2017/06/12/12:00 | ゲームレビュー

DOOM【レビュー・評価】スピード感とボリューム感が素晴らしい良質なFPS

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DOOM/PS4 /XboxOne(Z指定)

2016年5月に発売されたPS4/XboxOne「DOOM(ドゥーム)」を今回はレビューします。

PS4/XboxOne「DOOM(ドゥーム)」はデーモンたちに支配された火星基地で繰り広げられる戦いを描いたFPSです。

良いところ

敵の体力をギリギリまで削るという駆け引き

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本作は一般的なFPSと比べると操作感覚や戦闘スタイルがだいぶ違います。

一般的なFPSは遮蔽物に隠れ、敵の銃弾が鳴り止んだ瞬間を狙って状況に応じた武器を使っていくのが基本的なセオリーですが、本作では全く通用しません!

敵はお構いなしに追いかけて襲ってくるのでカバーアクションは成立しませんし、敵の残り体力を気にしながら戦わないといけないからです。

本作では自動回復制を取り入れておらず、ライフアイテムを回収しなければ回復しません。

ライフアイテムを沢山入手する方法は、瀕死状態で青く光っている時に近接攻撃でトドメをさす事!

そのためがむしゃらにマシンガンでぶっ飛ばせば良い訳ではなく、体力をギリギリまで削って殴る必要性が生まれているんです。

多くのFPSでは敵の残り体力を意識せずに戦っていたので、このシステムは新鮮でした。

爽快でスピード感抜群

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爽快感やスピード感はかなりのものでした。

移動速度は一般的なFPSと比べてかなり速く、スティックを少し倒すだけで「するするする~」と高速で移動をします。一般的なFPSで言うとダッシュしているかのような速さ。

画面はグラグラ揺れないので、走っているというよりは滑っているかのようで不思議な感じです。

部位欠損やゴア表現が満載なだけあって爽快感はある意味、ありました。

敵を倒すとバラバラになりますし、近接攻撃でフィニッシュを決めると内蔵をえぐり取ったりしますからね。

ただ、全体的にスピード感があって展開が早いためショッキングなシーンをじっくり見る余裕はなく、「何だかよくわからないけど色々飛び散っているんだな」という印象であまり怖く感じられず、派手さばかりが残りました。

ゲームバランスが良い

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スピード感があって爽快。その手のゲームは大雑把な事も珍しくありませんが、本作は違います。非常にゲームバランスがしっかりした良質なFPSとなっています。

難易度は全体的に高く、ちょっとした攻撃を受けるだけですぐ瀕死状態になってしまいますが、敵の体力をギリギリまで削り、近接攻撃でフィニッシュを決めると体力が一気に回復して形勢逆転を決める事が出来るので終始緊張感のあるバトルが楽しめました。

パワーアップアイテムの存在も良いですね。パワーアップアイテムは攻撃力が飛躍的に高まるものから移動速度が高まるものまで色々用意されているんですが、効果の時間は短いためどのタイミングで使用するのか考える必要があります。

例えば雑魚クラスの敵と戦う場合、攻撃力が飛躍的に高まるアイテムを使用するのは勿体無いから中ボスクラスの敵が出現するまで温存するとか。

何も考えずにパワーアップアイテムを使用すると後で後悔する事になるので、立ち回りやタイミングが非常に重視されています。

探索が楽しい

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戦闘ばかりに目が行きがちですが、探索要素も魅力的でした。

各ステージは非常に入り組んでおり、迷路のような構造になっています。ストーリーを進めるには各エリアを行き来して仕掛けを作動したり、敵を倒す事になるんですが、脇道には大量の収集アイテムが隠されているためそれを探す楽しさもあるんです。

能力をアンロックするとマップ画面に収集アイテムの位置が表示されるため探索の難易度はそこまで高くはありませんが、それでも仕掛けを解かないと開かない隠し扉が用意されていたりして探索型FPSの側面もあると思いました。

充実の成長要素とお楽しみ要素

成長要素やお楽しみ要素は非常に充実していました。

成長要素としては武器の改造や主人公の身体能力アップ、特殊能力のセットが存在します。敵を多く倒したり、武器を使い込む事でポイントが手に入り、それを使ってアンロックする事になるので、RPGのようなキャラクターを成長させる楽しさもあると思いました。

お楽しみ要素も満載で、各ステージにはルーントライアルというミニゲームが隠されているんです!

