【レビュー】レッド・デッド・リデンプション2(RDR2) [評価・感想] 極限までリアリティを追求した最高の西部劇シミュレーター!


レッド・デッド・リデンプション2/PS4 (Z指定)

どうも!KENT(@kentworld2)です!

今回は2018年10月に発売されたPS4/Xbox One「レッド・デッド・リデンプション2」のレビューをしていきます。

本作は西部劇を題材にしたオープンワールド型のアクションアドベンチャーゲームですが、極限までリアリティを追求したことで最高の西部劇シミュレーターと化しました!

本作の魅力を伝えやすくするためまずは合わない点や気になった点を書いていきます。

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このゲームを3行で説明すると?
  • 西部劇を題材にしたオープンワールド型アクションアドベンチャーゲーム。
  • 馬に乗って広大な世界を探索できる。
  • 銃撃戦では一定時間辺りをスローにして敵に狙いを定めることができる。
初リリース日 2018年10月26日
対応ハード PS4/Xbox One
ジャンル FPS/TPS
推定クリア時間 35~45時間
売上 初週13.6万本/累計22.4万本
発売元 テイクツー・インタラクティブ ジャパン

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惜しいところ

水で薄めたような淡白なゲームプレイ

1899年のアメリカ大陸を舞台にした本作のオープンワールドマップは非常に広大です。

体感的には前作の倍はありましたが、それ故に移動時間がめちゃくちゃ長く感じました。

馬で移動しても目的地まで2~3分かかるのはザラ。下手をしたら5分以上かかってしまうこともあります。

そんな時に役立つのがファストトラベル(ワープ)機能なんですが、困ったことに機能が限られているんです!

前作の場合、好きな場所でキャンプを行うことで任意の場所にファストトラベル出来ました。

ところが本作の場合は以下のような制限があります。

  • 一部の宿泊施設から街へしかファストトラベルできない。
  • しかも街から宿泊施設へのファストトラベルは出来ず一方通行になっている。
  • そもそも宿舎施設は大金を支払わないと解放されない。

ファストトラベルの手段としては他にも汽車を利用することで駅間を一瞬で行き来出来ますが、それでも前作と比べてかなりの制限があります。

にも関わらずマップの広さは前作の倍以上なので移動だけでかなりの時間を取られてしまいました。

これはまとまった時間を取れない人にとっては致命的です。

リアリティが足枷になることもある

本作は驚くほどリアリティを追求しています。

それは良い点でもあるんですが、一方では足枷になることもありました。

一番気になったのが厳しすぎる物理判定。

普通のゲームだったら多少高いところから落下したり人にぶつかっても大して何も起きません。

ところが本作の場合、転倒したりダメージを受けてしまうんです!w

主人公がちょっと大きな岩から足を踏み外した時、おにぎりのようにゴロゴロ転がって行って大ダメージを受けた時は驚きました。

街の人に少しちょっかいを出しただけで犯罪者扱いされて警官に襲われたこともありましたし、リアリティがゲームプレイの邪魔に感じることもあります。

平凡なゲームデザイン

世界のロックスターが生み出す超大作だからさぞゲームデザインも凄いのだろう!

そんな期待感を持って本作に手を出すとあまりの平凡さに驚くと思います。

ゲームデザインは決して悪いとは言いませんが、かと言って特別凄くはありません。

メインディッシュの銃撃戦はよくあるリアル系TPSで前作からの進化点がイマイチ分かりませんでした。

極めつけはメインミッションの進行形式!

リアリティ重視のためか安易な戦闘シーンに持っていかないように構成されているので、ミッションによっては馬で移動して薬草を積むだけで終わってしまうような物もありました。

あれ?これで終わり?

攻略チャートがあまりにも地味過ぎて思わずそう突っ込みたくなるミッションも数多く用意されています。

少なくとも「アンチャーテッド」シリーズのようなジェットコースター体験を期待したらごくごく一部を除いて肩透かしを食いますね。

それでいてメインミッションの数は無駄に多く、人によっては胃もたれをする恐れがあります。

新要素の多くは攻略の面では形骸化していますし、ゲーム性の面ではそこまで奥深い作品には感じませんでした。

時代の流れに逆行した操作形式

今は西暦何年なのだろうか?

