね?

特にピーチ姫は色んなキャラクターと関係性を持っているので、作中では複雑なドラマが繰り広げられます。

とは言えいくらストーリーが良くても、マリオのゲームってことで子供向けと思われる方もいるかもしれません。

これがですね、大人だからこそ楽しめる描写も含まれていて、侮れないところがあります。

画面越しのぼくらを想定しているかのようなメタ要素が存在したり、環境問題について真剣に話すキャラクターがいたり。

いわゆる黒い任天堂的な要素が満載なので、大人の方にこそ遊んでほしいです。

このように濃厚なストーリーが展開される「ペーパーマリオRPG」ですが、ゲームシステムも凝っていたりします。

戦闘はターン制コマンド式ですが、行動に応じて観客が増減するシステムを取り入れていて、増えれば増えるほどいろんなことが起きたりします。

アイテムを投げてくることもあればステージ内に上がって仕掛けを作動させるとか。

ランダム要素が満載なので、繰り返しプレイしていても予測できないところがあります。

そしてやりこみ要素としては、100階ダンジョンを実装。

このダンジョンには10階ごとにバッジやレアアイテム入りの宝箱が置かれていて、最奥には強敵が潜んでいます。

どのくらい強いのかと言いますと、ラスボスに匹敵するくらい。

最下層まで行くのに数時間かかりますが、腕に自信がある方は挑戦してみてください。

やりこみ要素としては他にも

  • 様々なミニゲームをプレイできる「ゆうぎ場」
  • 住人の悩みを解決していく「おなやみセンター(サブクエスト)」
  • バッジ、ほしのかけら、シャイン・料理などの収集要素

など、メインストーリーそっちのけて遊べる要素が満載だったりします。

ただここまでの話って原作のゲームキューブ版にも言えることなんですよね。

Switch版の場合、2体の裏ボスが追加されています。

どうやって戦うのかはここでは伏せておきますが、完全クリアを目指す勢いでプレイしないとお目にかかれませんので、ぜひ大型連休とかにやり込んでほしいです。

特に片方の裏ボスは意外なキャラクターだったりするので。

関連作のレビュー記事

目次へ戻る

ゼノブレイド3

続いて紹介するのが「ゼノブレイド3」。

本作はモノリスソフトが開発するRPGで、「命」をテーマにした壮大なストーリーが展開されます。

このゲームはですね、じっくり遊べるRPGを求めている人にはぜひおすすめしたい!

そのくらい中身が詰まった作品で、クリアするだけでも100時間。やりこみも含めたら倍以上も遊べる内容となっています。

評価も良好で、海外のメタスコアは平均89点。

その年に最も優れたゲームを発表する表彰イベント「The Game Awards 2022」のゲームオブザイヤーにもノミネートされました。

そんな「ゼノブレイド3」ですが、ストーリーはアイオニオンという世界を舞台に

  • 機械技術を得意とする「ケヴェス」
  • エーテルの扱いに長けた国「アグヌス」

という2つの国家勢力の戦いを描いていて、それぞれの軍隊に所属する6人の兵士の活躍にスポットを当てています。

彼・彼女たちがどのように人生を歩み、どのような形で出会うのか?

映画15本分に相当するほどのイベントシーンを中心に描いているんですが、これがマジで面白い!

先の展開見たさでどんどん進めてしまいますし、ちょっとよくわからなかったシーンでも実は伏線が盛り込まれていたりして考察がはかどる内容となっています。

もちろんムービーだけのゲームにならないようゲームパートもそれに見合った物量が用意されていて、大作に相応しいガッツリ遊べる内容になっています。

具体的に言うとこのゲーム、オープンワールドかと思うくらいマップが広大で、クリアとは直接関係のないエリアが多いんですよね。

例えばフォーニス地方ではダナ砂漠というサブ的なエリアが存在して、ここにいる敵と戦ったり収集アイテムを拾っているだけで時間が溶ける溶ける!

他にも怪しい洞窟、訪れると経験値などのボーナスが貰える秘境ポイント、本編に匹敵するほど作り込まれたヒーロークエストなどなど。

メインストーリーそっちのけて遊びたくなってしまう要素が盛り沢山で、Switchの小さいゲームカードにぎっしり詰まっています。

リアルタイムで展開する戦闘システムも慣れてくると面白く、

  • アーツ(技)を介してのブレイク・ダウン・ライジングなどのコンボ
  • 仲間と連携してのチェインアタックによる大ダメージ

などが決まった時はアドレナリンがドバドバ出ますし、育成要素も凝っているので、全てを極めようと思ったら時間がいくら合っても足りません。

というのも本作、クラスという「ファイナルファンタジー」シリーズで見られるジョブのようなシステムが搭載されていて、これを切り替えることで繰り出せる技や特性などが変わるんですよ。

で、それぞれのクラスにレベルの概念があるので、これを全て上げようと思ったら数百時間が過ぎ去ってしまうんですよね。

色んな要素が盛り込まれている分、覚えることが多くて大変ですが、

  • 親切なチュートリアル
  • 難易度設定

も用意されているのでSwitchでどっぷり遊べる大作ゲームを探している方はぜひプレイしてみてください。

過去作と繋がっているところがあるので、できれば「1」や「2」を先に遊んでおいた方が良いですが、今作から始めても楽しめます。

関連作のレビュー記事

目次へ戻る

ポケットモンスター スカーレット・バイオレット

続いて紹介するのが「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」。

本作は人気育成RPG「ポケットモンスター」シリーズの最新作で、開発はゲームフリークが担当しています。

このゲームはですね、わかりやすい短所が目立っているので悪い意味でも話題になることが多いんですが、それを加味したうえでもおすすめしたい!

そのくらい中毒性が高い作品で、ぼくの場合、1日15時間ペースで遊んでしまいましたw

何がそんなに面白いのかと言いますと、まずはポケモン収集ですね。

舞台となるパルデア地方には400種類ものポケモンが生息していて、「モンスターボール」を当てることで捕獲することができます。

この辺りは過去作と共通していますが、今作の場合、画面切り替えの演出を排除。

フィールドに彷徨いている野生ポケモンに触れたらその場で戦闘が始まり、周囲の様子も継承されるようになりました。

ということはですね、野生ポケモンと戦っている最中に別のポケモンを見かけることがあるので、

ん?なんだあのポケモン?まだ捕まえていないよな?
じゃあマリル倒したら捕まえようかな?

なんて感じで次の目的が連鎖的に生まれるので、本能のままに捕まえたくなってしまいます。

加えて野生として生息するポケモンの種類が増加し、ほぼ全てのエリアがひと続きになっているので、ポケモン収集を始めたら時間が溶ける溶ける!

普通に捕まえるだけでも楽しかったりしますから、これに色違いとか新要素のテラスタイプを意識したらさらに楽しくなってきます。

また、本作はストーリーも素晴らしい仕上がりになっていて、シリーズ最高傑作と言っても良いくらい。

主人公は少年少女ですが、大人でも感動するほどの展開が待っていて、特に終盤は

これ、本当にポケモンなの?

と突っ込みたくなってしまうくらい常識を覆すストーリーになっています。

用意されているストーリーは

  • チャンピオンランクを目指していく「チャンピオンロード」
  • ポケモンを元気にする秘伝スパイスを探し求める「レジェンドルート」
  • スター団という学校のトラブルメーカーに立ち向かう「スターダスト★ストリート」

の大きく分けて3種類。

それぞれ複数のエリアを攻略していく形になりますが、どこから攻略するのかはプレイヤー次第。

チャンピオンロードだけを集中的に進めても良いですし、他のストーリーを並行して進めることもできたります。

3つのストーリーを合計したボリュームは過去作の倍以上。

クリア後も伝説ポケモン探しやテラレイドバトルなどなど、無限に遊べる要素が大量に用意されています。

まあ欠点も目立っていて、フィールドを走っていると画面がカクカクしたり、バグも多いんですけどね。

ストーリーやポケモン収集を始めたらそんな不満が吹っ飛ぶくらいには面白い作品なので、Switchでボリュームあるゲームを求めている方はぜひプレイしてみてください。

関連作のレビュー記事

スポンサーリンク

目次へ戻る

ペルソナ5 ザ・ロイヤル

続いては「ペルソナ5 ザ・ロイヤル」。

本作はアトラスが贈る人気RPG「ペルソナ」シリーズの最新作で、怪盗・高校生といった2つの顔を持った少年少女たちの活躍を描いています。

このゲーム、かなり前に他ハードで発売されていて、各地で大絶賛されていたりします。

海外のメタスコアは90点以上を記録。

和製RPGとしては過去最高なんじゃないかと言えるくらい高く評価されていて、1人でじっくり遊べるゲームの最高峰に位置します。

そんな名作が先日、Switchでも発売されたということでぼくも改めてプレイしましたが、いやぁ楽しい!

ストーリーは先が気になるよう趣向を凝らした作りになっていますし、RPGとしての戦略性も感じられるようになっています。

ゲームの流れとしては日常パートと戦闘パートを交互に進めていく感じとなっていて、

日常パートでは現実の東京を舞台に生活をしていき、戦闘パートではパレスと呼ばれる異世界のダンジョンを攻略してボスを倒していきます。

一見すると相反する2つのパートですが、これがですね、秀逸なストーリーやゲームバランスによって違和感なく楽しめるようになっているんですよ。

ストーリーは高校生の主人公が怪盗になるまでの過程を端折ることなく描いているので説得力がありますし、日常パートで真面目な生活をすれば戦闘パートを有利に進められるようなゲームバランスになっていますからね。

こういう2つのパートが存在するゲームって片方だけに力を入れてもう片方はおまけみたいに感じることもあるんですが、本作は日常パート・戦闘パート、どちらも本気で作られています。

日常パートは現代社会の空気感をとてもリアルに描いていますし、戦闘パートで挑むことになるダンジョンはあの「ゼルダの伝説」もビックリするほど複雑な構造で、1つクリアするだけでも1本分のゲームが成立するくらい。

そんな「ペルソナ5」ですが、Switch版は「ザ・ロイヤル」という完全版になっていて、無印版ではカットされていた3学期や「マイパレス」などが追加されています。

加えて他ハード版では有料配信されていた40種類以上の追加コンテンツを最初から収録しているので、一番最初に発売されたパッケージと比べてめちゃくちゃ多くの要素が追加されています。

ゲームクリアまでに掛かるプレイタイムは約100時間。

1日3時間ペースでプレイしても1ヶ月はかかるので、長く遊べる楽しいRPGを求めている方は絶対に買いのタイトルです。

キャラクターも魅力的で、主人公はもちろん、

  • かわいい見た目に反して大胆不敵で自信家な「モルガナ」
  • 明るくお調子者のムードメーカー「坂本 竜司」
  • 天真爛漫で素直な性格の「高巻 杏」
  • 「ザ・ロイヤル」で初登場した謎の少女「芳澤 かすみ」

などなど、仲間たちもみんな良い味を出しているので最後まで飽きずに楽しめました。

タイトルに「5」と付いていますが、過去作をプレイする必要は全くないので、スマブラで「ペルソナ5」を知った方はこの機会にぜひプレイしてみてください。

目次へ戻る

ドラゴンクエストヒーローズI・II for Nintendo Switch

「ドラクエの本格的なアクションRPGを遊びたい!」

そんな人にはこの「ドラゴンクエストヒーローズI・II for Nintendo Switch」をおすすめします。

ボリューム満点ですし、プレイしたユーザーの間でも「面白い」という声が相次いでいますからね。

個人的にもこのゲームは当時ハマりました!

内容としてはドラクエを題材にしたアクションRPG。

押し寄せてくる敵を必殺技で一気に倒すのが爽快な、いわゆる無双系のゲームとなっています。

本作最大のポイントが、2本のゲームをセットにしていることです。

2015年に発売された「ドラクエヒーローズI」と、2016年に発売された「ドラクエヒーローズII」。

2つのゲームを一度に楽しむことができます。

この2作なんですが、ゲームシステムが大きく異なっていて、それぞれに良さがあるんですよね。

まずは「1」について。

こちらは拠点とバトルステージを行き来して進めていくというシンプルな作りになっています。

面白いのが、特定の対象を防衛するタワーディフェンスの要素が強いことです。

多くのステージでは特定の拠点、もしくは護衛する人物の体力が0にならないよう、多方面から攻めてくる敵を倒して行くことになります。

その数は非常に多く、放っておくと魔界の扉から増援がどんどん湧いてくるので、厄介な番人を倒して塞がないといけません。

かといって拠点から離れすぎると別ルートの敵が押し寄せてくるので、こちらから攻めるのは難しいんですよね。

そんな時に便利なのが、仲間モンスターです。

モンスターコインを使うと特定のモンスターを召喚することができて、コイツらに防衛をお願いすることができます。

でその間に主人公たちが番人を倒すとか。

そういった頭を使った戦いを楽しめるので、単なる無双ゲーではないと思いました。

そして「2」ではフィールドの概念が追加され、一度に出ている敵の数も増加。

ドラクエ本編のように冒険している感覚を味わえるようになり、倒した時の爽快感も強化されました!