ミニゲームの内容自体は制限時間以内に特定の武器を使って一定の敵を倒すといったものばかりでバリエーションはさほどありませんが、程良い難易度の高さで何度もリトライするほどの中毒性を持っていて、寄り道要素としては良いと思いました。

サブモードが満載

キャンペーンモードだけでも面白いですが、それ以外にも数多くのサブモードが搭載されています。

まずはお馴染みのマルチプレイ。チームデスマッチやドミネーションなど他のFPSによくあるルールでオンライン対戦が楽しめるんですが、「DOOM」ならではの高低差あるマップや操作感覚、デーモンの存在によってまた違った面白さを生み出していると思いました。

続いてはスナップモード。こちらはマップやルールを作成して独自のステージを楽しむ事が出来るモードです。

エディターの自由度が高いためクイズなど別ジャンルのミニゲームを作成する事も可能で、「リトル ビッグ プラネット」のような面白さがあると思いました。

最後にアーケードモード。こちらは本編のステージを使ったスコアアタックゲームで、効率良く敵を倒すとスコア倍率が上がって高得点を稼ぐことが出来ます。

「バイオハザード」シリーズの「ザ・マーセナリーズ」に近い楽しさがあって、本編にはない中毒性があると思いました。

キャンペーンモードだけでも一般のFPSと比べたら2倍以上のボリュームなのに、ここまでサブモードを用意するとは凄い!予想以上に長く楽しむ事が出来てコストパフォマンスは高いです。

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個人的に合わない&気になったところ

謎なストーリー

ストーリーはハッキリ言ってよく分かりません。日本では大して売れそうにないのに日本語吹き替えで力が入っているんですけどね。

理解したところで大して面白さを感じられるものとは思えないので、細かいことを気にせずプレイするのが良い作品だと思います。

展開が早くて混乱する

全体的にゲームスピードが速く、FPSに慣れていないと厳しいところがあります。

敵の攻撃を食らっても大して反動はないので残り体力を見ると「え?こんなにも減っていたの!?」と驚く事はしょっちゅうですし、感度が高いためカメラ操作が素早く、全員の移動速度が速いため倍速でプレイしている感じで素早い判断が出来ないと大苦戦してしまいます。

これが三人称視点のゲームだったらまだしも視界が狭い一人称視点のゲームなので何が起こっているのか判断しにくく、その手のゲームが苦手な人にはオススメしません。

ロード時間が長い

全体的にロード時間が長く感じました。リトライ時のロード時間はそこまで長くありませんが、次のステージへ移る時やキャンペーンモードからスナップモードに切り替える時はめちゃくちゃ待たされます。

キャンペーンモードからスナップモードに切り替える時は1~2分もかかるためビックリしました。せっかく色んなゲームモードを収録しているのに切り替えにここまで時間をかけたら億劫になりますよ。

全体のまとめ

スピーディなゲーム展開と派手な表現が印象的な作品。最初は他のFPSとの感覚の違いに戸惑いましたが、慣れてくると独特なテイストのになってしまい、一気にプレイしてしまいました。

ゲームモードも多く、どれも異なる面白さがあって満足度は非常に高いです。スピード感とボリューム感が素晴らしい良質なFPS。

こんな人には特におススメ。
・爽快なFPS好き。
・探索好き。

こんな人にはおススメできない。
・FPSが苦手な人。

DOOM/お気に入り度 ★★★★★★★★★☆ 星9個
プレイした時間・・・約20時間

 

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コメント広場の住人(10)

  1. ものくろ より:

    ほぼ同じ意見だわ。
    ストーリーは早々に理解するのやめた、、、
    探索楽しかったけどマップチョット見難く感じたかなぁ、、、

    • kentworld より:

      おお!同感コメントは嬉しい!
      ストーリーはそこまでドラマ性を感じられなくてチャプター3辺りで意味が分からなくなってしまったw
      マップ画面は立体感があって、構造が分かりにくいところはあったな~。
      でも、感心するような入り組んだ構造で良かった!

  2. nicond より:

    やはりkentさんには合っていたようですね!