本作の操作形式を見ているとまるで10年前にタイムスリップしたかのような錯覚を持ちます。

まず、これまでロックスター・ゲームスが発売したタイトルと同じくダッシュはスティック押し込みではなくボタン連打なんです!

アイテムの拾得、オブジェクトのインタラクトなどやたらとボタン長押しを強要させられますし、アイテムセレクト画面のユーザーインターフェースも煩雑で直感性に欠けます。

この辺りは「グランド・セフト・オートV」など自社のタイトルが売れすぎてしまった故の弊害だと思いました。

ロックスター・ゲームスは世界で最も売れてしまった故に自分たちが考えた操作形式が正しいものだと思っているようで、2018年になっても他社の直感的な操作形式を取り入れずにわが道を行ってます。

AAA級タイトルなのに吹き替えがないのも今時珍しい

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良いところ

リアリティを追求したウソのない世界

ここまで否定的に書いてしまいましたが、個人的に本作は唯一無二の体験を味わえる素晴らしい作品だと思っています!

特筆したいのが、リアリティを追求したウソのない世界です。

確かにリアリティを追求してしまった故にゲームプレイの足枷になることもありました。

しかし、それを補って余りあるほど世界観の作り込みは大きなセールスポイントだと思うんです!

特にウソと感じさせないような作り込みの細かさは物語に没頭するうえでは非常に大きな恩恵を味わえました。

最近のゲームはリアルになったとは言いますが、そうは言っても作り物は作り物です。

見えない壁があるなんてしょっちゅうですし、街の住人が同じところをグルグル回っているだけで終わっているケースは何度も見てきました。

ところが本作の場合、粗を探そうと思っても全然見つからないんです!

むしろ「こんなところまで作り込んでいるのか!?」と感心してしまうw

以下、本作でリアルだと思った点を箇条書きでまとめてみました。

あまりにも長いので、あまり関心のない方は「リアルなんだな」と思いつつ流し読みをしていただいても構いません。

  • 雪が積もったエリアを歩くと足跡が細かく残る。
  • 砂浜や泥だらけの道も足跡が細かく残る。
  • 草が1本1本丁寧に描かれており、木の枝も細かく描いている。
  • 人間や動物に銃弾を放つと弾の跡が細かく残る。
  • 倒れている人間の顔に向かって何度も銃弾を放つと・・・(自主規制)
  • ランタンに向かって撃つと爆発して周囲が燃え上がる。
  • 暗い室内から明るい屋外へ出ると明順応が発生して眩しくなる。
  • 雄の馬には息子が付いており、性別問わず排泄をすることがある。
  • 血液が服に掛かるとシミが細かく残る。
  • 動物を剥ぎ取ると皮と肉が分離する描写がしっかり描かれる。
  • シチューなどの料理を食べる時は皿の具材が減っていく描写が描かれる。
  • ギャングのキャンプ地に戻ると誰かが寄ってきて向こうから色んな話をしてくる。
  • 水に浸かった所まで服が濡れるようになっている。
  • 風呂に入らないと体がどんどん汚れる。
  • 時間が経過することで髪の毛やヒゲがどんどん伸びる。
  • カロリー消費・摂取することで体型が変化する。
  • サボテンに触れるとチクチクしてコントローラが振動する。
  • 200種類の生物が生息しており、狩りや釣りをして捕まえられる。
  • 銃は使っていくと傷んでくるのでメンテナンスする必要がある。

どうでしょうか?

思わず「ロックスター・ゲームス頭おかしい!」と突っ込みたくなりますよね?w

しかもここで挙げた要素の多くはゲーム攻略のうえではあまり関係なかったりします。

なので、ゲーム部分だけを見たら無駄に感じてしまうかもしれません。

リアリティを追求したおかげで引き込まれた味わい深いストーリー

何故、ぼくがリアリティを追求した世界観を高く評価するのか?

その大きな要因となっているのが味わい深いストーリーです!

本作のメインミッションではギャングのアーサー・モーガンとなり様々な行動を起こしていきます。

時には銀行強盗など常人では考えられないような犯罪を犯すことになるので当初は抵抗がありました。

しかし、あらゆる部分を徹底して作り込んでいるおかげでアーサー・モーガンに自己投影することができるようになり、ロールプレイ(役を演じる)をする気になれたんです!

