どうも!KENT(@kentworld2 )です!
今回は、視聴者が選ぶニンテンドースイッチ最強RPG総選挙の結果を発表していきます!
壮大なストーリーを楽しみながらプレイヤーが演じるキャラクターを成長させていくRPG(ロールプレイングゲーム)。
SwitchにはそんなRPGが数多く発売されていますが、みなさんはどの作品が最も支持を集めていると思いますか?
あのモンスターゲーム?
それとも、あの国民的人気RPG?
14万人以上の登録者がいる「KENT for 任天堂ゲームレビュー 」のコミュニティで人気投票を行ってみたところ、意外な結果となりました!
いやぁまさか、あのゲームが首位になるとはね。
ちょっと好みが分かれるところがあるので、個人的には驚きました。
一体、どのタイトルが1位になったのでしょうか?
本記事を閲覧することでSwitchで人気のRPGがわかると思いますので、ぜひ、最後までご覧ください。
目次
チャンネルの視聴者層
男性 | 85.9% |
女性 | 14.1% |
13~17歳 | 8.4% |
18~24歳 | 27.5% |
25~34歳 | 30.1% |
35~44歳 | 18.3% |
45~54歳 | 12.6% |
55~64歳 | 1.7% |
65歳以上 | 1.5% |
2022年10月2日~2022年10月12日 |
コメントといいねの数をポイントにするというルールでランキングを作成 |
10位
妖怪ウォッチ4 ぼくらは同じ空を見上げている 37pt
第10位にランクインしたのは、「妖怪ウォッチ4 ぼくらは同じ空を見上げている」です。
本作は妖怪たちと友達となって様々な問題を解決していくRPGで、現代、未来、過去、妖魔界といった4つの世界を冒険していきます。
「妖怪ウォッチ」と言えば3DSの「2」が人気を博していますが、Switchで発売された今作は大幅にスケールアップ。
ジオラマ風のグラフィックだった街並みは等身大となり、3Dマリオやゼルダのような感覚で散策できるようになりました。
視点も見下ろし型から肩越し型になったことで空を見渡せるようになったので、それもあってサブタイトルには「ぼくらは同じ空を見上げている」が付けられています。
戦闘システムはアクション形式に刷新。
ボタンを押しての直接攻撃や回避ができるようになり、直感的な戦いが楽しめるようになりました。
一見するとアクションゲームのようですが、人間と妖怪を戦況に合わせて切り替え、必殺技を繰り出すといったRPGらしい戦略性も併せ持っているので、奥深い戦いを楽しむことができます。
コメント欄では
ストーリー完成されてるし、グラフィックやストーリーも最高だった。
3DSとは違った面白さがある。妖怪ウォッチ5はやく遊びたい
など、グラフィックやストーリーを中心に絶賛されています。
ぼくも発売当時、プレイしてみましたが、今作のストーリーは大作RPGもビックリするほど壮大なんですよね。
現代、未来、過去、妖魔界。
舞台となる4つの世界で、歴代シリーズの主人公が混じり合い、突き進んでいきますので、かなりの力作に感じました。
対象年齢は従来の作品よりもやや高めとなっていますので、小学生の頃、「妖怪ウォッチ」を楽しんでいたけど、最近、遊んでないな~って人にもおすすめします。
きっと、懐かしさと新しさを感じると思いますよ。
9位
オクトパストラベラー 69pt
第9位は、「オクトパストラベラー」です。
本作はスクウェア・エニックスから発売された完全新規のRPGで、オルステラ大陸を舞台に冒険を繰り広げていきます。
HD-2Dという2Dドットと3DCGを融合したような映像表現が話題になった作品ですが、特筆したいのが自由度の高さです。
プレイヤーは主人公が異なる8つのエピソードを好きな順番に遊ぶことができまして、いずれも序章が終わると行動の制限がなくなり、ストーリーを無視してどこにでも行くことができます。
厳密にはレベル的に行くことが難しいマップは存在しますが、それ以外は全て自由自在。
どのようなルートを辿るのか、プレイヤーが決めることができます。
そんな自由度を拡張するのが、フィールドコマンドです。
フィールドコマンドとは町の住民に行える特殊なアクションで、各主人公ごとに専用のコマンドが用意されています。
「誘惑」コマンドで街の人々を仲間に加えて連れまわしたり、「盗む」コマンドで住民が持っているアイテムをこっそり盗んだり。
通常RPGでは案内板のような位置付けのキャラクターに対してもアクションを行えるようにすることで、ゲームとしての自由度をグーンと上げることに成功しています。
コメント欄では
HD-2Dのグラフィックもストーリーも戦闘システムも音楽も全て最高!