他にも歴代のキャラクターが前作よりも増えていたり、主人公に転職の概念が追加されていたり。

ボリューム・やりこみ要素共に増えているので、本作だけでも満足感を味わえます。

Switch版ならではなのが、「ドラクエヒーローズII」に新要素が追加されていることです。

プレイアブルキャラクターとしては「ライアン」が、ボス戦では破壊神「シドー」が追加されました!

そのうえで追加コンテンツのサブストーリーやコスチューム、強敵とのバトルなどが最初から実装されているので、もうホントボリューム満点なんですよね。

2作をクリアするだけでも60時間は掛かりますし、やりこみを含めたら100時間は遊べるので、大型連休にプレイするのがぴったりなゲームだと思いました!

ただこのゲーム、定価が9,000円以上もしたりします。

中古での相場も高めなので、金欠の人にはおすすめできません。

ただボリュームに関しては十分すぎるくらいあるので、ドラクエ好きで興味がある方はぜひプレイしてみてください!

歴代シリーズのキャラクターが登場したり、懐かしのBGMが流れたりしますからね。

個人的には「1」ではヤンガス、「2」ではハッサンを使えるのが良かったです!

まあ、むさ苦しいんですけどねw

目次へ戻る

ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム

続いて紹介するのが、「ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム」です。

このゲームはもう超絶ボリュームに相応しい内容です。

クリアするだけでも60時間。寄り道を含めると5倍は遊べるんじゃないかと思うくらい物量が凄い!

そんな本作はオープンワールド型のアクションアドベンチャーゲームで、天変地異に見舞われたハイラルを舞台に冒険を繰り広げていきます。

広大な大地を駆け抜けたり、空に浮かぶ島に訪れたり、地下で採掘をしたり。

大地はもちろん、大空や地下も探索することになります。

ゲームシステムの面で特徴的なのが、右手の力を使った新能力です。

主人公のリンクはひょんなことから新たな能力を手にします。

「ウルトラハンド」を使って乗り物を組み立てたり、「スクラビルド」を使って新しい武器や盾を作り出したり。

各能力を組み合わせることで意外な攻略法が見つかったりもするので、上手く活用すれば通常ではいけない場所にもたどり着くことができるんですよ。

例えば細いレールを渡っていくとしますよね?

その場合、「ウルトラハンド」でリフトを作って渡るのも良いんですが、丸太を何十個も組み合わせた橋を使って渡るのもアリだったりするんですよ。

こんな感じで色んな攻略法が用意されているので、プレイヤーの工夫次第で難関もすんなり突破できます。

もうそれこそ、謎解きそのものをスキップするとか。普通のゲームではありえないようなこともできたりします。

でも、なんでも出来るようですとゲームバランスが破綻してしまいそうですよね?

本作はその辺りも絶妙な制限を設けていて、例えば空飛ぶマシンを使って前進する場合、ゾナウエネルギーというバッテリーのような物を消費します。

これが0になりますと停止してしまうんですが、当初はバッテリー容量が少ないので、空を飛び続けていたらあっという間になくなってしまうんですよ。

よって、長期的に空を飛び続けたい場合、各地を探索してバッテリーの容量を拡張するきっかけを探さないといけないんですよね。

そのため色んなところに足を運ぶことになるので、気が付いたらめちゃくちゃ遊んでいるってことがよくありました。

ですので、長期休暇とか時間がある時のお供としてぜひおすすめしたい作品です。

関連作のレビュー記事

目次へ戻る

モンスターハンター ストーリーズ

安くて長く遊べるゲーム、探している方はこちらをおすすめします!

モンスターハンター ストーリーズ!

このゲーム、本家のモンハンほど注目されていないけど、実は名作だったりします。

内容としては「モンスターハンター」の世界を舞台にしたロールプレイングゲーム。

モンスターを育てて生を営むライダーとなって冒険を繰り広げていきます。

注目したいのが、お馴染みのモンスターを仲間にできることです。

モンハンと言えばモンスターを狩って武器や防具を作っていくゲームですよね?

本作の場合、卵から孵化したモンスターを育成して一緒に戦うことができます。

最初に仲間にできるのはドスランポスなど、下級モンスター中心ですが、進めることで一変。

ディアブロスやリオレウスなど、強そうなモンスターを仲間できますし、アプトノスやポポみたいな草食系も仲間になります。

一見すると弱そうに感じますが、育成をすることで強くなるので、この辺りはストーリーズならではの魅力に感じました。

なによりも嬉しいのが、フィールドではモンスターに乗って移動できることです。

それぞれ乗り心地が違っていて、ジャンプや物を壊したり、空を飛んだり。

ハンターではほとんど出来なかったアクションを行えるので、異なる魅力を醸し出すことに成功しています。

そして戦闘システムはターン制のコマンド式を採用。

「たたかう」「スキル」などのコマンドを選んで戦う形式になっていて、パートナーとなるモンスターはオートで行動します。

特徴的なのが、3すくみの概念が存在することです。

攻撃にはパワー、テクニック、スピードの三つがあって、それぞれに有利不利があります。

簡単に言うとじゃんけんのようなもので、いかにして有利な方を選べるかが重要になってくるんですね。

ここまでの話を聞いて

ジャンケン?運ゲーじゃねぇか!

と思われるかもしれませんが、モンスターにはそれぞれ癖があって、行動を見抜くことで勝率を高めることができます。

例えばあのモンスターはパワーの後にテクニックの攻撃をするとか。

戦っていくことで行動パターンが読めてくるので、この辺りは本家のモンハンに通ずるものを感じました。

他にもパートナーと行動を合わせて協力攻撃ができたり、絆が溜まったらライドして一緒に戦って必殺技を出したり。

地味にならないよう工夫されているので、RPGとしてなかなか完成された戦闘システムだと思いました。

モンハン好きとして見逃せないのが、シリーズのオマージュネタが満載であることです。

武器や防具の生産ができたり、装備したら見た目が変化したり。

本家で見られた仕様は健在ですし、採取時はお馴染みの効果音が流れたり、回復アイテムを調合するとか。

システムは違ってもどこか本家を思わせる作りなので、採取とか生産が好きな人にもおすすめです!

個人的には採取をしている時に懐かしく感じました。

採取ってモンハンではお馴染みの要素ですが、ライズなんかでは薄れてしまったので、あの効果音と共に入手しているとモンハンしてるって感じがしますね。

元々は3DSで発売されていたタイトルですが、Switch版は様々な点が強化されています。

グラフィックが綺麗になっているのはもちろん、日本語や英語ボイスが追加されたり、200点以上のデザインアート、BGMを閲覧できるモードも追加されました。

価格も税込3289円と安くなっているので、ドラクエやポケモンなどのRPGが好きな人。育成や採取が好きな人はぜひプレイしてみてください!

目次へ戻る

ユニコーンオーバーロード

続いて紹介するのが、「ユニコーンオーバーロード」です。

このゲームは当初そんなに盛り上がっていなかったんですが、序盤をまるごと遊べる体験版が配信されてからは一変。

あまりの面白さに注目度が一気に上がり、Switch版に至っては一ヶ月近くも品薄になるほどの人気を博しました。

ぼくもプレイしてみましたが、これはやっておいた方が良いですよみなさん!

ゲーマーでしたらハマる要素が満載で、時間がある大型連休のお供に最適です!

そんな本作はアトラスとヴァニラウェアが送るシミュレーションRPG。

様々な種族が生きる大陸「フェブリス」を舞台に亡国コルニアの王子「アレイン」となって帝国に支配された世界を解放すべく立ち上がります。

ぼくが本作で特に面白いと思ったのが、自由度の高いゲームシステムです。

シミュレーションRPGと言えば30分くらいかかる戦場マップを順番にクリアしていくゲームが多くありますよね?

本作の場合、戦場マップとマップの合間に広大なフィールドを自由に移動できるパートが存在して、そこでは色んな遊びが用意されています。

素材を集めて町を復興したり、各地でサブクエストをこなしたり。

寄り道要素が満載なので、メインそっちのけて遊び呆けていました!w

というのも本作には名声ランクという概念が存在して、一定まで上げると色んな要素が解禁されます。

使える施設が増えたり、戦場で出撃できるキャラクターが増えたり。

ゲームを有利に進められるので、名声ランク目当てで寄り道をしてしまうんですよね。

まあこういった寄り道要素は最近のゲームではありがちなんですが、本作で凄いのが、そのうえに戦闘や育成の楽しさを加えていることです。

戦闘パートはリアルタイムで進んでいきます。

この時、自軍のキャラクターをどこに配置するのか?どんな状況でどんな行動を取るのか?

といった設定ができて、上手く行くと仲間同士が連携プレーを見せてくれます。

まあ直接操作出来るわけではないので最初はよくわからなかったんですが、キャラクターや技の特性がわかってくると突破口が見えてきて、強い敵でも倒すことができました!

この達成感はシミュレーションRPGそのもので、これからどんな展開が巻き起こるのか予測する楽しさがあります。

そしてヴァニラウェアのゲームと言えば美麗なグラフィック!

今作でも戦闘シーンや会話パートでは鳥肌が立つほど美しい映像が挿入されて、ストーリーや世界観を引き立ててくれます。

また、宿屋ではめちゃくちゃ美味しそうな料理のグラフィックが挿入されます。

見てください!これ、めちゃくちゃ美味しそうじゃないですかね?

とまあ「ユニコーンオーバーロード」の魅力をザックリ語っていきましたが、あえて惜しい点を挙げるとしたら、ストーリーが平坦であることですね。

作中では挫折や苦悩といった展開はほとんどありませんし、仲間キャラクターとの出会いがテンプレ化しているので、感情が揺さぶられることはありませんでした。

その辺りは気になりましたが、時間が溶けるほどの中毒性を持っているので、大型連休にこそ遊んでほしい一本です!

関連作のレビュー記事

目次へ戻る

風来のシレン6 とぐろ島探検録

続いて紹介するのは、「風来のシレン6 とぐろ島探検録」。

こちらのゲームもとんでもない時間泥棒です!

あまりの面白さに中毒者が続出していて、発売当時は各地で品切れが発生。

売上も好調で、シリーズ最速ペースで売れていると公式から発表がありました!

そんな本作はローグライク型のRPGで、入る度にマップが変わるダンジョンを攻略していきます。

この手のゲームは「ポケモン不思議のダンジョン」や「トルネコの大冒険」など色々ありますが、本作で特徴的なのが難易度が高いことです。

道中で戦うことになる敵は攻撃力が高めに調整されていて、弱い装備だと2〜3発喰らっただけで倒れてしまいます。

すると、持っている道具を全て失ってしまい、レベルも1にランクダウン。

ダンジョンの中には99フロアもあるので、酷い時には10時間近くも前の状態からやり直すことになります。

こうして聞くと敬遠されそうですが、この厳しさが緊張感を高めていて、奥の階層へ行けた時はハラハラドキドキの体験を味わうことが出来るんですよね。

これはデスペナルティが厳しいからこそ感じられる体験なので、スリルを味わいたいものとしてはたまりません。

でも、いくら緊張感があっても一度クリアしたら満足して終わってしまいそうですよね?

本作の場合、ランダム要素が強いことに加えて攻略の自由度が高いので、例えクリアしてもまた挑戦してしまいます。

例えばアイテムを「おにぎり」に変える能力を持ったにぎりみならいという敵がいるとしますよね?

一見すると厄介な敵に感じますが、「おにぎり」と言えば空腹を満たすアイテムです。

空腹状態がずっと続いたら体力がどんどん減ってしまうので、定期的に満たさないといけません。

そんな時に「おにぎり」が沢山あると生存率が上がるので、あえてにぎりみならいの攻撃を食らって量産するとか。

敵の嫌らしい攻撃を逆に利用できるので、プレイヤーが行える選択の数はめちゃくちゃ膨大です。

もう3とか4とかそんなものではなく、10とか20とか。

数え切れないほどあるので、

「今回はプランBで行くかな?それとも、プランCにしようかな?」

なんて感じで色んな戦法があるので、分かればわかるほど面白いんですよね。

この辺りの話は過去作にも言えることですが、今作では快適性が向上!

