どうも!KENT(@kentworld2 )です!
本記事では「ゼルダの伝説」シリーズにそっくりなゲームを紹介します。
1986年に発売され、大ヒットを記録したFCD「ゼルダの伝説」。
1作目が発売されてからも「神々のトライフォース」「時のオカリナ」「ブレス オブ ザ ワイルド」など数々の名作を生み出し、世界中で高く評価されました。
その影響力は非常に大きく、世界中で本シリーズの影響を受けて作られたゲームが発売されたんです。
本記事ではどれだけのフォロワータイトルが発売されたのか?そして、「ゼルダの伝説」がどれだけゲーム市場に影響を与えたのか?を紹介していきたいと思います。
未プレイのゲームは伝聞調で書いています。
目次
ブレス オブ ザ ワイルド(BotW)にソックリなゲーム3選
まずはBotW系について紹介します。
BotW系とは、「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」(以下、BotW)の影響を受けて作られたタイプのゼルダライクゲームです。
「BotW」で特徴的なのが、優しいタッチのオープンワールドゲームであること。
それでいて草が一本一本描かれているなど空気感に拘っていて、スタジオジブリ作品を彷彿とするところがあります。
ゲームとしては自由度が非常に高いのが特徴的で、アイテムやオブジェクトを組み合わせた様々な遊びを楽しめました。
2017年に発売された本作は世界中で高く評価され、同年のGOTYを受賞しています。
原神/PS4
「テイワット」という幻想大陸を舞台にしたオープンワールドRPG。
中国のゲーム会社が手掛けていますが、パッと見は言い逃れできないほどBotWにそっくりですw
アニメ調のグラフィック、世界観、モーション、ユーザーインターフェース。
あらゆる部分がコピーしているようにしか見えず、ユーザーの間で問題視されています。
しかし、4人のキャラクターを切り替える戦闘システムなど、独自の要素もあるようです。
★★★★★ |
yonder 青と大地と雲の物語/PS4/Switch
美しい楽園を旅するアクションアドベンチャーゲーム。
優しくてカラフルなタッチのグラフィックはBotWを彷彿します。
しかし、敵は出現せず、制限時間も無いようで、ゲーム性は高くないみたい。
その代わり採集、交易、牧場、依頼といった要素があるようで、「牧場物語」や「Minecraft」のような楽しさがあるようです。
★★★☆☆ |
ゴッズ アンド モンスターズ/PS4/Xbox One/Switch
ギリシャ神話を題材にしたオープンワールドアクションゲーム。
カラフルで優しいタッチのグラフィック、主人公のビジュアルはBotWを彷彿します。
地上だけでなく空も含めた縦横無尽な戦闘と探検を楽しめるようで、その辺りで差別化を図っていそう。
開発はPS4/Xbox One/Switch「アサシン クリード オデッセイ」のチームが担当。
★★★★☆ |
2D版「ゼルダの伝説」にソックリなゲーム16選
続いて紹介するのが2Dゼルダ系。
2Dゼルダ系とは、SFC「ゼルダの伝説 神々のトライフォース」(以下、神々のトライフォース)を代表するトップビュー形式の「ゼルダの伝説」シリーズに影響を受けて作られたゼルダライクゲームを指します。
2Dゼルダで特徴的なのが以下の要素。
- トップビュー形式のグラフィック。
- マップの端に行くと発生する画面切り替え&スクロール。
- 20×20前後のマップで構成された広大なフィールド。
- 広大なフィールドに隠された8個前後のダンジョン。
- パズルや謎解き要素の強さ。
- 集めると体力の最大値が増えるアイテム。
- 「ブーメラン」「爆弾」「フックショット」などの謎解き用アイテム。
要約すると広大なフィールドを探索してアイテム収集や謎解きをこなしていくアクションゲームと言ったところでしょうか。
この辺の要素を抑えていたらゼルダライクゲームとして見て間違いありません。
ニュートピア/PCE
ハドソン制作のアクションRPG。
今では数多く存在するゼルダライクゲームですが、元祖と言えば本作になるのではないでしょうか?
