最近のトレンドとなっているオープンワールドゲーム。広大なフィールドを舞台にした自由度の高いゲームの事を差しますが、僕はこの10年間、何十ものオープンワールドゲームをプレイしてきました。
そこで、本記事では今までにプレイしてきたオープンワールドゲームを僕の観点から語っていきます。
目次
グランド・セフト・オートシリーズ
オープンワールドゲームといったらまずはこれ!クライムアクションという事で犯罪を犯してのミッションがメインとなっていて、TPS、カーチェイスを中心に構成されています。
移動は基本的に車。他にもヘリやボートなど様々な乗り物が用意されています。お金がかかっているだけあってミニゲームやサブイベントも多彩。バリエーション豊かなゲームプレイを楽しめます。
操作性はTPSとして見ると独特。ロックスター独自のキー配置となっていて、動きもモッサリ感があって意外と癖が強いです。
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エルダースクロールズ/フォールアウトシリーズ
オープンワールドのRPG。どちらも三人称視点に出来ますが、一人称視点である事を前提に作られています。
特徴的なのが膨大なサブクエスト。それぞれしっかりとストーリーが用意されています。
自由度の高さもRPGとしてみるとビックリするレベル。ある程度進めるといきなり数十ものロケーションを好きなように行く事が可能で、クリアに関係のないダンジョンも満載です。
ボリュームは凄いですが、その一方で作りの粗さも感じられます。キャラクターの造型やモーションが少し安っぽく、バグが多い。
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ゼノブレイドシリーズ
国産のオープンワールドRPGといったらこちら!
「ゼノブレイド」、「ゼノブレイドクロス」と2作品出ていますが、ゲームデザインは全くといって良いほど異なりました。
「ゼノブレイド」の場合はわき道を増やした疑似オープンワールドの王道RPGでストーリーがしっかりしていましたが、「ゼノブレイドクロス」は完全オープンワールドRPGでストーリー性が薄く、クエスト攻略メインの作りになっています。
戦闘システムはリアルタイムの半アクション制。攻撃はオートですが、キャラクターを好きなように動かす必要があります。日本のゲームらしく成長システムは非常に細分化されていてややこしかった。
関連記事:欠点も多いが、様々な要素がまとまっているJRPG!ゼノブレイド レビュー
ウィッチャー3 ワイルドハント
ファンタジー世界を舞台にしたオープンワールドRPG。
特徴的なのが、メインのストーリーをしっかり作り込みつつサブクエストも非常に多く、そちらも良く出来ている事。
とにかくプレイヤーの選択肢が多く、それぞれに専用の演出が用意されていて工数は気が遠くなるほどのレベルになっています。
それでいて粗さを感じる事は少なく、隙を感じさせない作品。
関連記事:限りなく嘘が無い真のファンタジーRPGがここに!ウィッチャー3 ワイルドハント レビュー
レッド・デッド・リデンプション
西部劇を題材にしたオープンワールドアクションゲーム。
「グランド・セフト・オート」シリーズを手掛けているロックスターの作品らしく、ゲームのテイストは似たような感じでした。
ただ、世界観が変わっているため乗り物は車から馬に変わっていて、野生の動物が出現するため狩りを楽しむ事も出来ます。
ゲーム性は大差ありませんが、世界観的にはこちらの方が好みです。
アサシン クリードシリーズ
アサシン(暗殺者)が主人公のオープンワールドアクションゲーム。ステルスメインのゲームで、華麗にターゲットを暗殺していくのが目標となっています。
アサシンは運動能力が優れていて、フリーランで大抵の建物をひょいっと登って行く事が可能。
イタリア、アメリカ、カリブ海、パリ、ロンドンなど作品ごとに舞台は異なっていて、それぞれの世界観にちなんだサブ要素が毎回用意されているのも特徴です。
例えばカリブ海が舞台の作品では船に乗って島を探索する事が可能で、船のカスタマイズも出来ました。
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インファマスシリーズ
超能力を持った主人公を操作していくオープンワールドアクションゲーム。
「アサシン クリード」以上にサクサクと家の屋根まで登っていく事が可能で、手から砲弾を発射したり、電線をグラインドレールのように伝って高速移動が出来たりと簡単操作で派手なアスレチックアクションが可能なのが特徴です。
とにかく操作しての楽しさを追及した作品。移動が快適なのも相まってやっていると気持ち良くなってきます。
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ファークライシリーズ
大自然が舞台のオープンワールドFPS。
ステルス性が高く、多くのミッションは基地の潜入がメインとなっていて、オープンワールドゲームらしく好きなところから潜入して目的地まで行く事が可能になっています。
大自然が舞台なだけあって探索要素やサブ要素も満載!動物を狩って素材を作成したり、宝箱を探したり、ミニゲームに挑戦したりと手が込んでいます。
関連記事:舞台をヒマラヤ山脈に移した前作の改良版的続編!ファークライ4 レビュー
レゴシリーズ
レゴを題材にしたアクションゲームシリーズ。
「レゴシティ アンダーカバー」、「レゴムービー」など色々と発売になっていますが、多くはオープンワールドとなっています。
特徴的なのがレゴで出来た世界観。作品によってはビルドシステムを採用していて様々なオブジェを作成したり、乗り物に乗ることができます。
