2013/05/20/8:30 | ゲームレビュー

ギアーズオブウォー ジャッジメント【レビュー・評価】面白いけど、普通のTPSになっちゃった…

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ギアーズオブウォー: ジャッジメント/Xbox360 (通常版)

2013年3月に発売されたXbox360「ギアーズオブウォー ジャッジメント」を
今回はレビューします。Xbox360「ギアーズオブウォー ジャッジメント」は
「ギアーズオブウォー」シリーズ3部作の過去を描いた作品です。

良いところ

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より銃撃戦を楽しめる作りに

今作のキャンペーンモードではスコアゲージが存在し、
敵を倒していくことで上昇していきます。一定のところまで溜めると
しっかりとご褒美がもらえますし、ヘッドショット、処刑といった
高度なテクニックで敵を倒すとよりスコアゲージが上昇しやすくなっているので、
これまでの作品よりも真剣にプレイしたくなる作りに感じられました!

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また、スコアゲージをより上げやすくする代わりに難易度が
上昇するよう選択出来たり、敵キャラクターの出現位置が
毎回変わったりして、よりリプレイ性が高まっているような気がします。

使用できる武器が制限されるセクションもあり、
「この武器ではこんな戦い方もあったのか!?」
今更ながらも感じられるところも良かったです。

圧倒的なクオリティのグラフィック。
ボタン一つで気持ち良く動かせて快適なカバーポジション。
目押しが楽しいアクティブリロード。化け物を撃ち殺す楽しさ。
最大4人での協力プレイに対応など、これまでのシリーズでの良いところは健在ですので、
基本的な面に関しては進化こそ感じられないものの、相変わらずのクオリティです。

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ギアーズオブウォー3の番外編シナリオも収録

キャンペーンモードをある程度やり込むことで、
「ギアーズオブウォー3」の番外編シナリオを追体験する事が出来ます。
特別見所のあるシナリオではありませんが、
「ギアーズオブウォー3」の後半で別行動を取ったベアード達の
その後を知る事ができて、ファンには嬉しいおまけです。

ちなみにボリュームは本編チャプターの2つ分。
展開も似ており、基本的には多少のイベントを挟みつつ、
銃撃戦を繰り広げていく内容です。

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バランスが取れているオンラインの新モード

オンラインのマルチプレイモードでは、
今作から新たに「サバイバル」と「オーバーラン」というルールが追加されました。
サバイバルでは拠点をAIで動くローカスト軍に破壊されないよう
防衛していくルールなんですが、AIが賢く、こちらの耐久力が
低い事もあって歯ごたえのある防衛戦が楽しめます!
RPGのように攻撃を与えるとダメージ数が表示されるのも気持ち良いね!

オーバーランは基本的なルールこそ「サバイバル」と似ているんですが、
こちらではローカスト軍を操作する事もできるので、
ローカスト軍に回ったら「ギアーズオブウォー3」のビーストモードみたいに
化け物を操って暴れまわる楽しみ方も出来るんです。こちらのモードも
バランスが取れていて、人間、ローカストのどちらに回っても面白い!

流石広告で大きくアピールしているだけあって、
今回搭載された新ルールに関しては良く出来ていますね。
前作にあったビーストモードとホードモードは無くなっていますが、
新ルールの追加によって多少は補えています。

個人的に合わない&気になったところ

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ストーリーに起伏が無く展開が単調

これまでのシリーズ作品のキャンペーンモードでは合間に
乗り物に乗ったミニゲームを定期的に入れたり、ちょっとした謎解き要素を入れて
飽きさせないように作られていたんですが、今回の作品は
そういったものが全く見受けらず、途中で通信が入って会話するくらいで
なんだかストーリー要素が追加された「ホードモード」(※)をやっているかのよう。
何度か広間でウェーブ形式のバトルをすることになるし・・・。

個人的に「ギアーズオブウォー」シリーズの
キャンペーンモードはミニゲームや謎解き要素が
絡んだところが好きなので、ちょっと物足りなく感じます。

また、登場する敵キャラクター、武器も新しいものが
それほど出て来ないこともあって、マンネリ感もありますね。
「ギアーズオブウォー」シリーズの銃撃戦は
キャンペーンモードではもちろん、ホードモードでも散々やってきましたからw

ストーリーも淡々と各キャラクターの回想を追体験するだけで単調だし、
過去作品では陽気だったベアード、コールも今作ではユーモアが足りず、
ストーリーのクオリティは今までの作品と比較して2.3ランク落ちています。

※ホードモードとは?複数のプレイヤーと協力して
 同じマップで敵と戦い続けるサバイバルモード。「2」と「3」に収録された、
 ストーリー要素は一切無く、純粋の銃撃戦を楽しめるモードです。本作には未収録。