8人の主人公達は独立したストーリーの上で進んでいくかと思っていたが、終盤に明かされる秘密を知ったとき、その見方が変わった
美麗なグラフィックのHD2Dと歴史に残る神曲。戦闘システムとすべてを兼ね備えた恐るべき神ゲー。
など、RPGとして素晴らしい作品に仕上がっているというコメントが目立っています。
個人的には戦闘のバランス調整が気に入りました。
本作の戦闘はターン制のコマンド形式という、よくある感じではあるんですが、「ブレイク」「ブースト」という2つのシステムによってメリハリのあるバランスになっているんですよね。
というのも、敵をブレイク状態にしてからブーストでスキル技の威力を高めてから攻撃すると物凄い多くのダメージを与えることができるんですよ。
ボス戦はそんな「ブレイク」と「ブースト」を使うこと前提の難易度調整になっていまして、戦略性が高い戦闘を楽しむことができます。
スクエニのゲームでお馴染みのジョブシステムによって色んなパーティ編成にできますし、どういう順番で何を優先していくかを考えるのが楽しい作品でしたね。
全体的にオープンワールドゲーム的な自由度を持った作品ですので、探索や試行錯誤が好きな人には特におすすめです。
8位
ポケットモンスター ソード・シールド 79pt
8位にランクインしたのは、「ポケットモンスター ソード・シールド」です。
本作はガラル地方を舞台にした育成RPGで、主人公はポケモンリーグに挑み、憧れのチャンピオンを目指していきます。
携帯型ゲーム機で人気を博していたポケモンですが、今作は据え置き型ゲーム機での発売ということで大幅にスケールアップ。
解像度が上がったことでより遠くの背景まで描かれるようになり、マップは高低差が生まれました。
カメラは固定となっていますが、歩いているとワクワクできるようなアングルに調整されているので、新しい街に訪れた時は興奮できるようになっています。
また、今作ではワイルドエリアという、広大なマップも追加。
ここでは様々なポケモンが生息しているので、過去作でいうサファリゾーン的な自由度を生み出しています。
戦闘システムは過去作と同じコマンド形式ですが、より迫力のあるものとなっていて、特に新要素のダイマックスを使った時の演出はかなり力を入れています。
コメント欄では
圧倒的に綺麗な画質、生き生きとしたキャラクター、そして何より探索だけで日が暮れるワイルドエリアがシリーズ初で魅力的すぎた
もうこのゲームの廃人になった僕ですがマジでストーリーもいいし友だちとワイワイ楽しめるし最高
レベル上げが簡単でバッジひとつも持ってないのに御三家が最終形態ってのが頻繁でした(*^^*)
など、前作から強化されたグラフィックやキャラクターを中心に絶賛されています。
ポケモンと言えば育成や収集に注目が集まりがちで、ストーリークリアはチュートリアルとも言われていますが、実は、作品を重ねる毎にストーリーやキャラクター性もパワーアップしているんですよね。
今作に至っては脚本がドラマチックなものとなり、イベントシーンはアニメ級のクオリティとなりました。
キャラクターも魅力的で、
- ガラル地方のチャンピオン「ダンテ」
- 元気いっぱいの「ホップ」
など、実際に会ってみたいと思ってしまうほど良いキャラが揃っています。
ボイスは収録されていませんが、みんな生き生きと動いてくれますので、人気声優さんの声で彼らのセリフを脳内再生していましたw
Switchでは今作の他にもポケモンの関連作が数多く発売されていますが、本作は正当に進化した作品ですので、従来型のポケモンを遊びたい人におすすめの作品です。
7位
ファイアーエムブレム 風花雪月 113pt
7位にランクインしたのは、「ファイアーエムブレム 風花雪月」です。
本作は士官学校の教師となって生徒たちを指導していくシミュレーションRPGで、フォドラという大地を舞台に物語が展開されます。