キャラクターの動作が軽快になり、主人公のシレンはスムーズに動いてくれます。

また、フレームレートは60なので滑らかに動きますし、ロード時間もほとんどないので、操作している時のストレスは全くありません。

これ、当たり前のようですけど、繰り返し遊べる本作ではめちゃくちゃ大きな恩恵を受けていて、これに慣れたら過去作に戻れなくなるくらいです。

他にも4種類の飛び道具をABXYのボタンにセットできたり、ミニマップに足跡が記録されるようになったり。

少しでも快適に遊べるよう徹底した配慮がなされているので、ローグライクRPG史上最大級の面白さを生み出すことに成功しています。

ぼくの場合、ハマりすぎて生活に支障をきたしてしまいましたので、一時は弟に預かってもらいましたw

そのくらい危険なゲームなんですけど、大型連休中は時間が余りがちですから、そんな時のお供としておすすめしたいです!

中毒性が高いのはもちろん、フィールドの景観が豊かで旅をしている感じを味わえますし、何よりもBGMがめちゃくちゃ良いので、本作をプレイしていると日本人であることを誇りに思えてきます。

関連作のレビュー記事

目次へ戻る

真・女神転生V Vengeance

「200時間は遊べないと満足できない!」

そんな方にはこちらの「真・女神転生V Vengeance」をおすすめします。

内容としては2021年に発売された作品のバージョンアップなんですけど、新ストーリーなどの追加要素によってさらに中身が濃くなっていて、長く遊びたい人の欲求に応えてくれます。

そんな本作は現代の東京を舞台にしたRPGで、とあるきっかけで異世界、ダアトに迷い込んでしまった高校生の主人公を中心に展開されます。

戦闘システムはターン制のコマンド式を採用。

スキルを選んで攻撃したり、アイテムを使って回復などを行います。

こうして聞くとよくあるRPGに感じますが、実はめちゃくちゃ硬派な作品でして、色んなところが尖っています。

敵に弱点を突かれると容赦ないくらいのダメージを受けてしまいますし、ゲームオーバーになったら最後のセーブポイントからやり直しになってしまいますからね。

そのうえ「メガテンV」からはマガツヒスキルが初登場。

強力な効果の技を発動できますが、敵も使ってくるので、

どのタイミングで使うか?使われたらどう対処するのか?

を考えなければならず、戦闘の駆け引きや難易度を高める役割を果たしています。

ここまでの話は前作にも言えることですが、バージョンアップ版となる今作は新ストーリーが追加。

冒頭でストーリーが分岐することになって、V本編のストーリーを楽しめる「創生の女神編」、新ルートの「復讐の女神編」のどちらかを選択することになります。

1ルートクリアするのに掛かるプレイタイムは50時間前後。

2ルートクリアしようと思ったら100時間は遊ぶことができます。

これだけでもボリューム満点ですが、それぞれのルートに複数のエンディングが存在したり、バーチャルトレーナーというやり込み要素が追加されていたり。

全てを遊び尽くすのは難しいくらい中身が詰まっています。

でも、いくら長く遊べてもシステムが快適じゃないとキツイですよね?

本作の場合、遊びやすさにも拘って作られていて、中だるみしないよう工夫されています。

特に大きいのが、スキルオート機能でしょうか。

この機能を使うとパーティメンバーが自動でスキル攻撃を放ってくれます。

それも相手の有利不利がわかった状態で使用すると弱点を狙った攻撃をしてくれるので、戦闘をサクサク進めることができるんですよね。

「メガテンV」はRPGになるので、経験値を貯めてキャラクターを強くしていかないと強敵を倒すことが出来ません。

最終的には何百回も戦闘をすることになるので、快適に戦えるのは助かりました。

他にもどこでもセーブ機能の追加、マップに目印を設置できる機能の追加、レベル補正の緩和などなど。

「V本編」でストレスに感じていた部分の多くが改善されていて、3DのRPGにありがちな面倒さが大幅に軽減されています。

あくまでも「メガテンV」のバージョンアップ版なので完全新作ではありませんが、新規の方はゲーム2本分のボリューム感を味わえるので、時間がある時にお供におすすめです!

関連作のレビュー記事

目次へ戻る

地球防衛軍4.1 for Nintendo Switch

続いて紹介するのがコチラ!

地球防衛軍4.1 for Nintendo Switch

本作は兵隊となって迫りくる侵略者に立ち向かっていくアクションシューティングゲーム。

2013年に発売された「4」をベースに様々な点が強化されています。

このゲームはですね、完成度が高いのはもちろん、ボリュームも凄いです!

用意されているミッションは100種類近くもありますし、兵科や難易度を変えることでまた違った感覚で遊ぶことができます。

でも、アクションシューティングゲームってなんだか難しそうですよね?

本作の場合、レンジャーという兵科に関しては簡単に操作することができます。

ロケットランチャーで敵を一掃するとか。

普通だったらなかなか使えない武器でも気軽に使えるので、ストレス解消にもってこいなんですよね。

そしてレンジャーに慣れてからおすすめしたいのが、ウイングダイバーです。

こちらは機動力に優れた空中兵科で、空を飛ぶことができます。

ということはですね、ビルの屋上まで飛んで敵を狙い打つことができるんですよ。

こんなこと、普通のゲームではなかなかできませんから、なんか鳥になった気分を味わえました。

そんなウイングダイバーですが、打たれ弱かったり、エネルギー残量に気をつけないといけないので、扱いが難しいんですよね。

なのでレンジャーで感覚を掴んでから使うことをおすすめします。

それ以外に使える兵科としては、

  • 攻撃支援の要請などができる「エアレイダー」
  • 動作は遅いが頑丈な「フェンサー」

が存在します。

どの兵科も個性的で操作感覚が全く違うので、一粒で4度美味しい作品です。

元々はPS4やSteamで展開されていたタイトルですが、Switch版はロード時間が早くなっているなど、快適に遊ぶことができます。

よく見ると他機種版よりは映像が簡素になっていますが、Switchのゲームとしてみたらかなりのクオリティなんじゃないですかね。

全体的にはアクション性、ボリューム、グラフィックなどあらゆる点が高品質に達しているので、Switchの隠れた良作といっても良い作品です。

追加ミッションや武器も配信されているので、合わせてプレイしてみることをおすすめします。

スポンサーリンク

目次へ戻る

Fate/Samurai Remnant

お次に紹介するのが、「Fate/Samurai Remnant」です。

本作はアニメやゲームで人気の「Fate」シリーズ関連作。

タイプムーンとコーエーテクモゲームスがタッグを組んだ新作で、7組のサーヴァントとマスターの戦いを描いています。

舞台となるのは、江戸時代。

主人公は剣豪「宮本武蔵」の弟子「宮本伊織」で、自らの前に現れた「セイバー」と共に戦いに身を投じていきます。

ゲームの進行は大きく分けて2つのパートで展開されて、

爽快なバディアクションが楽しめる「戦闘パート」
江戸の各地を廻れる「探索パート」

が存在します。

特に注目なのが、戦闘パートです。

このパートではマスターやサーヴァントを操作して、敵や戦況を見極めながら様々な攻撃を駆使していきます。

伊織では苦戦する「怪異」を相手にするときはセイバーの力を借りて倒してもらったり、共鳴ゲージを使用して合体技「共鳴絶技」を発動したり。

2人が協力することで多彩な攻撃を繰り出すことができます。

また、スキルや新しい型を覚えることで様々なアクションが追加されたりと、やれることが次々と増加。

これによって最初は弱いと感じた伊織もどんどん強くなっていき、強敵とも渡り合っていけるようになります。

なので実際に強くなっていく感覚を味わえるので、伊織に自己投影することができました!

でこの戦闘パートなんですが、伊織のほかにも様々なサーヴァントを操作することができます。

サーヴァントはそれぞれ攻撃が違うのはもちろん、宝具というド派手な演出の必殺技を放てるので、使い分けていくと面白いんですよね。

個人的に好きなのが逸れのセイバーです。

彼は清々しい性格をしていて、活躍するシーンもカッコよくて見ごたえがあるんですよね。

なんだか怖そうなお面を付けていますが、実は素顔に関してはカッコよかったりするので、気になる人はこの目で確かめてみてください。

そして「Fate」といえば壮大なストーリー!

今作もアクション系のゲームとしてはかなりのテキストが用意されていて、ノベルゲーとしての側面も持ち合わせています。

サブイベントなどの寄り道も豊富で、プレイしていくと主人公側だけでなく他の陣営など、様々な視点から楽しむこともできます。

クリアまでのプレイタイム1周30時間程度。

これだけでも十分なボリュームですが、途中に分岐があって、エンディングは2つのルートに分かれています。

さらに2周目(以降)からしか選べない3つ目のルートが存在。

1周目とは細かな変更点もあるので、変化を楽しみながら進めることができます。

でも、また最初から遊ぶのは面倒そうですよね?

本作の場合、引き継ぎ要素によって装備やレベルなどを継承できるので、ある程度は楽に進めることができます。

惜しい点としては、専門用語が多く、序盤はイベントシーン中心でアクション要素を堪能できないこと。

Switch版は町中での移動時にカクつきやすいことがあります。

その辺りは注意が必要ですが、かなり力が入った作品なので、「Fate」ファンはもちろん、シリーズを知らない方にもおすすめです!

目次へ戻る

バテン・カイトス 1&2 HDリマスター

続いては知る人ぞ知る神ゲーを紹介します!

バテン・カイトス 1&2 HDリマスター

このゲーム、あの米津玄師さんも絶賛されていて、原作のゲームキューブ版に関して「何もかもが自分にとってすごく鮮烈な体験」と話されていました。

ぼくも実際にプレイしましたが、独特な戦闘システムや世界観、意外性のあるストーリーなど良い感じに尖っているので、「米津さんわかってる!」って思いましたね。

そんな本作は空に浮かぶ大陸を舞台にしたRPG「バテン・カイトス」シリーズ2作をリマスター化して収録したパッケージ。

1作目の「終わらない翼と失われた海」では少年カラスを。

2作目の「始まりの翼と神々の嗣子」では少年サギを操作して様々なイベントや敵との戦闘を乗り越えていきます。

特徴的なのが、「マグナス」というカードのようなものを使った戦闘システムです。

本作の戦闘システムはコマンド式ではあるんですが、よくある「戦う」「逃げる」を選択するものではなく、デッキの中からランダムで引き出された「マグナス」を選んでいく形になっています。

ですが、攻撃するものもあれば防御や回復するものもあったりするので、自分の思うようには行動ができなかったりします。

そのためデッキを構築する重要性が高く、カードゲームのような戦略性を味わうことができます。

そんな戦闘をより面白くしているのが「精霊数」の要素です。

「マグナス」には「精霊数」と呼ばれる複数の数字が付けられていて、戦闘時にポーカーの要領で数字を揃えると「プライズ」が発生。

ダメージ・回復量がアップして行くので、数字を揃える楽しさもあったりします。

特に「2」はスピーディにコンボを繋げる楽しさが強化されているので、中盤以降は夢中で遊んでしまいました。

このように戦闘システムが面白い「バテン・カイトス」ですが、ストーリーも最高なんですよね。

舞台となるのは大空に浮かぶ島々で、プレイヤーは精霊となって主人公と共に様々な問題を解決していきます。

一見するとRPGによくある勧善懲悪のストーリーに感じますが、掟破りの展開が数多く用意されていて、特に「1」の中盤は目を疑いました。

ゲームクリアまでのプレイタイムは1作目・2作目共に50時間以上。

合計すると100時間以上遊べますが、今回のリマスター版は快適に遊べる機能が多数搭載されいて、

  • 敵とのエンカウントを無効にする「エンカウントキャンセル」
  • 敵を一撃で倒せる「インスタントKO」
  • ゲームスピードやバトルスピードの調整機能
  • 自動でデータセーブしてくれる「オートセーブ機能」

などがあります。

ですので、ストーリーだけを楽しみたい人にもおすすめです。

目次へ戻る

ピクミン3 デラックス

続いて紹介するのが「ピクミン3 デラックス」です。

このゲーム、今回紹介した他のタイトルと比べて1周クリアまでのプレイタイムは短めなんですが、何周もしたくなるように作られているので、じっくり遊べるゲームとして紹介することにしました。

内容としては不時着した惑星の中でフルーツを集めていくAIアクションゲーム。

人型のキャラクターを操作していき、仲間になるピクミンに命令をして様々なミッションをこなしていきます。

行く手を阻む敵を倒してもらったり、フルーツを回収してもらったり、ゲートを壊してもらったり。

言ってしまえば司令官となって部下に命令をしていくのが主体のゲームなんですが、慣れてくるとこれがとにかく面白い!

