2Dアクションゲーム
数あるゲームジャンルの中でも最もオーソドックスな存在で、その面白さは普遍的なものだと思います。
個人的には幼い頃から親しんでいたジャンルだけあって、最も触れてきたゲームジャンルかも知れません。
本記事ではそんな僕(kentworld)が選ぶ傑作2Dアクションゲームを紹介します。
目次
- 1 スーパーマリオコレクション/Wii/SFC
- 2 スーパーマリオ ヨッシーアイランド/SFC
- 3 スーパードンキーコング2 ディクシー&ディディー/SFC
- 4 ロックマンX8/PS2
- 5 メトロイド ゼロミッション/GBA
- 6 レイマン レジェンド/Switch/Wii U/PSVITA
- 7 Celeste(セレステ)/Switch
- 8 Cuphead(カップヘッド)/Xbox One
- 9 Downwell(ダウンウェル)/PS4/PSVITA
- 10 スーパーミートボーイ/Xbox 360
- 11 オリとくらやみの森(Ori and the Blind Forest)/Xbox One
- 12 ローグ・レガシー/PS4/PSVITA
- 13 N+/Xbox 360
- 14 カケフくんのジャンプ天国 スピード地獄/FC
- 15 全体のまとめ
スーパーマリオコレクション/Wii/SFC
まずは2Dアクションゲームの代表的な存在のスーパーマリオシリーズ!
これまで非常に多くのシリーズ作品が発売になり、どれも面白くて甲乙付けがたいのでコレクションパッケージを選出します!
本作には「1」「2」「3」「USA」といったファミコンで発売された作品をリメイクして収録されており、セーブ機能も追加されました。
日本で最も売れた「スーパーマリオブラザーズ」も収録されていますので、ゲームの基本を知りたい方には手に取って欲しい一本。
「スーパーマリオ」シリーズの特徴としては、慣性のあるジャンプと移動アクションですね。
基本的には移動しながらのジャンプを繰り返してアスレチックを楽しんでいくんですが、ボタンを押した深さによってジャンプ力が決まり、移動速度もダッシュボタンで微調整が可能なので、大きな穴を飛び越えていく楽しさがあるんです!
この操作感覚は今や多くの2Dアクションが取り入れてしまい、もはや個性とは言えなくなってきていますが、本家の手触り感は今でも素晴らしいものだと思っています。
関連記事:スーパーマリオコレクション【レビュー・評価】ゲームデビューに最適な2Dマリオのベストアルバム
スーパーマリオ ヨッシーアイランド/SFC
スーパーマリオシリーズからはもう一本!
こちらはヨッシーが主人公となっていて、本家よりも探索要素が強化されています。
敵に当たってもミスにはならず、赤ちゃんマリオが飛ばされてしまうだけですが、一定時間以内に救出しないと残り人数を一体失うのが特徴。
クリアするだけなら本家よりも簡単ですが、パーフェクトクリアを目指そうと思ったら豹変して激ムズゲームに変貌しますw
この幅広い難易度設定とメルヘンな世界観が素晴らしく、とても好きな作品です。
関連記事:スーパーマリオ ヨッシーアイランド【レビュー・評価】スーファミ後期だからこそ生まれた名作2Dアクション!
スーパードンキーコング2 ディクシー&ディディー/SFC
続いてはスーパードンキーコングシリーズから一本!
こちらも色々発売されていますが、一番を選ぶとなったらスーパーファミコンで発売された「2」ですね。
「1」から大幅にアイテムやギミックのバリエーションが増え、やり込み要素も増したので理想的な続編になっていると思います。
本シリーズの特徴としては、スーパーファミコン用2Dアクションゲームとは思えないほどの臨場感です。
高速点滅を利用して作られたハイクオリティなグラフィック。デビッド・ワイズ氏による独特なセンスのBGMが作品に大きな付加価値をもたらしています。
関連記事:スーパードンキーコング2 ディクシー&ディディー【レビュー・評価】よりキャッチーになり、やりこみ要素も増した理想的な続編!
ロックマンX8/PS2
ロックマンシリーズからは「X8」をチョイス!
このシリーズも非常に多くの作品が発売されていてどれも面白いんですが、一番を選ぶとなったら僅差で「X8」ですね。
「X8」はフル3Dポリゴンを採用しているため立体的な演出が満載で、アトラクションのような感覚で各ステージを楽しむことができます。
中にはゲームジャンルが2Dアクションからレールシューターに変貌するステージもあってシリーズ作品の中では最も差別化を上手く図っていました。
「ロックマン」シリーズ全体の特徴としては、ハードコアなアクションとボス戦ですね。
各ステージには初見殺しの罠が満載なのでトライ&エラーの楽しさがありますし、ボス戦はゴリ押しが通用せず、行動パターンを読んで攻撃しないと勝てません。
しかし、ボスを倒す事で入手できる武器を別のボスに使用する事で簡単に倒せる事もあるので、RPG的な戦略性もあったりします。
ステージセレクトはある程度自由にできるので、新しく入手した武器はどのステージで有効なのかを考えるのも楽しいです♪
関連記事:ロックマンX8【レビュー・評価】現在風の味付けがされた良質な骨太2Dアクション!