低年齢層向けなのか難易度はどれも低め。戦闘も簡略化されていて、そう言う意味では物足りなさを感じてしまいます。
お気に入りは「レゴシティ アンダーカバー」。この作品に関しては広大過ぎるアスレチックフィールドに隠されたアイテムを集めるのが楽しすぎた。
関連記事:万人向け箱庭3Dアクション!レゴシティ アンダーカバー レビュー
ウォッチドッグスシリーズ
ハッキングアクションが特徴的なオープンワールドアクションゲーム。
「グランド・セフト・オート」のようにTPSとカーチェイスを融合させたミッションがメインとなっていますが、こちらの方がステルス性が強く、様々なハッキング機能を活用して敵を混乱させることが可能でまた違った面白さを生み出しています。
「グランド・セフト・オート」シリーズに似てミニゲームも満載。
関連記事:パワーアップしたハッキング要素によってもはやGTAとは別ゲーと化したシリーズの決定版!ウォッチドッグス2 レビュー
デッドアイランド
南の島が舞台のオープンワールドFPS。敵はゾンビで、基本は鈍器を使って戦うのがメインになっています。
RPG要素が強く、経験値を溜めてレベルを上げていかないと詰まるような作りになっていて、ハック&スラッシュ要素も強いです。
オープンワールドゲームらしくサブクエストも用意されていますが、あまり手は込んでいません。基本は鈍器でゾンビをひたすら倒していくのがメインで単調。ただ、最大4人での協力プレイができるので、みんなとやったらそれなりに面白い。
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ボーダーランズシリーズ
広大なフィールドが舞台のオープンワールドFPS。
こちらもRPG要素が強く、経験値を溜めてレベルを上げてひたすら敵と戦うのがメインです。
武器の種類が非常に多く、ハック&スラッシュ要素は「デッドアイランド」シリーズ以上に強く感じられました。
同じく最大4人での協力プレイに対応していますし、ゲーム性は「デッドアイランド」シリーズに近いものを感じられます(こちらが先に発売されましたが)。
他に特徴的なのはコミック調のタッチとブラックユーモア。アメリカンジョークが強く、悪ノリやパロディも含めて楽しい作品です。
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バットマン アーカムシリーズ
人気アメコミ「バットマン」を題材にしたオープンワールドアクションゲーム。
バットマンのカッコいいアクションを堪能することが可能で、滑空アクションだって楽しめてしまいます!
ゲームはステルスアクション、格闘アクション、謎解き&探索と大きく分けて3つのパートが存在。メインミッションではそれぞれのパートを不規則にプレイしていく事になります。
オープンワールドゲームとして見るとフィールドは少し狭め。それでも数多くの収集アイテムやサブミッション、ミニゲームがフィールドにちりばめられていて寄り道する楽しさはあります。
関連記事:最後を飾るのに相応しい幕の内弁当!バットマン アーカム・ナイト レビュー
ファイナルファンタジーXV
人気RPG「ファイナルファンタジー」シリーズのナンバリング15作目。
戦闘は半分アクションバトルのシステムを採用。メインミッションの他にも膨大なサブミッションを用意していて、ミニゲームもいくつか用意されていました。
特徴的なのがキャラクター性の強さと後半の展開。同行するキャラクターはとにかくよく喋り、旅をしていての寂しさを感じられません。
後半はリニア式となり、オープンワールドではなくなってしまいます。例えでいうなら「ファイナルファンタジーXIII」みたいな感じ。
関連記事:オープンワールドという道具を使って男同士の友情を描いた新しいFF!ファイナルファンタジーXV レビュー
メタルギアソリッドV
人気ステルスアクションゲームのナンバリング5作目。
シリーズでは初となるオープンワールドマップを採用していて、好きな方角から基地に潜入して目的を達成する事になります。
「ファークライ」シリーズとゲーム性が似ていますが、本作の場合は1つのミッションにつき複数の基地をはしごする事になり、大規模過ぎるステルスアクションを楽しめるのが印象的でした。確かにこれはオープンワールドにしないと無理だわ。
オープンワールドって事で寄り道も充実。素材を集めたり、気絶させた敵をスカウトして基地の要員にする事が出来ました。
関連記事:ステルスアクションとしての完成度はトップクラス。メタルギアソリッドV ファントムペイン レビュー
グラビティデイズシリーズ
重力アクションが特徴的なオープンワールドアクションゲーム。重力アクションを活用して自由に空を飛んでいけるのが何よりも楽しい!
フィールドは他のオープンワールドゲームと比べて高低差が非常に大きく、何千メートルもの高さまで飛んでいくことができます。
サブ要素としてはサブミッションからミニゲームを用意。収集アイテム的なものもありますが、重力アクションが快適過ぎて夢中で集めてしまいます。
関連記事:3を名乗っても良いくらい新要素が大幅に増した一方、パンの耳も大幅増!グラビティデイズ2 レビュー
他にもオープンワールドゲームはいくつかプレイしたけど、こんなところにしておきます。
3月3日に発売されるNS/Wii U「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」はシリーズ初となる本格的なオープンワールドマップを採用していますが、果たしてどのように料理してくるのでしょうか?
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セインツロウシリーズがない。
やり直し!!