「ファイアーエムブレム」と言えば詰め将棋的なシミュレーションバトルが印象的ですが、今作ではそれに加え、学園パートを追加。
主人公は修道院の教師となり、生徒はもちろん、他の修道院メンバーとの交流を深めていきます。
一緒にお勉強をしたり、お茶をしたり。
一見すると戦争が主体の「ファイアーエムブレム」らしくありませんが、交流を深めることでシミュレーションパートが有利になるように調整されています。
また、ストーリーも硬派なものとなっていまして、特に後半では無情なほどの戦争を繰り広げることになりますので、「ファイアーエムブレム」らしさはしっかり残されています。
場合によっては大好きだったあのキャラクターを容赦なく痛めつける展開になることもあるので、プレイヤーに感情移入をさせるために学園パートを盛り込んだのかと勘ぐってしまうくらい。
コメント欄では
ストーリー、映像とボリューム満点。しかも引継ぎ要素もあって難易度選択もあるから手を出しやすい。世界観にのめり込んでしまう。
ストーリーが何通りもあるし、視点が変わると推しが敵になったり敵が推しになったりして何周でも遊べる大名作!
ストーリーも面白いしキャラも良かったしBGMもいいし戦闘も楽しい神ゲー !
など、圧倒的なボリュームを誇るゲーム内容を中心に絶賛の嵐となっています。
実は本作、ボリュームがとんでもないことになっていまして、1ルートをじっくりプレイするだけでも50時間以上は遊べるんですが、なんと4ルートに分岐するんですよ。
ストーリーに関しても1ルートだけでは全貌が明かされないほど壮大な世界観設定が用意されていまして、ルートごとのキャラクター個人の設定まで細かく、綿密に用意されています。
Aのルートだと世界観設定が明かされず、あまりよく意味が分からなかった展開も、Bのルートだと分かることもありますので、ついつい周回プレイをしてしまうんですよね。
シミュレーションパートもリッチな感じとなり、カメラを拡大すると無双的なグラフィックになりますので、臨場感をバッチリ味わうことができます。
全体的にはあらゆる部分のボリュームやコンテンツ量を大幅に強化したとんでもない作品ですので、シミュレーションRPGファンはもちろん、ジャンルにあまりなじみのない人でもぜひプレイしてみて下さい。
初心者への救済措置が多く、過去作との関連性も薄い作品ですからね。
6位
ミートピア 141pt
第6位にランクインしたのは、「ミートピア」です。
本作は剣と魔法のファンタジー世界を舞台にした冒険RPGで、町の人々のカオを奪う大魔王を倒すのが目的となっています。
一見するとよくあるRPGに感じるかも知れませんが、とあるシステムによって唯一無二の魅力を持った作品となりました。
そのシステムとは、登場人物の見た目や名前、配役を自由に決められることです。
普通のゲームですと魔王はコイツ。勇者はアイツといった感じで配役が決まっていますが、本作ではあらゆる要素をプレイヤーが設定することができます。
ということはですね、組み合わせ次第で色んな楽しみ方ができるんですよね。
人気のゲームキャラと冒険したり、身近にいる家族や友達を割り込ませたり。
現実・空想を問わず、自分が知っているキャラクター同士による夢の共演を楽しむことができます。
また、ゲーム内には性格や好感度といったステータスが存在して、条件を満たすとイベントが発生。
組み合わせ次第では身内ネタによって笑ってしまうこともあるので、着眼点が面白い作品です。
コメント欄では
3DS版の時も面白かったけど、Switch版では、メイクやウィッグ機能でキャラメイクの自由度が爆上がりしたりと移植版としては大満足
Miiや職業、性格、服の見た目、決め台詞などめちゃくちゃカスタマイズ性が高く、トモコレのようにMii同士の会話が数多くあってとても楽しかった!