このゲーム、最初に発売されたのは1989年11月17日になるんですよ。
1989年と言えば初代「ゼルダの伝説」が発売されてから3年後ですが、ファンの間で高く評価されているスーパーファミコンの「ゼルダの伝説 神々のトライフォース」が発売される2年前だったりします。
それだけ昔のゲームなんですね。
初代「ゼルダの伝説」との共通点としてはトップビュー形式のグラフィック、アイテムを使い分けての謎解き、フィールドマップとダンジョンマップの2部構成などあらゆる部分が酷似しています。
あえて違うところを挙げるとしたら2つのダンジョンをクリアするごとに新しい世界へ行けることでしょうか。
初代「ゼルダの伝説」は広大な世界に9のダンジョンが眠っており、好きな順番からプレイ出来ました。
一方、本作の場合はほぼ一本道となっていて、4つの中規模なフィールドマップに2つずつ隠されたダンジョンを順番にクリアして行く形式になっています。
出来の方はボチボチといったところで、本家を忠実に真似ているだけあって悪くはありません。
が、本家ほど自由度は高くないので、人によっては物足りなさを感じる可能性があります。
PCエンジン用ソフトですが、WiiなどのバーチャルコンソールやPS3などのPCエンジンアーカイブスで配信されているほか2020年3月に発売されたPCエンジンミニにも収録されているので、興味があったらプレイしてみてください。
★★★★★ |
Blossom Tales(ブロッサム テイルズ)/Switch
呪いにかけられた王様を救う2Dアクションアドベンチャーゲーム。
広大なフィールドを探索して順番にダンジョンをクリアしていくゲームで、特徴的なのが本家よりも軽快なアクション。
ボタン連打で剣を振るとモーションが自然に繋がるので周辺の敵と適当に戦っていても楽しいんですよ。
ストーリーはおじいちゃんの読み語り方式で語られ、過去の物語を追体験していることから後に戦う中ボスを選択できるなんてユニークなシステムも搭載しています。
難易度は低く、戦闘も謎解きも簡単なので、参考にしているであろう「ゼルダの伝説 神々のトライフォース」とは雲泥の差です。
なので、「ゼルダの伝説 神々のトライフォース」が難しくてクリアできない!なんて人は手に取ってみたらどうでしょうか?
★★★★☆ |
Reverie(レヴェリー)/PS4/PSVITA/Switch
ニュージーランドの架空の島を舞台にしたアクションアドベンチャーゲーム。
少年が架空の島を探索し、島の秘密を解いていきます。
特徴的なのが、「MOTHER」を彷彿とするグラフィック&世界観。
中身はまんま「神々のトライフォース」などの2Dゼルダなんですが、あらゆる敵やアイテムが現代風にアレンジされているんですよw
例えば回復アイテムはハートではなくピザになりますw
カテゴライズするとゼルダライクになるゲームですが、グラフィックや世界観は「MOTHER」シリーズに大きく影響を受けているので、同シリーズの新作を待ちわびている方も手にとってみても良いと思います。
難易度は「Blossom Tales(ブロッサム テイルズ)」以上に低いので、「MOTHER」シリーズから「ゼルダの伝説」シリーズへの架け橋的な役割も果たせるのではないでしょうか?
あとこのゲーム、ゲームセンターでプレイできるシューティングゲームの出来が地味に良いんですよ。
効果音が心地良く、ハイスコア更新も熱いので本編をそっちのけて何度もプレイしました。
★★★★☆ |
神巫女 -カミコ-/Switch
うつし世の巫女が神器を使って天魔と戦い封印を解いていくアクションアドベンチャーゲーム。
トップビュー形式のグラフィック、リアルタイムのアクションバトル、スイッチを押して仕掛けを作動させる謎解き要素など、基本は2Dの「ゼルダの伝説」をベースにしています。
しかし、進行形式は全然違っていて、本作ではステージクリア形式を採用しているんです!