    ゴア表現は迫力がありました。爽快感が生まれてたし、近接攻撃はあの表現あってこそだと思うので、規制無しで出してくれて本当によかった。

    スピード感も他のFPSとは全然違いましたね。最初は速すぎて少し酔いそうになりましたw常に跳び回って敵を撃ち続けるのは、忙しいけど楽しかったです。

    序盤で一体倒すのがやっとだった敵が中盤以降当然のように複数体出てきたりしたときは「これ勝てるのか!?」と思いましたwボスよりも大軍の中ボスクラスの方が厄介に感じたくらい。苦戦したところも多かったですが、倒したときの達成感もあり、イライラが勝ることはほぼ無く、むしろそういうところも含めて楽しかったです。(ヘルガード連戦だけは許さん)

    成長要素もよかったです。パワーアップの場所を探す必要があるので、広く入り組んだフィールドを活かし、上手く探索に誘導していたと思います。

    プレイする前は派手さだけが売りのゲームと思っていましたが、他の部分の完成度も高く、かなりハマりました。FPSにある程度慣れている人には是非やってほしいです。

    • kentworld より:

      はい!このゲームはかなり楽しめました。

      1年前、チッキーからやらせてもらってその時は独特な操作感に戸惑ったけど、
      慣れてきたら歯ごたえとスピード感のあるバトルの虜になりましたね~。

      そうそう、中型クラスの敵が大量に出現した時は絶望しましたよ。
      でも、立ち回りが分かれば倒せなくもないのでバランス調整は素晴らしいと思います。
      達成感もありましたね!海外ゲームでは珍しく、ボス戦もしっかりしていましたし。

      成長要素はゲームの中毒性を高める良い味付けだったと思います。
      今はセールで安く購入出来る機会が多いだけに、FPS好きはプレイして損はないですね!

  3. DTchainsaw より:

    これは2016年中で、もっと評価されるべき一本だった作品ですね~
    戦闘のゲーム性と探索の奥深さがしっかり作り込まれているところに、ゲーム作りの巧さを感じました。

    惜しむらくは、終盤のステージになると探索要素が希薄になる事かな。
    そのぶん、ボス戦が凄い歯ごたえでしたが^^;

    こんな感じのFPSがまた出る事を心待ちにしているのですよ。

    • kentworld より:

      DTさん大絶賛のDOOMをついにレビューする事が出来てスッキリしました!
      大味な作りではなく、それぞれが上手く融合した素晴らしい作品でしたよね。

      終盤は一本道感がありました。
      まだ従来のリニア式の流れに沿っているところはあると思います。

      ボスは意外と苦戦せず、3回目辺りで倒せました!
      瀕死状態になるとスローモーションになるスキルに助けられましたね。

  4. チキ より:

    kentさんにプレイして貰ってからもう丸1年経つんですね〜。

    ストーリーは最後のオチも含めてポカーン( ゚д゚)でしたねw
    音声ログやテキストログを熱心にチェックすれば理解が深まるのかな?
    中毒性の高いゲームプレイが面白いのでストーリーが分からなくても楽しめました。

    ボス戦について触れてないと思ったらkentさんはそんなに苦戦しなかったんですね。
    僕も数える程度のリトライで済んだけど、フロムのARPGみたいな高難易度ゲームが好きな人には刺さると思ったんだけどな〜。

    ボス全員がタイタンフォール2のバイパー君と同じかそれ以上に強かったですw

    • kentworld より:

      懐かしいですね~丁度、一年経って正式なレビューが出来ました!
      これでリクエストに答えた形になりますね(^_^)

      ストーリーは理解する気になれなかったけど、それが減点にならないくらい楽しめました!
      ボス戦は触れておくべきでしたねw

      歯応えのある難易度は響きましたよ~!
      ウルフェンシュタインといい、シングルプレイ特化のためか海外のゲームでは珍しくボス戦がしっかりしているな~とは思いました。

  5. シロマ より:

    広いフィールドを素早く駆け回るスピード感と敵を倒す爽快感が凄く面白くて、俺がプレイしたFPSの中では一番面白い神ゲーだ。
    面白すぎてPS4本体も唸りを上げてましたw

    • kentworld より:

      これはシロマさん、大ハマリしていましたよねw
      神ゲー認定しますか!w
      このゲームでPS4本体もだいぶ酷使した感じかな?
      あと、最近、暑いですもんね(^_^;)

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