あの何でもありな感じがかなり好き!やってると無意識に楽しくなれる
など、なんでもありなノリが好評を博しています。
実は本作、元々は3DSで発売されていた作品なんですが、新たにメイクやヴィッグ機能が追加されていまして、3DS版以上に本物ソックリのキャラクターを作れるようになりました。
Switch ONLINEに加入していますと、全国のユーザーが公開しているキャラクターを受信することもできますので、好きなキャラ同士で冒険したい方は手を出してみて下さい。
ぼくの場合、最近は岩田元社長と桜井政博さんをパーティメンバーに入れて冒険をしています。
これがですね、冒険を進めていくと予想外のイベントが起きたりして、2人をよく知っているぼくからすると思わず笑ってしまうことがあるんですよね。
観察することに主眼が置かれている関係上、他のRPGと比べてプレイヤーが介入できる要素は少なくなっていますが、意外なほど面白い作品です。
5位
アンダーテール 150pt
第5位にランクインしたのは、「アンダーテール」です。
本作はモンスターたちが暮らす地底世界が舞台のRPGで、プレイヤーは地底世界に落ちてしまった「ニンゲン」の子供を操作して、地上に帰るための冒険を繰り広げていきます。
Toby Foxという、たった1人のクリエイターが大半の部分を手掛けたいわゆるインディーズゲームではありますが、豊かな発想力から生まれた斬新なゲームデザインが各地で話題となりました。
例えば「誰も死ななくていい優しいRPG」というキャッチコピーの通り、戦闘時は「みのがす」と「にがす」コマンドを使うことでモンスターを一体も倒さずにクリアすることもできるんですよ(逆に、全てのモンスターを倒すこともできる)
戦闘システムはコマンド式ですが、相手からの攻撃は弾幕を避けるというシューティングゲームのようなシステムを採用。
一部のボス戦ではアクションRPGのような演出になることもあったりして、シューティングゲームの表現を逆手に取っています。
メタ的な視点で見た演出も多く、例えば、経験値とお金は相手を倒さなければ手に入らないなど、RPGをよく遊んでいるユーザーに刺さるような表現が数多く盛り込まれています。
コメント欄では
個性豊かな魅力的なキャラたちや、インディーゲームとは思えないストーリーや音楽などのクオリティーに心を奪われた
他のRPGとはまた違った楽しみ方ができるのが良い!
敵が弾幕で攻撃してくるシステムが革命的過ぎる!
など、他のRPGとは一線を画す表現方法やシステムを中心に絶賛される方が目立っています。
個人的には作り込まれたストーリー設定に感心しました。
1周10時間に満たない内容ではあるんですが、繰り返し遊べるように工夫されているんですよね。
プレイヤーの行動によって分岐する仕組みを採用していたり、何気ないセリフにも伏線が張り巡らされていたり。
周回プレイをすることで同じシーンでも印象が変わったり、色々と考察できる要素も多いので、考えながらストーリーを追うのも面白い作品です。
BGMもメロディアスな曲が多くて印象に残りやすく、場面ごとの使い分けも上手く感じます。
特に終盤のボス戦はシリアスな内容も相まって盛大に盛り上げてくれる名曲が揃っていますので、クリアしてからも繰り返し聴いてしまいましたw
全体的には個人製作ならではの、ユニークな発想で作られた斬新なゲームデザインと作り込まれたストーリー、素晴らしいBGMが楽しめる一作となっています。
価格も安く、手軽に遊べるボリュームですので、気になった方はとりあえず買ってみるのはどうでしょうか?
4位
ゼノブレイド3 200pt
第4位は、「ゼノブレイド3」です。
本作はアイオニオンという、2つの国家勢力から成り立つ世界を舞台にしたRPGで、「命」をテーマにした壮大な物語を体験することができます。
主人公となるのは正統派イケメンのノア、優しい性格のミオ、力持ちのランツ。
ヤンキーっぽい性格のユーニ、実は怪力のセナ、ツンデレキャラのタイオンの6人。
一見するとノアとミオが主人公で、それ以外の4人は脇役に見えるかもしれませんが、全員にスポットが当たるような構成になっています。
「ゼノブレイド3」の世界に暮らす国民の寿命は僅か10年。
我々で言う10歳から20歳までを切り取ったような人生を送っていまして、それまでにどんな人生を歩んでいくのか?