また、攻撃のリーチが長く、サクサク戦えることから無双ライクゲームの側面も強く、一概にゼルダライクゲームとは言えません。
価格は約500円と安く、1周クリアも1~2時間程度なので、アーケードゲームのような感覚で楽しむことが出来ます。
ゼルダの伝説云々は置いといて、サクッとゲームを楽しみたい人にもおすすめの作品です。
★★★☆☆ |
フェアルーン/3DS
3体の精霊像を探し出しれ魔王を倒すのが目的のアクションRPG。
トップビュー形式で構成されたグラフィック、画面切り替えスクロール方式、徐々に広がっていく行動範囲など、2Dゼルダとの共通点はかなりあります。
ただ、本作は戦闘システムが変わっていて、剣を振って戦うのではなく、体当たりで敵を倒していく形式になっているんです!
そのためアクション性は近く、RPGやアドベンチャーの色が強く出ています。
ですので、アクションゲームが苦手な方は「ゼルダの伝説」シリーズよりも楽しめるかも知れません。
ちなみに体当たりで済ませられる戦闘システムは昔の「イース」や「ハイドライド」を意識しているものだと思われるので、ゼルダライクと言うよりはイースやハイドライドライクと表現する方が適切かもしれません。
★★★☆☆ |
フェアルーン2/3DS
行方不明の妖精を探していくアクションRPG。
行方不明の妖精を探していくアクションRPG。
基本は前作と同じような感じですが、大幅にパワーアップしています。
前作の「フェアルーン」はコンパクトな内容でしたが、今作はマップの広さが2倍以上になり、初代「ゼルダの伝説」に勝るとも劣らない程のボリュームとなったんです。
進行形式は地上と地下を行き来して謎を解くスタイルになったので、前作よりも「ゼルダの伝説」っぽくなっています。
個人的に前作は操作が簡単でボリュームも少なめだったので物足りなく感じたんですが、今作はボリュームが増して謎解きの難易度も上がっているので手応えを感じられました。
もうね、同じところを何時間もグルグルと彷徨ってしまいましたからw
法則が分かればアッサリ進めるんですが、それが分かるまでは大変です。
ちなみにニンテンドースイッチでは「フェアルーン」と「フェアルーン2」に「フェアルーンオリジン」「フェアルーンブラスト」を収録した「フェアルーンコレクション」が1,000円で配信されています。
「フェアルーン」と「フェアルーン2」だけで元が取れてしまうので、今、購入される場合はこちらがおすすめですよ~!
★★★★☆ |
オーシャンホーン – 未知の海にひそむかい物/Switch
島々を冒険していくアクションアドベンチャーゲーム。
様々な島を探索し、キーアイテムを探していくところは「ゼルダの伝説」そのものに感じます。
アイテムを切り替えて謎を解いていくゲームデザインも非常に近く、プレイしていてゼルダのことが頭から離れませんでしたw
ただ、単なるパクリで済ませるのは勿体ないほど手触り感が素晴らしく、ゼルダライクゲームとしての完成度は高く感じます。
残念なのがバタ臭い顔、アッサリな演出など洋ゲーっぽい部分が散見されることです。
日本のゲームに慣れている場合、最初は抵抗を持ってしまうかも知れません。
あと、元がスマホ向けなのもありますが、ユーザーインターフェースはSwitch版でもスマホゲーっぽく感じます。
こういうのって感覚の問題なんですけど、ある程度ゲームをプレイしているとすぐに分かってしまうんですよね。
★★★★☆ |
minit(ミニット)/Switch
1分後に死ぬ運命を背負ってしまった主人公が呪いを解く手段を求めて世界を冒険するアクションアドベンチャーゲーム。
主人公は1分経つと強制的に倒れてしまい、拠点に戻されてしまうので、その間にストーリーの進行フラグを立ててショートカットポイントを作らなければなりません。
このように独特過ぎるシステムを搭載した作品ですが、ベースにしているのは2Dの「ゼルダの伝説」だったりします。
トップビューで構成されたグラフィック、広大なフィールドに彷徨いている敵、アイテムを使ってストーリーのフラグを立てていくゲーム進行。
あらゆる部分が2Dの「ゼルダの伝説」を彷彿します。