それだけこの世界は作り物と感じさせないような説得力があり、浸っていけるようになっているんですね。

もし、本作に見えない壁が大量に存在してオブジェクトのリアクションが薄かったらここまで世界に浸っていけなかったでしょう。

ジョン・マーストンが最高過ぎる!

ぼくが本作の世界に浸れた大きな要因としてはジョン・マーストンの存在も大きかったりします。

実はこのキャラクター、前作の主人公なんですよね。

にも関わらず今作の主人公はアーサー・モーガンという別人なんですが、これには深い訳があるんです。

その事実を知ってからのぼくはますます本作の世界に浸ってしまい、ストーリーの続きが気になってしまいました!

それだけ今作のストーリーはジョン・マーストンにスポットを当てているんですね。

ネタバレになるので具体的には言えませんが、前作で思い入れがあった分、ジョン・マーストン周りの話は引き込まれてしまいました。

実はぼく、英語音声だとキャラクターの声を区別することが出来なかったりします(おっさんキャラだと尚更)。

でも、ジョン・マーストンの声はしっかりと区別が出来ました。

それだけぼくは彼に思い入れを持っているんですね。

彼の声は8年前にプレイしたPS3/Xbox 360「レッド・デッド・リデンプション」の時とまんま同じだったので、今作で声を聴けた時は嬉しくなりましたよ。

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圧倒的な脚本量によって生まれるリアリティ

本作の脚本量はオープンワールドゲームとしては規格外のボリュームです。

その中には冗長に感じる会話も多くて一見すると無駄に感じるんですが、キャラクターに思い入れを持ってしまうと話は別です。

スポットに当たっているキャラクターの脚本は非常に多く、細かい設定も語られるので思い入れを持ちやすいんですよね。

この辺りは「シュタインズ・ゲート」などの国産ノベルゲームを彷彿しました。

この手のゲームは日常パートが存在して本筋からそれたような会話を沢山聞かされるんですが、だからこそ各キャラクターに思い入れを持てるようになっているんですね。

個人的にはジョン・マーストン関連の脚本も大量に用意されているのが有り難く感じました。

欧米ゲームってキャラクターの描写が希薄で思い入れを持ちにくい傾向にあるんですが、本作は例外でしたね。

さすがPS4ソフトでは異例の2枚組ディスクを採用しているだけのことはあります。

ギャングの生活シミュレーターとしても楽しめる!

細かいところまで徹底的にリアリティを追求している。

ということは19世紀アメリカ大陸で暮らすギャングの生活シミュレーターとしても楽しめるってことじゃないですか!?

ゲーム攻略にはあまり影響しませんが、本作では空腹など細かいステータスが存在し、狩りや釣りを楽しむことが出来ます。

そのためメインミッションを放置して大自然の中で気ままなスローライフを楽しむことができるんですね。

メインミッションでアーサー・モーガンになりきるため、時には何の目的も持たず漠然と狩りや釣りをして生活してみるのも良いと思います。

その場合、PSVR&イヤホンを装着して一人称視点モードでプレイしてみてください。

相当な没入感を味わえるので、本当にその世界で生活しているかのような感覚を味わえると思います。

このように本作は工夫次第でより楽しめるので、下記の記事で楽しみ方のコツをまとめてみました。良かったらご覧ください。

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全体のまとめ

前作から大幅にリアリティを高めて19世紀アメリカ大陸で暮らすギャングの生活シミュレーターに変貌した作品。

それ故にアクションシューティングの比率が下がり、ストーリー的にもゲーム的にも地味なシーンが増えてしまいました。

また、ゲームシステムの多くが「ゲーム性を高めるため」というよりは「リアリティのある世界観を構築するため」に存在している印象で、攻略の面ではほとんど意味を成していません。

そのため前作以上に面白さの本質が分かりにくくなってしまい、人によっては面白くなるまでにかかる時間が非常に長く感じる恐れがあります。

個人的にも当初は地味な印象が強く、「これが世界で絶賛されているのか?」と疑問に感じながらプレイしていました。

しかし、徹底したリアリティの追求と細かいキャラクター描写、そして前作の予備知識によってメインミッションを進めれば進めるほど”好き“な作品になったんです!