メトロイド ゼロミッション/GBA
続いてはコアなファンが多いメトロイドから!
個人的に本シリーズで最も好きなのが、初代のリメイク作であるGBA「メトロイド ゼロミッション」です。
リメイクと言いますが、驚くほど操作感が軽快になっていてサクサク進めるので、プレイしていてめちゃくちゃ気持ち良かった♪
それでいて攻略の自由度が高く、クリアタイムによって異なる報酬があるので、何周もプレイしてしまいましたね。
今や数多くのフォロワータイトルが存在する「メトロイド」系タイトルですが、本作を一番お手本にしてほしいと思っています。
ちなみに「メトロイド」系とは迷路のような入り組んだ地形を探索して攻略ルートを見つけていくタイプのゲームです。
探索をする事で強化アイテムが見つかり、それを活用する事で行動範囲が広がっていくので、探索好きにはたまらないんです♪
同系統のゲームとしては「悪魔城ドラキュラ(キャッスルヴァニア)」が存在し、一部ではフォロワータイトルの事をメトロイドヴァニアと呼ぶのが定着しています。
関連記事:メトロイドゼロミッション【レビュー・評価】GBAの隠れた名作探索アクションゲーム!
レイマン レジェンド/Switch/Wii U/PSVITA
続いてはフランス製のレイマンをチョイス!
当初はキャラクターデザインで拒否反応を示してしまいましたが、実際に触ってみると驚くほど手触り感が良いので驚きました!
キャラクターの移動能力が高いためサクサク動いてくれるし、攻撃をヒットさせた時の爽快感も抜群です♪
しかも本作の場合「レイマンオリジン」のステージもリメイクされて収録されているためボリューム感が半端なく、さらに複数人での協力プレイやミニゲームの対戦プレイも可能なのでめちゃくちゃお買い得だったりします。
今ではスッカリファンになってしまったので、「レイマン」シリーズの新作が発売されたら買ってしまいそう♪
関連記事:レイマン レジェンド【レビュー・評価】中毒性抜群の大ボリューム2Dアクション!
Celeste(セレステ)/Switch
ここからはインディーズ系の2Dアクションゲームをチョイス!
まずはメタスコア平均94点を獲得した「Celeste(セレステ)」から。
本作は登山を題材にした作品なんですが、難易度は非常に高いです。
しかし、1エリアは狭く、チェックポイントも満載で残機制を廃止しているため難しくても気軽に再開出来たりします。
それでいてストーリーが面白く、隠しステージも満載なので極めようと思ったら超大変です!
見た目は8bit風で少し地味ですが、実際にプレイしてみると引き込まれてしまいます。
関連記事:Celeste(セレステ)【レビュー・評価】メタスコア94点は伊達じゃない傑作2Dアクション!
Cuphead(カップヘッド)/Xbox One
続いてはアニメーションが素晴らしいこちらの作品!
1930年代のアメリカンアニメーション映画を彷彿とするグラフィックがとにかく素晴らしく、見ているだけでワクワクしてきます♪
ボス戦メインではありますが、目まぐるしいくらい形態変化するボスを見るのが面白く、思わず「クスッ」と笑ってしまいましたw
難易度は非常に高いけど、他の2Dアクションゲームと同じくトライ&エラーが面白く、ボスの行動パターンを覚えながら何度も再挑戦してしまいます♪
遠距離攻撃メインで戦闘重視なので、「ロックマン」シリーズに少し近いかな。
関連記事:Cuphead(カップヘッド)【レビュー・評価】カートゥーンアニメーションとハードコアなアクションが融合した芸術品!
Downwell(ダウンウェル)/PS4/PSVITA
続いては下スクロールアクションのダウンウェル!
井戸の中をどんどん落下していく2Dアクションゲームで、次から次へと敵を踏み潰しながら進んでいくのが面白い作品です♪
個人的に好きなのが、ローグライク要素を取り入れていてアーケードスタイルである事。
プレイする度にステージ構造は変化し、入手できるアイテムも変わるため運の要素が強いので、それがリプレイ性を高めてくれるんです。
そして、アーケードスタイルであるため20~30分程度でサクッと楽しめ、ゲームオーバーになったら最初からやり直しなので終盤はとてつもないほどの緊張感を味わえて懐かしい気持ちになれます♪
1980年代のアーケードゲームが好きな方は是非触って欲しい一作です。
関連記事:Downwell(ダウンウェル)【レビュー・評価】シンプルながらも完成度が非常に高いファミコンライクゲーム
スーパーミートボーイ/Xbox 360
続いてはミートボーイ!