グラフィックは白黒の簡素なドット絵で今のゲームに慣れていると味気なく感じるかも知れませんが、BGMや手触り感の良さで慣れてくるとこれはこれで味わい深いですよ~。
ボリュームは控えめで、ぼくは3時間でクリア出来ました。
これでも詰まった方なので、早い人はもっと短時間でクリアできるかも知れません。
★★★☆☆ |
ナイティン’ クロス/PS4/PSVITA/Xbox One/Switch
4つの迷宮を探索していくアクションアドベンチャーゲーム。
「ゼルダの伝説」シリーズってフィールドとダンジョンの二部構成となっていますが、本作の場合はダンジョンしかありません。
それも4つしかないので、初代「ゼルダの伝説」の半分以下だったりします。
なんて言うとコンパクトな作品に感じるかも知れませんが、実際にプレイしてみると意外なくらい難しくて火傷しました!w
2つめのダンジョン辺りからマップの構造やパズルの難易度がグッと増すのでステージクリアまでに1時間以上掛かってしまいましたからw
ダンジョン内では複雑で難解なパズルを解かなければならず、ボスも強いので簡単には進ませてくれません。
また、ダンジョンの構造も複雑で、終盤になると100以上もの部屋を行き来して謎を解いていきます。
歯ごたえのある2D「ゼルダの伝説」ライクなダンジョンを楽しみたい方は腕試しとして触れてみては如何でしょうか?
★★★★☆ |
イトルデューの伝説 失われた島と謎の城/Wii U
突然目の前に出現した伝説の「失われた島」を冒険するアクションアドベンチャーゲーム。
トップビュー形式のグラフィック、アイテムを使い分けての謎解き、体力の最大値を増やせるアイテムなど、こちらも「神々のトライフォース」などの2Dゼルダによく似ています。
特徴的なのがイラスト調のグラフィックで、ブラックジョークが強く、キャラクターがゲスい表情をするのが面白く感じました。
あと、サブダンジョンをクリアするとキャラクターカードが貰えることなんてやりこみ要素もあります。
ボリュームは少なめで、ぼくは3時間程度でクリアしてしまいました。
ゲームの出来自体は悪くないので、気軽に2Dゼルダライクゲームをやりたい場合はおすすめします。
★★★★★ |
聖剣伝説-ファイナルファンタジー外伝-/GB/GBA/PSVITA
ファンタジー世界を舞台にしたアクションRPG。
今でこそ独自のゲーム性を打ち立てた「聖剣伝説」シリーズですが、1作目は2Dの「ゼルダの伝説」シリーズに大きな影響を受けて作られています。
トップビュー形式のグラフィック、広大なフィールドの探索、アイテムを使ったパズル要素。
この辺りは2Dの「ゼルダの伝説」を彷彿します。
しかし、RPGの開発を得意とするスクウェアが手掛けているだけあってゲームバランスは全く異なり、成長要素が強く感じられました。
「ゼルダの伝説」がアクションアドベンチャーゲームなら「聖剣伝説-ファイナルファンタジー外伝-」はアクションRPGと表現するのが適切に感じます。
★★★☆☆ |
3Dドットゲームヒーローズ/PS3
3Dドットの世界を舞台にしたアクションRPG。
パッと見は「Minecraft(マインクラフト)」っぽく感じますが、実際には「神々のトライフォース」に酷似した内容でした。
広大なフィールドに隠されたダンジョンでキーアイテムを集めていくゲーム進行。
「爆弾」「ブーメラン」「フックショット」などのアイテムを使って行う謎解き要素。
探索をして体力の最大値を増やしていくレベルデザイン。
あらゆる部分がそっくりなので、発売当時は反発の声もありました。
同じマップが続くエリアがある点や、ニワトリに攻撃を加えまくると反撃する点まで真似ていたのは笑いましたよw
特徴的なのが、アクションRPGと謳っているだけあって本家よりも成長要素が強いこと。
例えば本家ではメイン武器の種類は3~4種類程度しかありません。
一方、本作の場合は20種類もメイン武器が用意されているんです!
さらに3Dドットのキャラクターをカスタマイズすることも出来ます。
ぼくはさっく~の形をした3Dドットのキャラクターを作成してプレイしました!