もっとこの世界に浸っていたい。

メインミッションクリア後はそんな気分になり、寄り道をするだけには飽き足らず、改めて前作をプレイしたくなりました。

どんなゲームでもそうだと思いますが、特に本作の場合は「良作・駄作」のベクトルではなく「好き・嫌い」のベクトルで語るのが適切に感じます。

ぼくは「分かりやすい面白さ」やゲーム性を重視しているので、正直なところ本作で合わない部分は未だに多いです。

それを考慮に入れても”好き“と言いたくなるような作品に感じました。

極限までリアリティを追求した最高の西部劇シミュレーター!

こんな人には特におススメ。
・前作が好きな人。
・西部劇に世界に浸りたい人。

こんな人にはおススメできない。
・せっかちな人。
・時間に余裕がない人。

レッド・デッド・リデンプション2/お気に入り度【90/100%】
プレイした時間・・・約60時間

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32件のコメント

本作は、チャプター5あたりで売りました。ストーリーは良かったし、世界観は良かったんですが、あまりにも長い。元来、大ボリュームはいいんですけど、本作だと面倒な仕様のせいでだるくなりました。
売る決定打になったのは、伝説の動物狩りでした。手探りでやらなきゃいけなくてかなり苦戦して、ストレスがたまりまりました。
リアリズムは良かったんですが、ゲームであることを忘れてしまってますね、本作は。

あはは、やっぱりダメでしたか笑

このゲームはパッと「面白い!」と感じる作品ではないのでかなり人を選ぶと思います。

寄り道要素はかなり多いけど、快適性に欠けるのでかえって欠点が目立ってしまうこともありますね。

このゲームはレビュー読む限りだと圧倒的なリアリティを突き詰めたゲームの果てを感じます。
かつてFFシリーズがゲームでリアリティを追求してましたが、もはやロックスターゲームズ以外ではここまでリアルを追求するゲームはでないじゃないのではと思います。

話題性が高まってプレイ人口が増えた弊害で駄作とこき下ろす人も多いですけど、確かに良作・駄作というような評価をするよりは好きな人は好きでいいじゃないなスタンスが本作だと適切でしょうね。

リアルを追求すると開発費がかさみますからね~。

常に開発費のギネス記録を更新し続けるロックスター・ゲームスだからこそ出来た芸当だと思います。

メタスコアの超高評価が日本で話題になったのは良かったのか悪かったのか(汗)

多分に評価が別れるゲームみたいですね。自分はGTA4を速攻で脱落したので、クリアする自信がありませんね(笑)。
しかし、これがアメリカ人だとまた評価が変わるのでしょうね。日本人の基準だと江戸時代の侍でオープンワールドだと感情移入も違うと思います。
しかも、ウエスタンなんか僕が子供の頃にテレビで視て以来馴染みがないですよ。テレビで視た「シェーン、カンバッーク」がうろ覚えですね。これでは、馴染めないかもしれませんね。

快適な洋ゲーに慣れていると本作の仕様には驚きますよ~。

普段、プレイしているゲームと比べてしまったら最初は拒否反応を示す可能性が高いです。

西部劇な世界観は好きですが、日本ではあまり馴染みがないかもしれませんね。

ぼくはウエスタンと聞いたらディズニーランドのアトラクションが思い浮かぶなぁ。

シミュレータとしては本当によく出来てる感じはします
正直、ゲームとしては微妙
特にメインだけやってると退屈です
レビューの時間に余裕のない人には合わないとありますが本当にその通りだと思います
自分はそこまで時間に余裕がなく合わないと思ったので他のゲームをすることにしました
ただハマる人はドハマりしそう感じは確かにしました

本当にゲーム性だけを見てしまうと突出して凄いとは言えませんもんね。

まさか、今の時代にここまで割り切ったゲームデザイン・レベルデザインにしてくるとは思いませんでしたw

リアリティを追求しすぎるとこうなるのかって言う結果がでた気がします
ロックスターはGTAシリーズが変に売れたせいでこの道が正解だと思ってるのかもしれません
確かに空気感というか風に揺れる木とか本当にそこにいる説得力があって没入感があります
操作周りやちょっとの段差で死ぬとかもリアルゆえなのかなと
でも決闘挑まれて殺したら殺人!ってそりゃないよ〜
シェンムーも当時すごい作り込みっていって壮大なお使いをやらされた記憶
まあなんだかんだ楽しめてますね
死んでもすぐリトライできますし、何回か死ぬとスキップできるのかな?