本作も例によって高難易度で、クリアまでに何度もミスをしてしまいますw
しかし、残機無限&チェックポイントが満載&リトライが一瞬というコンボによって中毒性が高いんですよね。
キャラクターの移動が軽快なのもお気に入りポイント。BGMもメロディアスで気に入っていて、定期的に聴きたくなってきます♪
関連記事:スーパーミートボーイ【レビュー・評価】中毒性が高い2Dアクションゲームのお手本とも言える作品
オリとくらやみの森(Ori and the Blind Forest)/Xbox One
続いてはXbox Oneの名作をチョイス!
大自然を舞台にしたフィールドを探索していくメトロイドヴァニア系で、雰囲気の良さはもちろん、歯ごたえも抜群で気に入っています♪
メトロイドヴァニア系らしく各地を探索する事で新しい能力が身に付き、徐々に行動範囲が広がっていくので、探索好きとしては溜まりません。
そして、本作最大の特徴が自分でチェックポイントを管理するシステム。
ポイントを消費してチェックポイントを作成しなければ体力が0になった時めちゃくちゃ前に戻されるので、計画的に進まないといけないんですね。
関連記事:オリとくらやみの森(Ori and the Blind Forest)【レビュー・評価】手ごたえのある雰囲気ゲーを求めている人へ
ローグ・レガシー/PS4/PSVITA
続いては中毒性抜群の「ローグ・レガシー」をチョイス!
本作もメトロイドヴァニア系を彷彿とさせるダンジョンを探索するのがメインのゲームですが、入る度にダンジョンの構造が変化します。
さらにプレイする毎に能力が異なるキャラを操作する事になるためランダム性が強く、それがリプレイ性の高さに繋がっていました。
難易度は非常に高いけど、探索を繰り返していく事で有利に進める事が可能なので、ランダム要素に歯向かいながら攻略していくのがとにかく面白かった!
関連記事:ローグ・レガシー【レビュー・評価】2Dアクションとローグライク要素が上手く融合した中毒性抜群の良作!
N+/Xbox 360
続いてはXbox 360の名作ゲームをチョイス!
本作も短めのステージを何度もリトライしながらこなしていくゲームですが、特徴的な要素として制限時間という物が存在します。
制限時間と言えば「スーパーマリオ」シリーズではお馴染みだけど、意外とそれ以外の作品には無かったりするんですよね。
しかも本作の場合、5つのステージを90秒以内にクリアしないといけないのだから制限時間はかなり意識します。
何度リトライしても良いとは言え、タイムロスになるのでミスは許されません。だが、その緊張感が良いのだ!
関連記事:N+【レビュー・評価】10,000回はリトライしました。でも楽しい!
カケフくんのジャンプ天国 スピード地獄/FC
最後に殿堂入りのカケフくん!
世間ではクソゲーと名高い作品ですが、僕が2Dアクションゲーム。いや、ゲームそのものにハマるきっかけをくれた作品なので思い入れが半端ないんです!
本作で好きなのは慣性が強い操作感覚とワクワクするグラフィック、BGM、アスレチックですね。
これらの要素が合わさる事で幼い頃の僕は無我夢中で楽しんでしまい、今までに何十、何百周もクリアしたものです。
当時、幼稚園児でしたが、本作をプレイするためだけに生きておりました♪
関連記事:カケフくんのジャンプ天国 スピード地獄【レビュー・評価】世間的にはクソゲーでも、僕にとっては神ゲー!
全体のまとめ
以上!kentworldが選ぶ2Dアクションゲーム傑作選でした!
ここで挙げた以外にも「がんばれゴエモン」「星のカービィ」「ソニック」シリーズなど様々な2Dアクションゲームを触ってきましたが、特に好きな作品を挙げるとなったらこんな感じです。
こうして挙げた作品を見てみると、スーパーファミコン系とインディーズ系にクッキリ分かれていますね。
そうなんです。2Dアクションゲームと聞いたらレトロゲームばかりが思い浮かびがちだけど、実は最近、インディーズ系から様々な名作が生まれているんですよね。
2Dアクションゲームは比較的制作が容易なうえに面白くするための文法も定まってきているので、良作率が非常に高いジャンルだと思います。
今後も名作2Dアクションゲームをどんどん発掘していきたいですね♪
2Dアクションゲームのレビュー記事はこちらでまとめて確認出来ます。
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