出来の方は本家と比べて大雑把w
体力が最大の状態で剣を振るとめちゃくちゃリーチが長くなるんですが、1ダメージでも受けると途端に短くなるので極端に感じます。
★★★★★ |
がんばれゴエモン3 獅子重禄兵衛のからくり卍固め/SFC
スーパーファミコンで発売された「がんばれゴエモン」シリーズの3作目。
それまでの「がんばれゴエモン」シリーズは「スーパーマリオブラザーズ」に街の散策を加えたような内容でした。
ところが本作の場合、アクションステージでの探索や謎解き要素が強化され、街ではサブイベントをこなして体力の最大値を増やせるようになったんです。
体力が複数のハートで表示されている点といい、確実にゼルダの影響を受けて作られています。
ただ、探索&謎解き重視になったことで「がんばれゴエモン」シリーズならではのテンポの良さは失われていて中途半端な作品という印象でした。
良作だった過去作をベースにしているので基本部分は良く出来ているのですが・・・。
★★★☆☆ |
ランドストーカー皇帝の財宝/MD
幻の財宝を求めて大冒険の旅を続けるアクションRPG。
クウォータービュー形式のグラフィックが特徴的で、1992年発売のゲームにして高さの概念を明確に表現している印象です。
ダンジョン内での探索&謎解き、体力の最大値を増やせるアイテムなど、ゲームデザインは「神々のトライフォース」の影響を強く受けていると言われています。
ジャンプをして段差を飛び越えられるところはSFC「スーパーマリオRPG」っぽいですがw
★★★☆☆ |
ガンプル/SFC
西部劇を題材にしたアクションゲーム。
フィールドマップとダンジョンマップの二部構成である点。
アイテムを切り替えて謎を解いていく点など、パッと見は「神々のトライフォース」にめちゃくちゃ似ています。
イメージ的には西部劇版「神々のトライフォース」でしょうか。
ゼルダファンとしてはぜひ購入したいんですが、プレミアソフトのうえにスーパーファミコンソフトなので入手出来ていません。
このゲームを持っていたら自慢出来そう。
★★★★☆ |
Shalnor Legends/Xbox One
少女が神聖な試練を乗り越えていくアクションRPG。
見た目からして「神々のトライフォース」を彷彿しますが、欧米のゲームらしくめちゃくちゃ地味でしたw
BGM、世界観、演出、レベルデザイン。
どれをとっても地味化していて、日本人の感覚からしたらどうしてこんなアレンジをするのか分かりませんw
グラフィックも名作RPG風からフリーゲーム風に格下げしているのが惜しい。
セールで購入しましたが、あまり面白くないので積んでいます。
★★★☆☆ |
動画版
3D版「ゼルダの伝説」にソックリなゲーム9選
続いて紹介するのが3Dゼルダ系。
3Dゼルダ系とは、N64「ゼルダの伝説 時のオカリナ」(以下、時のオカリナ)に代表される三人称視点の3Dアクションアドベンチャーゲームを指します。
3Dゼルダで特徴的なのが以下の要素。
- 三人称視点で展開される3Dアクション。
- 中規模で開けたマップ
- 各地に隠された8個前後のダンジョン。
- 敵をロックオンして戦う戦闘システム。
- 縦横無尽に繰り広げられるパズルや謎解き。
- 集めると体力の最大値が増えるアイテム。
- 「ブーメラン」「爆弾」「フックショット」などの謎解き用アイテム。
3Dアクション全盛の今となっては当たり前の要素ばかりが並んでいますが、ここで挙げた要素の多くは「時のオカリナ」から定着したものなんですよ。
個人的にはこの中の要素で3点以上当てはまるタイトルは3Dゼルダライクゲームと見なしてしまいます。
大神/PS2
日本の昔話をモチーフにしたアクションアドベンチャーゲーム。
見た目こそは独特ですが、実は「時のオカリナ」に大きく影響を受けた作品だったりします。
代表的なのが、フィールドマップとダンジョンマップの二部構成であること。
そのうえダンジョンでは鍵を集めて探索&謎解きを行うのがメインとなっていて、プレイ感覚はかなり似ています。
重要な情報が赤文字で表示される点も真似てくる辺りはさすがだと思いましたw
ただ、この作品はオリジナリティも強いので、単なるゼルダライクゲームと片付けられないところがあります。
筆絵調のグラフィックはもちろん、シンボルエンカウント式の戦闘、筆しらべを使った謎解きなどは本家とは大きく異なるので、上手く差別化を図っている印象です。
人によっては本家を越えたと感じているのではないでしょうか?