GTAシリーズ最新作が発売される度にリアリティの追求についてネット上で議論が繰り広げられたものですが、今作は過去最大級ですねw

まさか、こんなにも尖った作品になるとは思いませんでしたw

スキップ機能に関しては同じシーンで3回ミスをすると可能になります。

たまに理不尽なシーンもありますし、使っても支障はないので面倒になったら使っても良いと思いますねー

ここまで作り込んであるソフトは今後もしばらくは出ないでしょうね。
確かに面倒臭い所は目立ちますが、この種のリアリティはゲームが目指すべき進化の、一つの方向性であるとも思います。

このゲーム、相当な開発費と年数を費やしているようですからね。

次に出るとしたらGTAVIになるのではないでしょうか。

珍しく「合わない&気になったところ」は一つも共感なし(笑)
それだけ賛否は分かれる部分が多いですね

ちなみに、私の合わない部分
・武器はそんなに多くない上に、解除条件不明にロックされるのが多すぎす
金はいくら持ってる買えないなら、後で新入荷していいのに

・馬乗りから降りた時、銃が馬に収納される
銃が使いたいのに、持ってない時があるある

・意図ではないのに、悪いことをしてミッションがしばらくロックされる時がある
賞金稼ぎが襲われた後とか

・独特の操作がそんなに分かりにくくないが、分からせように工夫がちょっと物足りない
チュートリアルは書いてた?の操作がある

目的なしに馬を乗って、面白い発見が多いことが久しぶりに満足します
最近のオープンワールドゲームはあっちこっちなにがミッションあることに意識すぎるかもしれないです

あはは、かなりやり込みをされているようですね~。

その場合、移動が気になってきそうですが、案外平気なのかな?

悪いことをしてミッションがしばらくロックされるのはリアリティを追求した弊害でしょうね。

本作は不確定要素も多いので、そこを新鮮味として捉えると楽しくなってくると思います。

今作は「ゲーム」ではなく、ひとつの「芸術的作品」ですね。
どこまでも続きそうな広大なオープンワールドで描かれる、極限にまで追求したリアリティ描写には感動しました。
凍えそうな雪山でキャンプを張り、朝を迎えたときの張りつめた冷たい空気感、焚火を仲間たちで囲んでいるときの平穏、雨や霧などときおり変化していく天候等々、雰囲気や世界観の構築がこだわられており、まるでRDR2の世界で本当に過ごしているかのような没入感を感じました。
また、登場人物についてですが、アーサーは仲間たちとの会話で無意味に人や動物を傷つけてしまうことや時代に取り残されていることへの苦悩を吐露しており、仲間たちや敵対しているギャングたちもまたそれぞれ悩みを抱えており、人物描写が丁寧で感情移入することもありましたね。
肝心のゲーム内容に関してですが、確かに人を選ぶ内容で不便さや面倒くささを感じることはありましたが、これもまたこのゲームの醍醐味のひとつかなと思ってます。
まだ未クリアですが、個人的には今までプレイしたゲームの中でも上位に入るほど気に入りました。ゲームという枠を超えた西部劇世界の空気を味わえる最高傑作ですよ。しばらくはRDR2に没頭する日々が続きそうです(笑

リアリティを追求した芸術作品としてプレイしたら楽しめますよね!

確かに本作が作り上げた世界は本物そっくりで芸術という表現が適切です。

どこまで本物そっくりなのか鑑賞するのも面白いです♪

ストーリーは人間ドラマが熱い!