ストーリーの展開に合わせて、少しずつ、丁寧に語られていくんですよね。
過去作と比べて雰囲気がやや重くなっていますが、死生観をしっかりと描いていまして、「1」や「2」とはまた違った良さを感じる作品となっています。
そんな「ゼノブレイド3」ですが、フィールドのボリュームは過去最大規模となっていまして、Switchの性能をフルに活かしているんですよね。
完全なオープンワールドではありませんが、メインルートから逸れた場所にも集落やダンジョンが大量に設置されていたりして、横に広い作りとなっています。
その作り込みはオープンワールド式である「ゼノブレイド クロス」を彷彿するレベルで、寄り道も含めて楽しい作品だと思いました。
コメント欄では
ストーリーも戦闘も楽しい、エンディングで一番泣いた。
1や2をやってからプレイすると至る所に1、2の要素があって感動する。ストーリーももちろん良くて、ゼノブレイドシリーズの集大成のようなゲームだと思った。
惹き込まれるストーリー、奥が深い戦闘、キャラ、やり込み要素、全てが最高峰。全ゲームの中で1番好き。
など、ストーリーやファンサービスを中心に高く評価されています。
実は本作、「1」や「2」を思わせるような要素が含まれていまして、ファンサービスにも力を入れているんですよね。
どこかで見たことがあるような地形が存在したり、戦闘システムに「1」や「2」の要素が含めていたり。
また、クリア後には過去作に繋がるイベントが発生したりして、「ゼノブレイド」ファンであればあるほどニヤリとするようになっています。
終盤の展開はやや賛否が分かれていますが、追加コンテンツで補完される可能性もありますし、どちらにしても素晴らしい作品だと思いましたね。
ストーリーは独立していますので今作から始めても良いですが、120%楽しみたいのでしたら「1」や「2」を先にプレイすることをおすすめします。
3位
ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S 236pt
第3位にランクインしたのは、「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S」です。
本作は人気RPG「ドラゴンクエスト」のナンバリング11作目で、「勇者」の生まれ変わりであると告げられた少年の旅を描いています。
特徴的なのが、昔ながらのRPGを最先端の映像で楽しめることです。
今でこそリアルタイムで展開するRPGが多くありますが、昔は敵、味方と順番に出番が回っていき、「たたかう」「まほう」などのコマンドを選択する形式が大多数を占めました。
本作はその点を踏襲しながらも美しい3Dの世界を冒険して様々な世界へと旅立つ形式となっています。
ドラクエ節も健在で、堀井雄二さんによる味のあるシナリオ・テキスト。
鳥山明さんによる少年漫画のようなキャラクターデザイン。
すぎやまこういちさんによる聴き心地の良いBGMは今作でも踏襲されていますので、良い意味で昔ながらの「ドラクエ」を立体化したようなゲームとなっています。
もちろん現代的なゲームとしての工夫も盛り込まれていまして、今作では冒険感の演出を強化。
馬を呼んで乗ることが出来たり、各地のたき火でキャンプが出来たり。
自分たちが旅に出かけていることを実感できるような演出が数多く用意されています。
元々はPS4や3DSで発売された作品ではありますが、Switch版は両ハードに搭載されていた要素をミックス。
等身大の3Dグラフィックにしたり、懐かしの2Dグラフィックに切り替えて遊ぶことができます。
また、ボイスの追加やキャラクターごとにスポットを当てた新ストーリーなども追加されており、まさしく決定版と言えるような内容となりました。
コメント欄では
シナリオの流れがとても丁寧で引き込まれたし、登場するキャラ一人一人が魅力的。イベント時フルボイス対応ということもあって、物語により深みを感じた。
ゲームを10年くらいやってなくて、久々に始めた一本目。キャラクターがみんな魅力的、戦闘のテンポがいい、そして何と言ってもストーリーで何度泣いたか。
往年のファンはもちろん新規でやり始めても十分に楽しめる作品。ストーリーの完成度トップクラスで泣いたり笑ったり凄く感動した。
など、ストーリーを中心に絶賛の声が相次いでいます。
今作のストーリー、王道ではあるんですが、決して陳腐ではなく、意外性のある展開も多く盛り込まれているので、最後まで飽きずに楽しめるんですよね。
特に中盤~後半にかけてはストーリーが大きく動いて非常に惹き込まれる内容になっていますので、一気に遊んでしまう魅力があります。
キャラクター個人にスポットを当てつつ各地を巡ってストーリーが進んでいくことから愛着を持ちやすく、クリアする頃には最低でも1人は好きなキャラが出来るのではないでしょうか?