★★★★☆ |
スターフォックスアドベンチャー/GC
大自然を冒険していくアクションアドベンチャーゲーム。
「スターフォックス」シリーズの関連作ですが、何故かシューティングゲームではなくアクションアドベンチャーゲームになりましたw
しかも「時のオカリナ」に強く影響を受けて作られています。
ユーザーインターフェースはもちろん、ダンジョンでの探索&謎解き要素、寄り道要素など、共通点を挙げ出したらキリがありません。
オートジャンプ機能や謎が解けた時の効果音まで真似ているところは笑いましたw
ただ、全体的に洋ゲー臭が強く、フンコロガシがお金だったり、キャラクターがバタ臭かったりと日本人からしたら「ウッ」と言いたくなる点が多く感じます。
そもそも「スターフォックス」はシューティングゲームだったハズなので、コレジャナイ感が強かった。
実は本作、当初は「ダイナソープラネット」というオリジナル作品で売る予定だったので、そのまま出してほしかった。
★★★★☆ |
カメオ:エレメンツ オブ パワー/Xbox 360
王女カメオが主人公のアクションアドベンチャーゲーム。
GC「スターフォックスアドベンチャー」と同じくレア社が開発を手掛けていますが、こちらも「ゼルダの伝説」に強く影響を受けて作られています。
フィールドマップとダンジョンマップの2部構成、体力の最大値を増やせるアイテムなど、共通点を挙げたらキリがありませんから。
ただ、様々なキャラクターに変身して謎を解いていく形式を採用しているので、「時のオカリナ」よりもN64「ゼルダの伝説 ムジュラの仮面」に近く感じました。
相変わらず洋ゲー臭かったけど、出来の方はGC「スターフォックスアドベンチャー」よりも良くなっています。
★★★☆☆ |
ワンダと巨像/PS2/PS3/PS4
各地に眠る巨像たちを倒していく3Dアクションゲーム。
基本は馬に乗っての移動がメインなんですが、広大なフィールドを馬に乗って探索していく点はN64「ゼルダの伝説 時のオカリナ」を彷彿します。
ただ、ダンジョンは存在せず、巨像との戦闘に全振りしているので、それ以外は全然似ていません。
どちらかというと同じ上田ゲーのPS2「ICO」、PS4「人喰いの大鷲トリコ」の方がゲームデザイン的には「時のオカリナ」などと似ています。
イメージ的には「時のオカリナ」からフィールドマップのみを切り出したのがPS2「ワンダと巨像」。
ダンジョンマップのみを切り出したのがPS2「ICO」やPS4「人喰いの大鷲トリコ」という印象です。
これらの作品を融合させたら物凄い3Dゼルダライクゲームになりそう。
★☆☆☆☆ |
パンドラの塔 君のもとへ帰るまで/Wii
獣化するヒロインを救うアクションRPG。
先程、ぼくはPS2「ICO」やPS4「人喰いの大鷲トリコ」を「時のオカリナ」からダンジョンマップを切り出したようなゲームと書きました。
今作も同じような例えができるようなゲームで、ゲーム部分はほぼダンジョンマップのみで構成されています。
このダンジョンが非常にゼルダっぽく、様々な仕掛けを解いて進行する点なもちろん、最奥ではボスと戦うことになる点も共通しているんですよw
それ以外にもダンジョン攻略に制限時間がある点は「ムジュラの仮面」。2つの世界を行き来するダンジョンがある点は「神々のトライフォース」の影響を受けている印象です。
このようにオリジナリティは低めですが、アクションゲームとしての出来や雰囲気は高水準にまとまっているので、ゼルダライクゲームの中ではかなりおすすめの作品。
★★★★☆ |
デュアルハーツ/PS2
現実世界と夢世界を行き来していくアクションRPG。
何と言っても注目なのが、「時のオカリナ」に酷似したユーザーインターフェース。
アイコンのデザインや配置があまりにも似ているので初めて見た時は驚きましたw
ゲームとしては言うほど似ておらず、せいぜい、ブロックを動かす謎解き要素が共通しているくらい。
成長要素の強さやストーリー性の高さからしてどちらかというとPS「ファイナルファンタジーVII」などのJRPGに近く感じます。
★★★☆☆ |
ダークサイダーズ~審判の時~/PS3/Xbox 360
現代に勃発した天使と悪魔の終末戦争に挑むアクションアドベンチャーゲーム。
中規模なフィールドの中にいくつものダンジョンが用意されているんですが、攻略スタイルはまんま「時のオカリナ」でしたw
だって、アイテムを切り替えて各部屋に仕掛けられた謎を解いていき、鍵のようなアイテムを見つけて新たな部屋に進んでいくような感じですから!