ここまで丁寧に描いた洋ゲーってそんなにないと思います。

A・Tさんも楽しめているようでよかったです。

このゲームはストーリーの先に行けば行くほど熱くなってきますよー

現在チャプター4です
リアリティの突き詰めは目を見張るものがありますよね〜
シナリオもここからどういう展開になっていくのか気になっています!(ただ、前作の流れを考えるとなぁ…)

操作性やゲーム性はお世辞にも褒めたもんじゃないと思います
ゲーム的な要素の薄いゲームは基本的に合わないので、今作はあんまりかな〜と思っていたのですが、意外にも楽しめていますw
やっぱり没入感って重要な要素ですね
音響とオブジェクトの作り込みが凄いのでのめり込んでしまいます!

チャプター4でもあんまりストーリーが進んでいる気がしないので、ボリュームがあるのは概ね予想が付きますねw
個人的にはもうちょっとサクサク進むほうが好きです
でも、このゲームのゆったりしたゲーム性をよく表しているのでこれで良いと思います

ゲームやりてぇ〜って人より世界観味わいてぇ〜って人向けですね
全体的に自分には合わない要素が多いはずなのですが、最後までプレイできそうな請求力があるので、凄いゲームだと思いますよ〜
スパイダーマンとかみたいに触ってすぐ面白さがわかるゲームではないと思うので、序盤つまんないと思ってもチャプター3辺りまでは進めてみる事をお勧めしますね

あー後要望として前作のあらすじみたいなの公式で出して欲しいですね
過去作品を知ってた方が面白い要素多いように感じます(前作はプレイしていない動画勢ですがw)

チャプター4になるとあの街に行ったところでしょうか。

その辺りからストーリーがさらに面白くなってきます!

没入感はゲームを面白くする大切な要素ですね。

本作はもちろん、VRソフトの多くが没入感によって面白くなっていますので。

ストーリーはかなり細かいところまで描いているんですよね。

チャプター4辺りから動き始めてくると思います。中でもチャプター5はかなり特殊な展開でした。

確かに前作ありきの展開もあるので、前作未プレイの方への配慮がもう少し欲しかったですねー

自分は「このゲーム面白いのかな、、?」が「このゲーム面白い!」に変わるまでに10時間以上かかったかも。操作方法をFPS基準(左スティック押し込みでダッシュ、×ボタンでしゃがみ)に変えてからプレイしやすくなったのと、ゲーム自体の作り込みの凄さと、主人公を含めたキャラクターに感情移入出来るようになってようやく純粋に楽しめるようになった感じですかね(現在チャプター4)。

本当にそうですよねw

海外での絶賛がなかったら投げていたかもしれませんからw

面白さのマインドって人それぞれで、「このゲーム面白いのかな、、?」が「このゲーム面白い!」に変わるまでは意外と簡単な理由だったりしますよねー

非常に的確なレビューですね。
本当に素晴らしいです。
客観的であり主観的でもあり……
読んでいて頷く事が多かったです。

それとは別に僕、個人的には正直操作性が悪いとは最初から思いませんでした。
照準の合わせにくさも狩りの時に本領発揮していると思っていて、頭を狙ったのに外れてしまう。
そういうリアリズムを追求したからこそなんじゃないかと思ってます。
ダッシュも便利にしすぎると使用頻度が増えるので意図的に下げるような操作方法にしたんじゃないかと思ってます。

そこがプレイヤーと作り手の溝を生んでしまったのは事実なんでしょうけどね。

ですがこのゲームは批評家的にも、ネットのレビュー的にも、歴史的に大きな爪痕を残したんじゃないかと思います。
恐らくGOTYを取るんでしょうけど、取ったら取ったで、また5ちゃんや各ブログのコメント欄がこのゲームの話題で溢れかえるのが今から楽しみです。笑

ロックスターは相変わらず凄いゲームを作り込んでくるなぁ〜ってのが僕の感想です。

ありがとうございます!