ゲームとしても遊びやすく仕上がっていて、ボス戦の前では回復ポイントが用意されていたり、目的地も分かりやすく表示されますので、先に進めなくて困ってしまうことはほとんどありません。
ユーザー目線で作られた、遊びやすい内容に仕上がっていますので、ストーリーの面白さと併せて、RPGに不慣れな方にもおすすめできる作品です。
2位
ゼノブレイド ディフィニティブ・エディション 279pt
第2位にランクインしたのは、「ゼノブレイド ディフィニティブ・エディション」です。
本作は巨大な神の骸(むくろ)を舞台にしたRPGで、謎の生命体「機神兵」に故郷を襲われ、大切な人の命を奪われた少年シュルクの壮大な旅を描いています。
特徴的なのが、王道の冒険活劇にSF要素を加えたような感じとなっていることです。
少年が旅を続けることで成長していくという、RPGでは王道の展開ではありますが、随所でSF的な展開がありまして、機械と人との戦いをテーマにしています。
ゲームクリアまでのプレイタイムは100時間以上。
それまでに数多くの出会いや別れが巻き起こり、時には意外な展開が待ち受けています。
元々はWiiで発売されていた作品ですが、Switch版は様々な点がパワーアップ。
解像度が上がったことはもちろん、キャラクター造形の刷新、BGMの再録音、ユーザーインターフェースの刷新といった変更が行われています。
また、ファッション装備システム、タイムアタック、新コスチューム、新シナリオ、カジュアルモード、上級者設定といった新要素も追加。
単なるリマスター版に留まらず、リメイクと言っても良いくらいの手が施されています。
コメント欄では
あんなに冒険してるって思えて、各イベントシーンで熱い展開に興奮したのは他にない。Wii,3DS,スイッチと計3回もクリアした。
子供の頃プレイしたゼノギアスの完成品って感じ。200時間ぐらいプレイしてマップ埋めやストーリーが楽しかった。
主人公たちが毎回赤い剣を持って戦うのがとてもカッコいい!ノポンと呼ばれる種族がとても愛おしい!ストーリーもバトルシステムも大好き!
など、王道RPGの最高峰であるという声が目立ちました。
Switchでは「ゼノブレイド」が3作品も発売されていますが、最も王道の作品は本作だと思いましたね。
世界観は暗すぎず、かと言って明るすぎることもなく、程よいバランス。
戦闘に参加するメンバーは3人と控えめなのでわかりやすく、ガチャのような要素もありませんので、比較的、人を選ばないシステムとなっています。
もちろん、「ドラゴンクエスト」を基準にすると戦闘がリアルタイム形式だったり、要素が多すぎることに戸惑ってしまうかも知れませんが、2番目か3番目にプレイするRPGは本作が最適でしょうね。
個人的にはWii版を発売当時、プレイしてからSwitch版に触れてみましたが、今でも色あせないほどの良さがあると思いました。
ストーリーの面白さはもちろん、戦闘の戦略性、自由度の高さ、演出の秀逸さ。
どれを取っても一級品で、改めて名作だと思いましたね。
1位
ゼノブレイド2 433pt
そして第1位となったのは、「ゼノブレイド2」です!