Aのピクミンたちがエサを運んでいる間にBのピクミンたちはゲートを破壊するとか。

そういう段取りの楽しさを味わえるようになっているので、限られた時間の中で目標をこなせた時は自分のプレイに酔いしれてしまいます。

この辺りの楽しさは過去作にも言えることですが、今作はやり込み要素が多数追加。

本編の裏側を描いたサイドストーリーミッションやWii U版で有料配信されていたミッションモードの追加ステージ、5人の専門家による説明文がユニークな原生生物図鑑などなど。

メインストーリー以外の遊び要素が色々と追加されているので、タイトル通りデラックスな内容となっています。

その中でも特に大きな追加要素がサイドストーリーミッション。

このモードではオリマー、ルーイといった過去作の主人公を中心としたストーリーが展開されまして、全部で14ものミッションに挑んでいきます。

序盤のステージは優しめに調整されていますが、終盤になるとパズルを解きながら宇宙船のパーツを運んでいくなど難しめに調整されているので、上級者でも手応えを味わえるようになっています。

まあそれでもクリアだけを目指そうと思ったら数時間で終わってしまうんですが、全てのミッションでプラチナランクを目指すとか。

そういうやり込みを意識したらプレイタイムが何十倍に膨れ上がっていくので、最終的にはかなり満足できる内容となっています。

もちろん初心者に向けた配慮もバッチリで、ヒント機能が追加されたことで次に何をやれば良いのかわかるようになったり、ロックオン機能によってピクミンたちを正確に投げることが出来るようになったり。

過去作と比べても遊びやすく調整されているので、「ピクミンって可愛いけどなんだか難しそう」と感じている人も手を出してみてください。

関連作のレビュー記事

目次へ戻る

ピクミン4

続いて紹介するのが「ピクミン4」です。

本作はピクミンたちを引き連れて探索していくAIアクションゲーム。

新米レスキュー隊員となって未開の惑星へ降り立ち、不思議な生物ピクミンたちの力を借りて遭難者を捜索することになります。

このゲームはみなさんもご存知だと思うんですけど、実はシリーズの中でも特にボリュームがありまして、前作の「3」と比較したら5倍くらいあります。

大きな要因となるのが、過去作で見られた要素を詰め込んでいることです。

「ピクミン」って色々出ていますが、今作では過去作の良いところを徹底的に取り入れていて、めちゃくちゃ贅沢な作品に仕上がっているんですよ。

例えば「2」で見られた「地下洞窟」が復活していて、地上だけではなく、地下も探索できるようになりました。

これが遊びごたえ抜群で、強敵と戦ったり、不思議な仕掛けを解除したり、隠されたお宝を集めたり。

まるでアクションアドベンチャーのような感覚で楽しむことができます。

特にお宝は実在する企業の製品がモチーフになっていたりするので、コレクションしたくなるんですよね。

登場するピクミンは9種類。

炎に強い赤ピクミン、電気に強い黄色ピクミン、水中を泳げる青ピクミンはもちろん、「2」で登場した紫ピクミン・白ピクミン。

「3」で登場した岩ピクミン・羽ピクミンに加え、水面を凍らせることが出来る氷ピクミン、夜や地下洞窟にしか活動しないヒカリピクミン。

さらには背中に乗ることが出来るオッチンが初登場。

それぞれ状況に応じて使い分けることで新しい道を切り開いていけるので、上手く行った時が気持ち良いんですよね。

このように本作はアクションアドベンチャーゲーム的な側面が強く感じますが、実はミニゲームも充実していて、短時間にサクッと楽しむことができます。

制限時間内に多くの物を運んでいく「ダンドリバトル」、制限時間内にステージの散らばったオタカラなどを集めていく「ダンドリチャレンジ」、凶暴化した原生生物に拠点が壊されないよう守っていく「夜の探索」。

どれも1プレイ5分程度で終わってしまいますが、繰り返し遊べるよう工夫されていて、何回も遊びたくなってしまうんですよね。

極めつけが、クリア後のエンドコンテンツです。

実は本作、クリア後の要素も充実していて、これだけで一本のゲームが成立するんじゃないかと思ってしまいました。

詳細は伏せますが、他の会社だったら追加コンテンツとして配信しそうな要素が解放されるので、ぜひ最後までプレイしてほしいなぁと思います。

関連作のレビュー記事

スポンサーリンク

目次へ戻る

ホグワーツ・レガシー

続いては「ホグワーツ・レガシー」を紹介します。

このゲームは「ハリーポッター」の世界を堪能したい方にはぜひおすすめしたいです!

ハリポタのゲームって色々出ているんですけど、本作はできることの数が凄いことになっていて、遊びがギューギューに詰め込まれています。

そんな本作は本作は1800年代の魔法界を舞台としたオープンワールド型のアクションRPG。

プレイヤーはホグワーツ魔法魔術学校の生徒となって魔法を習得したり、危険な旅に出かけていきます。

特徴的なのが、自由度の高さです。

ゲームはクエストをクリアしたり、レベルを上げていくことで進んでいきます。

この点は一般的なオープンワールドゲームと共通していますが、本作ではレベルの上げ方がちょっと特殊で、色んな方法があるんですよね。

クエストを進めるのはもちろん、フィールドガイドを集めたり、マーリンの試練というパズルを解いたり。

探索や謎解きをすることでレベルが上がったりもするので、色んなところに足を運びたくなるんですよね。

そんな時に役立つのが、箒を中心とした乗り物です。

ゲームを進めていくと箒などを使って空を飛ぶことができます。

これがめっちゃ快適で、遠くに見える山とかにもすぐに行けたりするんですよ。

オープンワールドゲームって色々ありますけど、自由に空を飛べるゲームって意外となかったりするので、初めて空を飛べた時は感動しました!

ゲームクリアまでのプレイタイムは30時間から40時間。

やりこみを含めると100時間は遊べるので、長期休暇のお供にぜひおすすめしたいです。

ただ注意点もありまして、本作は高性能なゲーム機向けに作られているので、Switch版はちょっと無理しているところがあります。

グラフィックがダウングレードしていたり、ロード時間が長くなっていたり。他機種板と比べたら厳しいところがあります。

加えてホグワーツ城から出る時、ホグズミード村に入る時、お店に入る時にもロード時間が発生するようになっているので、画面切り替えの頻度が増えてしまいました。

そういう訳でテンポは決して良いとは言えないんですが、ゲームとしての面白さはしっかりと残されているので、

ホグワーツレガシー、遊びたいけど、高性能なマシンは高くて買えないなぁ
でもSwitchは持っているんだよなぁ

という人や、

寒いから布団の中でゲームしたいなぁ

という人におすすめです!

確かに他機種版と比べたら厳しいところはあるんですが、Switchのゲームとしてみたらかなりのクオリティであることは確かですからね。

関連作のレビュー記事

目次へ戻る

スターオーシャン セカンドストーリーR

続いては「スターオーシャン セカンドストーリーR」を紹介します。

このゲームは25年も前に発売された作品のリメイク版なんですが、新作と言っても良いくらい手を加えていて、新規の方はもちろん、原作を遊び尽くした人にもおすすめしたいです。

内容の方はSFとファンタジーが融合した世界を舞台にしたRPGで、2人のキャラクターによる視点からストーリーが展開されます。

銀河連邦所属の軍人クロード、未開惑星エクスペルにある村・アーリアに暮らす少女レナ。

ゲーム開始時にどちらでプレイするのか選択することになりまして、それぞれ違った視点で楽しむことができます。

特徴的なのが、2Dと3Dを融合させたグラフィックです。

キャラクターは2Dのドット絵で描かれていますが、背景はフォトリアル調の3Dになっています。

イメージ的には「オクトパストラベラー」で見られたHD-2Dのような感じかな。

もちろんまんま一緒ではなく、背景がリアルタイム3Dで処理されていたりと差別化を図っているので、これはこれで独特な世界を表現しています。

ゲームクリアまでのプレイタイムは約30時間。

やり込みを含めるとさらに楽しめますし、クロード編・レナ編の両方をプレイするとなったら2倍はかかります。

そんなボリューム感をさらに高めているのが、総勢13人の仲間キャラクター。

それぞれ個性豊かで愛着を持てるんですが、一度のプレイで仲間に出来るのは8人までとなっていて、クロードとレナを除いた6人は選択肢やサブイベントで加入していきます。

加えて戦闘スタイルやイベントが変わったり、キャラ同士の特別なエンディングや引き継ぎ要素があるので、2周・3周と遊びたくなるんですよね。

でもみなさん、こう感じたことはないでしょうか?

「RPGを何周もプレイするのって面倒じゃね?」

確かにゲームによっては不便なところもあるので繰り返しプレイするのが億劫になることもありますが、本作はですね、色んなところが親切になっているので、ストレスを最小限に抑えているんですよ。

次の目的地がマップ上に表示されたり、一度行ったところにワープできたり、期間限定のイベントやPAを教えてくれたり。

原作をプレイしている時に「こんな機能、あったら良いなぁ」と感じたものが実装されているので、快適に楽しむことができます。

他にもパーティ外の仲間を呼び出して追撃できるようになっていたり、好きな場所で魚釣りができるようになっていたり。

遊びを拡張する要素が追加されているので、現代でも通用するゲームに生まれ変わりました。

2Dと3Dを融合させたグラフィックも個性的で、懐かしさと新鮮さの両方を味わうことが出来るので、RPGファンは必見です!

目次へ戻る

イースX -NORDICS

続いては「イースX -NORDICS」を紹介します。

このゲームはチュートリアルが長かったり、戦闘システムが特殊なので、第一印象はそんなに良くないかもしれません。

ですが、ある程度進めますと、ストーリーやキャラクター・アクションの魅力がグーンと増しているので、じっくり遊べるゲームを求めている方におすすめしたいです!

でそんな「イースX」ですが、どんなゲームなのか簡単に説明しますと、海を舞台にしたアクションRPGですね。

オベリア湾という大小様々な島が存在する北の海を冒険していくことになりまして、船に乗って進めていきます。

今作で特徴的なのが、一新された戦闘システムです。

戦闘ではソロモードとコンビモードを切り分ける「クロスアクション」を採用しています。

このシステムがですね、ゲームをより奥深くしているんですよね。

ソロモードでは主人公のアドルとヒロインのカージャ。どちらか1人を切り替えながら戦うという、従来の作品で見られたスピーディーな戦闘を。

一方のコンビモードでは2人を同時に操作して戦うことができまして、スピード感は低下しますが、手数が増えたり専用アクションの「ガード」が追加されるなど、ソロモードとはまた違った感触を味わえます。

でこのモードの何が面白いのかと言いますと、敵の攻撃をタイミングよくガードして反撃することですね。

特にボス戦で上手く決まりますと、専用の演出が入ったりするので、クセになる楽しさがあるんですよ。

一見すると難しそうに感じるかもしれませんが、直感的に相手の攻撃を判断して回避かカウンターを選べるような仕組みになっているので、初心者がカウンターアクションを楽しむうえでもうってつけです。

でこのゲーム、ボリュームもかなりありまして、ガッツリやり込むと50時間くらい遊ぶことができます。

RPGだったらまだしも、アクションRPGでこのボリュームはかなり多いんじゃないですかねぇ。

そんなボリュームを高めているのが、大海原の冒険を楽しめるゲーム進行です。

今作は海が舞台なので、船に乗ってストーリーを進めていきます。

この海がですね、かなり広いんですよ。

まあオープンワールドと呼べるほどの広さではないんですが、大海原の中には色んな島が点在していて、それぞれ訪れることができます。

中にはゲームクリアには直接関係のない島もあるので、寄り道をする楽しさもあるんですよね。

他にも気合い入りまくりのサブクエストが用意されていたり、埋もれた財宝を探したり、釣りゲームを遊べたり。

色んなやりこみ要素が用意されているので、長期休暇のお供にいかがでしょうか?

タイトルに「X」と付いていますが、ストーリーは独立しているので、今作から始めても大丈夫です。

スポンサーリンク

目次へ戻る

マリオカート8 デラックス + コース追加パス

はい続いては「マリオカート8 デラックス + コース追加パス」を紹介します。

このゲームはもう超定番なんですけど、最近コースが新しく追加されまして、ただでさえデラックスだったボリュームがさらに大きくなりました!

わかりやすく数字で表すと、通常のコースが96種類で、使えるキャラクターが50種類。

さらにバトルモード専用コースが8種類も収録されているので、64やゲームキューブの頃と比べたら6倍。

3DSの頃と比べたら3倍くらい大きくなりました!