ただ、戦闘は「ゴッド・オブ・ウォー」や「デビル メイ クライ」に近く感じました。
戦闘では無双シリーズのようにコンボを繋げて戦うんですが、ややコアなバランスとなっていて「ゴッド・オブ・ウォー」や「デビル メイ クライ」を彷彿します。
それ以外にも「ポータル」や各種TPSに影響を受けたような要素もあるので、何でも詰め込んだ印象ですw
★★★☆☆ |
バットマン アーカム・シティ/PS3/Xbox 360
アーカムシティを舞台にしたバットマンのオープンワールドアクションゲーム。
本作にもいくつかのダンジョン的なエリアが存在するんですが、アイテムを切り替えながら謎を解いていく形式は「時のオカリナ」を彷彿しました。
ただ、戦闘はフリーフローコンバットという独自のシステムを採用しており、ステルスアクションゲームの要素もあるので、全体的にはあまり似ていません。
サブ要素に関しては2010年代前後に発売されたオープンワールドアクションゲームの方に影響を受けて作られている印象で、本作をゼルダライクゲームというのは不適切なところがあります。
ゲームとしての出来は2011 GOTYにノミネートされただけあってかなりのレベルでした。
グラフィック、謎解き、アクション、ステルス。どれを取っても高水準で、バットマンを知らない人にもおすすめしたい作品。
★★☆☆☆ |
アサシン クリードIV ブラックフラッグ/PS4/PS3/Xbox One/Xbox 360/Wii U
人気ステルスアクションゲームシリーズのナンバリング4作目。
挙げておいてなんですが、本作はゼルダライクゲームとは言えません。
ただ、広大なオープンワールド世界を船に乗って移動し、様々な島を探索できる点はGC「ゼルダの伝説 風のタクト」と激しく被ります。
ユーザーインターフェースも同作品に近く、部分的に似ていると思いました。
本質は謎解きよりもステルスアクション重視なので全然違いますが、自由度が高い点や航海を楽しめる点は似ています。
★★☆☆☆ |
ゼルダライクゲーム28選のまとめ
以上!「ゼルダの伝説」にそっくりなゲーム特集でした!
こうしてみると30年の間に様々なゼルダライクゲームが発売されたことが分かります。
いっそ、「ローグライク」「SOULS-Like(ソウルライク)」「メトロイドヴァニア」のように「ZELDA-Like(ゼルダライク)」というジャンルを定着させたら良いのに。
大きく分けて3タイプもあるのでジャンル分けしにくいのかも知れませんが・・・。
こう見るとゼルダに似ているゲームって多いんですね。
他にも似たようなタイトルは探せばあるかも・・・。
知ってるタイトルも多いですけど、やったことがあるのが「カメオ」しかないというwww 「ワンダと巨像」は友人宅で見た程度なので。
他にも似ている作品ってやつを調べてみたいですね。
基にするゲームももっと幅を増やして。
っていっても、どれを基準としてみればいいかは分からないですけどw