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オンラインの対人戦バランスが悪い

オンラインのマルチプレイでは出撃時に武器を選ぶ事ができるんですが、
圧倒的に「ナッシャーショットガン」という
近距離ほど攻撃力が高まる武器を選んでいる人が多く、
近距離戦メインの大味な戦いになりがちなんです。
なぜ本作ではここまで「ナッシャーショットガン」が強くなってしまったのか?
それは、マップ構成に問題があるからだと思います。

今までの「ギアーズオブウォー」はマップが開放的で沢山のカバーエリアがあったため
壁に隠れながら遠くから銃を撃って戦うスタイルが定番だったんですが、
本作の場合マップの高低差が激しくなって入り組んでおり、
開放的ではなくなってしまったため出会い頭での近距離戦がメインとなっているんです。

「ギアーズオブウォー」ってカバーポジションでの戦いが面白いからこそ
高く評価されているのに、別ゲームになってしまっているよ・・・。
今回は今までとは異なる開発会社が手がけていますが、
その人たちはギアーズがなぜ評価されているのか考えた方が良いです。。

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早くも人が少ない

日本隔離サーバーなのか、オンラインには早くも少なく、
発売直後なのにBOTと混じってのオンライン対戦をしょっちゅうしました。
BOTがいるから全く楽しめないわけではないのですが、
やはりプレイヤーとの対戦をしたかった・・・。


銃撃戦のクオリティは相変わらずなんですが、
外注で外伝作のためか至るところでギアーズの命が吹き込まれておらず、
「ギアーズオブウォーでは無い何か」と評してしまいたくなりました。
気軽にみんなで協力してローカストを倒すのが好きな人にはおススメできますけどね。

こんな人には特におススメ。
・協力プレイ好き。

こんな人にはおススメできない。
・ストーリー重視のギアーズファン。
・対人戦メインで遊ぶ人。

ギアーズオブウォー ジャッジメント/お気に入り度【70/100%】
プレイした時間・・・約15時間
※当ブログのゲームレビューの採点についての方針はこちら をご覧下さい。

※何か分からないゲーム用語を見かけたらこちら をご覧ください。

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コメント広場の住人(2)

  1. チキ より:

    ジャッジメントはミニゲーム要素が無くなって銃撃戦に特化したアーケードライクな内容でしたね。
    映画的体験を求めると物足りないけど銃撃戦の楽しさは1作目に匹敵する出来だと感じました。
    機密解除の縛りプレイが中毒性を高めてくれてましたし、星や経験値を稼ぐのか楽しかったです。
    マルチプレイやホードの要素を上手くキャンペーンに落とし込んでいて良かったと思います。
    マルチプレイをやらない僕はマーカス以外のキャラを操作出来るのが新鮮でした。
    プレイキャラがコロコロ変わるオムニバス形式のストーリーもTPSの本作では上手く機能してました。
    デルタ部隊に比べるとキロ部隊は小粋な会話が少なくてユーモアが足りないですね。
    ベアードが皮肉屋になる前の話だしコールもまだ大人しいから仕方ないんですけどね。
    戦闘中に高笑いを上げちゃうソフィアやコールの金持ち自慢にいちいち反応しちゃうパドックは可愛かったw
    おまけで収録されてる「顛末」は3の途中でベアード達が何をしていたのかを描くだけでなく、ジャッジメントの後日談にもなってるから上手いな〜と思いました。
    追加DLCとして販売しても良い出来なのに無料で付いてくるとは太っ腹です。
    ベアードやコールのモデリングは3と同じだから上手くアセットを使い回しているようですね。
    ジャッジメントはシリーズ中、唯一kentさんの実績を抜かしてる作品なので僕は結構、思い入れがあるんですよw

    • kentworld より:

      最初にプレイした時は面を食らいましたよ。
      あのギアーズオブウォーがどうしてこうなった!?と。
      同じTPSでもやり方次第で全然違うテイストになるんだなぁと実感しました。

      システムは新しい試みが色々ありましたね。
      マルチプレイをあまりプレイしない場合、逆に新鮮かもしれない。

      マルチプレイの要素をキャンペーンに輸入するという手法は意外とありなのかな?

      おまけ要素は嬉しかったです!
      3を別の視点から語られるなんて!?
      確かにこれは追加ダウンロードコンテンツで売っても良いクオリティですよね。
      ジャッジメントはファンディスク的な側面も強いタイトルだと思います。予約特典もめちゃくちゃ豪華でしたし。

      って僕の実績を抜かしていたんですか!?初めて知りましたよw
      そんなことで思い入れを持ってもらえるとは、僕の事をライバル視していたんですね!?

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