もちろんレースゲームとしての完成度もバッチリで、今作では反重力の要素が初登場。

特定のエリアに入るとタイヤが変形して地面を逆さまに走ることができます。

その影響でコースにねじれが生まれ、ジェットコースターのような体験を味わえるようになりました。

また、滑空や水中走行といった「7」で見られた要素も続投。

そのうえで専用の仕掛けが設置されているので、もうなんか、コースがアトラクションみたいになっていますw

例えば「ウォーターパーク」の場合、大回転ループが始まったと思ったら水の中を潜ることになり、大ジャンプで滑空してゴールしていきます。

だから1コースだけでも充実感を味わえるんですけど、そんなコースが96種類も収録されているので、もうこれ一本買うだけでこの手のレースゲームは当分必要ないんじゃないですかねw

そのくらい満足できる内容になっています。

ぼくの場合、6年間に数百時間も遊んでしまいましたw

なんでこんなにハマったのかと言いますと、オンライン対戦が熱いんですよね。

オンラインでは世界中のプレイヤーとランダムで選ばれたコースを走っていきます。

で、順位に応じてレートが変動するんですが、低い順位だと減っていくので、悔しくてまた再挑戦したくなるんですよね。

で気が付いたら1時間2時間と遊んでしまうという、そんな中毒性を持っているので、コースが多いのも相まってずっと遊んでしまいます。

既に500万本以上も売れているので遊ばれた方も多いと思いますが、追加コンテンツによってコースの数が倍増していたり、ゲームバランスが改善されているので、最近はご無沙汰の方もぜひまたプレイしてみてください。

もうマジで完成度がとんでもないことになっているので。

関連作のレビュー記事

目次へ戻る

ゼルダ無双 ハイラルオールスターズDX

続いて紹介するのが、「ゼルダ無双 ハイラルオールスターズDX」です。

このゲームはSwitchで出ている無双ゲームの中ではトップクラスのボリュームを誇ります。

というのも本作、当初はWii U向けに発売されまして、それから3DS版・Switch版と2回に渡ってバージョンアップしていきましたので、ボリュームが凄いことになっているんですよね。

例えばプレイアブルキャラクターは16体から29体に増加していて、ゲームモードや敵キャラクター、ステージも増えています。

その結果、100時間は遊べるくらいボリュームアップしているので、本記事で紹介することにしました。

でどんなゲームなのかといいますと、「ゼルダの伝説」を題材にした無双アクションゲームですね。

プレイヤーは箱庭マップの中で数千体の敵と戦うことになりまして、様々なミッションを攻略していきます。

こうして聞くと絶体絶命な感じがしますが、主人公は大幅に強化されていて、ボタンを連打するだけで大量の敵を倒すことが出来ます。

これがめちゃくちゃ爽快で、アクションゲームが苦手な方でも楽しめるんですよね。

この点は他の無双ゲームにも言えることですが、今作では歴代のゼルダシリーズに登場するキャラクターが集結していて、作品の枠を超えたクロスオーバーを楽しむことが出来ます。

リンク、ゼルダ、ガノンドロフといったおなじみのキャラクターはもちろん、

「時のオカリナ」のシーク、「ムジュラの仮面」のチンクル、「トワイライトプリンセス」のアゲハ、「スカイウォードソード」のギラヒムなどなど。

各タイトルで印象的だったキャラクターを操作することもできるので、ゼルダファンとしてはたまらないんですよね。

でそんな「ゼルダ無双 ハイラルオールスターズDX」のボリューム感を高めているのが、アドベンチャーモードです。

ここではファミコン風のマップを移動してバトルをすることになるんですが、マップの種類が多く、色んなミッションがあるので、すべてをクリアしようと思ったらめちゃくちゃ時間がかかるんですよね。

正直、これをすべて遊び尽くせる人はそんなに居ないんじゃないかと思いましたw

とまあ「ゼルダ無双」の魅力を語っていきましたが、ここまでの話は他機種版にも言えることだったりします。

Switch版ならではなのが、パフォーマンスの高さです。

一度に出現する敵は100体以上で、フレームレートは40〜50、解像度は1080pと、Switchの無双ゲームとしては規格外のパフォーマンスを誇るので、爽快なアクションを楽しむことができます。

元が10年くらい前のゲームなので絵的なセンスは古臭く感じますが、Switchでここまで高いパフォーマンスを誇るゲームはそんなにありませんので、同ハードの限界に挑戦したゲームを遊びたい方にもおすすめです!

ブレスオブザワイルドの無双ゲームを遊びたい人は、厄災の黙示録がおすすめだぞ

目次へ戻る

ファイアーエムブレム無双 風花雪月

続いて紹介するのが「ファイアーエムブレム無双 風花雪月」。

本作は沢山の敵を倒して行くステージクリア型のアクションゲームで、開発はコーエーテクモゲームスが手掛けています。

このゲームはですね、TVゲーム総選挙23位にランクインするほど高く評価された「風花雪月」をテーマにしていて、同作であり得たかもしれないもうひとつの物語を描いています。

主人公だったベレト・ベレスは灰色の悪魔という敵として登場。

プレイヤーが操作するのはフォドラの大地を渡り歩いていた天涯孤独の傭兵シェズで、ゲーム序盤に「アドラークラッセ」「ルーヴェンクラッセ」「ヒルシュクラッセ」のいずれかに生徒として所属することになります。

ゲームは

  • 軍備パート
  • 進軍パート
  • 戦闘パート

の3つのサイクルで進行。

軍備パートでは前哨基地内を自由に移動して仲間との交流や自軍の強化を行い、

進軍パートではメインのクエストが発生する地点までマップの状況を見定めながら進軍していき、

戦闘パートでは大量の敵をド派手な技で一網打尽にしていきます。

言ってしまえば無双系タイトルになるんですが、単なる無双ゲーと侮るなかれ!

戦闘パート以外も本気で作られていて、圧倒的なボリュームを誇ります。

ストーリーは本編と同じく3つのルートに分岐するようになっていて、序盤に選択する学級によって変化。

プレイヤーの行動次第では後半の展開にも変化があるので、ストーリーの作り込みとかテキスト量は無双ゲームの域を超えていますw

あくまでもコーエーテクモが販売するスピンオフ的な位置付けなので、そこは頭に入れておく必要はありますが、お祭りゲーという範囲内で見たら凄い作品です。

特に戦闘の準備を行う軍備パートの作り込みは素晴らしく、こちらがメインなんじゃないかと錯覚するくらい色んなことができます。

好きな仲間と訓練をしたり、料理を振る舞って一緒に食事をしたり、一緒に作業を手伝ったり。

支援レベルがC以上になるとお茶会ならぬ遠乗りに誘って一緒に会話をしたり、相手を眺めることができるので、ここだけ恋愛アドベンチャーゲームみたいになっていますw

ぼくの場合、大好きなメルセデスちゃんを眺めているだけで10分が過ぎてしまいましたw

また、「ファイアーエムブレム」シリーズではお馴染みの支援会話は今作にも踏襲。

「風花雪月」本編と同じくキャラクター同士がフル3Dで、フルボイスによる日常会話を楽しむことができます。

各キャラクターごとに用意されている支援会話は最大で3種類。

会話の内容はキャラクターの組み合わせによって変わるので、トータルで見ると数百種類にも及びます。

これだけの物量がありながらも1つ1つのボリュームも凄いので、どんだけ力を入れているのかと思いましたw

あくまでも「風花雪月」から派生した作品ではありますが、本編同様、ボリューム満点の内容なので、まだプレイされていない方は長期休暇のお供にどうでしょうか?

関連作のレビュー記事

目次へ戻る

超探偵事件簿 レインコード

続いては「超探偵事件簿 レインコード」を紹介します。

このゲームはですね、あの「ダンガンロンパ」スタッフが手掛けた完全新作でして、めちゃくちゃ気合を入れて作られています。

開発期間は約6年で、クリアまでのプレイタイムは40時間から50時間。

予算度外視で好きかって言わせて貰って作られた超大作になっていて、ゲーム容量も15.3GBとかなりの大きさを誇ります。

そんな本作はダークファンタジー推理アクションゲーム。

雨が降り続く奇妙な街「カナイ区」を舞台に未解決の事件に挑んでいきます。

調査に乗り出すのは世界各地から集う超探偵たち。

主人公は記憶喪失の探偵見習いユーマで、彼に取り憑く死に神ちゃんと一緒に事件の解決を目指していきます。

3Dのフィールドで証拠や証言を集めて調査を進めたり、様々なギミックやトラップが襲いかかる謎迷宮を突破して真相を突き止めたり。

推理アドベンチャーにダークファンタジーやアクション要素を加えた体験を味わうことができます。

特徴的なのが、特殊な能力を使って隠された証拠や証言を見つけていくシステムです。

主人公とともに調査する超探偵たちは特殊な能力を持っていて、例えばハララというキャラクターは「過去視」によって殺人現場の第一発見時の状況を視ることができます。

正直、推理アドベンチャーとして見たら掟破りな気もしますが、その分、同ジャンルでは見られなかったトリックが出てきたり、意外な展開が待ち受けているので、最後まで夢中で遊んでしまいました。

特に終盤は「ダンガンロンパ」ファンであればあるほど予想外な展開が待ち受けているので、同シリーズが好きな者としては「え?そんなのアリ?」って言いたくなりましたw

そんなストーリーを彩ってくれるのが、章の後半に挿入される謎迷宮パートです。

このパートでは謎迷宮という異世界を探索していくことになるんですが、現実じゃないのを良いことにやりたい放題やってますw

例えば「推理デスマッチ」では具現化した相手の主張を回避したり剣で打ち返すことになるんですよ。

攻略の手順としては矛盾した主張に対して事件の証拠を突き付ける感じなので、本質的には「ダンガンロンパ」の「ノンストップ議論」と一緒ではありますが、ファンタジックにアレンジする発想が凄いですw

謎迷宮では他にも

  • 正しい扉を選んでいく「真相分岐」
  • 制限時間内に正しい分岐を選んでいく「危機回避」

など、6種類以上のミニゲームが不規則に挿入されるので、楽しみながら事件の真相にたどり着くことができます。

その分、1つの章をクリアするだけでもお腹いっぱいになってしまいますが、超絶ボリュームに相応しい内容なので、重厚な推理アドベンチャーを遊びたい方にはぜひおすすめしたいです。

欠点だったらロード時間もアップデートで改善されたぞ
関連作のレビュー記事

目次へ戻る

ニーア オートマタ ジ エンド オブ ヨルハ エディション

続いては「ニーア オートマタ ジ エンド オブ ヨルハ エディション」を紹介します。

こちらも他ハードで話題になったタイトルですが、先日Switch版も発売されたので紹介することにしました。

内容としては荒廃した地球を舞台にしたアクションRPGで、アンドロイド部隊“ヨルハ”所属の“2B”となり、地球奪還のための熾烈な戦いに身を投じることになります。

開発はアクションゲームの開発に定評あるプラチナゲームズが担当。

そのためスタイリッシュなアクションが可能となっていて、キャラクターはサクサク動き、移動速度も速めに調整されています。

その一方で中ボスクラス以上になると敵の動きをしっかりと把握しなければならず、回避をしながらの攻撃が重要になってくるんですが、これがとにかく熱い!

どうしても2Bの容姿に目が行ってしまいますが、ミニスカートをヒラヒラさせながら避けていく様は非常に美しく、ノーダメージクリアを目指したくなってきます。

そんな「ニーアオートマタ」のストーリーですが、ゲームだからこそ味わえる表現が詰まっています。

3Dアクション、縦スクロールシューティング、360度シューティング、2Dアクション、ノベル、オープンワールド。

ゲームをクリアするまでに様々なジャンルのステージを攻略することになるんですが、そのどれもがストーリーを語る手段として機能しているので、初めてプレイした時は

こんな形で表現できるものなのか!?

と驚きました。

中にはゲーマーを逆なでするような演出・仕様も含まれていますが、だからこそ生まれてくる感情があったのも確かで、他では味わえない体験が待っています。

他にも考察が捗るストーリーとか、スタイリッシュなアクションとか、2Bの○○なところとか。

そういった点がゲーマーの間で話題となり、全世界累計売上は600万本を達成。

和製タイトルとしてはかなりの売上となり、超人気シリーズと肩を並べるほどの人気を博しています。

クリアまでのプレイタイムは30時間前後。

やり込みを含めると倍以上も遊べるので、アクションゲームとしてはかなりのボリュームとなっています。

加えてSwitch版は「ヨルハ エディション」となっていて、追加された衣装やゲームモードのダウンロードコンテンツをあらかじめ収録。

Switch版限定の面白くてセクシーな衣装も無料配信されているので、非常にお買い得な内容となっています。

懸念されていたパフォーマンスも良好で、画面がカクつくこともなく、荒廃した世界もしっかりと再現されているので、

Switchの性能で『ニーアオートマタ』をまともに遊べるのか?

