2016/04/16/12:00 | ゲームレビュー

スターフォックス64【レビュー・評価】シューティングゲームの魅力が詰まった名作!

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スターフォックス64/N64
スターフォックス64 3D/3DS

1997年4月に発売されたN64「スターフォックス64」を今回はレビューします。

N64「スターフォックス64」は3Dシューティングゲーム、「スターフォックス」シリーズの2作目となる作品です。開発は任天堂情報開発部が担当。

全世界で最も売れたシューティングゲームとしてギネス認定もされています。2011年7月にはニンテンドー3DSでリメイク版も発売。

良いところ

スコアアタックが熱い!

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このゲーム最大の醍醐味。それは、スコアアタックの熱さです。

各ステージには目標となるスコアが設定されており、それを越えると勲章が貰えます。

それだけだったらただの自己満足で終わりますが、すべてのステージで勲章を手に入れると”とても良い事”が起きるのでそれ目当てでプレイしたらスコアタックにハマってしまいました。

高スコア獲得までの道のりが分かりやすいのも良いですね。

コツとしては沢山の敵を倒す事なんですが、それ以外にもチャージショットでの誘爆ボーナス。隠しエリアの発見といった分かりやすいテクニックも存在して、シューティングゲーム初心者でも楽しくやり込めます。効果音が気持ち良いので、爽快感もありますよ!

ルートを探す楽しさ

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攻略するステージは全部で7つになります。

クリアまでにかかる時間は短めですが、最終ステージまでのルートはプレイヤーの行動次第で全く変わるので、すべてのステージを攻略しようと思ったら何周もしなくてはなりません。

さらにリプレイ性を高めるのが、1周クリアまでのスコアを競うランキング機能です。

ステージによって沢山のスコアを稼げる所と稼げない所があるので、トータルでのスコアを競う場合は自分でルートを考える必要があってスコアアタックがさらに楽しくなりました。

全ステージクリア後も何周もして1周でどれだけのスコアを稼げるのかやり込んでしまいましたね。

キャラクター性の高さ

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登場するキャラクターは、アニメのようにキャラが立っています。

主人公のフォックス・マクラウド率いる雇われ遊撃隊「スターフォックス」のメンバーにしても口うるさいおじさんのペッピー。お調子者のスリッピー。キザなファルコとしっかり個性があり、ステージ攻略中に発生する通信での会話は聴いていて飽きません。

彼らとは一緒にステージを攻略する事になりますが、ピンチになったら弱気になり、生き残ったら助けてくれるので、感情移入をしたり、共闘している感じを味わえます。

ステージによって台詞が異なり、専用のキャラクターも登場するので、見方を変えればステージの数だけストーリーが存在するといっても過言ではありません。

キャラクターを魅力的にしているといえば、フルボイスである事もポイント。

フルボイスは今となっては当たり前ですが、使える容量が少なかったN64ソフト(それも任天堂製作のタイトル)であれだけキャラクターが喋ったのは驚きました。

声優さんの演技も良いですね!今でも印象に残っている台詞は沢山あったりします。

「俺の獲物に手を出すな! by ファルコ」
「フォックス!後ろの敵を何とかしてよ! by スリッピー」
「そうだったのかぁぁぁ~ by アタック・キャリア」
「アンドルフサマァァァァ!・・・ごめんちゃいw by グランガ」

↑個人的に印象的な名セリフ。本作が発売された当時は子供だったので、各キャラの台詞をよく真似して喋っていた物です。まるでアニメのよう。

とにかく感情移入出来る作品で、そのうえ真のエンディングが感動的なので当時は余韻に浸ってしまいました。

立体感のあるドッグファイト

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奥へスクロールするパート以外にも、360度自由に飛び回れるパートも存在します。

そちらでは宙返り、Uターン、ブースト、ブレーキを駆使した立体感のあるドッグファイトを楽しむ事が可能で、3Dシューティングの恩恵を味わえました。

特にライバルのスターウルフと対決するステージは熱い!

対戦モードを収録

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1人用だけでも十分なのに、最大4人同時プレイが可能な対戦モードも収録されています!