レビューは主観と客観を使い分けるのが理想的と言われているので、上手く散りばめてみました。

操作感に関してはロックスター・ゲームスなりの拘りがあるんでしょうね。

その辺りの話もどこかで聞いてみたいところです。

こういった尖った作品がネット上のゲームコミュニティで議論になるのもまた面白いですよね♪

当ブログでもここ2週間ほどは本作のゲーム内容に関して色々と熱い議論が出来ました。

モンハンって前作では鉱物ピッケルの刃こぼれなどをリアルに再現してたけど、最新作ではわずらわしいから削除してテンポをよくしてた。レッドデッドも次回作では、わずらわしいリアル要素がいくつか削除されるかもね~

これ以上リアルを追求するとさすがに支障が出そうですもんね。

レッド・デッド・リデンプション3がどうなるのか早くも気になってきました♪

こんにちは!
最近PS4とスパイダーマンを購入しゲームの素晴らしさに感動した人間です。このサイトのレビューを参考にして過去の超有名タイトル10本ほどを新たに購入しました。

今はRDR2には何も不満を感じず大変ハマっています。このゲームの酷評されている部分(ゲームデザイン、ミッションの進行形式、操作形式)が優れているゲームソフトとはどのようなものがあるでしょうか。RDR2と比較してプレイしてみたいです。やはり記事中にあるアンチャーテッドでしょうか?
またPS4を買ったら絶対プレイすべきオススメなんかもあったらあわせて教えていただけると大変ありがたいです。

これからも更新楽しみにしております。

このブログを参考にして10本も購入されましたか!?

RDR2の酷評されている部分は想定的に見ているのもあると思います。

RDR2と比べてゲームデザイン、ミッションの進行形式、操作形式が優れているゲーム・・・

同系統のオープンワールド系ではホライゾン ゼロ ドーン、アサシンクリード オリジンズ(オデッセイ)、スパイダーマンなどがおすすめです。

PS4を買ったら絶対プレイすべきオススメは以下の記事をご覧ください。

絶対おすすめ!PS4の神ゲー50選!本体を買った元がこれで取れる!【
神ゲー満載で絶対おすすめ!PS4のインディーズゲームを大特集!

ありがとうございます。

早速アサシンクリード オデッセイ、ホライゾン購入しました。スパイダーマンはクリアして泣いてしまうくらい感動しました。DLCを心待ちにしてる状況です。1899年のアメリカから帰ってこれたらオススメしていただいたソフトをプレイしてみますね。

これからもこのサイトのレビューを頼りにゲーム購入していきますので宜しくお願い申し上げます!!

おお!さっそく購入しましたか!

当ブログはPS4ソフトも色々レビューしています。

それらのゲームが気に入ったのでしたら参考になると思いますので、今後もよろしくおねがいします!

私は現在チャプター2の中盤あたりです。社会人の私にはテンポ良く進めることが出来ませんが、それでもかなり気に入ってます。移動だけでも相当なドラマがあり、昨日は敵対ギャング団に囲まれて、蜂の巣にされました。
また純粋に助けを求める人がいたり、動物がいたり、ファストトラベルでは味わえない良さがあります。それ以外もドミノやポーカーなどのミニゲーム、雑貨店での買い物など生活してる感じは今までの作品ではここまでリアルに作りこんでいるモノは無いと感じています。
気長にゆっくり楽しんで行きます。

不確定要素が多いので、様々な組み合わせによって思わぬドラマが発生しますよね~

ロックスター・ゲームスとしてはそんなドラマを体験してもらいたいからこそファストトラベルを限定化しているのかもしれません。

ゆっくり楽しんでくださいね(^o^)

本作は「ゲーム」と呼ぶのはふさわしくないのではないかと思うくらい、究極の西部劇シュミレーターだと思います。

「ストーリーを追う」というよりは、「アーサーとして生活する」ことが真の目的ではないでしょうか。

そのせいでゲームらしさがかなり排除されて人を選ぶ作品になったのは、仕方ないことかもしれません。

面白いところも合わないところも多いですが、楽しめていますし、圧倒的な規模とクオリティに感動しています。
せめて吹き替えは入れてほしかったけど…

本作をプレイしていると、「ゲーム」とは何なのか考えてしまいます。

仰る通り従来のゲームとは異なる付き合い方が求められる作品ですね。

まずは本作のコンセプトを理解しつつ、そのうえでどう楽しめば良いのか考える必要があると思います。

なので、ぼくはPSVR&イヤホン&一人称視点モードで常に楽しみました!

吹き替えは確かに欲しかったですね・・・それでもジョン・マーストンの英語ボイスを聴けたのは嬉しかった!