なんて感じていた人も安心して手を出してください。

オート機能も搭載されているので、アクションゲームが苦手な方にもおすすめです。

続いて紹介するのが、超大型追加コンテンツで大化けしたあのモンスタータイトルです!

スポンサーリンク

目次へ戻る

モンスターハンターライズ:サンブレイク

続いては「モンスターハンターライズ:サンブレイク」。

このゲームはですね、現状最強のモンハンだったりします。

モンハンと言えば耐久力が高い大型モンスターをみんなで協力して倒していくアクションゲームですが、今回の「ライズ」は快適に遊べる要素が多数追加。

翔蟲を使ってフィールドを縦横無尽に移動したり、オトモガルクに乗って高速移動ができるようになりました。

反面、1クエスト辺りのクリアタイムが短くなってしまい、ボリューム不足に感じている人が多かったんですが、超大型追加コンテンツ「サンブレイク」によって問題点を解消。

新たにマスターランクが追加され、新しい舞台で、新しい仲間たちと、新しいストーリーを楽しむことが出来るようになりました。

このストーリーが本編の「ライズ」とはまた違った感じとなっていて、世界観は和風から西洋に。

登場する大型モンスターも吸血鬼や狼男をモチーフにしていたりして、新しい戦いを楽しめるようになっています。

さらにメインストーリークリア後には傀異調査クエストが開放。

通常よりも強化された傀異化モンスターと戦えるようになり、手応えのある狩りを楽しめます。

正直、メインストーリーは強い装備を簡単に作れてしまうのでヘタレなぼくでもクリアできたんですが、この傀異調査クエストはかなり難しいと思いましたね。

極めつけが、傀異討究クエストです。

これは傀異クエストを進めると開放されるエンドコンテンツで、傀異研究レベルを上げることでより強力な傀異化モンスターと戦えるようになります。

で、この傀異討究クエスト。アップデート毎にレベルの上限が上がっていて、100とか200とか。

ちょっとやそっと遊んだだけでは達成できないようになっていて、クエストで得られる素材を使うことで行える「傀異錬成」というやり込み要素と相まって、長時間遊びたい人にはたまらないコンテンツとなっています。

他にも盟勇クエストというNPCと一緒にクエストに挑戦できる要素も追加され、アップデートによって「MRクエスト」や「傀異調査クエスト」にも同行できるようになりましたので、

モンハンを遊べる友達がいないから手を出しにくい

なんて感じている人も手を出してみてください。

快適でボリュームもあるので、このゲームに慣れてしまったら昔のモンハンに戻れなくなってしまいますw

目次へ戻る

ハーヴェステラ

続いては「ハーヴェステラ」。

このゲームはですね、スクウェア・エニックスから発売された完全新規の「生活シミュレーションRPG」です。

ジャンルとしては「ルーンファンクトリー」や「牧場物語」に近いんですが、雰囲気がやや暗めとなっていて、「ファイナルファンタジー」のような和製RPGの色合いに近くなっています。

で、この「ハーヴェステラ」。体験版の評判がイマイチで、ガッカリゲーになるんじゃないかと言われていましたが、蓋を開けてみたらびっくり!

ジワジワ面白くなってくるスルメゲーとして口コミで人気が広まっていたりします。

というのもこの作品、生活シミュレーションでありながらもストーリーや世界観設定・キャラクターの作り込みが素晴らしく、ビジュアルや音楽の質も高いのでスクエニのRPGが好きな人のツボを抑えているんですよね。

あらすじとしては

辺境の村で倒れていたところを村医者に救けられ、それ以来、村の近くで暮らす主人公。

しかし、舞台となる世界では春夏秋冬の流れを遮る「死季」が必ず訪れ、全ての作物が枯れてしまう現象が発生。

主人公は村で生活を送りながら、「死季」を止める術がないか模索していく。

といった感じなんですが、序盤から謎の機械や「未来から来た」と自称する少女が登場したりと気になる展開が数多く用意されているので、もう夢中で進めてしまいました。

後半の展開も期待を裏切らない内容と評判で、序盤からの謎や伏線を丁寧に回収していくのでこれは熱いです!

で、ゲーム性についてなんですが、

  • 畑仕事
  • 釣り
  • 動物たちの世話

といったスローライフを送りつつダンジョン攻略をしていくという「ルーンファクトリー」みたいな感じなんですが、そこはスクエニのゲーム。

戦闘システムにはあのジョブを採用していて、ゲームを進めると色々なクラスをリアルタイムで切り替えながら戦うことができます。

正直、序盤は技が地味で手触り感は良くないんですが、後半に進むと派手な技が増加して爽快感も味わえるようになっています。

まあそれでも防御コマンドなどがないのでアクションゲームとしては本格的な内容ではないんですが、ボス戦に力が入っていたりと楽しめるようになっているので、こちらも見逃せません。

他にも街には数多くのサブクエストが用意されていたり、パーティに加入するサブキャラクター全てに固有のイベントが用意されていたり。

力を入れているところは入れているのでやや人を選ぶところはありますが、ストーリーや世界観設定・キャラクターの作り込みといった部分の出来は非常に良いのでそこが見たい方にはおススメできる作品だったりします。

体験版で指摘されていたロード時間が長い点、経過時間が厳しい点も改善されているので、前評判を聞いてスルーしてしまった人もぜひプレイしてみてください。

ボリュームも多く、50時間以上は遊べる内容なので、長期休暇にプレイするゲームとしてもおすすめです。

スポンサーリンク

目次へ戻る

マリオ+ラビッツギャラクシーバトル

続いて紹介するのが「マリオ+ラビッツギャラクシーバトル」

実は本記事を執筆した最大の理由が本作を推したいからだったりします。

というのも本作、マリオのゲームでありながらも毛嫌いされているところがありまして、

ラビッツのデザインが苦手
マリオ単体でやりたい

など、ゲーム内容以前に興味を持ってもらえないんですよね。

ですが、実際のゲーム内容は今回紹介したタイトルと肩を並べても良いくらい素晴らしく、じっくり遊べるゲームでもあるので紹介することにしました。

内容としてはマリオとラビッツが活躍するハチャメチャ戦略シミュレーションアドベンチャーゲーム。

悪の生命体「クルサ」によって暗黒の世界に変えられた惑星を救うべく元凶となる敵を倒していきます。

で、この作品、前作の「マリオ+ラビッツ キングダムバトル」よりもRPGの色が強くなっていて、「マリオ&ルイージRPG」や「ペーパーマリオRPG」が好きな人のツボを抑えた作りになっていたりします。

仲間キャラクターとしてはクッパが登場。

敵キャラクターとしてはあのクリボーやカメックが登場するようになり、一部のBGMには「マリオ&ルイージRPG」などで知られる下村陽子さんが参加。

フィールドは横に広くなり、大量のサブクエストを攻略したり、ミニゲームに挑戦できるようになりました。

これが非常に本格的で、メインストーリーそっちのけてハマれるように作られています。

推奨レベルを遥かに上回る敵が潜んでいたり、隠しボスやステージが存在したり、「ゼルダの伝説」のような謎解きをしたり。

大人でも手応えを感じられるほどの遊びが詰まっています。

ターン制の戦闘システムも奥深く、マリオたちをどのように動かして敵にダメージを与えるのか?

そして、体力を温存できるのかの駆け引きが熱くて面白い!

ぼくは「スーパーマリオRPG」や「ペーパーマリオ」「マリオ&ルイージRPG」の戦闘システムが好きなんですが、今作の戦闘システムはこれらの作品で見られた戦略性を味わえると思いましたね。

ストーリーも見どころ満載で、マリオとラビッツたちの冒険活劇はもちろん、「スーパーマリオ ギャラクシー」を絡めた終盤の展開はファンであればあるほど見応えがあります。

ストーリー性が高いマリオのRPGって最近は少なくなってきましたが、今作はそんな最近のマリオの足りなかった成分が詰め込まれているので、もっと注目されてほしい作品です。

関連作のレビュー記事

目次へ戻る

OMORI

続いて紹介するのが「OMORI」。

この作品、少人数・低予算で開発されたインディーズゲームなんですが、ボリュームがめちゃくちゃあるので本記事で紹介することにしました。

内容の方は引きこもりの少年が主人公のRPGで、夢と現実の世界を行き来して様々な場所を冒険していきます。

一見すると古臭いRPGのように感じますが、実はホラー要素が強く、刺激的な体験を味わえる作品だったりします。

どのくらい凄いのかというと、起動画面にこんな警告文が挿入されるくらい。

プレイする前は「そんな大袈裟な」とタカをくくっていましたが、現実の世界を冒険することになってからは印象が一変。

主人公が体験したトラウマの演出が断片的に挿入されるので、ホラーゲームが得意なぼくも「え?なにこれ怖い」と口に出してしまいました。

このように「OMORI」は怖い作品ですが、完全なホラーゲームという訳ではなく、夢世界・現実世界ともに友達との友情を美しく描いていて、プレイしているとホッコリする展開もあったりします。

夢世界で冒険の手助けをしてくれるオーブリー・ケル・ヒロはみんな無邪気で可愛らしく、支離滅裂な世界も「MOTHER」シリーズに通ずる温かさを感じられるので、ホラー要素とのギャップに酔いしれてしまいました。

戦闘システムはターン制のコマンド式を採用。

敵・味方・敵と順番に出番が回っていき、「たたかう」や「スキル」などのコマンドを選択するというオーソドックスな形式となっています。

しかし、単なるコマンドバトルに終わっておらず、感情を切り替えて戦況をひっくり返せたり、パーティメンバーが連携して畳み掛けを行うという独自のシステムも搭載。

中盤以降は感情による有利不利を把握しなければ勝てないバランスになっているので、他にはない戦略性を味わえるようになっています。

クリアまでのプレイタイムは25時間前後ではありますが、マルチエンディングとなっていて、大きく分けて2つのルートが存在。

そのうえで細かく分岐していくので、全てのエンディングを見ようと思ったらかなりの時間がかかります。

また、クリアとは直接関係のないエリアも多く、隠しボスやイベント・ミニゲームも多数用意されているので、あまりの物量に驚かされました。

グラフィックが簡素とはいえ、こんなにも多くの隠し要素、よく盛り込みましたねw

引きこもりや鬱を題材にしている関係上、人を選ぶところはありますが、他にはない魅力が詰まった作品ですし、ボリュームもあるので興味を持った方はぜひプレイしてみてください。

ダウンロード版はもちろん、特典付きのパッケージ版も発売されています。

関連作のレビュー記事

目次へ戻る

スプラトゥーン3 エキスパンション・パス サイド・オーダー

続いては「スプラトゥーン3」の「サイドオーダー」を紹介します。

こちらのタイトルは追加コンテンツとして配信されていて、「スプラトゥーン3」がないとプレイできません。

なのでイチからプレイするには出費はかさみますが、一瞬で時間が過ぎてしまうくらいの中毒性があるので今回紹介することにしました。

内容としてはステージクリア型のアクションシューティングゲーム。

入る度にマップが変わる「秩序の塔」の最上階を目指していきます。

上手い人だと1~2時間でクリアできてしまうんですが、本作で特徴的なのが、繰り返し遊べるように調整されていることです。

マップの構造や出現する敵が変化するのはもちろん、色んなルールが用意されていて、敵が大量に出現するポータルを全て破壊したり、ボールを指定の場所まで運んだり。

単に敵を倒すだけではなく、特定の条件を満たさないとクリアできなかったりします。

加えて「カラーチップ」を使ったカスタマイズ要素も搭載。

パレットにセットするチップによって能力が強化されていきます。

爆発で与えるダメージが増えたり、ヒトの姿でいる時の移動速度がアップしたり。

マルチプレイで言うギアのように強化できます。

しかし、上の階に行けば行くほど難易度が上がっていき、最上階までに力尽きるとどんなに進んでいても一階からやり直さなければいけません。

その際にはそれまで手に入れたカラーチップもすべて失ってしまいますが、真珠に変換され、塔に挑戦する前にプレイヤーの基礎能力を強化できます。

残基数を増やしたり、アーマーを強化したり。

難易度を下げることができるので、例えゲームオーバーになっても再挑戦したくなるように作られています。

しかもこのゲーム、やり込んでいくと色んなブキが追加されて、そちらでプレイするとまた違った感覚で楽しめるんですよね。

一度に大量のインクを放つことが出来るスロッシャー、連射は出来ないが一撃が大きいチャージャーなど。

長所と短所がハッキリしたブキでプレイするとまた違った立ち回りが求められるので、ご褒美の欲しさと相まって繰り返しプレイしちゃいました。

正直なところ、10周もプレイしていると同じようなフロアに遭遇するようになってくるんですが、飽きさせない工夫は随所で感じられるので、追加コンテンツとしては十分すぎるくらいよく出来ています。

ですのでまだプレイされていない方にはぜひおすすめしたいですね!