選べるステージは2~3種類。選べるルールは3種類と「おまけ」の域を出ていませんでしたが、360度自由に動き回れるフィールドで鬼ごっこに近いドッグファイトは4人でやると凄く盛り上がりました。

個人的にN64ソフトの中では5本指に入る対戦ゲームでしたね。

初の振動パック対応ソフト

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本作は業界初の試み(のハズだった)振動パックに初めて対応したソフトで、発売当初はゲームソフトとセットで発売されていました。実は、振動パック狙いでこのゲームは購入したんですよね。

正直なところゲーム自体は地味に感じてしまい、あまり期待していませんでした。

ところがスコアアタックが面白くて予想以上にハマってしまったんだから、ゲームは見た目で判断してはいけないと思いましたね。

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個人的に合わない&気になったところ

垢抜けないキャラクターデザイン

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キャラクターデザインは、当時としてもイマイチに感じました。

本作のイメージイラストはN64のポリゴンキャラクターを解像度上げてそのまま持ってきたかのようなカクカクデザインで、カッコ良くも可愛くもありません。

当時は見た目で物を判断していたので、最初はつまらないゲームに感じました。

中断機能が無い

メインモードを1周クリアするのに1~2時間ほどかかります。

頑張れば一気にクリア出来るボリュームですが、中断機能がないのはキツイです。スコアアタックをやり込む場合、ある程度まとまった時間がないといけません。

全体のまとめ

ゲーム的にもストーリー的にも面白い良いとこ取りなシューティングゲーム。

スコアアタックを極めるのも良し!魅力的なキャラクターたちのボイスを楽しみながらプレイするのも良し!友達とドッグファイトを繰り広げるのも良し!と、様々な楽しみ方が出来ます。

ゲームとアニメ・漫画。どちらも好きな場合は2倍楽しめるかもしれません。シューティングゲームの魅力が詰まった名作!

こんな人には特におススメ。
・スコアアタックが好きな人。
・漫画・アニメが好きな人。

こんな人にはおススメできない。
・1回のプレイで満足してしまう人。

スターフォックス64/お気に入り度【90/100%】
プレイした時間・・・約100時間

 

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コメント広場の住人(16)

  1. J.S より:

    何かのキャンペーンの時に3DSのDL版を買いました。仲間としゃべりながら進むので、共闘してる感じがすごく出ていて、何周もしたのでセリフも色々覚えました。始めたころは下手すぎて、一番最初のステージでファルコの後ろの敵が倒せず、初っ端からファルコが毎回離脱してましたw

  2. ほにょ より:

    確か、このソフトが発売されたときに宮本茂さんの「実はシューティングゲームってあまり好きじゃない」という旨の発言があったりして、もうこの作品を最後に任天堂はシューティングゲームを作らなくなるんじゃないかという見方がされていました。しかし実際にはFPS/TPSという形でシューティングはみるみる復権していったわけで、しかもN64のコントローラはそんな未来を見越したようなデザインだったわけです。ということは、宮本さんは確信犯でそんなことを言ったのかな?とも思ったりします。思えば、ゲーム業界がアメリカのような銃や武器が日常に根付いた市場を中心に回っている以上、シューティングゲームが滅ぶことはないような気がしますし。

  3. 街毛 より:

    フォックス!俺たちを犬死にさせるつもりか!
    素敵ーお顔をなめなめしてあげるわー
    スポット参戦が濃すぎるしルートによって手伝いに来てくれるのはルート分岐の面白さに繋がってますよね。キャラクターの役割を攻略ヒントのファルコ、操作方法のベッピー、ゲージ表示のスリッピーと割り振ることで味方を死なせない動機につながる。そして音質を下げまくってフルボイスにすることで容量と通信会話の臨場感を両立する。
    任天堂のバランスが正しく出ているゲームだと思います。ちなみにゲームで初めてFPS画面を体験したゲームでした。

  4. kentworld より:

    >J.Sさん
    キャンペーンで貰いましたか!
    2013年のアレかな?
    かなり楽しめたようで、無料で貰えてよかったじゃないですか!
    ファルコは慣れないうちはそんなもんですよw
    僕も何回かプレイして助けられました。
    あれ、助けないと分岐の条件を満たせないんですよね。

  5. kentworld より:

    >ほにょさん
    N64はFPSやTPSに適したコントローラデザインで、
    海外産を中心に色んなシューターが発売されましたよね。
    N64を語るうえでその点は見逃せないと思います。
    実際、僕もN64から本格的なシューターをやるようになったので。
    任天堂製で純粋なシューターはあまり発売されてませんが、
    ゼルダの伝説時のオカリナのパチンコ操作など、
    部分的に採用している作品はこれ以降も見られましたね。

  6. kentworld より:

    >街毛さん
    名セリフを挙げだしたら色々出てきますよねw
    今思うとそこまで台詞の量が多い訳じゃないけど、
    それぞれにネタが込められていて面白いです!
    仲間キャラはそれぞれに役割があるので、
    それもあって離脱するとショックが大きいなぁ。
    そもそも、全員が生存していないと勲章がもらえませんしね。
    そう言えばこのゲームも一人称視点、ありましたね!
    あれはたまに使っていましたよ。
    何周もやって気分を変えたい時に使っていました!