本作は雲海(うんかい)に覆われた世界「アルスト」を舞台にしたRPGで、少女のホムラと共にまだ見ぬ楽園を目指していくのが目的となっています。
「ゼノブレイド1」の路線を踏襲したストーリー型のRPGですが、今作で特徴的なのが、見栄えのいいアニメ調なデザインです。
それまではリアル調だったデザインを、「楽園追放」で有名な「齋藤将嗣」氏がメインキャラクターデザインを担当することでアニメ調なデザインへと一気に変化。
モデリングの完成度も増して、表情などの描写も良く分かる作りとなりました。
ストーリーは少年少女のボーイミーツガールをテーマにしておりまして、王道的で熱い展開が盛り込まれています。
序盤の章では、今、流している「CounterAttack」というBGMと併せた熱い演出シーンがお約束のように挿入。
後半の勢いも凄く、世界観設定や敵の背景が明かされていくのと同時に、主人公やヒロインが成長し自らの答えを導き出す部分が熱く、感動的に描いています。
見た目こそはライトな感じになりましたが、それとは裏腹に作品のテーマは複雑で、考えさせられる内容なんですよね。
特に敵側の組織である「イーラ」の描写はかなり丁寧ですので、過去編の「黄金の国イーラ」とセットで遊ぶと、より彼らの魅力を味わうことができるようになっています。
コメント欄では
キャラは魅力的だしストーリーは泣けるし戦闘は楽しいしフィールドは広大だしBGMは神だしで最高
音楽が最高でバトルも理解するとすごく楽しい。何より味方も敵も魅力的なキャラクターが多いのでそこが一番好きなポイント
初見でやると敵味方関係なく思い入れしてしまいとても感動するし、ネタシーンもあって、笑えもしたので1番思い出に残っている
など、ストーリーやキャラクターを中心に絶賛されています。
個人的には戦闘システムや探索にハマりました。
今作の戦闘もリアルタイム形式を採用していまして、主人公たちは操作していなくても勝手に攻撃を繰り出していくんですが、コンボを繋げる楽しさが強化されているんですよね。
綺麗にコンボを繋げながら、チェインアタックで敵をぼっこぼこにする。
これがやみつきになるほど爽快で、細かいシステムがわかってくる終盤はずーっと戦闘でのレベル上げをしていました。
やりこみ要素も満載で、特に一定確率で仲間にできる「レアブレイド」絡みの作り込みが凄いことになっています。
最大50体以上ものキャラクターに、それぞれ専用のボイスとデザイン、成長要素とイベントが用意していますからね。
ライトノベルや深夜アニメ的な表現も多いので、そこら辺は人を選ぶかもしれません。
ですが、熱いストーリーやモノリスソフトらしい濃いシステム面が合わさったエネルギッシュな作品ですので、スマブラでホムラやヒカリを知った方はぜひプレイしてみて下さい。
Switch初期のタイトルとは思えないくらい、作り込まれていますよ。
みんなが選ぶニンテンドースイッチ最強RPGランキングのまとめ
ここまで1位から10位を発表してきました。
いやぁ「ゼノブレイド2」が1位ですか。
ぼくとしては好きな作品なんですが、人を選ぶ要素も多いので、ちょっと意外な結果に感じました。
まあでも、スマブラでホムラやヒカリを知ってから始められた方も多いようですし、徐々に広まっているのかも知れませんね。
ちなみに11位から20位は以下のような結果となっています。
11位 | MOTHER2 | 30pt |
12位 | ブレイブリーデフォルト2 | 27pt |
13位 | OMORI | 22pt |
14位 | ライブアライブ | 21pt |
14位 | ペルソナ5 ザ・ロイヤル | 21pt |
16位 | ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド | 18pt |
16位 | DELTARUNE | 13pt |
18位 | ソフィーのアトリエ2 | 12pt |
19位 | ペーパーマリオ オリガミキング | 10pt |
19位 | ライザのアトリエ | 10pt |
他のゲーム機で発売された作品の移植作が目立っていますが、「ブレイブリーデフォルト2」「ペーパーマリオ オリガミキング」など、Switchで初めて発売された作品もしっかりとランクインしていますね。
ちなみに16位にランクインした「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」のゲームジャンルはアクションアドベンチャーであって、アクションRPGではなかったりします。
ご存じの方も多いのか、この手のランキングではあまり上位に入ってきませんでしたね。
という訳で視聴者が選ぶ ニンテンドースイッチ 最強RPG 総選挙でした。
近年は対戦型のゲームが人気ですが、RPGもまだまだ熱いジャンルですので、本記事で興味を持ってもらえたら嬉しいですね。
本記事の動画版