「スプラトゥーン」はマルチプレイ中心のイメージが強く、シングルプレイは埋もれてしまいがちですが、サイドオーダーをプレイしていると「1人でも行けるじゃん!」って思えてきます。

任天堂のゲームとしてみても意欲性を感じるので、このシステムを活かしてさらなる新作を出してほしいです!

関連作のレビュー記事

目次へ戻る

マリオvs.ドンキーコング

続いての時間泥棒ゲームは、「マリオvs.ドンキーコング」です。

このゲームは20年くらい前にゲームボーイアドバンスで発売されたタイトルのリメイク作なんですが、ジワジワと売れていて、発売から数ヶ月が経っても売上ランキング上位をキープしています。

内容としてはマリオが活躍する2Dパズルアクション。

コース上に設置された仕掛けを解いていき、ドンキーコングに強奪されたおもちゃのミニマリオを取り戻していきます。

特徴的なのが、頭を使う要素が強いことです。

マリオってジャンプアクションでアスレチックをこなしていく感じのゲームですが、本作は頭を使うパズル的な要素が強調されています。

ステージの至るところにスイッチやベルトコンベアーが設置されていたり、鍵が掛かった扉を開けないと先へ進めなかったり。

本家と比べて仕掛けが凝っていて、各ステージをクリアするにはアクションスキルとひらめきを必要とします。

この辺りは原作にも言えることですが、Switch版は様々な点がパワーアップ。

グラフィックが美しくなり、おもちゃの世界観が強調されました。

ぜんまい仕掛けのヘイホーがツルツルテカるようになったり、ドッスンの顔がリール形式で変わるようになっていたり。

原作では表現できなかった細かいディテールもしっかりと描かれています。

さらに新要素としては

  • 難易度が低めに調整されている「カジュアルモード」
  • 2人で一緒に遊べる「協力プレイモード」
  • 新しい仕掛けが登場する「新ワールド」
  • 指定された時間の間にゴールを目指す「タイムアタックモード」

を追加。

原作と比べて遊びの幅が増しているので、より多くの人が楽しめるようになりました。

特に大きいのが、2人協力プレイです。

こちらはマリオとキノピオが一緒に攻略していくモードで、通常とは違って2つの鍵を探しに行くことになります。

そのため攻略の手順が増えていますが、

おれは金色のカギを持っていくから君は銀色の鍵を回収しておいてくれ!

みたいな感じで役割分担する楽しさが生まれました。

加えてキノピオを足場にして高いところへ行くみたいなショートカットができたり、ハンマーを受け渡して高いところにいる敵を倒すなんて連携プレイもできるので、共闘感を生み出すことに成功しています。

身近に遊べる友達がいないといけないのが厳しいところですが、おすそわけプレイにも対応しているので、隙間時間に誰かを誘って遊んでみると面白いかも!?

他にもカジュアルモードの実装によって遊びやすくなったり、新ワールドの追加によってステージのバリエーションが増えたり。

原作から色んな部分に手を加えています。

それでもカジュアルなパズルゲームが5,000円なのはやや割高ではありますが、ついつい遊んでしまう魅力はあるので、マリオの世界でパズルを楽しみたい方にはおすすめしたいですね!

関連作のレビュー記事

目次へ戻る

テイルズ オブ ヴェスペリア REMASTER

お次に紹介するのが、「テイルズオブヴェスペリア」。

こちらのゲームはファンの間で高く評価されていて、圧倒的なボリュームや派手な戦闘システム。

特徴的なキャラクターによるストーリーがプレイヤーを夢中にしてくれるので、遊んでいるとあっという間に時間が過ぎてしまいます。

内容としては人気RPG「テイルズオブ」シリーズの本編で、魔導器(ブラスティア)の恩恵を受ける世界を舞台に主人公のユーリが仲間と共に冒険していきます。

テイルズオブシリーズと言えばアニメ調のグラフィックで織り成すストーリーが好評を博していますが、今作でポイントなのが主人公ユーリの性格です。

彼は正義感が強すぎるが故に法で裁けない悪を自分の手を汚してでも裁いてしまいます。

一方の親友フレンは法を遵守するところがあって、法で裁けないならまずは法を変えるという考えを持っているので、本来ならフレンを主人公しても良いと思うですよ。

ですが、本作ではあえてユーリの目線からストーリーが展開することから独自性を生み出していて、対象的な性格のキャラクターによる正義と正義のぶつかり合いが好評を博しました。

そんな「テイルズオブヴェスペリア」をさらに面白くしているのが、ド派手な戦闘システム。

戦闘はリアルタイムのアクションバトルとなっていて、プレイヤーはキャラクターを操作して通常攻撃やスキルを使って敵を倒していきます。

これだけでも爽快で面白いんですが、今作は秘奥義・バーストアーツ・フェイタルストライクといった強力な技を割と簡単に発動できるので、派手で爽快なバトルを楽しみたい人にはたまりません!

ボリュームも多く、クリアまでのプレイタイムは50時間以上。

サブイベントも満載で、仲間キャラクターが総勢9人もいるので、長時間プレイしても全く飽きません。

テイルズってキャラクターごとに操作感覚が違っていて、色々試すと同じ敵と戦っていても意外な駆け引きを楽しめたりします。

敵を切り込んでいくのが得意なユーリ、機動力が高いラピード、威力の高い技をドカーンとお見舞いするカロルなど、キャラクターを切り替えることで別ゲーに変貌を遂げます。

さらに2周目以降の引き継ぎも充実しているので、強いスキルを継承したまま始めたり、取得経験値の倍率を上げてサクサク楽しめたり。

1周目とは違った遊びを体験できるので、そういう意味でも長く遊ぶことができます。

Switch版の場合、携帯ゲームとしても遊べるようになったほか、オリジナル版で配信された衣装コンテンツも多数収録されているので、自分の好きな衣装に着せ替えて遊べますよ。

目次へ戻る

戦国無双5

続いてのタイトルは、「戦国無双5」です。

このゲームもファンの間で賛否両論ありましたが、夢中になれる魅力があるので、なぜ評価が分かれたのかも含めて紹介していきます。

まず内容としては戦国時代を題材にしたアクションゲームで、たくさんの敵を撃ち倒しながらミッションをクリアしていきます。

今作で特徴的なのが、織田信長と明智光秀にスポットを当てていることです。

破天荒な織田信長と堅物な明智光秀。彼らの青年期と壮年期を体験できます。

新しく登場した武将も魅力的で、

  • 武闘派っぽい見た目なのに礼儀正しい信長の従者「弥助」
  • 信長を親父と呼ぶ謎のくのいち「みつき」
  • 明智の家臣で小言は多いが忠義に厚い「斎藤利三」

など、個性的な武将の掛け合いを聞きながらド派手なアクションを繰り出していけます。

そして新システムとしては閃技が登場。

これはA.B.X.Yの各ボタンに技を割り振れるシステムで、Rボタンと組み合わせて発動できます。

強力な技を出せたり、特定の能力を上げたり。

通常攻撃と組み合わせることで面白いコンボが発動するので、魅せプレイをしやすくなりました!

さらにゲージを使って繰り出す無双奥義の演出には一枚絵が追加。

技が決まった後に一瞬だけ表示されるので、初めてプレイした時は興奮しました!

キャラクターを切り替えながらサブミッションをこなしていく楽しさも健在で、アクション性・戦略性。どちらも正統進化しています。

ただキャラクターの見た目が大幅に変わったこと。

刷新されたが故にシリーズの集大成であった「4」と比べてボリュームが減ってしまったことからファンの間で賛否が分かれてしまいました。

ですが、作品単体としてみたらこれはこれで面白く、クリアまで50時間近くは掛かるので、連休中に遊ぶゲームとしてはピッタリです。

どうしても昔の「戦国無双」が遊びたいという方にはSwitchでも発売されている「戦国無双4 DX」をおすすめします。

こちらは「4」の完全版で、実に55名もの武将たちの一騎当千アクションを楽しむことができますからね。

シリーズに思い入れがある方はこちらの方が馴染めるかもしれません。

スポンサーリンク

目次へ戻る

牧場物語 再会のミネラルタウン

続いては「牧場物語 再会のミネラルタウン」を紹介します。

「牧場物語」と言えば牧場を経営したり、住人との交流を楽しむ感じのゲームですが、なぜ「再会のミネラルタウン」を紹介することにしたのかと言いますと、シリーズの中でもおすすめしやすいからですね。

Switchでは他にも色んな関連作が発売されています。

クラフト要素を強化した「オリーブタウンと希望の大地」、人生にスポットを当てた「Welcome!ワンダフルライフ」。

さらには「ドラえもん」とのコラボレーションタイトルも発売されていますが、いずれも変化球でおすすめできる人とそうでない人がハッキリしています。

一方で本作は王道の「牧場物語」を体験することができまして、ドラえもんが出てくることもありませんし、製造機を作って工場みたいなものを作る必要もありません。

畑の栽培や家畜の育成・住人との交流、山菜狩りや釣りといった「牧場物語」元来の面白さにスポットを当てています。

というのも本作はゲームボーイアドバンスで発売された「牧場物語 ミネラルタウンの仲間たち」のリメイク版でして、当時のシステムを忠実に再現しているからです。

キャラクターのイラストは今風に変わっていますが、内容自体は王道の「牧場物語」で、世界観を崩すような要素は一切ありません。

お金を稼ぐために栽培や飼育、山菜狩りをひたすらこなし、息抜きに街の人との交流を楽しんで好きな人と運命の再会を果たすという昔ながらのルーティーンを楽しむことができます。

これが癖になるほど面白く、気が付いたら膨大な時間が過ぎ去ってしまいました。

大きな要因となるのが、テンポの良さです。

昔の「牧場物語」って手持ちのアイテムを切り替える度にメニュー画面を開いていたんですが、本作は十字ボタンを押すことで瞬時に切り替えができるので、

  • クワで畑を耕す
  • 作物の種を蒔く
  • ジョウロで作物に水をやる

といった作業を画面暗転することなくできます。

さらにキャラクターは軽快に動いてくれますし、別のエリアへ移動した時のロード時間も1秒未満。

最近のゲームでありがちなモッサリ感がほとんどないので、良い意味で携帯ゲームのようなお手軽感があるんですよね。

家畜も可愛らしく、まん丸な牛や羊・鶏はもちろん、ポコっと飛び出た頭が印象的なアルパカ、モコモコのアンゴラウサギなど、ずっと眺めたくなる魅力があります。

でも、「牧場物語」って長く遊んでいると作業的になってきますよね?

そんな時に便利なのが、コロボックルのお手伝い要素です。

今作はコロボックルと仲良くなると水やりや収穫、動物の世話をお手伝いしてくれるので、ゲーム後半で気になってくる単調さが薄れました。

かんたんモードというゲーム進行が楽になる機能も搭載されていますし、

「牧場物語って面白そうだけど、面倒くさくないかなぁ?」

と感じている方にもぜひおすすめしたいです。

目次へ戻る

ドラゴンクエストモンスターズ3 魔族の王子とエルフの旅

続いて紹介するのは、「ドラゴンクエストモンスターズ3 魔族の王子とエルフの旅」です。

このゲームは発売当時賛否が分かれていましたので、正直に言うと本記事で紹介するのか迷いました。

ですが、モンスターを育成する楽しさは群を抜いて面白く、時間が吹き飛ぶほどの破壊力があるのでまたまた紹介していきます。

そんな本作は「ドラゴンクエスト」を題材にした育成RPG。

主人公ではなく、スカウトしたモンスターを戦わせるシステムを採用していて、配合を繰り返してより強いモンスターを仲間にしていきます。

そして、強敵と立ち向かっていくんですが、あまりの面白さに夜10時から朝の5時になってしまうくらいハマりました!

具体的に何が面白いのかと言いますと、まずはモンスターの育成ですね。

モンスターは戦っていくとレベルが上がって強くなりますが、スカウトしたモンスターをそのまま使っては大して強くなりません。

そこで重要になってくるのが配合システム!