  7. tanu より:

    当時はプレステやサターンではCD-ROMの大容量を活かしたボイス、ムービーが流行ってましたが
    プレイヤーはただ見るだけになるムービーが嫌いでした。
    そうした中でこのゲームはプレイ中に仲間が話しかけてくる臨場感のあるボイスの使い方をしていて
    新しい技術をゲームプレイに上手に組み込んでいてさすが宮本さんと関心しました。
    カエルが助けを求めてくると反射で「またかよ」と声に出してしまったものですw

  8. kentworld より:

    >tanuさん
    ゲームをプレイしながら音声を聴けることの有難味もこのゲームで教わりました!
    ストーリーってムービーやイベントシーンだけでしか味わえないものではなくて、
    ゲームをプレイしながら味わえるものなんですよね。
    このゲームからは大切なことを教わりました。

  9. マージ より:

    いや、このゲームはハマりましたね。
    買ったときは、全然期待していたかったんですけど…。
    最近3DS版を買ったので、時間があれば、また楽しみたいと思います。

  10. ナッツ より:

    当時、自分の周りでもセリフの掛け合いが流行っていました!
    もうCD-ROMでのボイスの有るゲームは世に沢山出ていましたが、任天堂作品でシューティングで個性的なキャラたちが終始フルボイスで絡んでくるんですもんね。振動パック推しより、こっちをCMで推すべきなんじゃないか?とも思いましたw
    本作発売の数日前にPSに振動コントローラーのアイデアを先に越されるという負の歴史?も今となっては懐かしいです。それ以降、アイデア流出を極端に警戒するようになりましたね。
    個人的には、今でも振動パックの振動感が一番好きです。
    間違いなく64が誇る名作の1つですね。

  11. μ's海岸 より:

    スターフォックス持ってました。
    と言っても発売日からかなり経って
    ワゴンか超特価で買った記憶があります。
    まぁまぁ面白かったけど
    記事に書かれている様に
    中断機能が無くて
    時間に余裕のある時にしか
    出来ませんでしたよ。

  12. kentworld より:

    >マージさん
    僕も期待以上に楽しめましたよ!
    3DS版もレビューする予定です。

  13. kentworld より:

    >ナッツさん
    >当時、自分の周りでもセリフの掛け合いが流行っていました!
    うちの学校でも流行っていましたよー。
    さすが50万本以上売れていただけのことはありますね。
    フルボイスのゲームは初めてだったので興奮しました。
    物珍しかったので友達に自慢したところ、
    PSのゲームでは当たり前だったので大したことないように思われましたよw
    振動コントローラ騒動は今思うと凄いですよね。
    その後のゲーム機には標準搭載されているので、
    ゲーム業界に大きな影響を与えたと思います。

  14. kentworld より:

    >μ’s海岸さん
    当時は下校から帰ってすぐに1周クリアして塾に行っておりましたw
    2周クリアした日もあったけど、
    ゲームやり過ぎと親に怒られたなぁ。

  15. たけのこちん より:

    N64ソフトのコメント第2弾は、「スターフォックス64」です。
    1997年にプレイしてましたねー。僕にとって、人生で初の3Dシューティングゲームでした。

    これはマリオカート64よりも一人プレイでも楽しかったです!キャラクターのフルボイス化で臨場感がかなり高まっていました。
    振動パックでの振動も、いい効果になっていました。当時のCMで広末涼子さんの「シビレる〜!」というセリフが印象に残っています( ^_^)
    そしてこちらも対戦が楽しかったですねー!友だちが遊びにきたときに3人で遊んだんですが、楽しかったなぁ!

    たけのこちん的 評価/☆9

    • kentworld より:

      早くも第二弾をありがとうございます!

      対戦モードはおまけ程度かと思いきや、うちの周りでも長く楽しめましたねー。
      一人用モードは初めてのフルボイスゲームだったので興奮しましたし、スコアアタックも楽しかった!
      広末涼子さんのTVCMも録画して何度も見ておりました♪

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