特定のモンスターとモンスターを組み合わせることでより強いタイプの子供が生まれます。

そして、その子供にはスキルを3つまで継承できたり、ものによっては最大まで極めたスキルの上位版を子供が覚えたりするので、突き詰めていくとめちゃくちゃ強いモンスターを生み出せるんですよね。

それこそ歴代シリーズに登場したラスボスとか。

そんな化け物をパーティに加えて無双できるので、楽しみ方は豊富にあります。

続いて面白いと思ったのが、パーティ編成です。

戦闘では最大4体のモンスターが同時に戦えるんですが、それぞれにサイズの概念があって、特徴がハッキリするようになりました。

例えばLサイズのモンスターは1ターンに3回も行動することがあったり、通常攻撃が全体攻撃になったりと強化されているので、めっちゃ頼りになるんですよね。

その一方で枠を2つ使うので、2体分の戦力を補わないといけません。

自分だけの最強モンスターにしていくのが楽しい配合や育成、タイプやサイズの組み合わせが重要なパーティ編成。

これらが組み合わさることで圧倒的な中毒性を生み出していて、それこそポケモンで個体値の厳選や努力値、技の構成を考えるとか。

あんな感じの面白さがあるので、モンスターを育てるタイプのRPGが好きな人はハマる可能性が高いです。

ただこのゲーム、手放して褒めることができない側面もあったりします。

移動中に処理落ちが発生したり、中盤のダンジョンが中だるみしたり。

わかりやすい欠点が目立っていて、そのうえで過去作と比べて劣っている部分があったり、高額の追加コンテンツがあったりします。

ですので相対的に見ると微妙に感じるところもあるんですが、長時間夢中で遊んでしまうほどの魅力があるのも確かなので、大型連休に遊ぶゲームの一本としておすすめしたいです!

関連作のレビュー記事

目次へ戻る

Factorio

続いてはガチでハマるゲームを紹介します。

Factorio

このゲーム、あまり知られていませんが、ずーっとプレイしてしまう中毒性を持っています。

ぼくの場合、ハマりすぎて約束事をすっぽかすところでしたw

でどんなゲームなのかと言いますと、工場を発展・維持していくシミュレーションですね。

ゲームの目的としてロケットを打ち上げて未知の惑星から脱出するというものがあります。

プレイヤーはロケットを完成させるため各地にある鉱石を掘り出して加工し、部品を作ることになるんですが、とんでもない数が必要になるので、1人で作ろうとしたら途方もない時間が掛かってしまいます。

そこで重要になってくるのが工場での生産。

採掘機やベルトコンベアー、アームなどを設置していくことで効率よく素材を集めることができたり、発展に必要な部品を自動で作ってくれます。

最初は5秒に1個しか発掘・加工できなかったものが数倍速くできるようになるとか。

作業の時間を短縮できるので、如何に効率よく素材を集めていくのかにハマりました。

イメージ的には「ピクミン」のような感じでしょうか。

「ピクミン」では仲間に命令して複数の作業を同時にこなしていきます。

すると、10秒掛かっていた作業を半分にできるので、ダンドリよくこなしていくのが気持ち良いんですよね。

「Factorio」の工場生産もそれに通ずるものがあるので、どうやって時短するのか試行錯誤するのにハマりました。

でも、鉱石をひたすら発掘・加工するだけでは飽きてしまいそうですよね?

本作の場合、研究によって新しいアイテムを作成できるようになるので、常に高いモチベーションを維持することができました!

最初は発掘機とベルトコンベアーだけだった工場に鉄道を設置するとか。

そんな感じで工場を発展させることができますし、何なら鉄道を自動化して遠くにあるアイテムを発掘・運搬させることもできるので、上手く仕組みを作れた時は興奮しました!

イメージ的にはピタゴラスイッチとか、プログラミングを構成できた時のような感じでしょうか。

ゲーム内にヒントがあるとは言え、ちょっとしたミスによって絡まったりするので、自分が思い描いていたシステムを構築できた時の気持ち良さは格別です!

他にも敵が襲ってきたり、電力の供給不足で停電が発生したり。

定期的にハプニングが起こるので、なんかついついプレイを続けてしまうんですよね。

そんな「Factorio」ですが、パソコン向けに作られているので、コントローラでの操作には慣れが必要だったりします。

マウスでカーソルを動かし、素材を掴んで装置に入れるとか。

そんなことを頻繁にする必要があるので、ボタンとスティックで構成された家庭用ゲーム機のコントローラではやりにくいところがあります。

ただショートカット機能を使えば何とかなりますし、アップデートによってSwitch版でもマウスやキーボードを使えるようになりました。

そのうえで携帯モードにも対応しているので、好きなプレイスタイルで遊びたい方はSwitch版がおすすめです。

Switch版だと処理落ちはしないのか?

これがほとんどしません。

起動時間はちょっと長いんですけど、それ以外はパソコン版と遜色ない水準にまとまっているので、いやぁこれよく移植できたなぁって思いました。

価格は4,500円とインディーゲームにしては高めですが、十分に元が取れる完成度なので、効率性を重視するのが好きな人はぜひプレイしてみてください!

クリアするのに10時間以上かかる無料体験版も配信されているので、まずはそちらからプレイするのもおすすめです!

関連作のレビュー記事

目次へ戻る

アナザークラブズトレジャー

続いてはちょっと変わった高難易度アクションRPGを紹介します!

アナザークラブズトレジャー

このゲーム、見た目は可愛らしい感じですけど、実は「ダークソウル」とか、「エルデンリング」の影響を受けて作られています。

入り組んだマップを探索していくワクワク感、敵から受ける被ダメージの高さ、強いボスを倒した時の達成感。

拠点で行えるレベルアップ、倒れてしまった時に起こる経験値やお金のロスト(一度だけ回収できる)、奥深い装備のカスタマイズ。

何もかもが「ダークソウル」などのお作法に沿って作られているので、いわゆるソウルライクゲームにあたります。

なので探索とか、強敵との戦いが好きな者としてはたまらないんですよね。

特徴的なのが、海底王国が舞台であることです。

この世界はゴミによって汚染されてしまい、崩壊の危機にさらされています。

主人公となるクリルはそんな海底王国を救うため各地を冒険していくことになるんですが、大半のエリアが水中なので、地上とは挙動が異なっています。

特に大きいのが、浮遊感でしょうか。

地上よりも上に浮き上がる力が強いので、一定時間だけバタバタと宙を舞うかのようにジャンプできます。

他にもゲームを進めるとグラップリングフックで高いところにいけたり、スタミナゲージを消費せずに攻撃を繰り出せたり。

一般的なソウルライクゲームと比べて主人公の運動能力が高いので、縦横無尽な戦いを楽しむことができます。

意外だったのが、「SEKIRO」で見られたパリィ・体幹ゲージ的な要素を盛り込んでいることです。

敵の攻撃を受ける瞬間にガードするとパリィが決まり、ボス戦では体幹ゲージ的な物を大幅に溜めることができます。

そして、最大まで溜めると大ダメージを与えることができるので、単に攻撃を避けるだけではなく、ここぞという時にパリィを決めるのが気持ち良いんですよね。

さすがに「SEKIRO」ほどのパリィゲーではありませんが、状況に応じて攻撃と回避、パリィを選択する駆け引きは非常に熱く、緊迫した戦いを楽しむことができました!

そんな戦闘の駆け引きをさらに高めているのが、シェルの概念です。

主人公はヤドカリなので、尻尾にはシェル(貝殻)を装備することができます。

このシェルなんですが、ダメージを受けたら壊れてしまう一方で、種類によって特殊な技が使えたりします。

泡を使った遠距離攻撃ができたり、クラッカーのような衝撃波を発動できたり。

それぞれ特性が異なっているので、ボス戦ではどのシェルを使って戦うのかを考えるのが熱いです。

場合によってはボス部屋の近くに有効なシェルが転がっていたりするので、謎解きのような楽しさも感じました。

惜しい点としては、Switch版は動作がやや不安定であること。

翻訳の質が高くないというものがあります。

特にエリア移動時は著しい処理落ちが発生したり、そこそこの確率でエラーによる強制終了があったので、これからプレイする場合はこまめにセーブしながら進めることをおすすめします。

ゲームクリアまでのプレイタイムは30時間前後。

隠しボスなども用意されているので、やり込むとさらに長く遊べます。

少々荒削りなところはありますが、初心者向けのアシストモードが搭載されているなど幅広い層が楽しめるように作られているので、ソウルライクゲーム入門用としてもおすすめです!

関連作のレビュー記事

目次へ戻る

ソリティ馬 Ride On!

続いては無性に遊んでしまうゲームを紹介します。

ソリティ馬 Ride On!

このゲーム、あの「ポケモン」を開発しているゲームフリークがおくるダウンロードタイトルで、あまりの面白さに中毒者が続出しています。

内容としてはソリティアと競馬を融合したパズルシミュレーションゲーム。

2,3,4,5、8,7,6といった感じで数字が繋がるようにカードを取り除いていくとお馬さんのやる気が上がっていきまして、レースを有利に進めることができます。

これだけでも面白いんですが、レース中は位置取りを調整することもできて、その時に出てくるアイテムを取ると一変。

ブーストでスピードアップするなど色んな効果が発揮するので、ソリティアでウマくやる気を高めた状態で使うと他の馬をぶっちぎることができて爽快なんですよね。

そんな「ソリティ馬」の中毒性を高めているのが育成要素。

プレイヤーの相棒となる馬はレース中にアイテムを取ったり、レースに勝つことで能力が上がっていきます。

さらにソリティアで有利なスキルを覚えさせたり、育て終えた馬を掛け合わせて仔馬を産ませることもできるので、繰り返し遊びたくなるんですよね。

元々は3DSで発売されていた作品ですが、Switch版はグラフィックが強化。

レースシーンが3Dで描かれるようになり、臨場感が増しています。

さらに今作はオンライン対戦も追加。

世界中のプレイヤーとランダムでマッチしたり、あいことばを共有して友達とプレイすることも出来るようになりました。

まあそんなに売れていないのかあまりマッチングはしませんが、身近で一緒に遊べる人がいました楽しさ倍増です!

ちなみに本作のBGMを担当しているのは「ポケモン」で知られる一之瀬剛氏ということで、同作で聴いたことのある音が流れます。

特にレースシーンは「ポケモン ソードシールド」の「戦闘!ホップ」を彷彿とするウキウキの曲調となっているので、同作が好きな人は必見です!

「ソリティ馬 Ride On!」はダウンロード専売で、価格は1,500円。

体験版も配信されているので、まずはそちらをプレイしてみることをおすすめします!

「ソリティア」ってなんだか難しそうですが、本作では「ゴルフ」という簡単に数字が繋がるルールを採用しているので、初心者でも問題ありません。

スポンサーリンク

目次へ戻る

クロステイルズ

続いてはちょっとマニアックなゲームを紹介します。

それがこちらの、「クロステイルズ」です。

このゲームはケムコから出ているシミュレーションRPGでして、擬人化した犬と猫の戦争を描いています。

特徴的なのが、犬族と猫族。それぞれの視点からストーリーを楽しめることです。

犬族の若き隊長「フェリクス」、猫族の部族姫「シャイマー」。

ゲーム開始時にどちらの視点でプレイするのか選択することができまして、それぞれ2つのルートが存在します。

クリアまでのプレイタイムは1ルート15時間程度ですが、全てのルートを遊ぼうと思ったら60時間くらいかかるので、本記事で紹介することにしました。

でそんな「クロステイルズ」の何が面白いのかといいますと、キャラクターの育成ですね。

レベルや装備の概念はもちろん、ジョブやスキルが豊富にありまして、どのような形で組み合わせるのか考えるのがまた楽しいんですよ。

例えばジョブはメインとサブで二つ装備できまして、戦士なのに魔法を使えるとか。

そういった組み合わせもできるので、戦闘中にいろんな効果を試せるんですよね。

これがまあ楽しくって、好きなキャラクターが出てきますと、育てるのが楽しくなってきます。

ぼくの場合、育成が楽しくてストーリーがなかなか進みませんでしたw

他にもスキルがジョブ毎に存在したり、必殺技や魔法を覚えることができたり、装備可能な武器を増やせたり。

育成を面白くする要素が数多く用意されています。

こうして聞くと面倒に感じてしまうかもしれませんが、安心してください。

スキルの育成は全てお金で解決できますし、戦闘時はボタン1つで自動操作に切り替えができるので、シミュレーションRPG初心者にもおすすめできます。

ではちょっとここで皆さんに質問なんですけど、このゲームの定価、いくらだと思いますか?

なんか色々と要素が詰め込まれているので6,000円とかしそうですけど、なんと

たったの3,000円!3,000円で買えてしまいます!

いやぁ60時間遊べるシミュレーションRPGが3,000円って、良い時代になったもんですよ。

まあストーリーが王道すぎたり、ボイスがなかったりと物足りないところはありますが、シミュレーションRPGとしての基本は抑えているので、じっくり遊べるゲームを求めている方はぜひプレイしてみてください。

目次へ戻る

全体のまとめ

ここまで連休におすすめの時間泥棒ゲームを紹介してきました!

どのゲームも長時間じっくり遊べるので、本記事が参考になったら嬉しいです!

目次へ戻る

本記事の動画版